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コンフィグレーション ウィザードの使い方

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Java Messaging Service のコンフィグレーション

WebLogic JMS は、アプリケーション間の通信を可能にするエンタープライズ メッセージング システムへのアクセスを提供します。WebLogic JMS の機能について知るには、次の URL にある『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/index.html

ウィザードによって、JMS メッセージ サービスのコンフィグレーション オプションが提示されます。JMS のコンフィグレーションでは、以下のコンポーネントを定義します。

[メッセージング (JMS) オプション] ウィンドウでは、WebLogic JMS (Java Message Service) をコンフィグレーションするよう求められます。[いいえ] を選択すると、選択したコンフィグレーション ソースで定義されている JMS コンフィグレーションの設定がそのまま使用されます。[はい] を選択すると、後続のウィンドウで、以下の表で説明しているコンフィグレーションを定義するよう求められます。

注意 : Configuration Template Builder を使って拡張テンプレートを作成していて [いいえ] を選択した場合は、次の手順としてアプリケーションのセキュリティを設定します。「拡張テンプレートのセキュリティ オプションのコンフィグレーション」を参照してください。

実行するタスク

作業内容

JMS 接続ファクトリのコンフィグレーション

接続ファクトリ (接続コンフィグレーション情報をカプセル化する JMS オブジェクト) をコンフィグレーションし、JMS アプリケーションが接続を作成できるようにする。

JMS 送り先キーのコンフィグレーション

特定の送り先に着信するメッセージのソート順序の定義に使用される JMS 送り先キーをコンフィグレーションする。

JMS テンプレートのコンフィグレーション

同様のコンフィグレーション設定を持つ複数の送り先 (キューおよびトピック) の有効な定義手段として機能する JMS テンプレートをコンフィグレーションする。

JMS 送り先キーの割り当て

テンプレートに送り先キーを割り当てる。

JMS ファイル ストアのコンフィグレーション

JMS ファイル ストアをコンフィグレーションする。JMS ファイル ストアは永続メッセージの格納に使用されるディスクベースのファイル。

JMS JDBC ストアのコンフィグレーション

JMS JDBC ストア (永続メッセージの格納に使用される JDBC 対応データベース) をコンフィグレーションする。

JMS JDBC ストアの作成には JMS 接続ファクトリが必要。

JMS サーバのコンフィグレーション

クライアントに代わって接続要求とメッセージ要求を管理する JMS サーバをコンフィグレーションする。

WebLogic Server インスタンスへの JMS サーバの割り当て

WebLogic Server インスタンスに JMS サーバを割り当てる。

このウィンドウは、1 つまたは複数の JMS サーバを定義した場合にのみ表示される。

JMS トピックのコンフィグレーション

JMS トピックをコンフィグレーションする。JMS トピックは、アプリケーションが別の複数のアプリケーションにメッセージを送信することを可能にするパブリッシュ/サブスクライブ (Pub/sub) メッセージング モデルをサポートする。Pub/sub メッセージング アプリケーションは、トピックのサブスクライブによってメッセージを送受信する。

JMS キューのコンフィグレーション

JMS キューをコンフィグレーションする。JMS キューは、あるアプリケーションから別のアプリケーションにメッセージを送信することを可能にするポイントツーポイント (PTP) メッセージング モデルをサポートする。PTP メッセージング アプリケーションは、名前付きキューを使ってメッセージを送受信する。

JMS 分散トピックのコンフィグレーション

JMS 分散トピック (クラスタ内の WebLogic Server の障害時にサービスの継続をサポートする物理的なトピックのセット) をコンフィグレーションする。

このウィンドウは、クラスタをコンフィグレーションした場合にのみ表示される。

JMS 分散キューのコンフィグレーション

JMS 分散キュー (クラスタ内の WebLogic Server の障害時にサービスの継続をサポートする物理的なキューのセット) をコンフィグレーションする。

このウィンドウは、クラスタをコンフィグレーションした場合にのみ表示される。

JMS 分散送り先の割り当て

WebLogic Server またはクラスタに JMS 分散キューまたはトピックを割り当てる。

JMS 分散トピック メンバーのコンフィグレーション

特定の JMS 分散トピックにメンバーを割り当てる。

このウィンドウは、分散トピックをコンフィグレーションした場合にのみ表示される。

JMS 分散キュー メンバーのコンフィグレーション

JMS 分散キューにメンバーを割り当てる。

このウィンドウは、分散キューをコンフィグレーションした場合にのみ表示される。


 

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


JMS 接続ファクトリのコンフィグレーション

接続ファクトリ オブジェクトは接続コンフィグレーション情報をカプセル化し、JMS アプリケーションが接続を作成できるようにします。

[JMS 接続ファクトリのコンフィグレーション] ウィンドウでは、JMS 接続ファクトリを作成するよう求められます。この手順は省略可能です。

JMS 接続ファクトリをコンフィグレーションするには

  1. JMS 接続ファクトリの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS 接続ファクトリを削除するには、その接続ファクトリのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS 接続ファクトリの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSConnectionFactory_nn には、デフォルトの接続ファクトリ名の識別に使用される数値が指定される。最初の JMS 接続ファクトリの n の値は 1。この値は、接続ファクトリを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    JNDI name*

    JNDI ネームスペース内での接続ファクトリをルックアップするのに使用する有効なパス名を入力する。

    Default delivery mode (省略可能)

    ドロップダウン リストから、配信モードが明示的に定義されていないメッセージに対して使用するデフォルトの配信モードを選択する。デフォルトの配信モードとして次のものを使用できる。

    • Persistent - 1 回限りの確実な配信を保証 (デフォルト)

    • Non-Persistent - 最大 1 つの配信のみ保証。ただし、システムに障害が発生した場合、メッセージは失われる場合がある。

    • 未指定 - システムのデフォルトの配信モードを使用。

    詳細については、次の URL にある『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「メッセージの永続性」を参照。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/fund.html#fund004

    Default priority
    (省略可能)

    優先順位が明示的に定義されていないメッセージに対して使用するデフォルトの優先順位を入力する。有効な値は 0 ~ 9 の数値。0 を指定した場合は、最も優先順位が低くなる。

    • レベル 0 ~ 4 は通常の優先順位の等級。

    • レベル 5 ~ 9 は高い優先順位の等級。

    デフォルト値は 4

    Acknowledge policy (省略可能)

    ドロップダウン リストから、CLIENT_ACKNOWLEDGE モードで非トランザクション セッションに対して使用する確認応答ポリシーを選択する。以下のオプションがある。

    • All - メッセージで確認応答が呼び出されたときに、セッションで受信したすべての未確認応答メッセージに対して確認応答する (デフォルト)。

    • Previous - メッセージで確認応答が呼び出されたときに、未確認応答メッセージのうち、所定のメッセージとそれ以前のメッセージのみに対して確認応答する。

    • 未指定

    詳細については、『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「非トランザクション セッション」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/fund.html#nontransacted) を参照。


     

関連トピック

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「ConnectionFactory」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/fund.html#jms_connection_factory)

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


JMS 送り先キーのコンフィグレーション

送り先キーは、特定の送り先に着信するメッセージのソート順序を定義するために使用されます。

[JMS 送り先キーのコンフィグレーション] ウィンドウでは、JMS 送り先キーをコンフィグレーションするよう求められます。後続のウィンドウでは、JMS テンプレートを作成できます。また、必要に応じて、JMS テンプレートにこれらの送り先を割り当てることもできます。この手順は省略可能です。

JMS 送り先キーをコンフィグレーションするには

  1. JMS 送り先キーの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS 送り先キーを削除するには、その送り先キーのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS 送り先キーの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルトは new_JMSDestinationKey_nn には、デフォルトの送り先キー名を区別するために使用される数値が指定される。最初の送り先キーの n の値は 1。この値は、接続ファクトリを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    Property*

    メッセージ ソート キー、またはソートを実行するメッセージ ソート フィールドの名前を、ドロップダウン リストから選択するか、またはフィールドに値を入力する。メッセージ ヘッダ フィールド キーには先頭に JMS の文字が付く。また、キー タイプの設定は無視される。

    ドロップダウン リストには以下の値がある。

    • JMSCorrelationID

    • JMSDeliveryTime

    • JMSExpiration

    • JMSMessageID

    • JMSPriority

    • JMSRedelivered

    • JMSTimestamp

    • JMSType

    注意 : メッセージ ソート キーではなく、メッセージ ヘッダ フィールドをソート キーとして使用したほうが、パフォーマンスがよくなる。

    Key type
    (省略可能)

    ドロップダウン リストから、この送り先キーの予期されるプロパティ タイプを選択する。この設定は、暗黙的なタイプであるメッセージ ヘッダ フィールド キーでは無視される。

    キー タイプの有効値

    • Boolean

    • Byte

    • Short

    • Int

    • Long

    • Float

    • Double

    • String (デフォルト)

    • 未指定

    Direction
    (省略可能)

    ドロップダウン リストから、キーによるメッセージ ソートの方向を選択する。

    • Ascending - 先入れ先出し (First In, First Out : FIFO) ソート順を使用 (デフォルト)。

    • Descending - 後入れ先出し (Last In, First Out : LIFO) ソート順を使用。

    • 未指定


     

 


JMS テンプレートのコンフィグレーション

JMS テンプレートは、同様の属性設定を持つ複数の送り先を定義するための有効な手段として機能します。JMS テンプレートを使用すると、以下の利点があります。

[JMS テンプレートのコンフィグレーション] ウィンドウでは、JMS テンプレートをコンフィグレーションするよう求められます。この手順は省略可能です。

注意 : デフォルト値は、選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。テンプレート リストの表示モードを表形式とタブ形式間で切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

JMS テンプレートをコンフィグレーションするには

  1. JMS テンプレートの現在のリストを確認し、コンフィグレーションで必要な場合は、テンプレートの名前を変更します。
  2. コンフィグレーションに必要な以下の手順を実行します。
  3. そのウィンドウでの設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。

関連トピック

JMS 送り先キーのコンフィグレーション

JMS 送り先キーの割り当て

WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプの「JMS テンプレートのタスク」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/jms_config.html#jms_template_create)

 


JMS 送り先キーの割り当て

[JMS テンプレートへの JMS 送り先キーの割り当て] ウィンドウでは、テンプレートに送り先キーを割り当てるよう求められます。このウィンドウは、JMS 送り先キーおよび 1 つまたは複数の JMS テンプレートを定義した場合にのみ表示されます。この手順は省略可能です。

JMS テンプレートに送り先キーを割り当てるには

  1. [JMS テンプレート] ペインで、JMS 送り先キーを割り当てる JMS テンプレートを選択します。
  2. 選択した JMS テンプレートの現在の割り当てが左側のペインに表示されます。

  3. 左側のペインで、次のいずれかを実行します。
  4. 各 JMS テンプレートに関連付けられた JMS 送り先キーのリストが、変更に合わせて更新されます。

  5. JMS テンプレートに割り当てる JMS 送り先キーごとに手順 1 と 2 を繰り返します。個々の送り先キーは複数のテンプレートに割り当て可能です。
  6. [次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。

関連トピック

JMS 送り先キーのコンフィグレーション

JMS テンプレートのコンフィグレーション

 


JMS ファイル ストアのコンフィグレーション

JMS ファイル ストアは、永続メッセージを格納するためのディスクベースのファイルです。

[JMS ファイル ストアのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS ファイル ストアをコンフィグレーションするよう求められます。この手順は省略可能です。

JMS ファイル ストアをコンフィグレーションするには

  1. JMS ファイル ストアの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS ファイル ストアを削除するには、そのファイル ストアのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS ファイル ストアの名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    JMS ファイル ストアの名前は、ドメイン内のすべてのコンフィグレーション コンポーネント名でユニークでなければならない。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSFileStore_nn には、デフォルトの全ファイル ストア名の識別に使用される数値が指定される。最初のファイル ストアの n の値は 1。この値は、ファイル ストアを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    Directory*

    JMS ファイル ストアを保持するファイル システム上のディレクトリのパス名を入力する。このディレクトリはローカル システムに存在しなければならない。または、このフィールドをクリックして [参照] ボタンを使用可能にし、JMS ファイル ストアを保持するファイル システム上のディレクトリに移動することもできる。対象のディレクトリが存在しない場合は、[場所] フィールドにディレクトリのパス名を入力する。その場合は、このタイプのディレクトリを作成するかどうか問われる。

    Synchronous write policy

    ドロップダウン リストから次のいずれかの同期書き込みポリシーを選択し、ファイル ストアによるディスクへのデータの書き込み方法を決定する。

    • Cache-Flush - トランザクションはすべての書き込み操作がディスクにフラッシュされるまで完了できない。

    • Disabled - トランザクションは書き込みがメモリにキャッシュされると同時に完了する。このポリシーを有効にした場合、トランザクションは書き込みがディスクに格納されるのを待たずに完了する。

    • Direct-Write - 直接ディスクに対して書き込み操作が実行される。このポリシーは Solaris と Windows でサポートされている。サポートされていないプラットフォームでこのポリシーを有効にした場合、Cache-Flush ポリシーに自動的に切り替わる。

    • 未指定 (デフォルト)

    このパラメータ設定は、パフォーマンス、スケーラビリティ、および信頼性に影響する。

    注意 : JMS ファイル ストアをディスクへの非永続メッセージのページング専用に使用している場合は、同期書き込みポリシーは無視される。

    詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「JMS ファイル ストアのパフォーマンスの向上」を参照。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/
    jms_tuning.html#sync_write_to_filestore


     

 


JMS JDBC ストアのコンフィグレーション

JMS JDBC ストアは、永続メッセージの格納に使用される JDBC 対応データベースです。JMS JDBC ストアの作成には JMS 接続ファクトリが必要です。

[JMS JDBC ストアのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS JDBC ストアを作成するよう求められます。この手順は省略可能です。

JMS JDBC ストアをコンフィグレーションするには

  1. JMS JDBC ストアの現在のリストを確認します。デフォルト値は、選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS JDBC ストアを削除するには、そのストアのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS JDBC ストアの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    JMS JDBC ストアの名前は、ドメイン内のすべてのコンフィグレーション コンポーネント名でユニークでなければならない。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSJDBCStore_nn には、デフォルトの JDBC ストア名の識別に使用される数値が指定される。最初の JDBC ストアの n の値は 1。この値は JMS JDBC ストアを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    Connection pool*

    ドロップダウン リストから、この永続ストアの有効な JDBC 接続プールを選択する。

    注意 : 非 XA ドライバを使用する接続プールのみがサポートされている。非 XA ドライバを使用する接続プールを JMS JDBC ストアとして指定するテンプレートを使用していて、ドライバを XA ドライバに変更した場合、その JMS JDBC ストアは無効になり、接続プールはドロップダウン リストに表示されなくなる。

    Prefix name
    (省略可能)

    バッキング ストア内で JMS テーブルをユニークに識別するプレフィックス名を入力する。連続する任意の文字列を有効な名前として使用できる。スペースを含む名前はサポートされていない。

    ユニークなプレフィックスを指定することによって、複数のストアを同じデータベースに格納できる。このようなプレフィックスは、以下の場合にテーブル名の先頭に付加される。

    • データベース管理システム (database management system : DBMS) が完全修飾名を必要とする。

    • WebLogic Server の 2 つのインスタンス間でそれぞれの JMS テーブルを区別して、それらのテーブルを単一の DBMS に格納できるようにする必要がある。

    JMS テーブル名の先頭に付加されることで、次のフォーマットで指定されたプレフィックスが有効なテーブル名となる。

    [schema.[catalog.]]prefix


     

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


JMS サーバのコンフィグレーション

JMS サーバはクライアントに代わって接続要求とメッセージ要求を管理します。

[JMS サーバのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS サーバを作成するよう求められます。この手順は省略可能です。

JMS サーバをコンフィグレーションするには

  1. JMS サーバの現在のリストを確認します。デフォルト値は、選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS サーバを削除するには、そのサーバのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    有効な JMS サーバ名 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    JMS サーバの名前は、ドメイン内のすべてのコンフィグレーション コンポーネント名でユニークでなければならない。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSServer_nn には、デフォルトの全 JMS サーバ名の識別に使用される数値が指定される。最初の JMS サーバの n の値は 1。この値は JMS サーバを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    Store

    ドロップダウン リストから、その JMS サーバで使用する以下のいずれかを選択する。

    • 有効な JMS 永続ストア

    • 有効な JMS JDBC ストア

    • 未指定

    永続ストアと JDBC ストアは、いずれも 1 つの JMS サーバでのみ使用可能。値 [未指定] は、永続的なメッセージングがサポートされないことを表す。

    Paging store

    ドロップダウン リストから、その JMS サーバで使用する有効な JMS ページング ストアを選択するか、または [未指定] を選択する。

    各 JMS サーバは、その JMS サーバおよびその送り先の非永続メッセージのページアウトを行うための専用のページング ストアを持っていなければならない。

    ページング ストアを選択するには、事前に、ページング ストア専用の JMS ファイル ストアをコンフィグレーションする必要がある。 次のものは、ページング ストアとして選択できない。a) 非ページング ストアとして選択されているストアと同じもの、b) 他の JMS サーバで使用しているストアと同じもの、c) JMS JDBC ストア。

    注意 : デフォルトでは、メッセージのページングは無効化される。ただし、その JMS サーバまたは JMS サーバの送り先でバイトまたはメッセージのページングが有効になっていて、メッセージ ページング ストアがまだコンフィグレーションされていない場合は、メッセージ ページング ストアが自動で作成される。

    詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「メッセージのページングによるメモリの解放」を参照。このドキュメントにアクセスするには、Administration Console インタフェースの [ヘルプ] アイコンを選択するか、次の URL を入力する。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/
    jms_tuning.html#using_message_paging

    Temporary template

    注意 : このフィールドのテンプレートは、コンフィグレーション テンプレートや拡張テンプレートではなく、JMS テンプレートを指している。

    ドロップダウン リストから、この JMS サーバの一時的なキューおよびトピックの作成に使用する既存の JMS テンプレートを選択する。このフィールドに値が指定されていると、JMS アプリケーションで一時的な送り先を作成できるようになる。

    一時的な送り先の属性値は、この JMS テンプレートから派生する。テンプレートの一部として提供された場合、ストア属性値は無視される (一時的な送り先では永続的なメッセージングがサポートされないため)。

    この属性が [NULL] に設定されている場合、一時的な送り先 (キューまたはトピック) の作成は失敗する。

    Expiration scan interval

    JMS サーバが、(送り先に対する指定された有効期限ポリシーに基づいて) 期限切れメッセージを処理するために送り先をスキャンする際に、次のスキャンまでサーバを休止させる時間 (秒数) を入力する。

    値 0 の場合、アクティブなスキャンが無効化される。期限切れメッセージは、検出時に受動的に削除される。

    このフィールドのデフォルト値は 30。

    この値を設定するためのガイドラインについては、Administration Console オンライン ヘルプの JMS サーバ コンフィグレーション情報を参照。この情報にアクセスするには、Administration Console インタフェースの [ヘルプ] アイコンを選択するか、次の URL を入力する。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/
    domain_jmsserver_config_general.html#ExpirationScanInterval


     

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


WebLogic Server インスタンスへの JMS サーバの割り当て

[WebLogic server への JMS サーバの割り当て] ウィンドウでは、WebLogic Server インスタンスに JMS サーバを割り当てるよう求められます。このウィンドウは、1 つまたは複数の JMS サーバを定義した場合にのみ表示されます。

WebLogic Server インスタンスに JMS サーバを割り当てるには

  1. [サーバ] ペインで、JMS サーバを割り当てる WebLogic Server インスタンスを選択します。
  2. 次のいずれかの方法で、指定した WebLogic Server インスタンスに JMS サーバを割り当てます。
  3. JMS サーバの名前が [JMS Server] ペインから削除され、[サーバ] ペインの対象 WebLogic Server インスタンスの名前の下に追加されます。

  4. WebLogic Server インスタンスに割り当てる JMS サーバごとに、手順 1 と 2 を繰り返します。
  5. WebLogic Server インスタンスの割り当てを確認します。
  6. 必要に応じて、次のいずれかの方法で、WebLogic Server インスタンスから JMS サーバを削除することができます。

    JMS サーバの名前が [サーバ] ペインから削除され、[JMS Server] ペインに戻されます。

  7. [次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。

関連トピック

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


JMS トピックのコンフィグレーション

JMS トピックは、アプリケーションが別の複数のアプリケーションにメッセージを送信することを可能にするパブリッシュ/サブスクライブ (Pub/sub) メッセージング モデルをサポートします。Pub/sub メッセージング アプリケーションは、トピックのサブスクライブによってメッセージを送受信します。

[JMS トピックのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS トピックをコンフィグレーションするよう求められます。この手順は省略可能です。

JMS トピックをコンフィグレーションするには

  1. JMS トピック コンフィグレーションの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

    複数の JMS サーバが定義されている場合は、各 JMS サーバの JMS トピックが別のタブに表示されます。特定の JMS サーバを表示するには、対応するタブを選択します。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS トピックを削除するには、そのトピックのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS トピックの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSTopic_nn には、デフォルトの全 JMS トピック名の識別に使用される数値が指定される。最初の JMS トピックの n の値は 1。この値はトピックを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    JNDI name*

    JNDI ネームスペース内でトピックをルックアップするのに使用する有効な JNDI パス名を入力する。

    JNDI 名は、WebLogic Server インスタンスに定義されているすべての JMS サーバ間でユニークでなければならない。

    Store enabled
    (省略可能)

    ドロップダウン リストから、その JMS サーバで指定されている永続ストアを送り先が使用するかどうかを指定するフラグを選択する。

    [true] フラグを選択した場合にその JMS サーバに対して永続ストアが定義されていないと、コンフィグレーションは失敗し、WebLogic JMS は起動されない。

    [false] フラグを選択した場合、その送り先では永続メッセージはサポートされない。

    [default] フラグを選択した場合、その JMS に対して永続ストアが定義されていれば、送り先でそのストアが使用され、永続的なメッセージングがサポートされる。

    「未指定」を選択した場合、config.xml ファイルには値が出力されない。

    Template
    (省略可能)

    注意 : このフィールドのテンプレートは、コンフィグレーション テンプレートや拡張テンプレートではなく、JMS テンプレートを指している。

    ドロップダウン リストから、送り先の派生元となる有効な JMS テンプレートを選択する。

    テンプレートを定義していない場合 (未指定) は、送り先の属性を送り先の一部として指定する必要がある。送り先ごとの Template 属性の設定は静的。ただし、Template 属性は動的に変更できる。

    デフォルト値に設定した属性は、実行時に JMS テンプレートからその送り先値を継承する。この属性を定義していない場合は、送り先の属性を送り先の一部として指定する必要がある。


     

関連トピック

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「メッセージング モデル」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/fund.html#fund001)

 


JMS キューのコンフィグレーション

JMS キューはポイントツーポイント (PTP) メッセージング モデルをサポートします。このモデルでは、アプリケーションが別のアプリケーションにメッセージを送信できます。PTP メッセージング アプリケーションは、名前付きキューを使ってメッセージを送受信します。

[JMS キューのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS キューをコンフィグレーションするよう求められます。この手順は省略可能です。

JMS キューをコンフィグレーションするには

  1. JMS キューの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

    複数の JMS サーバが定義されている場合は、各 JMS サーバの JMS トピックが別のタブに表示されます。特定の JMS サーバを表示するには、対応するタブを選択します。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS キューを削除するには、そのキューのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS キューの名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSQueue_nn には、デフォルトの全 JMS キュー名の識別に使用される数値が指定される。最初の JMS キューの n の値は 1。この値は JMS キューを追加するたびに増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    JNDI name*

    JNDI ネームスペース内でのキューのルックアップに使用する有効な JNDI パス名を入力する。

    JNDI 名は、WebLogic Server インスタンスに定義されているすべての JMS サーバ間でユニークでなければならない。

    Store enabled
    (省略可能)

    ドロップダウン リストから、その JMS サーバで指定されている永続ストアを送り先が使用するかどうかを指定するフラグを選択する。以下のフラグがある。

    • true - このフラグを選択した場合にその JMS サーバに対して永続ストアが定義されていないと、コンフィグレーションは失敗し、WebLogic JMS は起動されない。

    • false - このフラグを選択した場合、その送り先では永続メッセージはサポートされない。

    • デフォルト - このフラグを選択した場合、その JMS サーバに対して永続ストアが定義されていれば、送り先でそのストアが使用され、永続的なメッセージングがサポートされる。

    • 未指定

    Template
    (省略可能)

    ドロップダウン リストから、送り先の派生元となる有効な JMS テンプレートを選択する。

    テンプレートを定義していない場合 (未指定) は、送り先の属性を送り先の一部として指定する必要がある。送り先ごとの Template 属性の設定は静的。ただし、Template 属性は動的に変更できる。

    デフォルト値に設定した属性は、実行時に JMS テンプレートからその送り先値を継承する。この属性を定義していない場合は、送り先の属性を送り先の一部として指定する必要がある。


     

注意 : Configuration Template Builder を使って拡張テンプレートを作成している場合は、次の手順としてそのテンプレートのセキュリティを設定します。「拡張テンプレートのセキュリティ オプションのコンフィグレーション」を参照してください。

関連トピック

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「メッセージング モデル」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/fund.html#fund001)

チュートリアル : 管理対象サーバ、クラスタ、およびアプリケーション サービスを含むカスタム ドメインの作成

 


JMS 分散トピックのコンフィグレーション

分散トピックはクラスタ内の WebLogic Server の障害時にサービスを継続させる物理的なトピックのセットです。JBS 分散トピックの詳細については、次の URL にある『WebLogic JMS プログラマーズ ガイドの』の「分散送り先の使用」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/implement.html#using_distributed_destinations

[JMS 分散トピックのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS 分散トピックをコンフィグレーションするよう求められます。このウィンドウは、クラスタのコンフィグレーション (「クラスタのコンフィグレーション」参照) を行った場合にのみ表示されます。この手順は省略可能です。

JMS 分散トピックをコンフィグレーションするには

  1. JMS 分散トピック コンフィグレーションの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS 分散トピックを削除するには、そのトピックのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS 分散トピックの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSDistributedTopic_nn には、デフォルトの全 JMS 分散トピック名の識別に使用される数値が指定される。最初の JMS 分散トピックの n の値は 1。この値は、分散トピックを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    JNDI name*

    JNDI ネームスペース内で分散トピックをルックアップするために使用する有効な JNDI パス名を入力する。

    Load balancing policy (省略可能)

    ドロップダウン リストから、この分散キューにメッセージを送信するプロデューサが分散送り先のメンバー間でメッセージ負荷を分散させるために使用できるロードバランシング ポリシーを選択する。以下のオプションがある。

    • Round-Robin

    • Random

    • 未指定


     

 


JMS 分散キューのコンフィグレーション

分散キューはクラスタ内の WebLogic Server の障害時にサービスを継続させる物理的なキューのセットです。JMS 分散キューの詳細については、次の URL にある『WebLogic JMS プログラマーズ ガイドの』の「分散送り先の使用」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/implement.html#using_distributed_destinations

[JMS 分散キューのコンフィグレーション] ウィンドウでは、コンフィグレーションに必要な JMS 分散キューをコンフィグレーションするよう求められます。このウィンドウは、クラスタのコンフィグレーション (「クラスタのコンフィグレーション」参照) を行った場合にのみ表示されます。この手順は省略可能です。

JMS 分散キューをコンフィグレーションするには

  1. JMS 分散キュー コンフィグレーションの現在のリストを確認します。デフォルト値は、以前に選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

  3. 以下の表で示しているガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS 分散キューを削除するには、そのキューのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS 分散キューの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSDistributedQueue_nn には、デフォルトの全 JMS 分散キュー名の識別に使用される数値が指定される。最初の JMS 分散キューの n の値は 1。この値は JMS 分散キューを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    JNDI name*

    JNDI ネームスペース内で分散キューのルックアップに使用する有効な JNDI パス名を入力する。

    Load balancing policy (省略可能)

    ドロップダウン リストから、この分散キューにメッセージを送信するプロデューサが分散送り先のメンバー間でメッセージ負荷を分散させるために使用できるロードバランシング ポリシーを選択する。

    以下のオプションがある。

    • Round-Robin

    • Random

    • 未指定

    Forward Delay
    (省略可能)

    分散キュー メンバーが、保持しているメッセージのコンシューマを持っていない場合に、コンシューマを持っている他のキュー メンバーにそのメッセージを転送するまでの待機時間 (秒数) を入力する。

    値 -1 を指定した場合、他のキュー メンバーへのメッセージの転送は行われない。


     

 


JMS 分散送り先の割り当て

[サーバまたはクラスタへの JMS 分散送り先の割り当て] ウィンドウでは、WebLogic Server インスタンスまたはクラスタに JMS 分散キューまたはトピックを割り当てるよう求められます。このウィンドウは、JMS 分散キューまたはトピックを定義した場合にのみ表示されます。この手順は省略可能です。

サーバまたはクラスタに分散キューまたはトピックを割り当てるには

  1. [対象] ペインで、JMS 分散キューまたはトピックを割り当てる WebLogic Server またはクラスタを選択します。
  2. 次のいずれかの方法で、指定した WebLogic Server またはクラスタにキューまたはトピックを割り当てます。
  3. JMS 分散キューまたはトピック名が [JMS 分散送り先] ペインから削除され、[対象] ペインの、対象 WebLogic Server またはクラスタ名の下に追加されます。

  4. WebLogic Server またはクラスタに割り当てる分散キューまたはトピックごとに、手順 1 と 2 を繰り返します。
  5. WebLogic Server とクラスタの割り当てを確認します。
  6. WebLogic Server またはクラスタから JMS 分散キューまたはトピックを削除する必要がある場合は、次のいずれかの方法で削除を実行できます。

    JMS 分散キューまたはトピック名が [対象] リストから削除され、[JMS 分散送り先] ペインに戻されます。

  7. [次へ] をクリックして、次のコンフィグレーション ウィンドウに進みます。

 


JMS 分散トピック メンバーのコンフィグレーション

[JMS 分散トピック メンバのコンフィグレーション] ウィンドウでは、JMS 分散トピックにメンバーを割り当てるよう求められます。このウィンドウは、分散トピックのコンフィグレーション (「JMS 分散トピックのコンフィグレーション」を参照) を行った場合にのみ表示されます。この手順は省略可能です。

JMS 分散トピック メンバーをコンフィグレーションするには

  1. JMS 分散トピック メンバー コンフィグレーションの現在のリストを確認します。デフォルト値は、選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

    複数の JMS 分散トピックが定義されている場合は、各 JMS 分散トピックの分散トピック メンバーが別のタブに表示されます。特定のコンポーネントを表示するには、対応するタブを選択します。

  3. 以下の表に記載されたガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS 分散トピック メンバーを削除するには、そのトピック メンバーのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS 分散トピック メンバーの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSDistributedTopicMember_nn には、デフォルトの全 JMS 分散トピック メンバー名の識別のために使用される数値が指定される。最初の JMS 分散トピック メンバーの n の値は 1。この値は JMS 分散トピック メンバーを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    JMS topic*

    ドロップダウン リストから、関連付けられた JMS トピックを選択する。JMS 分散トピック メンバーを追加する場合、このドロップダウン リストにデータが取り込まれるのは、[JMS Distributed Topic] フィールドで JMS 分散トピックを選択した後。

    ドロップダウン リストには、関連付けられた JMS 分散トピックと同じ対象の JMS トピックのみが表示される。

    Weight
    (省略可能)

    その分散送り先の他のトピック メンバーを基準とした、そのトピック メンバーの重み (メッセージ負荷処理能力の程度) を示す数値を入力する。デフォルト値は 1。

    詳細については、次の URL にある『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「ランダム分散」を参照。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/implement.html#random_weight

    JMS distributed topic*

    分散トピック メンバーを追加する場合は、そのメンバーの割り当て先とする JMS 分散トピックをドロップダウン リストから選択する。既存の分散トピック メンバーの場合は、操作は何も必要ない。その分散トピック メンバーに関連付けられた JMS 分散トピックがフィールドに表示される。


     

 


JMS 分散キュー メンバーのコンフィグレーション

[JMS 分散キュー メンバのコンフィグレーション] ウィンドウでは、JMS 分散キューにメンバーを割り当てるよう求められます。このウィンドウは、分散キューのコンフィグレーション (「JMS 分散トピックのコンフィグレーション」を参照) を行った場合にのみ表示されます。

JMS 分散キュー メンバーをコンフィグレーションするには

  1. JMS 分散キュー メンバー コンフィグレーションの現在のリストを確認します。デフォルト値は、選択したコンフィグレーション ソースによって異なる場合があります。
  2. 注意 : ウィザードには 2 つの表示モードがあります。定義されているすべてのコンポーネントが表示される表形式の簡潔なビューと、タブごとに個々のコンポーネントが表示される個別ビューです。個別ビューでは、対象のコンポーネントのタブを選択してそのビューを表示します。表形式とタブ形式の表示モードを切り替えるには、[表示の切り替え] をクリックします。

    複数の JMS 分散キューが定義されている場合は、各 JMS 分散キューの分散キュー メンバーが別のタブに表示されます。特定のコンポーネントを表示するには、対応するタブを選択します。

  3. 以下の表に記載されたガイドラインに従って、コンフィグレーションに必要なエントリを追加または変更します (アスタリスク付きのフィールドは必須フィールドです)。JMS 分散キュー メンバーを削除するには、そのキュー メンバーのいずれかのフィールドをクリックして [削除] をクリックします。設定の更新が完了したら、[次へ] をクリックします。
  4. フィールド名

    作業内容

    Name*

    JMS 分散キュー メンバーの有効な名前 (文字列) を入力する。スペースも使用可。

    このフィールドのデフォルト値は new_JMSDistributedQueueMember_nn には、デフォルトの全 JMS 分散キュー メンバー名の識別のために使用される数値が指定される。最初の JMS 分散キュー メンバーの n の値は 1。この値は JMS 分散キュー メンバーを追加するたびに 1 つずつ増加する。

    注意 : このコンフィグレーションで自動コンフィグレーションを適用した場合、このフィールドのデフォルト値が異なる場合がある。詳細については、「アプリケーションとサービスの自動コンフィグレーション」を参照。

    JMS queue*

    ドロップダウン リストから、関連付けられた JMS キューを選択する。JMS 分散キュー メンバーを追加する場合、このドロップダウン リストにデータが取り込まれるのは、[JMS Distributed Queue] フィールドで JMS 分散キューを選択した後。

    ドロップダウン リストには、関連付けられた JMS 分散キューと同じ対象の JMS キューのみが表示される。

    Weight

    (省略可能) その分散送り先の他のキュー メンバーを基準とした、そのキュー メンバーの重み (メッセージ負荷処理能力の程度) を示す数値を入力する。デフォルト値は 1。

    詳細については、次の URL にある『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「ランダム分散」を参照。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/jms/implement.html#random_weight

    JMS distributed queue*

    分散キュー メンバーを追加する場合は、そのメンバーの割り当て先とする JMS 分散キューをドロップダウン リストから選択する。既存の分散キュー メンバーの場合は、操作は何も必要ない。その分散キュー メンバーに関連付けられた JMS 分散キューがフィールドに表示される。


     

 

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