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このトピックでは、Trading Partner Integration のチュートリアルを紹介し、チュートリアルを始める前に必要な設定手順について説明します。内容は以下のとおりです。
このドキュメントでは、以下のチュートリアルについて説明します。
これらはスタンドアロンのチュートリアルです。必要に応じて両方のチュートリアルを完了することもできますが、RosettaNet チュートリアルは完了せずに ebXML チュートリアルのみを完了することもできます (その逆も可)。
Trading Partner Integration のチュートリアルを開始する前に、以下の内容を確認してください。
tptutorial
ドメインを作成し、チュートリアル ファイルをインストールする必要がある (「チュートリアルの設定」を参照)。
Trading Partner Integration のチュートリアルを開始する前に、以下の手順を完了しておく必要があります。
Trading Partner Integration のチュートリアルでは Oracle WebLogic Integration ドメインが必要です。このドメインは、Oracle WebLogic Configuration Wizard で作成する必要があります。このドキュメントで使用するドメイン名は tptutorial
ですが、有効なドメイン名であれば、どのドメイン名を使用してもかまいません。
注意 : | チュートリアルでは既存の Oracle WebLogic Integration を使用することもできます。しかし、別のドメインを新たに作成すると、チュートリアルで必要なデフォルトのトレーディング パートナのコンフィグレーションが確実に用意されます。 |
新しい Oracle WebLogic Integration ドメインを作成するには
Oracle WebLogic Configuration Wizard を進めると、いくつかのページが順番に表示されます。以降のページに進むには、各ページの設定を指定してから [次へ] をクリックする必要があります。表 1-2 にはこれらのページと、ドメインを正常に作成するために選択する必要のあるオプションを示します。
注意 : | これらの手順では、ほとんどの場合でデフォルト設定の選択を想定しています。高度なコンフィグレーション オプションの詳細については、『コンフィグレーション ウィザードを使用した WebLogic ドメインの作成』を参照してください。 |
Oracle WebLogic の Configuration Wizard で新しい Oracle WebLogic Integration ドメインを作成すると、トレーディング パートナ管理 (TPM) リポジトリにデフォルトのトレーディング パートナとプロトコル バインディングが自動的に設定されます。Trading Partner Integration のチュートリアルでは、このデフォルトのコンフィグレーションを使用します。TPM リポジトリの詳細については、『WebLogic Integration Administration Console の使用』の「トレーディング パートナ管理」を参照してください。
デフォルトでは、Oracle WebLogic Integration はテスト (開発) モードで動作します。このモードでは、デフォルトのプロトコルバインディングを使用し、同じマシン上に併置された別のトレーディング パートナからビジネス プロセスを実行することができます。プロダクション環境では、各トレーディング パートナは別個の独自の Oracle WebLogic Integration サーバ上で個々のビジネスプロセスを実行するため、サービス プロファイルを明示的にコンフィグレーションし、トレーディング パートナとサービスプロファイルの両方を有効化する必要があります。テスト モードとプロダクション モードの詳細については、『WebLogic Integration Administration Console の使用』の「トレーディング パートナ管理」にある「モードとメッセージング トラッキングのコンフィグレーション」を参照してください。
Oracle WebLogic Integration ドメインでは、開発用およびテスト用として、次の 2 つのトレーディング パートナが事前にコンフィグレーションされています。
デフォルトのトレーディング パートナには、以下に示すプロトコル バインディングが事前にコンフィグレーションされています。
ebXML 1.0 を除くすべてのプロトコル バインディングがデフォルトとしてマークされています。実行時に特定のプロトコル情報がない場合は、デフォルトのバインディングが自動的に使用されるようにできます。
TPM リポジトリのコンテンツを表示および更新するには、Oracle WebLogic Integration Administration Console を使用します。必要に応じて Oracle WebLogic Integration Administration Console を使用し、TPM リポジトリで事前にコンフィグレーションした設定を参照することができます。Trading Partner Integration のチュートリアルでは、この事前にコンフィグレーションした設定を使用するため、チュートリアルで指示がない限り、TPM リポジトリに変更を加える必要はありません。
注意 : | TPM リポジトリの事前にコンフィグレーションされた設定を変更する場合、チュートリアルにおける指示をその変更に応じて解釈する必要があります。コンフィグレーション手順については、『WebLogic Integration Administration Console の使用』の「トレーディング パートナ管理」を参照してください。 |
デフォルトのトレーディング パートナ情報を表示するには、以下の手順に従います。
http://localhost:7001/wliconsole
を入力します。
Oracle WebLogic Integration Administration Console のホーム ページが表示されます (図 1-2 を参照)。
注意 : | Oracle WebLogic Integration Administration Console の特定の画面の詳細については、[ヘルプ] をクリックします。 |
Test_TradingPartner_1
] を選択し、[移動] をクリックして、デフォルト トレーディング パートナの事前にコンフィグレーションされたバインディングを表示します (図 1-4 を参照)。注意 : | トレーディング パートナのエンドポイントはデフォルトで、localhost:7001 でリスンするようにコンフィグレーションされています。異なるポートでリスンするように Oracle WebLogic Server をコンフィグレーションした場合、トレーディング パートナのバインディング情報をその変更に応じて調整してください。 |
Trading Partner Integration のチュートリアルのドキュメントおよびサンプル ファイルは、アーカイブ ファイル (tptutorial.zip
) として提供されています。このアーカイブ ファイルには、チュートリアルで使用する完成された ebXML アプリケーションと RosettaNet アプリケーションが、スキーマ ファイルとサンプルの XML ファイルと共に含まれています。
Trading Partner Integration のチュートリアル ファイルをインストールするには、以下の手順に従います。
tptutorial.zip
ファイルを、Oracle WebLogic Integration の Web サイトからダウンロードします。 tptutorial.zip
ファイルのコンテンツをフォルダ名を使用してローカル ディレクトリに展開します。展開したファイルは、以下のディレクトリ構造となっています。
チュートリアルのドメインを設定し、チュートリアル ファイルを抽出したら、次のチュートリアルを開始できます。
どちらのチュートリアルでも、「チュートリアルの設定」で作成した同じ Oracle WebLogic Integration ドメインを使用します。これらはスタンドアロンのチュートリアルです。必要に応じて両方のチュートリアルを完了することもできますが、RosettaNet チュートリアルは完了せずに ebXML チュートリアルのみを完了することもできます (その逆も可)。
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