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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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opendoor

用途

opendoorコマンドは、テープ・ライブラリのインポート/エクスポート・ドアを開く場合に使用します。このコマンドが有効なのは、それがサポートされているライブラリに対してのみです。

インポート/エクスポート・ドアは、オペレータがライブラリの内部および外部にテープを移動する際に使用する装置です。importvolコマンドによる、ライブラリの内部スロットへのボリュームの移動、およびexportvolコマンドによるライブラリ外へのボリュームの移動が可能になります。このプロセスの実行中はライブラリ自体は開かないため、再インベントリは不要です。


関連項目:

関連コマンドについては、「ライブラリ用コマンド」を参照してください。

前提条件

opendoorコマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。

構文

opendoor::=

open•door [ --library/-L libraryname ]

意味

--library/-L libraryname

インポート/エクスポート・ドアを開くライブラリの名前を指定します。ライブラリ名を指定しない場合は、library変数を設定する必要があります。

例2-100では、ライブラリlib1のインポート/エクスポート・ドアを開きます。

例2-100 インポート/エクスポート・ドアの開放

ob> lsvol --library lib1 --long
Inventory of library lib1:
    in    mte:           vacant
    in    1:             vacant
    in    2:             volume VOL000001, barcode ADE201, oid 102, 48319392 kb remaining
    in    3:             vacant
    in    4:             vacant
    in    iee1:          barcode ADE203, oid 114, 47725344 kb remaining, lastse 4
    in    iee2:          volume VOL000002, barcode ADE204, oid 110, 47670368 kb remaining, lastse 1
    in    iee3:          volume RMAN-DEFAULT-000002, barcode ADE202, oid 112, 47725600 kb
                         remaining, content manages reuse, lastse 3
    in    dte:           vacant
ob> opendoor --library lib1