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会話のコンフィグレーション

ここでは、以下の内容を取り上げます。

 


会話のコンフィグレーションの概要

トレーディング パートナが特定のビジネス目的のために交換する電子メッセージを会話と呼びます。B2B Integration 環境では、以下のような会話が交換できます。

どのタイプのビジネス メッセージを交換できるかは、会話に参加しているトレーディング パートナのロールによって決まります。これらのロールは、その他のパラメータと共に会話定義で指定されています。会話は、会話定義のアクティブなインスタンスです。詳細については、『B2B Integration 入門』を参照してください。

 


会話定義の作成

会話とは、トレーディング パートナ間で交換される一連のメッセージです。メッセージ交換の編成は、コラボレーション アグリーメントの一部である会話定義によって決定されます。

WebLogic Integration B2B Console を使用して会話定義を作成する場合は、Business Process Management(BPM)テンプレートに基づいてワークフローを指定できます。WebLogic Integration B2B Console を更新すると、[会話定義] タブに読み取り専用フィールドが表示されます。このフィールドには、会話定義で参照されている BPM テンプレートが表示されます。

会話定義を作成するには、次の作業が必要です。

  1. ナビゲーション ツリーの [会話] をクリックします。[会話定義] ページが表示されます。

  2. 右ペイン上部にある [新しい会話定義の作成] を選択します。[コンフィグレーション] の [一般] タブが表示されます。

  3. 必要に応じて、次の表に示す各フィールドにデータを入力します。

    表4-1 [一般] タブの会話定義フィールド

    フィールド

    説明

    [名前]

    会話定義の名前(インスタンス作成後は読み取り専用になる)。

    [バージョン]

    会話定義のバージョン。会話定義の作成時に作成された読み取り専用フィールド。

    注意: ebXML の場合、会話バージョンは「1.0」とする。

    [ビジネス プロトコル]

    この会話定義で使用されるビジネス プロトコル。B2B Integration では、ビジネス プロトコルとして XOCP 1.1、RosettaNet 1.1、RosettaNet 2.0、ebXML 1.0 および cXML 1.1 がサポートされている。

    [デフォルトのタイムアウト時間]

    トランザクションの有効時間の長さ(マイクロ秒で指定)。指定した時間が経過すると、未処理のメッセージがあってもB2B Integrationがトランザクションを終了する。(省略可)。

    [ロール]

    選択した会話定義に使用できるロール。ロールを変更するには [設定] ボタンおよび [削除] ボタンを使用する。

    注意: ebXML の場合、ebXML 会話に対しロール、[参加者] と [開始者] があらかじめ定義されており、これらを変更してはならない。

    [名前]

    新たに定義するロールの名前。

    注意: このフィールドで、デフォルトの ebXML ロール([参加者] および [開始者])については編集してはならない。

    [説明]

    ロールの説明。

    注意: このフィールドで、デフォルトの ebXML ロール([参加者] および [開始者])については編集してはならない。

    [WLPI テンプレート名]

    B2B Integration のプラグインを使用して WebLogic Integration Studio で作成した協調的(またはパブリック)ワークフローを使用している場合は、このフィールドにワークフローのテンプレート定義名を入力する(大文字と小文字は区別される)。ワークフローのテンプレートまたはテンプレート定義を指定した際に、ワークフローの会話定義名、バージョン、およびロールを指定した場合は、このフィールドにワークフロー名が表示される。

    注意: この [WLPI テンプレート名] フィールドは、WebLogic Integration Studio を使用してワークフローを作成する場合にのみ使用する。

    注意: デフォルトの ebXML ロール([参加者] および [開始者])に関しては、このフィールドは使用できない。

    [ロール] (続き)

    [WLPI オーガニゼーション]

    Business Process Management テンプレート オーガニゼーションの名前を入力する(大文字と小文字は区別される)。

    注意: この [WLPI オーガニゼーション] フィールドは、WebLogic Integration Studio を使用してワークフローを作成する場合にのみ使用する。

    注意: デフォルトの ebXML ロール([参加者] および [開始者])に関しては、このフィールドは使用できない。

    [使用可能なロール]

    選択した会話定義に使用できるロールのリスト。

    ebXML 会話については、[参加者] および [開始者] ロールがあらかじめ定義されている。_これらのロールについては、修正、追加、および削除をしてはならない。


     

  4. [作成] をクリックします。会話定義が、使用できる会話定義のリストに追加されます。

会話定義の修正

既存の会話定義を修正するには、次の作業が必要です。

  1. 以下のいずれか 1 つを実行します。

    [会話定義] タブが表示され、選択した会話定義の値が表示されます。

  2. 必要に応じて、[一般] タブの値を修正します。詳細については、会話定義の作成 を参照してください。

  3. [適用] をクリックします。

会話定義の削除

無効になった会話定義は、B2B Console およびリポジトリから削除できます。

注意: アクティブな会話アグリーメントで使用されている会話定義は削除できません。

会話定義を削除するには、次の作業が必要です。

  1. ナビゲーション ツリーの [会話] をクリックします。[会話定義] ページが表示されます。

  2. 削除する会話定義の横にあるチェックボックスをチェックします。

  3. [削除] をクリックします。

 

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