Oracle Service Bus Console の使い方

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ビジネス サービス : 作成と管理

ビジネス サービスは、メッセージの交換先となるエンタープライズ サービスの Oracle Service Bus での定義です。ビジネス サービスは、プロキシ サービスと同様に、WSDL (Web Services Definition Language) を使用して定義します。ただし、ビジネス サービスのコンフィグレーションは、パイプラインを持たないという点で、プロキシ サービスのコンフィグレーションとは異なります。したがって、ビジネス サービスは Oracle Service Bus パイプラインで実装されないサービスです。

詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「プロキシ サービスとビジネス サービスのコンフィグレーション」を参照してください。

ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ] を選択し、ビジネス サービスを追加するプロジェクトまたはフォルダを選択します。
  3. [プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページで、[リソースの作成] ドロップダウン リストから [ビジネス サービス] を選択します。
  4. [ビジネス サービスの作成/編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページで、サービスの名前を入力し、作成するサービスの種類を選択します。
  5. [次へ] をクリックします。以降に表示されるページは、最初のページで選択した内容によって異なります。以降に表示される各ページで適切な情報を入力し、概要ページが表示されたら、[保存] をクリックして現在のセッションでサービスを保存します。
  6. 各ページの入力方法の詳細については、次のページを参照してください。

WS-Policy がアタッチされた WSDL からビジネス サービスを作成すると、そのポリシー (読み込み専用) が [プロトコル固有の転送コンフィグレーション] ページに表示されます。サービスの WS-Policy のいずれかで認証を指定している場合は、サービス アカウントを選択する必要があります。このビジネス サービスにルーティングされるプロキシ サービスは、このサービス アカウントを使用してビジネス サービスへの認証を行います。

ビジネス サービスの作成/編集 - ページ リファレンス

ビジネス サービスを作成するには、[プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページの [リソースの作成] ドロップダウン リストで [ビジネス サービス] を選択します。このオプションを選択すると、ビジネス サービスを構成および追加する一連のページにこれが表示されます。表示されるページは、それまでに選択したオプションによって異なります。ページは以下のとおりです。

[全般的なコンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、ビジネス サービスの全般的なコンフィグレーションの設定を編集できます。

このページは、ビジネス サービスを作成するときに、サービスをコンフィグレーションする一連のページで最初に表示されるページです。このページ以降に表示されるページの内容は、このページで選択した項目によって異なります。

表 16-1 に、ページの使用方法を示します。

表 16-1 [ビジネス サービスの作成/編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページ 
オプション
説明
サービス名
ビジネス サービスのユニークな名前を入力する。
説明
説明を入力します。
サービスの種類
サービス タイプでは、そのサービスで交換されるメッセージのタイプとパッケージが決定されます。作成するビジネス サービスの種類を選択します。
  • [WSDL Web サービス] - WSDL に基づくビジネス サービスを作成する。完全修飾されたパス名で WSDL 名を入力する (例 : myProject/myFolder/myWSDL)。または、[参照] をクリックし、[WSDL の選択] ページで WSDL を選択する。
  • (ポートまたはバインディング) - (WSDL で定義されている) ポートの名前を入力して、実際の転送アドレスを記述するか、または、(WSDL で定義されている) バインディングの名前を入力して、転送アドレスにマップします。上述の [参照] を使用して WSDL を選択した場合は、[WSDL 定義の選択] ページに WSDL で定義されたポートまたはバインディングが一覧表示される。このページでポートまたはバインディングを選択すると、選択した名前が [(ポートまたはバインディング)] フィールドに表示されます。

  • [転送型付きのサービス] - EJB 転送またはフロー転送を使用するサービスを作成する。
  • [メッセージング サービス] - コンテンツ タイプが大きく異なるメッセージを交換するサービスを作成する。このようなメッセージ交換は、要求/応答または一方向にすることができます。HTTP 転送用の HTTPの「GET」オプション付きで使用された場合は、要求のない応答になる可能性があります。Web サービスとは異なり、要求と応答のコンテンツ タイプは同じでなくてもかまいません。
  • [任意の SOAP サービス] - 明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスを作成する。
  • ドロップダウン リストでデフォルトの [SOAP 1.1] を選択したままにするか、[SOAP 1.2] を選択する。

  • [任意の XML サービス] - 明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスを作成する。
  • HTTP GET に対応しているサービスの種類は、メッセージング サービスと任意の XML サービスに限られます。

  • [ビジネス サービス] - 既存のビジネス サービスのクローンを作成する。
  • パス (project/folder) とビジネス サービスの名前を入力するか、[参照] をクリックして、[ビジネス サービスの概要] ページでビジネス サービスを選択する。

    Oracle Service Bus では複数のサービスに同じ URI を設定できないため、クローン サービスの URI を変更する必要がある。

  • [プロキシ サービス] - 既存のプロキシ サービスに基づくビジネス サービスを作成する。
サービスの種類 (続き)

注意 : サービスが別のサービスから作成された場合、アラート ルールは以下のようにして管理されます。

    • プロキシ サービスがビジネス サービスから、またはビジネス サービスがプロキシ サービスから作成された場合、アラート ルール (ある場合) は削除されます。
    • プロキシ サービスが別のプロキシ サービスから、またはビジネス サービスが別のビジネス サービスから作成された場合、アラート ルール (ある場合) は保持されます。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[メッセージの種類のコンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、ビジネス サービスのサービス タイプがメッセージング サービスである場合、ビジネス サービスのタイプをコンフィグレーションできます。

メッセージング サービス用のバインディング定義は、交換されるメッセージのコンテンツ タイプのコンフィグレーションで構成されています。応答のコンテンツ タイプは、要求のコンテンツ タイプと同じである必要はありません。そのため、応答は個別にコンフィグレーションされます (たとえば、サービスで MFL メッセージを受信し、XML の受信確認を返すことも可能です)。

注意 : 種類が [メッセージング サービス] である、電子メール、ファイル、FTP、または SFTP 転送ビジネス サービスがサポートするのは、一方向のメッセージングのみであり、[応答メッセージの種類] は [なし] である必要があります。[なし] 以外を選択した場合、ファイル、FTP、または SFTP プロトコルは [転送コンフィグレーション] ページで使用できません。

表 16-2 に、[ビジネス サービスの作成/編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページの使用方法を示します。

表 16-2 [ビジネス サービスの作成/編集 - メッセージの種類のコンフィグレーション] ページ
オプション
説明
要求メッセージの種類
要求メッセージのメッセージの種類を次の中から選択します。
  • [なし] - 要求メッセージがない場合 (HTTP GET など) は、このオプションを選択します。
  • [バイナリ] - メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、このオプションを選択します。
  • [テキスト] - メッセージをテキストのみに制限する場合は、このオプションを選択します。
  • [MFL] - メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。コンフィグレーションできる MFL ファイルは 1 つに限られます。
  • MFL の場合は、[参照] をクリックし、MFL ブラウザで MFL を選択してから、[送信] をクリックすることができる。

  • [XML] - メッセージが XML ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。一部の型情報を指定するために、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を宣言できる。
応答メッセージの種類
応答メッセージのメッセージ タイプを次の中から選択します。
  • [なし] - 応答メッセージがない場合は、このオプションを選択します。
  • [バイナリ] - メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、このオプションを選択します。
  • [テキスト] - メッセージをテキストのみに制限する場合は、このオプションを選択します。
  • [MFL] - メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。コンフィグレーションできる MFL ファイルは 1 つに限られます。
  • MFL の場合は、[参照] をクリックし、MFL ブラウザで MFL を選択してから、[送信] をクリックすることができる。

  • [XML] - メッセージが XML ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。一部の型情報を指定するために、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を宣言できる。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照)·に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、ビジネス サービスの転送プロトコルを選択し、他の全般的な転送コンフィグレーション設定を設定できます。

発信転送レベルのセキュリティは、Oracle Service Bus のプロキシ サービスとビジネス サービスの間の接続に適用されます。転送レベルのセキュリティに関する詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション」を参照してください。

表 16-3 に、このページの使用方法を示します。

表 16-3 [ビジネス サービスの作成/編集 - 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
プロトコル
リストから転送プロトコルを選択します。使用できるプロトコルは、作成しているサービスの種類によって異なります。
  • [WSDL Web サービス] : bpel-10g、dsp、http、jca、jms、jpd、sb、ws
  • [転送型サービス] : ejb、flow
  • [メッセージング サービス] : 電子メール、ファイル、ftp、http、jms、mq (使用できる場合)、sftp、tuxedo
  • [任意の SOAP サービス] : dsp、http、jms、jpd、sb
  • [任意の XML サービス] : dsp、電子メール、ファイル、ftp、http、jms、jpd、mq (使用できる場合)、sb、sftp、tuxedo
ロード バランシング アルゴリズム
次のいずれかのロード バランシング アルゴリズムを選択します。
  • [ラウンドロビン] - このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した URL の順番を動的に設定します。最初の URL に失敗した場合は次の URL が試行され、次の URL に失敗した場合はその次の URL というように、最後の URL まで再試行が行われます。
  • 新しいメッセージごとに、URL の順番が新しく設定されます。

  • [ランダム] - このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した一連の URL の順番をランダムに設定します。最初の URL に失敗した場合は次の URL が試行され、次の URL に失敗した場合はその次の URL というように、最後の URL まで再試行が行われます。
  • [ランダムな重みベース] -このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した一連の URL の順番をランダムに設定します。ただし、[重み] フィールドに入力した値に基づいて、一部の URL が他の URL よりも頻繁に再試行されます。
  • [なし] - このビジネス サービスに対して [エンドポイント URI] フィールドに入力した一連の URL の順番を上から順に設定します。
エンドポイント URI
上記の [プロトコル] フィールドで選択した転送プロトコルに基づく形式でエンドポイント URL を入力します。形式は次のようになります。
  • bpel-10g - protocol://host[:port] [/protocol-path]/domain/process[/version[/partnerlink/role]]
  • 角括弧内に省略可能な URI 要素を示します。詳細については、『Oracle BPEL Process Manager ユーザーズ ガイド』を参照してください。

  • dsp - t3://dsp-ip-address:port/dsp-app-name
  • ejb - ejb:provider:jndiname
  • この URI で、provider は JNDI プロバイダ リソース名、JNDIname は EJB に対する JNDI サーバの JNDI 名です。

    JNDI プロバイダが同じサーバに配置されている場合、JNDI プロバイダを指定する必要はありません。この場合の URI は ejb::jndiname となります。

  • 電子メール - mailto:java-net@java.sun.com
  • ファイル - file:///drivename:/somename
  • フロー - flow:<reference path to split-join resource>
  • reference path to split-join resource は、Split-Join のパス (project/folder) と名前。たとえば、batchorderProcessing/batchorder

  • ftp - ftp://host:port/directory
  • http - http://host:port/someService
  • HTTP 転送では HTTP エンドポイントと HTTPS エンドポイントの両方がサポートされます。

  • jca - jca://<resource_adapter_jndi>
  • jms - jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName
  • JMS 送り先を複数のサーバにするには、次の URI 形式を使用します。
    jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName

    クラスタ : JMS URI のホスト名はクラスタ サーバのホスト名と正確に一致する必要があります。これは、クラスタ サーバのホスト名は WebLogic Server にコンフィグレーションされているためです。

  • jpd - jpd:[<jndi_provider_name>]:<jpd_uri>
  • jndi_provider_name (省略可能) は、WLI JNDI プロバイダ リソースに対応する JNDI プロバイダの名前。省略した場合、ローカル サーバの JNDI プロバイダが使用されます。

    <jpd uri> は、WLI サーバ上の JPD の相対 URL になります。たとえば、processes.Process.jpd が SampleApp Web プロジェクトにある場合、JPD の相対 URL は /SampleApp/processes/Process.jpd となります。

エンドポイント URI (続き)
  • mq - mq://<local-queue-name>?conn=<mq-connection-resource-ref>
  • local-queue-name は、ビジネス サービスがメッセージを読み取る MQ キューの名前です。

    mq-connection-resource-refdefault/my_MQconnection などの、MQ 接続リソースのパス (プロジェクト/フォルダ) と名前です。

    注意 : エンドポイント URI はスペースを含むことができないので、名前にスペースがある MQ 接続リソースまたはプロジェクト/フォルダを作成しないでください。

    Oracle Service Bus で MQ の転送をできるので、「MQ 接続」を参照してください。

  • sb - sb://[<jndi_provider_name/>]service_name
  • jndi_provider_name (省略可能) は Oracle Service Bus JNDI プロバイダ リソースの名前です。省略すると、デフォルトのコンテキストが使用されます。

    service_name は、ターゲット サービスであり、リモート プロキシ サービス URI に対応します。

  • sftp - sftp://hostname:port/directory
  • tuxedo - tuxedo:resourcename[/remotename]
  • URI に含まれる resourcename は WTC インポート名に対応し、remotename はリモート Tuxedo ドメインによりエクスポートされたサービス名に対応します。resourcename は必須で remotename は省略可能です。

    複数の URI が指定されている場合、エンドポイントにはユニークなリソース名を付ける必要があります。リモート名が指定されていない場合は、その値がリソース名の値になります。リモート名が入力されていない、またはリモート名およびリソース名が同じである場合は、1 つの URI のみを使用できます。この場合、リソース名とリモート名は同じ値になります。これにより、既に定義された WTC インポートでロードバランシングおよびフェイルオーバを使用できるようになります。詳細については、『Tuxedo の相互運用性ソリューション』を参照してください。

  • ws - http://host:port/somename または https://host:port/somename
[追加] をクリックして、1 つまたは複数の URI を追加します。実行時に、[ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで選択したロード バランシング アルゴリズムに基づいて URL が選択されます。
[ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで [ランダムな重みベース] を選択した場合は、[エンドポイント URI] フィールドに重みを入力することもできます。デフォルト値は 1 です。
複数のエンドポイントを定義している場合に、[ロード バランシング アルゴリズム] フィールドで [なし] を選択すると、エンドポイントの順序が重要になります。上向き矢印と下向き矢印を使用して、[オプション] カラムでエンドポイントの順序を変更することができます。
Oracle Service Bus では、同じビジネス サービス内でエンドポイント URI の重複はサポートされなくなりました。
再試行回数
発信要求を送信する際の配信の失敗に備えて、各 URL エンドポイントの再試行回数 (フェイルオーバー試行回数) を指定します。
たとえば、ビジネス サービスに URI (U1) を 1 つコンフィグレーションし、再試行回数を 3 に設定したとします。最初の試行で U1 が失敗すると、システムは U1 エンドポイントにさらに 3 回試行します。
ビジネス サービスに 2 つの URI (U1 と U2) をコンフィグレーションし、再試行回数を 3 に設定した場合は、最初の試行 (たとえば U1) が失敗すると、システムは次の URI (U2) を試行 (フェイルオーバー) します。また失敗すると、システムはさらに 2 回 (U1 と U2 を 1 回ずつ) 試行します。
再試行間隔
リストのすべてのエンドポイント URI を繰り返すまでのシステムの休止を秒単位で指定します。
たとえば、ビジネス サービスに 2 つの URI (U1 と U2) をコンフィグレーションし、再試行回数を 2 で、再試行間隔を 5 秒に設定したとします。最初の試行 (U1) が失敗すると、システムはただちに U2 を試行します。U2 も失敗すると、5 秒後にもう一度 U1 を試行します。
再試行アプリケーション エラー
[はい] または [いいえ] を選択します。
発信要求を送信する際の配信の失敗に備えて、アプリケーション エラー (SOAP エラーなど) に基づいてエンドポイント URL を再試行するかどうかを指定します。
このフィールドが表示されるのは、HTTP、EJB、JMS、DSP、JPD、Tuxedo、SB、および WS プロトコルによる転送の場合のみです。詳細については、『Oracle Service Bus オペレーション ガイド』の「アプリケーション エラー時の再試行回数の抑制方法」を参照してください。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[プロトコル固有の転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - プロトコル固有の転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

[BPEL-10g 転送コンフィグレーション] ページ

このページでは、BPEL-10g (Oracle BPEL Process Manager) 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。Oracle BPEL Process Manager での Oracle Service Bus の使用の詳細については、『Oracle BPEL Process Manager 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

プロパティ
説明
ロール
BPEL 転送は、Oracle Service Bus から Oracle BPEL Process Manager に要求メッセージを送信するために使用します。ビジネス サービスでは、次のロールを処理できます。
  • 同期クライアント
    Oracle Service Bus クライアントとの同期通信では、必要な場所情報は BPEL アドレスのみです。このアドレスは、エンドポイント URI として静的に、または URI の書き直しを通じて動的に、あるいはその両方でキャプチャされます。
  • 非同期クライアント
    Oracle Service Bus クライアントとの非同期通信では、Oracle BPEL Process Manager から Oracle Service Bus へのコールバックは要求と異なる接続上で送信されるため、正しいコールバック アドレスを提供するように Oracle Service Bus をコンフィグレーションする必要があります。詳細については、『Oracle BPEL Process Manager 転送ユーザーズ ガイド』の非同期通信用のコールバック プロキシの作成に関する説明を参照してください。
  • サービス コールバック
    ビジネス サービスが Oracle BPEL Process Manager へのサービス コールバックとして設計されている (Oracle BPEL Process Manager が Oracle Service Bus を通じて外部サービスを呼び出している) 場合、コールバック アドレスは実行時にのみわかります。bpel://callback のエンドポイント URI を使用します。
  • マーカー URI でビジネス サービスをコンフィグレーションする場合は、たとえば TransportHeader アクションを使用して、$outbound に URI を動的に設定するようにパイプライン ロジックをコンフィグレーションします。

    注意 : サービス コールバック ビジネス サービスでは、ロード バランシングまたはフェイルオーバーはサポートされません。
コールバック プロキシ
このオプションのフィールドは、非同期クライアント ロールでのみ使用可能です。このフィールドでは、要求を行った Oracle Service Bus クライアントへのコールバックのルーティングに使用されるプロキシ サービス (Any SOAP タイプの SB または HTTP プロキシである必要があります) を選択します。詳細については、『Oracle BPEL Process Manager 転送ユーザーズ ガイド』の非同期通信用のコールバック プロキシの作成に関する説明を参照してください。
サービス アカウント
JNDI コンテキスト セキュリティの場合は、Oracle BPEL Process Manager 配信サービスへのアクセスに使用されます。[参照] をクリックし、サービス アカウントを選択します。サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。
静的またはパススルーなど、コンフィグレーションできるサービス アカウントのタイプに制限はありませんが、ランタイムはユーザ名とパスワードにアクセスできる必要があります。
トランザクションを中断
[トランザクションを中断] を選択すると、ビジネス サービスがトランザクションによって呼び出された場合でも、ビジネス サービスは非トランザクションになります。
[トランザクションを中断] を選択しない場合は、次のようになります。
  • プロトコルによって、WebLogic Server でサポートされるプロトコル (t3、iiop、http) が指定されている場合は、トランザクションが伝播されます。
  • プロトコルが OC4J サーバ (ormi、opmn) を指定している場合、OC4J ではトランザクションの伝播がサポートされないため、BPEL 転送で例外がスローされます。
BPEL 転送では、次の状況で [トランザクションを中断] オプションが無視されます。
  • サービスの品質 (QoS) を [ベスト エフォート] に設定してビジネス サービスが呼び出される場合。BPEL 転送では、QoS をサポートしていないトランザクションが自動的に中断されます。
  • QoS を [必ず 1 回] に設定してビジネス サービスが呼び出され、トランザクションが存在しない場合。
トランザクションの伝播の説明については、『Oracle BPEL Process Manager 転送ユーザーズ ガイド』の「トランザクションの伝播」を参照してください。
ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。
ワーク マネージャの詳細については、次の WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプ トピックを参照してください。

[DSP 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - DSP 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、「Oracle Service Bus を介したデータ サービスへのアクセス」を参照してください。

このページでは、DSP (Oracle Data Service Integrator) 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-4 に、このページの使用方法を示します。

表 16-4 [ビジネス サービスの作成/編集 - DSP 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
デバッグ レベル
以下のいずれか 1 つを指定します。
  • 0 - デバッグ情報はありません。
  • 1 - 要求メッセージに情報を出力します。
  • 3 - 要求メッセージと応答メッセージに情報を出力します。
サービス アカウント
[参照] をクリックし、表示されるリストでサービス アカウントを選択します。サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。

関連トピック :

ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。
ワーク マネージャは、応答処理のための応答メッセージを書き込むために使用されます。ワーク マネージャの詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「グローバル ワーク マネージャの作成」を参照してください。

Oracle Service Bus から Oracle Data Service Integrator へのアクセスの詳細については、「Oracle Service Bus を介したデータ サービスへのアクセス」を参照してください。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[EJB 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - EJB 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、EJB 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-5 に、ページの使用方法を示します。

表 16-5 [ビジネス サービスの作成/編集 - EJB 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
Caller のサブジェクトを渡す
EJB の呼出時にサービス アカウントがコンフィグレーションされていない場合、このチェックボックスを選択して、Oracle Service Bus がプロキシ サービスから認証されたサブジェクトを渡すようにします。このオプションを選択すると、[サービス アカウント] フィールドが無効になります。
サービスアカウント
[参照] をクリックし、表示されるリストでサービス アカウントを選択します。サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。

関連トピック :

トランザクションをサポートする
トランザクションを指定する場合は、このチェック ボックスを選択します。
クライアント Jar
[参照] をクリックし、表示されたリストから EJB クライアント JAR リソースを選択します。JAR リソースの作成の詳細については、「JAR」を参照してください。このフィールドは必須です。
コンバータ Jar
[参照] をクリックし、表示されるリストで EJB コンバータ クラス JAR リソースを選択します。EJB クライアント JAR リソースおよびコンバータ クラスの詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「EJB 転送」を参照してください。
ホーム インタフェース
JAR が埋め込むオプションから必要な EJBHome インタフェースを選択します。この URI サンプルの JNDI 名はここで選択する EJBHome インタフェースに関連付ける必要があります。EJB が必要なタイプのものではない、または EJBHome インタフェースが client-jar で指定されていない場合は、警告が表示されます。
リモート インタフェース
このフィールドは、Home インタフェースのコンフィグレーションに基づいて、自動的に情報が表示されます。
対象ネームスペース
このフィールドには JAR からのピックアップされた情報が表示されます。
スタイル
要件に応じて、[ドキュメントをラップ] または [RPC] を選択します。ステートレス セッション EJB の 2 つ以上のメソッドに、同じ数の同じデータ タイプのパラメータがあり、操作をドキュメント指向にする場合はドキュメントのラップを指定する必要があります。
EJB へのルーティングまたはパブリッシュの場合、$body にはスタイルに合ったコンテンツが必要なので、スタイルは重要です。また、EJB へのコールアウトの場合、スタイルは、特にドキュメントのラップに関して、パラメータ コンテンツに影響を及ぼします。2 番目に、EJB ビジネス サービスを定義して、EJB にルーティングする同じ WSDL でプロキシ サービスを作成する使用パターンもあります。この場合、プロキシの呼び出しに使用するクライアント ツールには、WSDL のスタイルに関する制限がある可能性があるため、注意が必要です。
エンコーディング
[エンコード形式] または [リテラル形式] を選択します。
メソッド
必要なメソッドを選択します (複数のメソッドの選択も可能)。〔+〕をクリックしてメソッドを展開します。デフォルトのパラメータ値を編集して、提供されている場合 (または必要な場合) はコンバータを選択します。
例外
このフィールドは、メソッドがビジネス例外を送出した場合に表示されます。EJB メソッドが、ArrayList などの Java Web Services (JWS) でサポートされないデータ型を持つ例外を送出した場合は、[例外] フィールドを使用して、例外を JWS でサポートされる型に変換するコンバータ クラスを選択します。
コンバータ クラスは、com.bea.wli.sb.transports.ejb.ITypeConverter を実装する必要があります。コンバータ クラスは、チェックされた例外でのみコンフィグレーションが可能であり、実行時例外にはコンフィグレーションできません。
コンバータ クラスおよび変換された例外クラスをクライアントまたはコンバータ JAR でパッケージ化します。
詳細については、『EJB 転送との相互運用性』ガイドを参照してください。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[電子メール転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - 電子メール転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、電子メール転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-6 に、ページの使用方法を示します。

表 16-6 [ビジネス サービスの作成/編集 - 電子メール転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
SMTP サーバ
SMTP サーバを選択します。
[メール セッション] フィールドで JNDI 名を選択しない場合、このフィールドは必須です。
メール セッション
コンフィグレーションされたセッションの JNDI 名を選択します。
[メール サーバ] アドレス フィールドで SMTP サーバ名を入力しない場合、このフィールドは必須です。
送信元の名前
このサービスでの送信元の電子メール アカウントの表示名を入力します。
送信元アドレス
このサービスでの送信元の電子メール アカウントを入力します。
返信先の名前
電子メール アカウントの返信先の表示名を入力します。
返信先アドレス
返信先の電子メール アドレスを入力します。
接続タイムアウト
接続を切断するまでのタイムアウト時間を秒単位で入力します。「0」を入力すると、タイムアウトは発生しません。
要求エンコーディング
電子メール転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの ISO-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[ファイル転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - ファイル転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、ファイル転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-7 に、このページの使用方法を示します。

表 16-7 [ビジネス サービスの作成/編集 - ファイル転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
プレフィックス
ファイル名の前に付加するプレフィックスを入力します。
このフィールドには「*」を入力できません。この文字を入力すると、実行時例外が発生します。
サフィックス
ファイル名に付加するサフィックスを入力します。このフィールドは必須です。
このフィールドには「*」を入力できません。この文字を入力すると、実行時例外が発生します。
要求エンコーディング
ファイル転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの utf-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[フロー転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - フロー転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

フロー転送型のビジネス サービスを使用して、Split-join へアクセスします。Split-join の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「分割-結合によるサービスのパフォーマンスの向上」を参照してください。

このページでは、フロー転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-8 に、このページの使用方法を示します。

表 16-8 [ビジネス サービスの作成/編集 - フロー転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
タイムアウト
応答の待ち時間を秒数で指定します。要求のみの (片方向のみの) オペレーションの場合、この値は無視される。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[FTP 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - FTP 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、FTP 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-9 に、このページの使用方法を示します。

表 16-9 [ビジネス サービスの作成/編集 - FTP 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
ユーザ認証
FTP サーバのユーザが匿名の場合は、[匿名] を選択し、FTP サーバが外部的にコンフィグレーションされたアカウントの場合は [外部ユーザ] を選択します。
ID (電子メール ID)
このフィールドは、[ユーザ認証] オプションが [匿名] に設定されている場合にのみ使用できます。
匿名ユーザのメール ID を入力します。
サービス アカウント
このフィールドは、[ユーザ認証] オプションが [外部ユーザ] に設定された場合にのみ使用できます。
外部ユーザのサービス アカウントを入力します。

関連トピック :

タイムアウト
接続が切断されるまでのソケット タイムアウト間隔を秒単位で入力します。デフォルトは 60 秒です。
送り先ファイル名のプレフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するプレフィックスを入力します。
このフィールドには「*」を入力できません。この文字を入力すると、実行時例外が発生します。
送り先ファイル名のサフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するサフィックスを入力します。
このフィールドには「*」を入力できません。この文字を入力すると、実行時例外が発生します。
転送モード
転送モードとして [ASCII] または[バイナリ] を選択します。
要求エンコーディング
FTP 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの UTF-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[HTTP 転送コンフィグレーション] ページ

HTTP 転送では HTTP エンドポイントと HTTPS エンドポイントの両方がサポートされます。

[ビジネス サービスの作成/編集 - HTTP 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、HTTP 転送プロトコルを使用するビジネス サービスのトランスポート設定をコンフィグレーションできます。表 16-10 に、ページの使用方法を示します。

表 16-10 [ビジネス サービスの作成/編集 - HTTP 転送コンフィグレーション] ページ (続き)
オプション
説明
タイムアウト
応答のタイムアウト時間を秒単位で入力します。「0」を入力すると、タイムアウトは発生しません。
HTTP 要求メソッド
このパラメータにより、要求で以下のいずれかの HTTP メソッドを使用できます。
  • POST - HTTP 要求の本文の一部として、長さに関わらずすべてのデータをソケット接続で直接渡します。このやりとりはクライアントから認識できず、URL も変わりません。REST ベースの要求の場合、POST では作成/置換操作を実行するか、または要求の操作を実行するように転送に指示します。
  • GET - 要求の一部として、取得対象を詳しく表した独自の情報を組み込むことができます。この情報は、クエリ文字列内の要求 URL に追加された文字のシーケンスとして渡されます。[要求メッセージの種類] が [なし] に設定されている場合は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで GET を使用できます。REST ベースの要求の場合、GET はリモート リソースの表現を受け取ります。
  • PUT - PUT は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで使用できます。PUT は、REST ベースの要求による作成と置換の操作 (既知の場所へのファイルのアップロードなど) を実行するよう転送に通知します。
  • HEAD - [応答メッセージの種類] が [なし] に設定されている場合は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで HEAD を使用できます。HEAD は、REST ベースの要求でリモート リソースの完全な表現を取得するのではなく、そのリソースのヘッダ情報を取得するよう転送に通知します。
  • DELETE - DELETE は、[サービスの種類] が [任意の XML サービス] または [メッセージング サービス] のビジネス サービスで使用できます。DELETE は、REST ベースの要求による削除操作を実行するよう転送に通知します。

注意 : $outbound/transport/request/http:http-method 変数でメソッドがすでに設定されている場合は、HTTP 要求メソッドに選択したどのメソッドよりもその値が優先されます。

認証
以下のいずれか 1 つを選択します。
  • [なし] - このサービスへのアクセスに認証を必要としないことを指定します。
  • [基本] - このサービスにアクセスするには、基本認証が必要であることを指定します。
  • 基本認証では、WebLogic Server でユーザ名とパスワードを使用し、セキュリティ レルム (Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリ サービスや Windows Active Directory など) でコンフィグレーションされた認証プロバイダに対してクライアントの認証が行われます。クライアントは、HTTP 要求ヘッダでユーザ名とパスワードを送信する必要があります。

    HTTP での基本認証は、パスワードがクリア テキストで送信されるため推奨しません。HTTPS では暗号化されたチャネルが提供されるため、パスワードは HTTPS で送信するのが安全です。

    警告 : デフォルトでは、すべてのユーザ (認可ユーザおよび匿名ユーザ) がビジネス サービスにアクセス可能です。ビジネス サービスにアクセスできるユーザを制限するには、転送レベルの認可ポリシーを作成する必要があります。「転送レベルのアクセス ポリシーの編集」を参照してください。

  • [クライアント証明書] - 暗号化通信および強力なクライアント認証 (双方向 SSL) を指定します。詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション」を参照してください。
サービス アカウント
サービス アカウントを入力します。サービス アカウントとは、ユーザ名とパスワードのエリアス リソースです。基本認証必須 フィールドを選択した場合、このフィールドは必須です。

関連トピック :

HTTP リダイレクトの追跡
HTTP リダリレクト (応答コード 3xx による要求) を自動的に追跡することを指定します。リダイレクトは、ビジネス サービスの URL に発信要求を送信し、そのサービスから、URL が無効になったためこの要求を別の URL に送信する必要があることを示す応答コード (たとえば 302) が返された場合に発生します。
[HTTP リダイレクトの追跡] チェックボックスが選択されている場合、要求は自動的に新しい URL に再送信され、ユーザ側でのアクションは発生しない。HTTP リダイレクトを自動的に追跡しない場合は、このチェックボックスのチェックをはずします。
ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。ワーク マネージャの詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「グローバル ワーク マネージャの作成」を参照してください。
要求エンコーディング
電子メール転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの ISO-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。
応答エンコーディング
HTTP 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの ISO-8859-1 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。
プロキシ サーバ
プロキシ サーバ リソースを入力するか、[参照] をクリックしてコンフィグレーションされたプロキシ サーバ リソースの一覧からエントリを選択します。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[JCA 転送コンフィグレーション] ページ

このページを使用して、JCA 転送プロトコルによる転送設定をコンフィグレーションします。JCA 転送の使用方法の詳細については、『JCA 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

表 16-11 JCA 転送コンフィグレーション
オプション
説明
アダプタ名
JCA サービスで使用するアダプタの名前を示す読み込み専用の値。
アダプタ タイプ
アダプタ タイプを示す読み込み専用の値。
ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。
ワーク マネージャの詳細については、次の 『WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプ』のトピックを参照してください。
JNDI サービス アカウント
JNDI サービス アカウントは JNDI コンテキスト セキュリティのためのアカウントで、EIS アダプタ管理対象の接続ファクトリへのアクセスに使用します。[参照] をクリックし、サービス アカウントを選択します。サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。
JCA ビジネス サービスでは、静的またはパススルーなど、コンフィグレーションできる JNDI サービス アカウントのタイプに制限はありませんが、ランタイムはユーザ名とパスワードにアクセスできる必要があります。JCA プロキシ サービスは静的 JNDI サービス アカウントのみを使用できます。
JNDI サービス アカウントの詳細については、『JCA 転送ユーザーズ ガイド』の「セキュリティ」を参照してください。
常に JCA WSDL のコンフィグレーションを使用
このオプションは、接続ファクトリ プロパティ、アクティブ化仕様プロパティ (プロキシ サービス)、および対話仕様プロパティ (ビジネス サービス) が、常に WSDL から使用されるかどうかを決定します。
このオプションを選択する (デフォルト) と、管理対象と非管理対象のどちらのモードを使用しているかに応じて、JCA 転送が以下の方法で JCA フレームワークと対話します。
  • 管理対象のモード – JCA WSDL に定義されたアクティブ化/対話の仕様。アクティブ化/対話の仕様プロパティ フィールドは読み込み専用です。接続モードを管理対象に設定した場合、接続ファクトリのプロパティ フィールドは読み込み専用です。
  • 非管理対象のモード – JCA WSDL に定義された接続ファクトリのプロパティ。アクティブ化/対話仕様のプロパティは読み込み専用です。
このオプションが選択解除されると、WSDL のアクティブ化/対話仕様のプロパティのオーバーライドが可能になります。また、非管理対象のモードで WSDL の接続ファクトリのプロパティをオーバーライドできます。実行時に、JCA 転送は JCA WSDL を使用して JCA フレームワークと対話し、ユーザが提供したあらゆるアクティブ化/対話の仕様または接続ファクトリをオーバーライドします。
このオプションの使用方法の詳細については、『JCA 転送ユーザーズ ガイド』の「エンドポイント 再デプロイメント」を参照してください。
接続モード
このオプションによって、サービスが EIS システムの関連する JCA アダプタに接続する方法が決定されます。
管理対象 – プロダクションに推奨します。JCA 転送は、WebLogic Server でコンフィグレーションされた JCA アダプタ管理対象接続ファクトリから JCA アダプタに接続します。認証には、JNDI サービス アカウントを指定します。JNDI サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。管理対象モードでは、接続ファクトリ認証のプロパティは読み込み専用です。
非管理対象 – JCA 転送は、JCA アダプタのコンテナとして機能する JCA アダプタ フレームワークから JCA アダプタに接続します。認証には、JNDI サービス アカウントを指定します。JNDI サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。非管理対象モードでは、接続ファクトリ認証のプロパティはオーバーライドに編集可能です。

注意 : 非管理対象モードから管理対象モードに変更する場合、モードを変更する前に、上書き接続認証プロパティのオプションを必ず選択解除してください。

上書き接続認証のプロパティ
このオプションは、接続認証サービス アカウントの資格によって、アダプタ接続ファクトリのユーザ名/パスワードが上書きされるかどうかを示します。JNDI サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。
接続ファクトリのプロパティがユーザ名/パスワードのプロパティを含む場合のみこのオプションが表示され、非管理対象のモードでは [常に JCA WSDL のコンフィグレーションを使用] の選択が解除されている場合に使用できます。
接続認証サービスのアカウント
このフィールドは、”上書き接続認証のプロパティ”が有効化され、選択されている場合に、有効です。このサービス アカウント ブラウザは、利用可能なサービス アカウントを表示します。”上書き接続認証のプロパティ” オプションが選択されている場合、サービス アカウントを選択する必要があります。プロキシ サービスでは、静的サービス アカウントのみ使用できます。
接続ファクトリのプロパティにユーザ名パスワード プロパティが含まれる場合にのみ、このフィールドが表示されます。
接続ファクトリ認証のプロパティ
接続ファクトリのプロパティにユーザ名およびパスワードが含まれる場合にのみ、このフィールドが表示されます。このフィールドは常に読み込み専用です。
接続ファクトリのプロパティ
このフィールドは、WSDL の <jca:address> 要素からの接続ファクトリのプロパティを示します。
開発およびテスト : [常に JCA WSDL のコンフィグレーションを使用] の選択を解除し、接続モードを非管理対象にすると、この値をオーバーライドできます。プロダクション環境では管理対象のモードを使用して、JCA 転送が WebLogic Server でコンフィグレーションしたアダプタ接続ファクトリに接続するようにします。
操作名
選択した WSDL 操作の読み込み専用の名前を表示します。操作は、[アクティブ化/対話の仕様プロパティ] フィールドで示すように、独自のアクティブ化/対話の仕様プロパティを持つことができます。
アクティブ化/対話の仕様プロパティ
「アクティブ化仕様プロパティ」はプロキシ サービスのフィールド名であり、「対話の仕様プロパティ」はビジネス サービスのフィールド名です。
このサービスが EIS アプリケーションによって呼び出された着信サービスである場合、このフィールドには、[操作名] フィールドで示すように、JCA 着信操作のアクティブ化仕様プロパティが表示されます。
[常に JCA WSDL のコンフィグレーションを使用] の選択を解除すると、アクティブ化/対話の仕様プロパティをオーバーライドできます。

注意 : Oracle アダプタ Suite アダプタ用に、アクティブ化/対話の仕様プロパティが読み込み専用として表示されます。Oracle Adapter Suite アダプタには独自のコンフィグレーションが保存され、これを Oracle Adapter Suite 管理ツールで変更する必要があります。

TopLink ファイル ブラウザ
データベースに依存する Oracle データベースまたは Oracle アプリケーション アダプタでは、このフィールドを使用して、ファイル システムから TopLink マッピング ファイルを選択します。TopLink マッピング ファイルのコンテンツは、編集可能なテキスト ボックスで表示されます。
Oracle JDeveloper で TopLink マッピング ファイルを生成し、それを Oracle Service Bus にインポートします。

[JMS 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - JMS 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『JMS の相互運用性ソリューション』を参照してください。

このページでは、JMS 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-12 に、ページの使用方法を示します。

表 16-12 [ビジネス サービスの作成/編集 - JMS 転送コンフィグレーション] ページ (続き)
オプション
説明
送り先の種類
JMS ブリッジ送り先の種類を選択します。
  • [キュー] (ポイント ツー ポイントの場合)
  • [トピック] (パブリッシュ/サブスクライブの場合)
メッセージの種類
以下のいずれか 1 つを選択します。
  • [バイト] (未解釈バイトのストリームの場合)
  • [テキスト] (テキスト メッセージの場合)
応答が必要
このオプションは、[送り先の種類] フィールドで [キュー] が選択されている場合にのみ使用できます。
発信メッセージの送信後に応答を受け取ることを指定する場合は、このオプションを選択します。
応答相関パターン
このオプションは、[応答が必要] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
以下のいずれか 1 つを選択します。
  • WebLogic Server 9.2 で JAX-RPC サービスを実行している場合、JMSMessageID を選択します。
  • その他のすべてのサービスの場合は、JMSCorrelationID を選択します。このオプションを選択した場合、以下の [応答 URI] にも入力する必要があります。
応答 URI
このオプションは、[応答相関パターン] で JMSMessageID が選択されている場合にのみ使用できます。
応答 URI は次の形式で入力します。
  jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName
複数のサーバを対象とする場合は、以下の形式を使用します。
  jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
応答接続ファクトリ
このオプションは、[応答相関パターン] で JMSMessageID が選択されている場合にのみ使用できます。
応答接続ファクトリ URI を入力します。
接続ファクトリが指定されていない場合、要求の接続ファクトリが応答に使用されます。
応答 JNDI 名
このオプションは、[応答相関パターン] で JMSMessageID が選択されている場合にのみ使用できます。
JNDI の宛先名のリストを入力します。
応答のタイムアウト
応答の待ち時間 (秒単位) を入力します。[応答が必要] を選択した場合、このフィールドは必須です。
要求エンコーディング
JMS 転送における要求の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの UTF-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーディングを入力します。
応答エンコーディング
このオプションは、[応答が必要] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
JMS 転送における応答の文字セット エンコーディングとして、デフォルトの UTF-8 を受け入れるか、別の文字セット エンコーティングを入力します。
ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。
たとえば、ビジネス サービスが JMS 転送プロトコルに対応している場合、ビジネス サービスのエンドポイントは、そのディスパッチ ポリシーに関連付けることのできる MDB (メッセージ駆動型 Bean) の JAR ファイルになります。
詳細設定
SSL を使用
要求を TLS/SSL 接続で行う場合にのみ選択します。
TLS/SSL (セキュア ソケット レイヤ) では、ネットワークで接続される 2 つのアプリケーションが互いの ID を認証し、アプリケーション間で交換されるデータを暗号化できるようにすることによって、安全な接続が可能になります。認証を使用すると、サーバ (および必要に応じてクライアント) はネットワーク接続の相手側アプリケーションの ID を検証できます。また、送り先の JNDI エントリに対してアクセス制御が設定されていることにより、管理者から個々の JMS 送り先 (キューまたはトピック) へのアクセスが制限されている場合、JNDI ツリー内でのルックアップ時に、ビジネス サービスでユーザ名とパスワードを使用して認証を行う必要があります。
有効期限
メッセージが期限切れになるまでの時間間隔 (ミリ秒単位) です。デフォルト値の 0 を指定すると、メッセージは無期限になります。
順序単位
メッセージ順序単位を入力します。メッセージ順序単位により、メッセージ プロデューサは処理順序に関して複数のメッセージを 1 つの単位にグループ化できるようになります。この順序単位のすべてのメッセージは、メッセージが作成された順序に従って処理する必要があります。
Caller のサブジェクトを渡す
Oracle Service Bus がメッセージを送信するときに、認証されたサブジェクトを渡すには、このチェックボックスを選択します。
このフィールドを有効にし、ビジネス サービスがさまざまなドメインの JMS リソースを対象にする場合、両方のドメインでグローバル信頼を有効にします。『WebLogic Server のセキュリティ』の「WebLogic ドメインのセキュリティのコンフィグレーション」を参照してください。
JMS サービス アカウント
JMS サーバによる JMS リソース管理に使用するサービス アカウントを選択します。サービス アカウントは、ユーザ ID とそれに関連付けられたパスワードのエリアス リソースです。JNDI および JMS の両方に同じサービス アカウントが使用されます。

関連トピック :

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[JPD 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - JPD 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『JPD 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

このページでは、JPD 転送プロトコルを使用するビジネス サービスのトランスポート設定をコンフィグレーションできます。表 16-13 に、ページの使用方法を示します。

表 16-13 ビジネス サービスの作成/編集 - [JPD 転送コンフィグレーション] ページ (続き)
オプション
説明
システム サービス アカウント
ユーザのサービス アカウントを入力するか、[参照] をクリックして、表示されたリストでサービス アカウントを選択します。
システム サービス アカウントは、着信メッセージの送信に JPD 転送が使用する WLI ステートレス セッション Bean を呼び出すためのユーザ証明を指定します。
サービス アカウントを指定しない場合は、着信要求サブジェクトが使用されます。着信要求サブジェクトがない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。
プロセス サービス アカウント
ユーザのサービス アカウントを入力するか、[参照] をクリックして、表示されたリストでサービス アカウントを選択します。
プロセス サービス アカウントは、JPD の呼び出しに使用するユーザ証明を指定します。
サービス アカウントを指定しない場合は、着信要求サブジェクトが使用されます。着信要求サブジェクトがない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。
コールバック プロキシの場所
JPD からのコールバックを受信するプロキシ サービスの場所を、次の形式で入力します。
jms://[host:port[,host:port]*]/MyFactory/MyQueue
ここで、
  • host : (省略可能) コールバック サービスがコンフィグレーションされている Oracle Service Bus サーバのホスト名
  • port : (省略可能) Oracle Service Bus が着信要求をリスンするポートの番号
  • MyFactory : キュー接続ファクトリの JNDI 名
  • MyQueue : Oracle Service Bus プロキシ サービスがコールバック要求を待機するキューの JNDI 名
クラスタ環境の場合は、管理対象サーバのホスト名とポート番号をカンマ (,) で区切って指定します。
呼び出される JPD が同期 JPD またはコールバックを行わない非同期 JPD の場合、コールバック プロキシの場所の指定は無視されます。
ディスパッチ ポリシー
デフォルトのディスパッチ ポリシーを選択するか、送信応答用にコンフィグレーションされたワーク マネージャのインスタンスを選択します。ワーク マネージャの詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「グローバル ワーク マネージャの作成」を参照してください。
トランザクションの伝播
Oracle Service Bus 内の既存のトランザクションを JPD に伝播します。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[MQ 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - MQ 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『MQ 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

始める前に

MQ 接続リソースを構成します。「MQ 接続」を参照してください。

MQ 転送をコンフィグレーションするには

このページでは、MQ 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-14 に、ページの使用方法を示します。

表 16-14 [ビジネス サービスの作成/編集 - MQ 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
メッセージの種類
このオプションは、[応答が必要] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
以下のいずれか 1 つを選択します。
  • [バイト] (未解釈バイトのストリームの場合)
  • [テキスト] (テキスト メッセージの場合)
応答が必要
発信メッセージの送信後に応答を受け取ることを指定する場合は、このオプションを選択します。
ポーリング間隔
このオプションは、[応答が必要] チェックボックスが選択されている場合のみ使用できます。
ポーリング間隔をミリ秒単位で入力します。デフォルト値は 1000 です。
応答相関パターン
このオプションは、[応答が必要] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
応答相関パターンが MessageID または CorrelationID のいずれかに基づく必要があるかを指定します。
相関値の自動生成
このチェック ボックスを選択して、CorrelationID または MessageID を自動的に生成します。
MQ 応答 URI
このオプションは、[応答が必要] チェックボックスが選択されている場合のみ使用できます。
応答がパブリッシュされる送り先です。応答 URI を、エンドポイント URI と同じ形式で mq://<local-queue-name>?conn=<mq-connection-resource-ref> のように入力します。
詳細については、『MQ 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。
応答のタイムアウト
このオプションは、[応答が必要] チェックボックスが選択されている場合のみ使用できます。
接続を切断するまでの応答の待機時間を秒単位で入力します。
ディスパッチ ポリシー
このオプションは、[応答が必要] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーを選択します。
ディスパッチ ポリシーは、サービスのエンドポイントに使用する WLS ワーク マネージャのインスタンスを参照します。ワーク マネージャについては、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」および『Administration Console オンライン ヘルプ』の「ワーク マネージャの作成」を参照してください。
エンドポイント URI PUT’ オプション
次の中から MQ PUT メッセージ オプションを入力します。
  • MQC.MQPMO_ALTERNATE_USER_AUTHORITY
  • MQC.MQPMO_DEFAULT_CONTEXT
  • MQC.MQPMO_FAIL_IF_QUIESCING
  • MQC.MQPMO_LOGICAL_ORDER
  • MQC.MQPMO_NEW_CORREL_ID
  • MQC.MQPMO_NEW_MSG_ID
  • MQC.MQPMO_NO_CONTEXT
  • MQC.MQPMO_NO_SYNCPOINT
  • MQC.MQPMO_NONE
  • MQC.MQPMO_PASS_ALL_CONTEXT
  • MQC.MQPMO_PASS_IDENTITY_CONTEXT
  • MQC.MQPMO_RESOLVE_LOCAL_Q
  • MQC.MQPMO_SET_ALL_CONTEXT
  • MQC.MQPMO_SET_IDENTITY_CONTEXT
  • MQC.MQPMO_SYNCPOINT
  • MQC.MQPMO_VERSION_1
  • MQC.MQPMO_VERSION_2
複数のオプションを区切るには、「|」または「+」を使用します。たとえば、以下のように指定することができます。
MQC.MQPMO_LOGICAL_ORDER | MQC.MQPMO_NEW_MSG_ID
MQ PUT メッセージオプションは、メッセージが発信キューに配置された場合に適用されます。
MQ 認識できない応答 URI
認識できない応答メッセージの送信先のキューを示す URI を入力します。[相関値の自動生成] チェックボックスが選択された場合のみ、設定が有効になります。
このフィールドの値を指定しない場合、認証できない応答メッセージが削除されます。
RFH2 ヘッダーのプロセス
メッセージ ペイロードから WebSphere MQ RFH2 ヘッダを解析して、RFH2 データを含む RFH2Headers 転送ヘッダを自動的に生成する場合はこのオプションを選択します。
このオプションを選択しない場合は、ペイロードはそのまま渡されます。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[SB 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - SB 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『SB 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

このページでは、SB (サービス バス) 転送プロトコルを使用するビジネス サービスのトランスポート設定をコンフィグレーションできます。表 16-15 に、ページの使用方法を示します。

表 16-15 [ビジネスサービスの作成/編集 - SB コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。ワーク マネージャの詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「グローバル ワーク マネージャの作成」を参照してください。
タイムアウト
サービスがタイムアウトになる時間 (秒単位) です。

注意 : サービス品質が Exactly-Once の場合、タイムアウトは無視されます。

サービス アカウント
[参照] をクリックし、表示されるリストでサービス アカウントを選択します。サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。

関連トピック :

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[SFTP 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - SFTP 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『HTTP 転送およびポーラー転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

このページでは、SFTP プロトコルを使用するビジネス サービスのトランスポート設定をコンフィグレーションできます。表 16-16 に、ページの使用方法を示します。

表 16-16 [ビジネス サービスの作成/編集 - SFTP 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
ユーザ認証
以下のいずれか 1 つを選択します。
  • [ユーザ名 パスワード] 認証 - 静的なサービス アカウントがこの認証方式に関連付けられていて、クライアントは提供された資格情報を使用して認証されることを指定します。
  • [ホスト ベース] 認証 - この認証メソッドを使用するために、ユーザ名とサービス キー プロバイダが必要とされることを指定します。既知のホストから接続するユーザはホストのプライベート キーを使用して認証されます。
  • [パブリック キー] 認証 - この認証メソッドを使用するために、ユーザ名とサービス キー プロバイダが必要とされることを指定します。すべてのユーザがそれぞれのプライベート キーを持っています。
サービス アカウント
ユーザのサービス アカウントを入力するか、[参照] をクリックしてブラウザからサービス アカウントを選択します。
サービス キー プロバイダ
このオプションは、[ホスト ベース] 認証 または [パブリック キー] 認証 が選択されている場合にのみ使用できます。
[サービス キー プロバイダ] フィールドに、サービス キー プロバイダを入力します。[参照] をクリックし、サービス キー プロバイダをブラウザから選択できます。このフィールドは必須です。
ユーザ名
このオプションは、[ホスト ベース] 認証 または [パブリック キー] 認証 が選択されている場合にのみ使用できます。
ユーザ名を入力します。
タイムアウト
接続が切断されるまでのソケット タイムアウト間隔を秒単位で入力します。「0」を入力すると、タイムアウトは発生しません。デフォルト値は 60 です。
送り先ファイル名のプレフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するプレフィックスを入力します。
送り先ファイル名のサフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するサフィックスを入力します。
要求エンコーディング
SFTP 転送では、要求の文字セット エンコーディングとしてデフォルトの UTF-8 を受け入れます。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[Tuxedo 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - Tuxedo 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『Tuxedo の相互運用性ソリューション』を参照してください。

このページでは、Tuxedo 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-17 に、ページの使用方法を示します。

表 16-17 [ビジネスサービスの作成/編集 - Tuxedo 転送コンフィグレーション] ページ (続き)
オプション
説明
フィールド テーブル クラス
受信される FML または FML32 バッファを表すクラス名を入力します。これらは、フィールド名を要素名にマップするために、FML または FML32 から XML への変換ルーチンで使用されます。完全修飾クラス名をスペースで区切ってリストします。
View クラス
送受信される VIEW または VIEW32 バッファを表すクラス名を入力します。これらは、フィールド名を要素名にマップするために、VIEW から XML または VIEW32 から XML への変換ルーチンで使用されます。完全修飾クラス名をスペースで区切ってリストします。
クラス Jar
このエンドポイント オペレーションに必要な FML/FML32 または VIEW/VIEW32 クラスを持つ JAR ファイルを含む JAR リソースを選択します。
リモート アクセス ポイント
インポートに関連付けられたドロップダウン リストから、リモート アクセス ポイントを選択します。このリストには、WTC でコンフィグレーションされたリモート アクセス ポイントが含まれます。関連するリモート アクセス ポイントがない場合、ビジネス サービスは作成できません。
リモート アクセス ポイントがない場合、または新規ポイントを作成する場合は [新規] を作成します。対応する [アクセス ポイント名] と [ネットワーク アドレス] を隣のフィールドに入力します。エンドポイントの検証時に、各·WTC サーバの WTC コンフィグレーションにアクセス ポイントが追加されます。WTC サーバがない場合は、新しいサーバが作成されます。
複数の URI を指定した場合、URI ごとに 1 つのリモート アクセス ポイントが存在し、その URI が参照用に表示されます。複数の URI が存在している場合、各 URI に異なるリモート アクセス ポイントが必要です。既存の WTC リソースに対応する URI がすでに指定されている場合、対応するリモート アクセス ポイントが表示されますが、編集することはできません。
ローカル アクセス ポイント
このフィールドは、[リモート アクセス ポイント] フィールドで [新規] を選択した場合のみ表示されます。
新しく作成したリモート アクセス ポイントと関連付けるローカル アクセス ポイントを、ドロップダウン リストから選択します。存在しない場合、または新しく作成する場合は [新規] を選択します。対応する [ローカル アクセス ポイント名] と [ローカル ネットワーク アドレス] を隣のフィールドに入力します。
要求バッファ タイプ
リモート Tuxedo サービスが受信するバッファの種類を選択します。
要求バッファ サブタイプ
このオプションが有効になるのは、上記の [要求バッファ タイプ] の値が VIEW または VIEW32 の場合です。要求バッファに関連付けるバッファのサブタイプを入力します。
応答が必要?
双方向の呼び出しを指定する場合に選択します。選択しない場合、基礎になる tpcallTPNOREPLY フラグで呼び出され、null 応答が非同期的に返されます。
トランザクションを中断
トランザクションがある場合、このチェックボックスを選択してトランザクションを停止します。この機能は、リモート サービスがトランザクションに対応していない場合に役立ちます。
ディスパッチ ポリシー
このエンドポイントのディスパッチ ポリシーに使用する WebLogic Server ワーク マネージャのインスタンスを選択します。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。
このワーク マネージャを用いて、一方向の呼び出しの場合に非同期的な null 応答を返します。ワーク マネージャの詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」および WebLogic Server の『Administration Console オンライン ヘルプ』の「グローバル ワーク マネージャの作成」を参照してください。
要求エンコーディング
Tuxedo 転送の要求のエンコーディングを設定する文字を指定します。
応答エンコーディング
Tuxedo 転送の応答のエンコーディングを設定する文字を指定します。
タイムアウト
転送ランタイムが応答を待機する最大時間 (秒数) を、0 以上の整数値で指定します。この値を設定しない、またはゼロ (デフォルト) に設定すると、BLOCKTIME (ローカルの WTC アクセス ポイントが遮断コールを許可する最大秒数) でタイムアウトになります。
トランスフォーメーション スタイル
以下のいずれか 1 つを選択します。
  • [なし] - (デフォルト) フィールドの順序を無視します。
  • [順序付け] - すべてのフィールドを正しい順序で表示します。
  • [グループ別および順序付け] - フィールドが論理的にレコード構造になっている場合、発生順に並べ替えられ、レコードごとにグループ化されます。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[WS 転送コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - WS 転送コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

詳細については、『WS 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

このページでは、WS 転送プロトコルを使用するビジネス サービスの転送設定をコンフィグレーションできます。表 16-18 に、ページの使用方法を示します。

表 16-18 [ビジネスサービスの作成/編集 - WS 転送コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
応答のタイムアウト
応答の待ち時間を秒数で指定します。
このフィールドを指定しない場合、応答のタイムアウトは発生しません。ビジネス サービスは、RM ポリシーでコンフィグレーションされたシーケンス タイムアウトの期間待機します。
0」の値を入力すると、タイムアウトは発生しません (タイムアウトしない)。
サービス アカウント
サービス アカウントを入力するか、[参照] をクリックして、表示されたリストからサービス アカウントを選択します。
サービス アカウントにより、このサービスに HTTP 基本認証ポリシーがある場合に使用する証明書を指定されます。
詳細設定
Queue Error Messages
コンフィグレーションされたエラー キューにエラー メッセージを送信することを指定します。
Error Queue URI
このオプションは、[Queue Error Messages] チェックボックスが選択されている場合のみ有効です。
エラー メッセージを格納する JMS キューの URI を次の形式で入力する。
jms://host:port/connFactoryJndiName/queueJndiName
JMS Error Queue Service Account
このオプションは、[Queue Error Messages] チェックボックスが選択されている場合のみ有効です。
サービス アカウントを入力するか、[参照] をクリックして、表示されたリストからサービス アカウントを選択します。
サービス アカウントにより、JNDI 参照およびエラー キューへのエラー メッセージ送信用に使用する証明書が指定されます。
Use SSL for Error Queue
このオプションは、[Queue Error Messages] チェックボックスが選択されている場合のみ有効です。
エラー キューへの接続に SSL を使用する場合に選択します。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[SOAP バインディング コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - SOAP バインディング コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページでは、WSDL に基づくビジネス サービスの SOAP バインディングをコンフィグレーションできます。

Web Services Interoperability Organization で定義された Basic Profile にサービスを準拠させるかどうかを指定する場合は、[WS-I 準拠の適用] チェックボックスを選択します。このオプションが有効になるのは、SOAP 1.1 サービスの場合に限られます。

サービスを WS-I 準拠として指定すると、サービス間で送受信されるメッセージの確認が行われます。

完了した後に

[次へ] をクリックして次のページでこのサービスのコンフィグレーションを続行するか、[最後へ] をクリックして [ビジネス サービスの作成/編集 - 概要]·ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページを使用して、Oracle Service Bus がビジネス サービスによって送信される発信メッセージをエンコードする方法、および Oracle Service Bus がメモリ内の添付ファイルのコンテンツをバッファリングする代わりに発信応答メッセージに添付ファイルをストリーミングする必要があるかどうかを指定します。

このページを使用して、ビジネス サービスによる MTOM/XOP 形式での発信メッセージのエンコードを可能にすることができます。SOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) は、バイナリ データを Web サービスとの間で送受信する方法です。MTOM では、XML-binary Optimized Packaging (XOP) を使用してバイナリ データを転送します。

このページを使用して、ビジネス サービスで発信応答メッセージ内の添付ファイルをディスク ファイルに格納し、添付ファイルのコンテンツをメモリにバッファリングせずにストリーミング形式でデータを処理することもできます。これにより、ビジネス サービスで、大きな添付ファイルを堅牢かつ効率的に処理できます。

表 16-19 [ビジネス サービスの作成/編集 - メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページ
オプション
説明
XOP/MTOM サポート
Oracle Service Bus では、次の転送を使用した XOP/MTOM がサポートされます。
  • HTTP/S
  • ローカル
  • SB
[使用可能] チェック ボックスを選択すると、ビジネス サービスで発信メッセージを MTOM/XOP 形式でエンコードできます。このオプションは、前のリリースのコンフィグレーションに基づくインポートされたビジネス サービスに対しては無効になります。
[XOP/MTOM サポート] が有効になっている場合は、$header および $body メッセージ コンテキスト変数のバイナリ データを処理する方法を次のオプションから選択します。
  • [参照によるバイナリ データを含む] : (デフォルト) 発信応答メッセージで、$body メッセージ コンテキスト変数の設定時に xop:Include 要素を ctx:binary-content 要素で置換します。
  • [値によるバイナリ データを含む] : 発信応答メッセージで、$body メッセージ コンテキスト変数の設定時に xop:Include 要素を対応するバイナリ データの Base64 エンコード テキスト バージョンで置換します。
[XOP/MTOM サポート] がビジネス サービスに対して有効になっている場合は、すべての発信メッセージが MTOM 形式である必要はありません。代わりに、この設定はビジネス サービスが MTOM ペイロードを処理できることを指定します。
Oracle Service Bus では MTOM と SwA の組み合わせがサポートされないため、Oracle Service Bus が発信要求をビジネス サービスにディスパッチしようとした場合、およびビジネス サービスで MTOM と XOP の両方が有効で、$attachments メッセージ コンテキスト変数が null でない場合は、システムによってランタイム エラーが発行されます。
添付ファイル
Oracle Service Bus では、HTTP/S 転送を使用した MIME 添付ファイルのストリーミングがサポートされます。
[添付ファイルのディスクへのページング] チェック ボックスを選択すると、ビジネス サービスが発信応答メッセージ内の添付ファイルをストリーミングできます。
[XOP/MTOM サポート] を有効にした場合、[添付ファイル] オプションは、[XOP/MTOM サポート] で [参照によるバイナリ データを含む] オプションを選択した場合にのみ使用できます。添付ファイルを含むペイロードは RFC 822 に準拠している必要もあります。具体的には、インターネット ヘッダを含む行は、CRLF (復帰改行) で終了する必要があります。

完了した後に

[次へ] をクリックし、[ビジネス サービスの作成/編集 - 概要] ページでこのコンフィグレーションを確認して保存します。

[概要] ページ

[ビジネス サービスの作成/編集 - 概要] ページは、ビジネス サービスの作成および編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「ビジネス サービス コンフィグレーションの編集」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページで、ビジネス サービスのコンフィグレーションの設定の確認および編集ができます。

設定を表示または変更するには、該当するカテゴリ ([全般的なコンフィグレーション]、[転送コンフィグレーション] など) の行で [編集] をクリックします。編集できるページは、ビジネス サービスを作成したときにコンフィグレーションしたページによって異なります。すべてのページを次のリストに示します。

ビジネス サービスに関連付けられた WSDL のエクスポート

WSDL に基づくビジネス サービスの WSDL をエクスポートし、IDE などの外部ツールで WSDL を表示および編集できます。WSDL·は、JAR·ファイルとしてエクスポートされます。

これは、システムの管理モジュールにあるリソースのエクスポート機能とは異なります。リソースのエクスポート機能は、2 つのドメイン間でリソースを移動およびステージングする場合に使用します。「リソースのエクスポート」を参照してください。

始める前に

WSDL をセッション中にエクスポートすることはできません。「Change Center の使用」を参照してください。

WSDL をエクスポートするには

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
    • [リソース ブラウザ|ビジネス サービス] を選択し、[ビジネス サービスの概要] ページを表示します。
    • [プロジェクト エクスプローラ] を選択し、WSDL にエクスポートするビジネス サービスを含むプロジェクトまたはフォルダを選択します。[プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページが表示されます。
  2. WSDL をエクスポートするビジネス サービスの行で、[WSDL のエクスポート] アイコン をクリックします。ダイアログ·ボックスにより、エクスポートされた·JAR·ファイルを開くか、または保存するよう求められます。
  3. ダイアログ ボックスで、[開く] をクリックしてファイルを開くか、[保存] をクリックしてファイルを保存します。

ビジネス サービスの検索

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
  2. リストの項目数を制限するために、名前、パス、またはその両方でフィルタできます。[検索] にある [名前] および [パス] フィールドに、検索対象の名前またはパス (またはその両方) を入力し、[検索] ボタンをクリックします。
  3. このパスは、プロジェクト名、およびビジネス サービスが格納されるフォルダの名前になります。

    ワイルド カード文字の * および ? を使用できます。検索では大文字小文字は区別されます。

    [すべて表示] をクリックすると、ドメイン内のビジネス サービスがすべて表示されます。これにより、前回の検索で使用した検索パラメータが解除されます。

    表 16-20 [ビジネス サービスの概要] ページ
    プロパティ
    説明
    名前
    ビジネス サービスのユニークな名前。名前をクリックすると [ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページが表示されます。
    パス
    パスは、プロジェクト名とビジネス サービスが存在するフォルダの名前で構成されます (例 : UDDI/BusServices/OSB_services)。
    ビジネス サービスのパスをクリックすると、ビジネス サービスを含む [プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページが表示されます。
    アクション
    以下のいずれかの操作を行います。
    • [テスト コンソールの起動] アイコン をクリックして、テスト·コンソールを起動します。テスト·コンソールは、サービスおよびトランスフォーメーションの設計の検証とテストに使用できます。ビジネス サービスの場合、テスト コンソールは実行時 (つまり、セッションをアクティブ化したとき) にのみ使用できる。トランスフォーメーションの場合、セッション内またはセッション外のどちらで作業しているかに関わらず、テスト コンソールを使用できます。「サービスのテスト」および「トランスフォーメーションのテスト」を参照してください。
    • WSDL ベースのビジネス サービスの場合、[WSDL のエクスポート] アイコン が表示されます。このアイコンをクリックして、WSDL をエクスポートします。これにより、WSDL を、IDE などの外部ツールで表示または変更できるようになります。以下を参照してください。
    • これは、システムの管理モジュールにあるリソースのエクスポート機能とは異なります。リソースのエクスポート機能は、2 つのドメイン間でリソースを移動およびステージングする場合に使用します。「WSDL のエクスポート」を参照してください。

    • [WSDL の作成] アイコン は、EJB やフローなどの転送型ビジネス サービスで表示されます。このアイコンをクリックして WSDL を生成すれば、WSDL の表示や集成ができる。「WSDL の生成」を参照してください。
    オプション
    • [削除] アイコン をクリックして、サービスを削除します。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。詳細については、「ビジネス サービスの削除」を参照してください。

ビジネス サービス コンフィグレーションの編集

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. 詳細を見るだけなら、セッションに入る必要はありません。

  3. ビジネス サービスの検索」の説明に従って、表示または編集するビジネス サービスを検索します。
  4. ビジネス サービス名をクリックします。選択したビジネス サービスのコンフィグレーション情報が [ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページに表示されます。
  5. 設定を表示または編集するには、次のいずれかを行います。
    • 表示または編集するプロパティのカテゴリ (全般的なコンフィグレーション転送コンフィグレーションなど) の横にある [編集] アイコン をクリックします。編集できるページは、ビジネス サービスを作成したときにコンフィグレーションしたページによって異なります。
    • これらのページの全リストについては、「[ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページ」を参照してください。

    • ページの下にある [編集] をクリックすると、[ビジネス サービスの作成/編集 - 全般的なコンフィグレーション] ページが表示されます。このページは、ビジネス サービスをコンフィグレーションする一連のページの最初のページです。
  6. ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」で説明されているように、ビジネス サービスを表示または編集します。
  7. [ビジネス サービスの編集 - 概要] ページで、[保存] をクリックすると、現在のセッションで変更した内容が反映されます。
  8. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

[ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページ

[ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページには、ビジネス サービスのコンフィグレーションの詳細が表示されます。表 16-21 に、このページに表示されるすべてのプロパティを示します。(表示されるプロパティは、ビジネス サービスの内容によって異なります。)

このページでリストしたカテゴリは、「ビジネス サービスの作成/編集 - ページ リファレンス」で説明されているように、ビジネス サービス コンフィグレーションの作成および編集に使用した [ビジネス サービスの作成/編集]·の各ページに対応しています。

カテゴリ名の横にある [編集] リンクをクリックすると、関係付けられているページが表示されます。

表 16-21 [ビジネス サービスの表示 : コンフィグレーションの詳細] ページ
プロパティ
説明
最終変更者
このビジネス サービスを作成したか、コンフィグレーションにインポートしたユーザ。
最終変更日
ユーザがこのビジネス サービスを作成したか、コンフィグレーションにインポートした日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
参照先
このビジネス サービスが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「リソースへの参照の表示」を参照してください。
参照元
このビジネス サービスを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。詳細については、「リソースへの参照の表示」を参照してください。
説明
このビジネス サービスの説明 (説明が存在する場合)。
全般的なコンフィグレーション - [全般的なコンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
サービスの種類
サービスの種類。
メッセージの種類のコンフィグレーション - [メッセージの種類のコンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
要求メッセージの種類
[なし]、[バイナリ]、[テキスト]、[MFL]、または [XML] で示される要求メッセージのメッセージ タイプ。
応答メッセージの種類
[なし]、[バイナリ]、[テキスト]、[MFL]、または [XML] で示される応答メッセージのメッセージ タイプ。
転送コンフィグレーション - [転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
プロトコル
転送プロトコル
ロード バランシング アルゴリズム
ロード バランシング アルゴリズム
エンドポイント URI
エンドポイントの URI
再試行回数
再試行の回数
再試行間隔
再試行の間隔
BPEL-10g 転送コンフィグレーション - [BPEL-10g 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
DSP 転送コンフィグレーション - [DSP 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
デバッグ レベル
デバッグ情報の出力を指定する。
サービス アカウント
この転送のサービス アカウントを選択した場合は、そのアカウントが表示される。
ディスパッチ ポリシー
サービスのエンドポイントに使用する WLS ワーク マネージャのインスタンスを参照する。
EJB 転送コンフィグレーション - [EJB 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
Caller のサブジェクトを渡す
Oracle Service Bus が EJB を呼び出すときにプロキシ サービスから認証されたサブジェクトを渡すかどうかに関係なく、サービス アカウントはコンフィグレーションされません。
サービス アカウント
このビジネス サービスに対して選択されたサービス アカウント。
トランザクションをサポートする
チェックボックスが選択されている場合に有効。トランザクションがサポートされる。
クライアント Jar*
この EJB 転送サービスが呼び出すクライアント JAR の名前。
コンバータ Jar
この EJB 転送サービスが必要とするコンバータ クラス JAR の名前。
ホーム インタフェース*
このサービスに選択されたホーム インタフェース URI。
リモート インタフェース*
サービス用のリモート インタフェース URI。
対象ネームスペース*
JAR 情報から選択された対象ネームスペース。
スタイル
サービスがドキュメントをラップまたは RPC のどちらのスタイルを使用しているか。
エンコーディング
発信メッセージがコード化されているか、リテラルか。
メソッド
このサービスによって呼び出されるメソッドのリスト。
電子メール転送コンフィグレーション - [電子メール転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
メール サーバ アドレス
このサービスの SMTP サーバ
サービス アカウント
このメール サーバのサービス アカウント
メール セッション
このサービスのメール セッション
送信元の名前
このサービスの送信元表示名
送信元アドレス
このサービスの送信元アドレス
返信先の名前
このサービスの返信先表示名
返信先アドレス
このサービスの返信先アドレス
要求エンコーディング
電子メール転送の要求用文字セット エンコーディング
ファイル転送コンフィグレーション - [ファイル転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
プレフィックス
ファイル名の前に付加するプレフィックス。
サフィックス
ファイル名に付加するサフィックス。
要求エンコーディング
ファイル転送の要求用文字セット エンコーディング。
フロー転送コンフィグレーション - [フロー転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
タイムアウト
タイムアウトまで応答を待つ時間 (秒)。
FTP 転送コンフィグレーション - [FTP 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
ユーザ認証
ユーザ認証方式 : 匿名または外部的にコンフィグレーションされたアカウント。
ID (電子メール ID) またはサービス アカウント
匿名ユーザのメール ID または外部的にコンフィグレーションされたアカウントのサービス アカウント。
タイムアウト
ソケット タイムアウト (秒単位)。
送り先ファイル名のプレフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するプレフィックス。
送り先ファイル名のサフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するサフィックス。
転送モード
転送モード : [バイナリ] または [ASCII]。
要求エンコーディング
FTP 転送の要求用文字セット エンコーディング。
HTTP 転送コンフィグレーション - [HTTP 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
タイムアウト
サービスがタイムアウトになる時間 (秒単位)。
HTTP 要求メソッド
HTTP 要求メソッド。
基本認証が必要
基本認証が必要かどうか (必要な場合は [有効] が表示される)。
HTTP リダイレクトの追跡
ビジネス サービスの URL に発信要求を送信し、そのサービスから、URL が無効になったためこの要求を別の URL に送信する必要があることを示す応答コード (たとえば 302) が返された場合に、リダイクレクトが発生するかどうか。要求を新しい URL に自動的に再送信し、ユーザ側でのアクションが発生しない場合は、[有効] が表示される。
サービス アカウント
この転送のサービス アカウントを選択した場合は、そのアカウントが表示される。
要求エンコーディング
HTTP 転送の要求用文字セット エンコーディング。
応答エンコーディング
HTTP 転送の応答用文字セット エンコーディング。
プロキシ サーバ
ビジネス サービス用にコンフィグレーションされたプロキシ サーバ リソース。
JCA 転送コンフィグレーション - [JCA 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
JMS 転送コンフィグレーション - [JMS 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
送り先の種類
送り先のタイプ : [キュー] または [トピック]。
SSL を使用
要求を TSL/SSL 接続で行う場合は、[有効] が表示される。
メッセージの種類
メッセージの種類 : [テキスト] または [バイト]。
有効期限
メッセージの期限または生存時間 (秒単位)。0 の場合、メッセージは無期限になる。
応答が必要
メッセージの送信後に応答を受け取るかどうか。
応答 URI
jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName という形式の応答 URI。
複数のサーバを送り先にするには、次の URI 形式を使用する。
jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
応答のタイムアウト
応答の待ち時間 (秒単位)。
順序単位
メッセージ順序単位。この機能により、メッセージ プロデューサは処理順序に関して複数のメッセージを 1 つの単位にグループ化できるようになる。この単位からのすべてのメッセージは、メッセージが作成された順序に従って処理する必要がある。
Caller のサブジェクトを渡す
Oracle Service Bus がメッセージを送信するときに、認証されたサブジェクトを渡すかどうか。
要求エンコーディング
JMS 転送の要求用文字セット エンコーディング。
応答エンコーディング
JMS 転送の応答用文字セット エンコーディング。
JMS サービス アカウント
JMS サーバによって管理される JMS リソースに使用するサービス アカウント。
JPD 転送コンフィグレーション - [JPD 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
システム サービス アカウント
WLI ステートレス セッション Bean の呼び出しに使用するサービス アカウント。
プロセス サービス アカウント
JBD の呼び出しに使用するサービス アカウント。
コールバック プロキシの場所
JPD からのコールバックを受信するプロキシ サービスの場所。
ディスパッチ ポリシー
アウトバウンドの応答に使用する WLS ワーク マネージャのインスタンスを参照する。
トランザクションの伝播
Oracle Service Bus 内の既存のトランザクションを JPD に伝播するかどうかを指定します。
MQ 転送コンフィグレーション - [MQ 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
SB 転送コンフィグレーション - [SB 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
ディスパッチ ポリシー
サービスのエンドポイントに使用する WLS ワーク マネージャのインスタンスを参照する。
サービス アカウント
この転送のサービス アカウント。
タイムアウト
ソケット タイムアウト (秒単位)。
SFTP 転送コンフィグレーション - [SFTP 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
認証モード
認証メソッド: ユーザ名/パスワード、ホスト ベース、または公開鍵認証。
サービス アカウント
この sftp サーバのサービス アカウント。
サービス キー プロバイダ
この sftp サーバのサービス キー プロバイダ。
ユーザ名
この sftp サーバのユーザ名。
タイムアウト
ソケット タイムアウト (秒単位)。
送り先ファイル名のプレフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するプレフィックス。
送り先ファイル名のサフィックス
リモート サーバに格納されるファイルのファイル名に使用するサフィックス。
要求エンコーディング
SFTP 転送の要求用文字セット エンコーディングが表示される。デフォルト値は utf-8
Tuxedo 転送コンフィグレーション - [Tuxedo 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
フィールド テーブル クラス
バッファのマップに用いる FML ファイルの完全修飾クラス名をスペースで区切ったリスト。
View クラス
バッファのマップに用いる View クラスの完全修飾名をスペースで区切ったリスト。
クラス Jar
エンドポイント オペレーションに必要な FML/FML32 または VIEW/VIEW32 クラスを持つ JAR ファイルを含む JAR リソース。
URI のリモート アクセス ポイント
WTC インポート サービスに関連付けられた URI エンドポイント用のリモート アクセス ポイント。
要求バッファ タイプ
CARRAY、FML、FML32、MBSTRING、STRING、VIEW、VIEW32、X_COMMON、X_C_TYPE、XML、X_OCTET で示されるバッファ タイプ。
要求バッファ サブタイプ
バッファ タイプが VIEW または VIEW32 の場合に、応答バッファに関連付けるバッファのサブタイプ。
応答が必要
チェックボックスが選択されている場合に有効。応答を必須にする。選択していない場合は、応答は不要。
トランザクションを中断
チェックボックスが選択されている場合に有効。トランザクションを停止する (存在する場合)。選択しない場合は、トランザクションを実行する。
ディスパッチ ポリシー
サービスのエンドポイントに使用する WLS ワーク マネージャのインスタンスを参照する。
要求エンコーディング
Tuxedo 転送の要求用文字セット エンコーディング。
応答エンコーディング
Tuxedo 転送の応答用文字セット エンコーディング。
タイムアウト
転送ランタイムの応答の最長待ち時間 (秒単位)
トランスフォーメーション スタイル
FML または FML32 バッファが XML に変換される際の要素の順序またはグループ化。
WS 転送コンフィグレーション - [WS 転送コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを示します。
応答のタイムアウト
応答の待ち時間 (秒単位)。
サービス アカウント
このサービスに HTTP 基本認証ポリシーがある場合に使用するサービス アカウント。
Queue Error Messages
コンフィグレーションされたエラー キューにエラー メッセージを送信するかどうかを指定する。
Error Queue URI
エラー キュー URI の形式は次のとおり。
jms://host:port/connFactoryJndiName/queueJndiName
JMS Error Queue Service Account
JNDI 参照およびエラー キューへのエラー メッセージ送信用に使用するサービス アカウント。
Use SSL for Error Queue
要求を TSL/SSL 接続で行う場合は、[有効] が表示される。
メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション - [メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページでコンフィグレーションされたプロパティを表示します。
XOP/MTOM サポート
ビジネス サービスでの MTOM/XOP 形式による発信メッセージのエンコードが有効または無効であるかを示します。
ビジネス サービスで XOP/MTOM サポートが有効である場合は、含まれているバイナリ データが参照渡しまたは値渡しであるかどうかがフィールドに表示されます。
添付ファイル
発信応答メッセージで添付ファイルをストリーミングするために、ビジネス サービスが [添付ファイルのディスクへのページング] を指定してコンフィグレーションされているかどうかを示します。

[ビジネス サービスの表示 - ポリシー] ページ

[ビジネス サービスの表示 - ポリシー] ページは、ビジネス サービスの編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「[ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページ」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

このページを使用して、WSDL ベースのポリシーを持つ、またはカスタム ポリシー バインディング (WSDL ベースのサービスおよび任意の SOAP サービスの両方) を使用するビジネス サービスのポリシー設定をコンフィグレーションできます。表 16-22 に、ページの使用方法を示します。

WSDL ベースのサービスでは、サービスにバインドされているすべてのポリシーは、バインディング モデルが使用されているかどうかに関わらず、有効な WSDL 内に置かれます (インライン化)。抽象ポリシーは、インライン化される前に前処理されます。

表 16-22 [ビジネス サービスの表示 - ポリシー] ページ
オプション
編集の方法
サービス ポリシー コンフィグレーション
[サービス ポリシー コンフィグレーション] フィールドには次の 2 つのオプションがある。
  • WSDL ベースのポリシー : WSDL ドキュメント内の 1 つ以上の Web サービス ポリシー (WS-Policy) ステートメントでビジネス サービスのメッセージ レベルのセキュリティ要求を示す。
  • カスタム ポリシー バインディング : コンソールから、サービス レベル ポリシー、オペレーション レベル ポリシー (要求および応答の両方のメッセージに適用するポリシー)、要求ポリシー、および応答ポリシーを追加する。

注意 : 2 つのポリシー バインディング モデルは排他的です。サービスに直接ポリシーをバインドすると、すべての WSDL ベースのポリシーは無視されます。

サービス レベル ポリシー
(カスタム ポリシー バインディングのみ)
サービス全体に適用するポリシーを指定するには、サービス名のエントリを展開します。[追加] をクリックして、ポリシーを検索して選択する。
既存の WS-Policy リソースから選択するか、既定のポリシーから選択する。
サービスには複数のポリシーをバインドできる。
ポリシー バインディングを更新します。
操作レベル ポリシー
(WSDLベース ポリシーのみ)
WSDL からの要求ポリシーおよび応答ポリシーを読み取り専用で表示できる。
操作レベル ポリシー
(カスタム ポリシー バインディングのみ)
操作またはその操作の要求/応答または任意の SOAP サービスの任意の要求/応答に適用するポリシーを指定するには、操作名エントリを展開します。[追加] をクリックして、ポリシーを検索して選択する。
既存の WS-Policy リソースから選択するか、既定のポリシーから選択する。
サービスには複数のポリシーをバインドできる。
ポリシー バインディングを更新します。

完了した後に

[更新] をクリックしてこのコンフィグレーションを保存するか、[リセット] をクリックして変更を元に戻します。

[ビジネス サービスの表示 - セキュリティ] ページ

[ビジネス サービスの表示 - セキュリティ] ページは、ビジネス サービスの編集 (「ビジネス サービスの作成とコンフィグレーション」および「[ビジネス サービスの表示 - コンフィグレーションの詳細] ページ」を参照) に関する一連のページの 1 つです。

サービスにバインドされているすべてのポリシーは、バインディング モデルが使用されているかどうかに関わらず、有効な WSDL 内に置かれます (インライン化)。抽象ポリシーは、インライン化される前に前処理されます。

このページを使用して、WSDL ベースのポリシーを持つ、またはカスタム ポリシー バインディングを使用するビジネス サービスのセキュリティ設定をコンフィグレーションできます。表 16-23 に、ページの使用方法を示します。

表 16-23 [ビジネス サービスの表示 - セキュリティ] ページ
オプション
編集の方法
サービス アカウント
[参照] をクリックし、表示されるリストでサービス アカウントを選択します。サービス アカウントを指定しない場合は、匿名サブジェクトが使用されます。

関連トピック :

完了した後に

[更新] をクリックしてこのコンフィグレーションを保存するか、[リセット] をクリックして変更を元に戻します。

ビジネス サービスの削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [リソース ブラウザ|ビジネス サービス] を選択し、[ビジネス サービスの概要] ページを表示します。
  3. 削除するビジネス サービスの行で、[削除] アイコン をクリックします。 ビジネス サービスは現在のセッションで削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  4. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

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