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CORBA 環境の管理上の要件とパフォーマンス
この節では、BEA Tuxedo システムで CORBA 環境を適切に管理する方法について説明します。
NameManager の設定
CORBA 環境を適切に管理するには、以下の要件を満たす必要があります。
信頼性に関する要件
この節では、CORBA 環境の信頼性を向上させる方法について説明します。
ファクトリ・エントリの管理
アプリケーション・サーバがダウンすると、NameManager に登録されたファクトリを削除できなくなります。また、FactoryFinder が、アクティブではなくなったファクトリのオブジェクト・リファレンスを返す場合もあります。これは、非アクティブになったファクトリを含むサーバが使用不能になった、ファクトリを NameManager から登録解除できない、または、ファクトリ用のインターフェイスを提供するサーバがほかに存在しないことが原因で発生します。
通常、直後にアプリケーション・ファクトリを再起動してファクトリを提供できますが、ファクトリ・エントリがいつまでも残ったままにならないように、アプリケーション・サーバがダウンした場合は NameManager に通知されます。この通知を受信すると、NameManager は現在アクティブなサーバではサポートされていないファクトリ・エントリを削除することができます。
複数の NameManager と FactoryFinder の設定
少なくとも、マスタとスレーブの 2 つの NameManager をアプリケーションで (可能であれば異なるマシンに) 設定し、FactoryFinder で照会機能を実行できるようにします。アプリケーションには、複数の FactoryFinder を設定することも可能です。
マスタ NameManager の指定
マスタ NameManager は、UBBCONFIG ファイルで指定する必要があります。マスタ NameManager には、登録に関するあらゆるアクティビティが送信されます。内容が更新されると、マスタ NameManager からスレーブ NameManager に通知されます。マスタ NameManager がダウンすると、マスタが再起動されるまで、ファクトリの登録と削除はできません。
パフォーマンスに関するヒント
FactoryFinder と NameManager を別々のマシン上で実行するより、同じマシン上の別のサーバで実行した方が、パフォーマンスを最適化することができます。これにより、マシン間の通信が不要になるので、より迅速な応答が可能になります。
関連項目
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