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Tuxedo アプリケーションの設定
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コンフィギュレーション・ファイルについて
ここでは、次の内容について説明します。
コンフィギュレーション・ファイルとは
BEA Tuxedo の各アプリケーションのコンフィギュレーションは、管理者の主要なタスクです。管理者は、コンフィギュレーション・ファイルにパラメータ値を設定して、アプリケーションを記述します。これらのパラメータ値により、実行可能なアプリケーションが作成されます。コンフィギュレーション・ファイルとは、アプリケーションの起動と実行に必要なすべての情報 (アプリケーションのリソース、マシン・グループ、サーバ、および利用可能なサービスなどの仕様) が格納されたファイルです。
テキスト形式とバイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイル
コンフィギュレーション・ファイルには、次の 2 つの形式があります。
注記 BEA Tuxedo ソフトウェアには、bankapp および simpapp アプリケーションの一部として 3 つの UBBCONFIG ファイルのサンプル (ubbshm、ubbmp、ubbsimple) が用意されています(『サンプルを使用した BEA Tuxedo アプリケーションの開発方法』を参照してください)。
コンフィギュレーション・ファイルの内容
次の表は、コンフィギュレーション・ファイルの 9 つのセクションと、各セクションの目的を説明します。
コンフィギュレーション・ファイルには、少なくとも 9 つのパラメータが必要です。パラメータは 80 種類あります。最初のセクション以外のすべてのセクションには、複数のエントリを指定でき、各エントリには、独自のパラメータを指定できます。RESOURCES セクション以外のすべてのセクションでは、デフォルト値を使用して、複数のエントリに含まれるパラメータを指定できます。 コマンド行インターフェイスまたは BEA Tuxedo Administration Console を使用して、バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイル (TUXCONFIG) を作成することができます。まず、そのファイルで定義するコンフィギュレーションの種類を決定します。
CORBA 環境の管理上の要件とパフォーマンス
この節では、BEA Tuxedo システムで CORBA 環境を適切に管理する方法について説明します。
NameManager の設定
CORBA 環境を適切に管理するには、以下の要件を満たす必要があります。
信頼性に関する要件
この節では、CORBA 環境の信頼性を向上させる方法について説明します。
ファクトリ・エントリの管理
アプリケーション・サーバがダウンすると、NameManager に登録されたファクトリを削除できなくなります。また、FactoryFinder が、アクティブではなくなったファクトリのオブジェクト・リファレンスを返す場合もあります。これは、非アクティブになったファクトリを含むサーバが使用不能になった、ファクトリを NameManager から登録解除できない、または、ファクトリ用のインターフェイスを提供するサーバがほかに存在しないことが原因で発生します。
通常、直後にアプリケーション・ファクトリを再起動してファクトリを提供できますが、ファクトリ・エントリがいつまでも残ったままにならないように、アプリケーション・サーバがダウンした場合は NameManager に通知されます。この通知を受信すると、NameManager は現在アクティブなサーバではサポートされていないファクトリ・エントリを削除することができます。
複数の NameManager と FactoryFinder の設定
少なくとも、マスタとスレーブの 2 つの NameManager をアプリケーションで (可能であれば異なるマシンに) 設定し、FactoryFinder で照会機能を実行できるようにします。アプリケーションには、複数の FactoryFinder を設定することも可能です。
マスタ NameManager の指定
マスタ NameManager は、UBBCONFIG ファイルで指定する必要があります。マスタ NameManager には、登録に関するあらゆるアクティビティが送信されます。内容が更新されると、マスタ NameManager からスレーブ NameManager に通知されます。マスタ NameManager がダウンすると、マスタが再起動されるまで、ファクトリの登録と削除はできません。
パフォーマンスに関するヒント
FactoryFinder と NameManager を別々のマシン上で実行するより、同じマシン上の別のサーバで実行した方が、パフォーマンスを最適化することができます。これにより、マシン間の通信が不要になるので、より迅速な応答が可能になります。
関連項目
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