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コンフィグレーション ウィザードの使い方

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対象のコンフィグレーション

Web アプリケーションなどのアプリケーションや、JMS および JDBC コンポーネントのようなサービスの対象にサーバまたはクラスタを指定するかどうかは任意選択です。ただし、サービスを追加した場合や、複数のサーバまたはクラスタに分散するドメインをコンフィグレーションした場合は、アプリケーションまたはサービスをデプロイするサーバやクラスタを対象として指定することをお勧めします。

[アプリケーションおよびサービスの対象指定オプション] ウィンドウでは、アプリケーションとサービスをデプロイするサーバおよびクラスタを対象として指定するかどうかを決定するように求められます。[いいえ] を選択すると、以前に選択したコンフィグレーション ソースで定義されているコンフィグレーションの対象設定がそのまま使用されます。[はい] を選択すると、後続のウィンドウで、以下の表の説明に従って対象をコンフィグレーションするように求められます。

注意 : コンフィグレーション ウィザードでは、既存のコンフィグレーションが自動的に変更され、クラスタ化または非クラスタ化されたマルチサーバ環境でアプリケーションとサービスを実行できます。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照してください。

実行するタスク

作業内容

アプリケーションの対象にサーバまたはクラスタを指定

ドメイン テンプレート内またはインポートされた拡張テンプレート内にある Web アプリケーションや EJB モジュールなどのアプリケーション コンポーネントをデプロイする対象サーバおよびクラスタを指定する。

サービスの対象にサーバまたはクラスタを指定

JDBC や JMS コンポーネントなどのアプリケーション サービスまたは起動/停止クラスをデプロイする対象サーバおよびクラスタを指定する。


 

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


アプリケーションの対象にサーバまたはクラスタを指定

[アプリケーションのサーバまたはクラスタへの対象設定] ウィンドウでは、ドメイン テンプレート内またはインポートされた拡張テンプレート内にある Web アプリケーションや EJB モジュールなどのアプリケーション コンポーネントをデプロイする対象サーバおよびクラスタを指定するように求められます。

サーバまたはクラスタにアプリケーション コンポーネントをデプロイするには

  1. [対象] ペインで、アプリケーション コンポーネントをデプロイするサーバまたはクラスタを選択します。
  2. 左側のペインで、選択したサーバまたはクラスタを割り当てる各アプリケーション コンポーネントを選択します。リスト内のアプリケーション コンポーネントをすべて選択するには、[すべて選択] を選択します。リスト内のアプリケーション コンポーネントをすべて選択解除するには、[すべて選択解除] を選択します。
  3. 各アプリケーション コンポーネントに対応する [対象] リストが、コンポーネントが割り当てられるサーバまたはクラスタに合わせて更新されます。

    注意 : クラスタのメンバーをアプリケーションの対象にした場合、そのクラスタは自動的にアプリケーションの対象にはなりません。クラスタをアプリケーションの対象にする場合は、明確に指定する必要があります。

  4. サーバまたはクラスタに割り当てるアプリケーション コンポーネントごとに、手順 1 と 2 を繰り返します。
  5. [次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


サービスの対象にサーバまたはクラスタを指定

[サービスのサーバまたはクラスタへの対象指定] ウィンドウでは、JDBC や JMS コンポーネントなどのアプリケーション サービスや、起動/停止クラスをデプロイする対象サーバおよびクラスタを指定するように求められます。

JDBC コンポーネントの対象指定には、以下のガイドラインを使用します。

サービスの対象にサーバまたはクラスタを指定するには

  1. [対象] ペインで、アプリケーション コンポーネントをデプロイするサーバまたはクラスタを選択します。
  2. 左側のペインで、選択したサーバまたはクラスタを割り当てる各サービスを選択します。リスト内のアプリケーション サービスをすべて選択するには、[すべて選択] を選択します。リスト内のアプリケーション サービスをすべて選択解除するには、[すべて選択解除] を選択します。
  3. 注意 : アプリケーション サービスを選択または選択解除すると、コンフィグレーション要素間の依存関係がチェックされ、選択されているコンポーネントのリストが自動的に変更されます。

    各アプリケーション サービスに対応する [対象] リストが、コンポーネントが割り当てられるサーバまたはクラスタに合わせて更新されます。

    注意 : クラスタのメンバーをサービスの対象にした場合、そのクラスタは自動的にサービスの対象にはなりません。クラスタをアプリケーションの対象にする場合は、明確に指定する必要があります。

  4. サーバまたはクラスタに割り当てるアプリケーション サービスごとに、手順 1 と 2 を繰り返します。
  5. [次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。

注意 : 既存のコンフィグレーションを拡張する場合は、「WebLogic コンフィグレーションの作成」の説明に従ってコンフィグレーションを更新する手順に進みます。

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション

シングルサーバ ドメインから (クラスタ化または非クラスタ化された) マルチサーバ ドメインに切り替えると、コンフィグレーション ウィザードによって既存のコンフィグレーションが自動的に変更され、新しい環境でアプリケーションとサービスを実行できるようになります。このプロセスを自動コンフィグレーションと呼びます。

注意 : 自動コンフィグレーション処理時にコンフィグレーション ウィザードで用いられるルールは、再コンフィグレーションされたドメイン コンフィグレーションが正しく機能するために定義されます。これらの新しい設定の変更は、詳しい知識を持つユーザだけが行います。設定を変更すると、ドメインの操作に悪影響が及ぶおそれがあります。

ドメインの簡単な概要」で説明されている、ドメイン コンフィグレーションの主なタイプを以下に示します。

コンフィグレーション ウィザードでは、以下の状況で自動コンフィグレーションが実行されます。

スタンドアロン サーバのドメインからテンプレートを作成し、管理対象サーバまたはクラスタをそのテンプレートに追加すると、Configuration Template Builder でも自動コンフィグレーションが実行されます。

コンフィグレーション ウィザードと Configuration Template Builder では、自動コンフィグレーション実行時に、以下の表に記載された命名規約が使用されます。

注意 : 自動コンフィグレーション時に作成されるコンポーネント名では、新しいコンポーネント名の識別に使用される数値が n によって指定されます。最初に作成されるコンポーネントの n の値は 1 です。この値は、コンポーネントを追加するたびに 1 つずつ増加します。

自動コンフィグレーションされたコンポーネントごとに、自動コンフィグレーション JNDI 名 JNDIname_auto_n も作成されます。

コンポーネント

自動コンフィグレーション時に作成される名前

JMS ファイル ストア

JMSfilestorename_auto_n

JMS JDBC ストア

JMSJDBCStorename_auto_n

JMS サーバ

JMSservername_auto_n
(JMS サーバがクラスタに伝播されるときに作成)

JMS サーバ

JMSservername_pinned_n
(JMS サーバが特定のサーバに固定されるときに作成)

JMS トピック

JMStopicname_auto_n

JMS キュー

JMSqueuename_auto_n

JMS 分散トピック

dist_JMStopicname_auto

JMS 分散トピック メンバー

autoJMStopicname_OF_autoJMSservername

JMS 分散キュー

dist_JMSqueuename_auto

JMS 分散キュー メンバー

autoJMSqueuename_OF_autoJMSservername


 

 

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