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B2B Integration サンプルの使い方

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はじめに

WebLogic Integration では、B2B Integrationがどのように機能するかについて理解を深めるため、企業間(B2B)統合のサンプルが用意されています。また、Hello Partner サンプルが正常にインストールおよびセットアップされていれば、WebLogic Integration のインストールとコンフィグレーションが適切に行われたことの確認にもなります。

この章では、以下のトピックを取り上げます。

 


サンプルの概要

この節では、このマニュアルで解説する、Hello Partner、Channel Master、RosettaNet 2.0 Security、Trading Partner Zeroweight Client、Messaging API および ebXML の 7 つのサンプルの概要を説明します。

注意: ただし、そのうち 4 サンプルは、今回のリリースから非推奨になった機能に基づいています。Hello Partner、Channel Master、Trading Partner Zeroweight Client の各サンプルはすべて、XOCP プロトコルに基づいていますが、このプロトコルも今回のリリースから非推奨になっています。Messaging API サンプルは Messaging API に基づいていますが、これも既に非推奨になっています。XOCP および Messaging API に代わる機能については、『WebLogic Integration リリース ノート』を参照してください。

Hello Partner と ebXML のサンプルを使用すると、XOCP および ebXML メッセージング プロトコルが正常に使用できるかどうかを確認できます。それ以外のサンプルは、一般的なビジネス上の問題を B2B Integration でいかに解決するか説明するためのものです。

以下は、各サンプルの概要説明です。

注意: Trading Partner Zeroweight Client サンプルは、XOCP プロトコルに基づいていますが、このプロトコルは、このリリースの WebLogic Integration から非推奨になっています。XOCP に代わる機能については、『WebLogic Integration リリース ノート』を参照してください。

 


サンプルの実行前の作業

B2B サンプルを実行する前に、WebLogic Platform の 2 つのコンポーネントである WebLogic Server および WebLogic Integrationと、そのサンプル アプリケーションをインストールする必要があります。また、サンプルのコンフィグレーションも必要です。これらの作業をまだ行っていない場合は以下の手順を実行します。

  1. BEA WebLogic Platform をインストールします。

    手順説明は、BEA WebLogic Platform マニュアル セットの『WebLogic Platform インストール ガイド』を参照してください。次の URL にあります。

    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/install/index.html

    インストール中に、次の 2 つの手順が選択できます。

    デフォルトでは、コンフィグレーション済みのサンプル ドメインは、PointBase データベースを使用するコンフィグレーションとなっています。

  2. コンフィグレーション済みのサンプル ドメインで、サーバをコンフィグレーションして起動します。

    手順については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』、「はじめに」の「サンプル ドメインのコンフィグレーションと起動」を参照してください。

「サンプル ドメインのコンフィグレーションと起動」に従って RunSamples コマンドを使用し、以下を実行します。

注意: UNIX システム上でサンプル起動ページを表示するには、Netscape の起動ディレクトリ(netscape)が PATH 環境変数に含まれている必要があります。Web ブラウザ コンフィグレーションの要件の詳細については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「WebLogic Integration 管理ツールと設計ツール」の「Web ブラウザ コンフィグレーションの要件」を参照してください。

サンプルをコンフィグレーションしてサンプル ドメインでサーバを起動し、そのサンプルのドキュメントに記載されている手順に従って特定のサンプルをコンフィグレーションします。Windows システム用と UNIX システム用の手順が記載されています。

デフォルト データベースの切り替え

サンプル ドメインでサポートされるデータベースはすべて使用できます。BEA WebLogic Integration データベース コンフィグレーション ウィザードを使用すると、インストール後にサンプル ドメインを新しいデータベースに更新できます。サンプル ドメインが使用するデータベースを変更する場合は、次の手順を実行します。

  1. データベース ウィザードを使用して、新しいデータベースに切り替えます。

    手順については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』、「WebLogic Integration のカスタマイズ」の「データベース コンフィグレーション ウィザードの使用」および「ドメインに対する新しいデータベースの指定」を参照してください。

  2. RunSamples コマンドを実行して新しいデータベースをコンフィグレーションするには、サンプル ドメインを起動し、Web ブラウザにサンプル起動ページを表示します。

    手順については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』、「はじめに」の「サンプル ドメインのコンフィグレーションと起動」を参照してください。

WebLogic Integration サンプル ドメイン

WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「はじめに」で説明されているように、ドメインとは相互に関連した WebLogic Server リソースの集まりであり、単一のコンフィグレーション ファイルで定義されます。特別な WebLogic サーバ ドメインは、1 つのサーバのみを必要とするすべての WebLogic Integration サンプルを実行するために設定されます。このサンプル ドメインのコンフィグレーションはインストール中に完了しますが、リソースはまだ格納されていません。このサンプル ドメインは、BEA_HOME/weblogic700/samples/integration/config/samples ディレクトリにあります。ここで、BEA_HOME は、BEA 製品の最上位ディレクトリで、たとえば、Windows の場合は、c:¥bea です。

サンプル ドメインは、デフォルトでは PointBase データベースを使用します。デフォルト データベースは、デフォルト データベースの切り替えの説明にあるとおり、データベース ウィザードを使用して変更できます。

WebLogic Integration と共にインストールされるドメインの使用方法の詳細については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「はじめに」を参照してください。

ブラウザ プロキシの設定

ブラウザからサンプル起動ページの URL に接続できない場合、プロキシ サーバを使用しているためにローカルの WebLogic Server に接続できないことが原因である可能性があります。この場合、次のエラー メッセージが表示されます。

The requested URL could not be retrieved

プロキシ サーバを使用しないようにするには、ブラウザのプロキシ設定を変更して、サーブレットへのアクセスにプロキシ サーバが使用されないようにします。この変更を行う手順は、使用しているブラウザによって異なります。

 

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