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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
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ttCkptHistory

説明

最後に実行された8つのチェックポイントに関する情報を返します(チェックポイント、エージェントの種類は問いません)。

構文

ttCkptHistory ( )

パラメータ

ttCkptHistoryにパラメータはありません。

結果セット

ttCkptHistoryは次の結果セットを返します。

データ型
説明
startTime
TT_TIMESTAMP NOT NULL
チェックポイントが開始された時間。
endTime
TT_TIMESTAMP
チェックポイントが完了した時間。
type
TT_CHAR (16)
NOT NULL
実行されたチェックポイントのタイプ。値は、次のいずれかです。
Static: データ・ストアの作成時および最後の切断時に自動的に実行されます。
Blocking: トランザクション一貫性チェックポイント。
Fuzzy: 非ブロッキング・チェックポイント。可能な場合、バックグラウンド・チェックポイント処理はこのタイプのチェックポイントを実行します。
None: チェックポイント・ファイルのない一時データ・ストアの場合。
status
TT_CHAR (16)
NOT NULL
チェックポイント処理の結果のステータス。値は、次のいずれかです。
In Progress: チェックポイントは現在処理中です。最新の結果行のみがこのステータスになります。
Completed: チェックポイントは正常に完了しました。
Failed: チェックポイントは失敗しました。最新の結果行のみがこのステータスになります。この場合、error列に、失敗の理由が示されます。
initiator
TT_CHAR (16)
NOT NULL
チェックポイント・リクエストのソース。
値は、次のいずれかです。
User: ユーザーレベルのアプリケーション。このようなアプリケーションには、ttIsqlのようなTimesTenユーティリティがあります。
Checkpointer: バックグラウンド・チェックポイント処理。
Subdaemon: データ・ストアの管理用サブデーモン。共有データ・ストアでは、最後の切断チェックポイントはサブデーモンによって実行されます。
error
TT_INTEGER
Failedチェックポイントの場合、この列には、失敗の理由が示されます。値は、TimesTenエラー番号のいずれかです。
ckptFileNum
TT_INTEGER NOT NULL
チェックポイントで使用されるデータ・ストア・ファイル番号。このファイル番号は、チェックポイント・ファイル拡張子datastore.ds0またはdatastore.ds1の番号に対応しています。
ckptLFN
TT_INTEGER
チェックポイント・ログ・レコードのログ・ファイル番号。
ckptLFO
TT_INTEGER
チェックポイント・ログ・レコードのログ・ファイル・オフセット。
blksTotal
TT_BIGINT
現在データ・ストアに割り当てられている永続ブロック数。これらのブロックは、チェックポイントの実行対象となります。
bytesTotal
TT_BIGINT
blksTotalによって占有されるバイト数。
blksInUse
TT_BIGINT
blksTotalの現在使用中のブロック数。
bytesInUse
TT_BIGINT
blksInUseによって占有されるバイト数。
blksDirty
TT_BIGINT
このチェックポイントによって書き込まれた使用済ブロック数。
bytesDirty
TT_BIGINT
blksDirtyによって占有されるバイト数。
bytesWritten
TT_BIGINT
このチェックポイントによって書き込まれた総バイト数。
Percent_Complete
TT_INTEGER
処理中のチェックポイントがある場合に、完了したチェックポイントの割合を示します。処理中のチェックポイントがない場合の値はNULLです。戻り値は、直前に書き込まれたブロックのブロックIDとデータ・ストアのPermSizeを比較して計算されます。この値は、必ずしもチェックポイントの完了に必要な残り時間を正確に表すものではありませんが、ディスク書込みに必要な残り時間の目安にはなります。このフィールドには、使用済ブロックの書込みの進捗状況のみが表示され、チェックポイントの最後に追加のブックキーピングは含まれません。

CALL ttCkptHistory; 
 

< 2005-03-15 16:15:36.000000, 1753-01-01 00:00:00.000000, Fuzzy, In Progress, Checkpointer, 0, 0, -1, -1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 >

< 2005-03-15 16:14:36.000000, 2005-03-15 16:14:37.000000, Fuzzy, Completed, Checkpointer, 0, 1, 0, 357768, 22, 2097152, 21, 980720, 11, 748960, 822496 >

< 2005-03-15 16:13:36.000000, 2005-03-15 16:13:38.000000, Blocking, Completed, User, 0, 0, 0, 357712, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 1506296 >

< 2005-03-15 16:13:00.000000, 2005-03-15 16:13:01.000000, Static, Completed, Subdaemon, 0, 1, 0, 357616, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 683800 >

< 2005-03-15 16:12:56.000000, 2005-03-15 16:12:57.000000, Fuzzy, Completed, User, 0, 0, 0, 357520, 22, 2097152, 21, 980720, 2, 92736, 134368 >

< 2005-03-15 16:12:36.000000, 2005-03-15 16:12:38.000000, Fuzzy, Completed, Checkpointer, 0, 1, 0, 357424, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 789728 >

< 2005-03-15 16:11:36.000000, 2005-03-15 16:11:39.000000, Static, Completed, User, 0, 0, 0, 357368, 22, 2097152, 21, 980720, 22, 2097152, 980864 >

< 2005-03-15 16:11:31.000000, 2005-03-15 16:11:36.000000, Static, Completed, User, 0, 1, 0, 357312, 22, 2097152, 21, 980720, 22, 2097152, 980864 >

CALL ttCkptHistory;

< 2005-03-15 17:03:43.000000, 2005-03-15 17:03:43.000000, Fuzzy, Failed, Checkpointer, 847, 1, -1, -1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0 >

< 2005-03-15 17:02:43.000000, 2005-03-15 17:02:44.000000, Static, Completed, Subdaemon, 0, 0, 0, 362704, 22, 2097152, 21, 980720, 10, 683800, 683800 >

注意

結果は、開始時間が新しいものから順に表示されます。

失敗した行は、次のチェックポイントによって上書きされます。

関連項目

ttCkpt
ttCkptBlocking