Oracle Service Bus Console の使い方

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サービス アカウント

サービス アカウントは、ユーザ名とパスワードを提示します。このユーザ名とパスワードは、プロキシ サービスとビジネス サービスが発信認証を行うとき、またはプロキシ サービスとビジネス サービスが FTP サーバや JMS サーバなどのローカルまたはリモート リソースを認証するときに使用します。たとえば、ビジネス サービスが Web サービスによる転送レベルの認証でユーザ名とパスワードを提示する必要がある場合、ユーザ名とパスワードを指定するサービス アカウントを作成してから、サービス アカウントの資格を発信要求に含めるようにビジネス サービスをコンフィグレーションします。

サービス アカウントに入力するユーザ名とパスワードは、発信認証や、ローカルまたはリモート リソースに資格情報を提示する際に使用されます。Oracle Service Bus Console の [セキュリティ コンフィグレーション] モジュールに入力するユーザ名とパスワードは、着信認証および管理要求の認証に使用されます。「サービス アカウントの指定」を参照してください。

サービス アカウントの指定

同じサービス アカウントを複数のビジネス サービスおよびプロキシ サービスに使用することができます。サービス アカウントが提示するユーザ名とパスワードを指定するには、以下のいずれかの方法を使用できます。

関連トピック

ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション

[プロキシ サービスの作成/編集 - 電子メール転送コンフィグレーション] ページ

サービス アカウント データとセッションの使用

サービス アカウントおよびそのデータはすべて Oracle Service Bus セッションに参加します。サービス アカウントを作成または変更するには、セッションに入っている必要があります。また、セッションを破棄すると、サービス アカウントおよびそのデータも破棄されます。セッションをアクティブ化すると、ドメインにコンフィグレーションされているユーザ名/パスワード資格マッピング プロバイダにユーザ名、パスワード、その他のサービス アカウント データが保存されます。

サービス アカウントの検索

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
  2. サービス アカウントを検索するには、[名前] フィールドにアカウント名の一部、またはすべてを入力します。[パス] フィールドにアカウント プロジェクト名およびフォルダの一部、または全部を入力することもできます。[検索] をクリックします。
  3. [すべて表示] をクリックして、検索フィルタを削除し、サービス アカウントをすべて表示します。

    表 14-1 サービス アカウント情報
    プロパティ
    説明
    サービス アカウント名
    ユニークなサービス アカウント名。名前をクリックすると、サービス アカウントの詳細の表示ページが表示されます。「サービス アカウントの編集」を参照してください。
    パス
    プロジェクト名と、サービス アカウントが格納されているフォルダの名前。名前をクリックすると、このリソースを含むプロジェクト、またはフォルダが表示される。「プロジェクトとフォルダを使用したリソース名の修飾」を参照してください。
    オプション
    [削除] アイコン が含まれています。ビジネス サービスまたはプロキシ サービスでサービス アカウントが使用されるようにコンフィグレーションされている場合は、削除の警告アイコン が表示され、サービス アカウントの削除が警告により確認されます。これはサービスから削除されたサービス アカウントへの参照が未解決になることにより競合が発生するためです。「サービス アカウントの削除」を参照してください。

サービス アカウントの追加

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ] を選択して、サービス アカウントを追加するプロジェクトまたはフォルダを選択します。[プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページが表示されます。
  3. [リソースの作成] ドロップダウン リストから [サービス アカウント] を選択して、[新しいサービス アカウントの作成] ページを表示します。
  4. [リソース名] フィールドにこのサービス アカウントのユニークな名前を入力します。
  5. [リソースの説明] フィールドにサービス アカウントの説明を入力します。
  6. [リソースの種類] で、以下のいずれかの操作を行います。
    • 受信クライアント要求で受け取ったユーザ名およびパスワードを提供するサービス アカウントを作成するには、[パス スルー] を選択します。
    • サービス アカウントのコンフィグレーションで保存するユーザ名およびパスワードを提供するサービス アカウントを作成するには、[静的] を選択します。
    • 1 つまたは複数の認証されたクライアントから、指定するユーザ名およびパスワードにユーザ名をマップするサービス アカウントを作成するには、[マッピング] を選択します。
  7. 手順 6 で選択したリソースの種類に応じて、表 14-2 に示すいずれかの手順を実行します。
  8. 表 14-2 リソースの種類のオプション 
    選択したリソース タイプ
    手順
    パス スルー
    [最後] をクリックする。
    静的な方法
    1. [次へ] をクリックします。
    2. [ユーザ名]、[パスワード] および [パスワードの確認] フィールドにユーザ名およびパスワードを入力する。
    3. [最後] をクリックする。
    マッピング
    1 つ以上のクライアントから指定するユーザ名およびパスワードにユーザ名をマップするサービス アカウントを作成するには、以下の手順を実行します。
    1. [次へ] をクリックします。
    2. 認可リモート ユーザの入力テーブルで、以下の操作を行う。
      1. [リモート ユーザ名]、[パスワード] および [パスワードの確認] フィールドに、発信要求で送信するユーザ名とパスワードを入力する。
      2. [追加] をクリックします。
      3. ユーザ マッピングが Remote Users テーブルに追加される。

      4. (省略可能) 認可リモート ユーザの入力テーブルで、他のリモート ユーザを追加する。
    3. [次へ] をクリックします。
    4. 「認証された」クライアントをリモートのユーザ名およびパスワードにマップするには、認可ローカル ユーザの入力テーブルで以下の操作を行う。
      1. [ローカル ユーザ名] フィールドに、着信要求で認証されたクライアントを識別する名前を入力する。
      2. このユーザを Oracle Service Bus Console の [セキュリティ コンフィグレーション] モジュールに追加していない場合は、このマッピングを実行時環境で使用する前にユーザを追加する。「ユーザの追加」を参照してください。Oracle Service Bus では、存在しないローカル ユーザのマッピングを作成することができるが、このマッピングは認証されたユーザに一致しないため使用されない。

      3. [リモート ユーザ名] リストから、[ローカル ユーザ名] フィールドで指定した認証ユーザに関する発信要求で送信するユーザ名を選択する。
      4. [追加] をクリックします。
    5. 匿名のクライアントをリモートのユーザ名にマップするには、以下の操作を実行する。
      1. [匿名要求のマッピング] チェックボックスを選択する。
      2. [リモート ユーザの選択] リストから、すべての匿名ユーザに関する発信要求で送信するユーザ名を選択する。
    6. [最後] をクリックする。

  9. [保存] をクリックします。サービス アカウントは現在のセッションで作成および保存されます。
  10. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

サービス アカウントの編集

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. サービス アカウントの検索」の説明に従って、サービス アカウントを検索します。
  3. サービス アカウント名をクリックします。サービス アカウントの詳細の表示ページに、表 14-3 に示す情報が表示されます。
  4. 表 14-3 サービス アカウントの詳細
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    このサービス アカウントを作成したか、コンフィグレーションにインポートしたユーザ。
    最終変更日
    ユーザがこのサービス アカウントを作成したか、コンフィグレーションにインポートした日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    このサービス アカウントが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    このサービス アカウントを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。たとえば、JMS 転送プロトコルを使用するプロキシ サービスの JMS サービス アカウントとしてこのサービス アカウントを選択した場合にこのリンクをクリックすると、そのプロキシ サービスが参照としてリストに表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    このサービス アカウントの説明 (説明が存在する場合)。

  5. [編集] をクリックして、フィールドを変更します。各フィールドの説明については、「サービス アカウントの追加」を参照してください。
  6. [リソース名] フィールドは変更できません。

  7. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  8. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。
注意 : 変更したサービス アカウントが WebLogic JMS サーバの認証に使用されている場合、JMS サーバが変更を認識するのに最大で 60 秒かかる場合があります。デフォルトでは、WebLogic Server JMS は各送り先のパーミッションを 60 秒間隔でチェックします。この動作を変更するには、システム プロパティ weblogic.jms.securityCheckInterval にパーミッションをチェックする必要のある間隔 (秒単位) が WebLogic Server JMS によって設定されるように WebLogic Server のスタートアップ コマンドを変更します。
このプロパティの値を 0 に設定すると、JMS リソースに対して sendreceive、および getEnumeration アクションが実行されるたびに、JMS リソースのパーミッション チェックが行われます。

関連トピック

『プロダクション環境の保護』 (次のURL) の「プロダクション環境のセキュリティの確保」を参照してください。http://download.oracle.com/docs/cd/E12840_01/wls/docs103/lockdown/practices.html

サービス アカウントの削除

サービス アカウントを削除すると、サービス アカウントに含まれるユーザ名、パスワード、またはローカル ユーザからリモート ユーザへのマッピング データも削除されます。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. そのサービス アカウントを使用するコンフィグレーションのビジネス サービス、またはプロキシ サービスがある場合は、そのビジネス サービス、またはプロキシ サービスからサービス アカウントを削除してください。
  3. ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」または「プロキシ サービス コンフィグレーションの編集」を参照してください。

  4. [リソース ブラウザ|サービス アカウント] を選択して、[サービス アカウントの概要] ページを表示します。
  5. 削除したいサービス アカウントの [オプション] フィールドで、[削除] アイコン をクリックします。
  6. サービス アカウントは現在のセッションで削除されます。ビジネス サービスまたはプロキシ サービスでサービス アカウントが使用されるようにコンフィグレーションされている場合は、削除の警告アイコン が表示され、サービス アカウントの削除が警告により確認されます。これはサービスから削除されたサービス アカウントへの参照が未解決になることにより競合が発生するためです。

  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

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