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メッセージ パスは、クライアントまたはコントロールからのメッセージの配信時に、プロセスの実行を中断するのに使用します。これにより、プロセスは現在の実行の流れを中断して、代わりのアクションを行います。ビジネス プロセスには希望する数のメッセージ パスを含めることができます。
メッセージ パスは、メッセージを受信できるノードに関連付けることができます。
たとえば、クライアント要求ノード、コントロール受信ノード、戻り値のあるクライアント要求ノードなどです。
注意 : | メッセージ パスは、次の個別のノードではサポートされていません: 実行ノード、クライアント応答ノード、コントロール送信ノード、戻り値のあるコントロール送信ノード。 |
メッセージ パスには、メッセージを受信するクライアント要求またはコントロール受信ノードを含めることができます。OnMessage パスがプロセスに対して指定された場合 (開始ノードで指定された場合) は、パスの最初のノードとして戻り値のあるクライアント要求ノードを使用できます。
メッセージ パスを、ビジネス プロセスの個別のノード、ノードのグループ、または全プロセス (グローバル) と関連付けることができます。メッセージ パスをプロセスの開始ノードに追加して、グローバル メッセージ パスを作成します。
図 16-1 に示すように、メッセージ パスがノードまたはノードのグループに追加され、表示されます。
[OnMessage] をダブルクリックして、新しい名前を入力すると、パスの名前を変更できます。また、[JPD コンフィグレーション] ペインの [名前] フィールドで名前を変更することもできます。
注意 : | このオプションは、メッセージ パスがビジネス プロセスの開始ノードに追加される場合にのみ使用できます。 |
選択したノードが開始イベントとしてメッセージ パスに追加されます。開始ノードのコンフィグレーションについては、手順 6 を参照してください。
JPD コンフィグレーション ビューに、関連するプロパティが表示されます。Oracle Workshop for WebLogic に [JPD コンフィグレーション] ビューが表示されない場合は、メニューから [ウィンドウ|ビューの表示|その他|一般|JPD コンフィグレーション] を選択します。
注意 : | デフォルトの [プロセス] ビューには [プロパティー] ペインしか表示されていません。[プロセス] パースペクティブで、[JPD コンフィグレーション] ビューと [プロパティー] ペインを同時に使用することはできません。 |
注意 : | [JPD コンフィグレーション] ペインの値を変更するには、まず [プロパティー] ペインを閉じてから、[JPD コンフィグレーション] ペインを開いて JPD を再ロードする必要があります。[プロパティー] ペインに戻るには、[JPD コンフィグレーション] ペインを閉じてから、[プロパティー] ペインを開いて JPD を再ロードします。 |
スキップ - 例外パスが関連付けられたノードまたはグループをスキップします。つまり、例外パスが定義されたノードまたはグループの次のノードからプロセスの実行を再開します。
再開 - メッセージを受信した時に実行していたノードからプロセスの実行を再開します。プロセスの状態は、メッセージ パスが実行される前の状態に戻り、メッセージ ポートはアクティブのままになります。
exclusive - このハンドラが完了するまでプロセスの実行をブロックします。
afterExecute
パスに入るまでに、プロセス エンジンにより、パスに含まれるノードまたはノードのグループの実行を再試行する回数を指定します。
メッセージ パスを作成すると、デザイン ビューで次のアイコンがノード (またはノードのグループ) の傍に表示され、例外パスが指定したノードに対してアクティブになっていることを示します。
メッセージ パス (または例外ハンドラあるいはタイムアウト パス) の表示を折りたたむには、メッセージ パス アイコンのグレー矢印をクリックします。次の図は、パスを折りたたんでいるノードに関連付けられたアイコンを示しています。
警告 : | パスを削除すると、そのパスに定義したビジネス プロセス ノードも削除されます。パスを削除しようとすると、続行する前に削除を承認する必要があることを告げる警告メッセージがダイアログ ボックスに表示されます。 |