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実行時ワークフロー インスタンスのモニタ

この章では、実行時ワークフロー インスタンスをモニタする方法について説明します。内容は以下のとおりです。

WebLogic Integration Studio を使用して実行時ワークフロー インスタンスをモニタする方法の詳細については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド』の「ワークフローのモニタリング」を参照してください。

 


ワークフロー インスタンスの取得

オーガニゼーション内のテンプレート インスタンスおよびテンプレート定義インスタンスのリストを取得するには、以下の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用してください。

メソッド 1

public java.util.List getTemplateInstances(
java.lang.String templateId,
java.lang.String orgId,
boolean bStarted,
java.util.Date from,
java.util.Date to,
int state,
int max
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

メソッド 2

public java.util.List getTemplateDefinitionInstances(
java.lang.String templateDefinitionId,
java.lang.String orgId,
boolean bStarted,
java.util.Date from,
java.util.Date to,
int state,
int max
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

getTemplateInstances() メソッドおよびgetTemplateDefinitionInstances() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-1 getTemplateInstances() および getTemplateDefinitionInstances() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

templateId

インスタンスを取得するテンプレートの ID

有効なテンプレート ID。

テンプレート ID を取得するには、オーガニゼーションのテンプレートの取得で説明されているように、インスタンスを取得したいテンプレートに関連する TemplateInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateInfo オブジェクトを参照してください。

getId() メソッドは、templateId を返す。各 templateId には、複数の定義が含まれる可能性がある。どのテンプレート定義を使用するか判断するために、WebLogic Integration はアクティブ テンプレート定義セットの中から、もっとも有効で適切な日付(現在または過去の日付)と終了日(現在または将来の日付)を持つバージョンを選択する。テンプレートの有効な日付と終了日の定義およびそれらをアクティブにする方法については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド』の「ワークフロー テンプレートの定義」を参照。

templateDefinitionId

インスタンスを取得するテンプレート定義の ID

有効なテンプレート定義 ID。

テンプレート定義 ID を取得するには、テンプレート定義の作成で説明されているように、インスタンスを取得するテンプレート定義に対応する TemplateDefinitionInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート定義 ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateDefinitionInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateDefinitionInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateDefinitionInfo オブジェクトを参照してください。

orgId

テンプレートまたはテンプレート定義インスタンスを取得するためのオーガニゼーションの ID

有効なオーガニゼーション ID。

オーガニゼーション ID の取得については、アクティブなオーガニゼーションの管理を参照。

bStarted

開始日付または終了日付のどちらでクエリを行うかを指定するブール フラグ

true (クエリにインスタンスの開始日付を使用) または false (クエリにインスタンスの終了日付を使用)。

from

日付範囲の下限値

java.util.Date オブジェクト

to

日付範囲の上限値

java.util.Date オブジェクト

start

戻り値のリストを開始するオフセット。クライアントが長いリストを一定量づつ表示できる

整数値

max

クライアントが一度に表示する項目数を制限するための戻り値の最大項目数。

整数値


 

これらのメソッドは、それぞれテンプレート インスタンスおよびテンプレート定義インスタンスに関連した com.bea.wlpi.common.InstanceInfo オブジェクトのリストを返します。各タスクについての情報にアクセスするには、InstanceInfo オブジェクトに記載の InstanceInfo オブジェクト メソッドを使用します。

たとえば、次のコードでは、activeOrgId 変数の値で指定されたオーガニゼーションのための特定の ID に関連する、すべてのテンプレートおよびテンプレート定義インスタンスがそれぞれ取得されます。このコード例では、adminAdmin EJB への EJBObject 参照を表します。

List tempinst = admin.getTemplateInstances(templateId,
activeOrgId, true, dateFrom, dateTo, 20, 20);
List tempdefinst = admin.getTemplateDefinitionInstances(
templatedefId, activeOrgId, true, dateFrom,
dateTo, 20, 20);

この例では、以下のパラメータを設定します。

getTemplateInstances() および getTemplateDefinitionInstances() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


ワークフロー インスタンスの確認

この節では、ワークフロー テンプレートまたはテンプレート定義インスタンスの確認を行うために使用するメソッドについて説明します。

ワークフロー テンプレート インスタンスの確認

ワークフロー テンプレート インスタンスが現在実行中かどうかを確認するには、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用します。

public boolean checkForTemplateInstances(
java.lang.String templateId
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

checkForTemplateInstances() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-2 checkForTemplateInstances() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

templateId

実行中のインスタンスを確認するテンプレートの ID

有効なテンプレート ID。

テンプレート ID を取得するには、オーガニゼーションのテンプレートの取得で説明されているようにインスタンスを確認したいテンプレートに関連する TemplateInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateInfo オブジェクトを参照してください。

getId() メソッドは、templateId を返す。各 templateId には、複数の定義が含まれる可能性がある。どのテンプレート定義を使用するか判断するために、WebLogic Integration はアクティブ テンプレート定義セットの中から、もっとも有効で適切な日付(現在または過去の日付)と終了日(現在または将来の日付)を持つバージョンを選択する。テンプレートの有効な日付と終了日の定義およびそれらをアクティブにする方法については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド』の「ワークフロー テンプレートの定義」を参照。

このメソッドは、テンプレート インスタンスが存在するかどうかを示すブール値を返します。

たとえば、次のコードでは、指定した ID の値に関連するテンプレート インスタンスが現在実行中かどうかが確認されます。このコード例では、adminAdmin EJB への EJBObject 参照を表します。

boolean tempexists = admin.checkForTemplateInstances(templateId);

checkForTemplateInstances() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

ワークフロー テンプレート定義の確認

ワークフロー テンプレート定義インスタンスを取得するには、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用します。

public java.util.List checkForTemplateDefinitionInstances(
java.lang.String templateDefinitionId
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

checkForTemplateDefinitionInstances() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-3 checkForTemplateInstances() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

templateDefinitionId

インスタンスを確認するテンプレート定義の ID

有効なテンプレート定義 ID。

テンプレート定義 ID を取得するには、テンプレート定義の作成で説明されているように、インスタンスを取得するテンプレート定義に対応する TemplateDefinitionInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート定義 ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateDefinitionInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateDefinitionInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateDefinitionInfo オブジェクトを参照してください。


 

このメソッドは、テンプレートまたはテンプレート定義インスタンスが存在するかどうかを示すブール値を返します。

たとえば、次のコードでは、指定した ID の値に関連するテンプレート定義インスタンスが存在するかどうかが確認されます。このコード例では、adminAdmin EJB への EJBObject 参照を表します。

boolean tempexists = admin.checkForTemplateInstances(templateId);
boolean tempdefexists = admin.checkForTemplateDefinitionInstances(
templateDefinitionId);

checkForTemplateDefinitionInstances() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


ワークフロー インスタンス タスクの取得

ワークフロー インスタンスに関連したタスクのリストを取得するには、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用してください。

public java.util.List getInstanceTasks(
java.lang.String instanceId
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

getInstanceTasks() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-4 getInstanceTasks() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

instanceId

タスクを取得するワークフロー インスタンスの ID

有効なワークフロー インスタンス ID。

ワークフロー インスタンス ID を取得するには、ワークフロー インスタンスの取得で説明するように、タスクを取得するインスタンスに対応する InstanceInfo オブジェクトを取得する必要がある。インスタンス ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.InstanceInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: InstanceInfo オブジェクトで利用可能なメソッドの詳細については、InstanceInfo オブジェクトを参照してください。

このメソッドは、com.bea.wlpi.common.TaskInfo オブジェクトのリストを返します。各タスクについての情報にアクセスするには、TaskInfo オブジェクトに記載の TaskInfo オブジェクト メソッドを使用します。

たとえば、次のコードでは、instanceId 変数の値で指定されたワークフロー インスタンスのタスクが取得されます。このコード例では、admin は、Admin EJB への EJBObject 参照を表します。

List tasks = admin.getInstanceTasks(instanceId);

getInstanceTasks() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


ワークフロー インスタンス情報の取得

ワークフロー インスタンス情報を取得するには、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用します。

public com.bea.wlpi.common.InstanceInfo getInstanceInfo(
java.lang.String instanceId
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

getInstanceInfo() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-5 getInstanceTasks() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

instanceId

情報を取得するワークフロー インスタンスの ID

有効なワークフロー インスタンス ID。

ワークフロー インスタンス ID を取得するには、タスクの取得で説明するように、ワークフロー インスタンス情報を取得するタスクに対応する TaskInfo オブジェクトを取得する必要がある。タスク ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TaskInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getInstanceId()

注意: TaskInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TaskInfo オブジェクトを参照してください。

このメソッドは、com.bea.wlpi.common.InstanceInfo オブジェクトを返します。ワークフロー インスタンスについての情報にアクセスするには、InstanceInfo オブジェクトに記載の InstanceInfo オブジェクト メソッドを使用します。

たとえば、次のコードでは、instanceId 変数の値で指定されたワークフロー インスタンスの情報が取得されます。このコード例では、admin は、Admin EJB への EJBObject 参照を表します。

InstanceInfo = admin.getInstanceInfo(instanceId);

getInstanceInfo() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


ワークフロー インスタンスのアカウントの取得

ワークフロー インスタンスの数や完了したワークフロー インスタンスの数を取得するには、それぞれ、以下の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用してください。

メソッド 1

public int getInstanceCount(
java.lang.String templateId
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

メソッド 2

public int getInstanceCount(
java.lang.String templateI,
boolean completed
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

getInstanceCount() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-6 getInstanceCount() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

templateId

インスタンスを取得するテンプレートの ID

有効なテンプレート ID。

テンプレート ID を取得するには、オーガニゼーションのテンプレートの取得で説明されているように、インスタンスを取得したいテンプレートに関連する TemplateInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateInfo オブジェクトを参照してください。

getId() メソッドは、templateId を返す。各 templateId には、複数の定義が含まれる可能性がある。どのテンプレート定義を使用するか判断するために、WebLogic Integration はアクティブ テンプレート定義セットの中から、もっとも有効で適切な日付(現在または過去の日付)と終了日(現在または将来の日付)を持つバージョンを選択する。テンプレートの有効な日付と終了日の定義およびそれらをアクティブにする方法については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド.』の「ワークフロー テンプレートの定義」を参照してください。

completed

完了したワークフロー インスタンスだけをカウントしたかどうかを指定するブール フラグ

true (完了したワークフロー インスタンスのみをカウント) または false (すべてのワークフロー インスタンスをカウント)


 

各メソッドは、指定された基準に基づいてカウントしたワークフロー インスタンスの数に対応する整数値を戻します。

たとえば、次のコードは、すべてのワークフロー インスタンスの数と完了したすべてのワークフロー インスタンスの数を、指定された ID 値に対応してそれぞれ取得します。このコード例では、adminAdmin EJB への EJBObject 参照を表します。

int count = admin.getInstanceCount(templateId);
int completeCount = admin.getInstanceCount(templateId, true);

getInstanceCount() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


ワークフロー インスタンスの削除

この節で説明しているメソッドを使用して、ワークフロー インスタンスを削除できます。

特定のワークフロー インスタンスの削除

特定のワークフロー インスタンスを削除するには、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用します。

public void deleteInstance(
java.lang.String instanceId
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

deleteInstance() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-7 deleteInstance() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

instanceId

タスクを取得するワークフロー インスタンスの ID

有効なワークフロー インスタンス ID。

ワークフロー インスタンス ID を取得するには、ワークフロー インスタンスの取得で説明するように、タスクを取得するインスタンスに対応する InstanceInfo オブジェクトを取得する必要がある。インスタンス ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.InstanceInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: InstanceInfo オブジェクトで利用可能なメソッドの詳細については、InstanceInfo オブジェクトを参照してください。

たとえば、次のコードでは、instanceId で指定されたインスタンスが削除されます。このコード例では、adminAdmin EJB への EJBObject 参照を表します。

admin.deleteInstance(instanceId);

ワークフロー テンプレートまたはテンプレート定義のすべてのインスタンスの削除

オーガニゼーション内のテンプレート インスタンスおよびテンプレート定義のインスタンスを削除するには、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用してください。

メソッド 1

public void deleteTemplateInstances(
java.lang.String templateId,
java.lang.String orgId,
boolean bStarted,
java.util.Date from,
java.util.Date to
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

メソッド 2

public void deleteTemplateDefinitionInstances(
java.lang.String templateDefinitionId,
java.lang.String orgId,
boolean bStarted,
java.util.Date from,
java.util.Date to
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

deleteTemplateInstances() および deleteTemplateDefinitionInstances() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-8 deleteTemplateInstances() および deleteTemplateDefinitionInstances() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

templateId

インスタンスを削除するテンプレートの ID

有効なテンプレート ID。

テンプレート ID を取得するには、オーガニゼーションのテンプレートの取得で説明されているようにインスタンスを削除したいテンプレートに関連する TemplateInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateInfo オブジェクトを参照してください。

getId() メソッドは、templateId を返す。各 templateId には、複数の定義が含まれる可能性がある。どのテンプレート定義を使用するか判断するために、WebLogic Integration はアクティブ テンプレート定義セットの中から、もっとも有効で適切な日付(現在または過去の日付)と終了日(現在または将来の日付)を持つバージョンを選択する。テンプレートの有効な日付と終了日の定義およびそれらをアクティブにする方法については、『WebLogic Integration Studio ユーザーズ ガイド』の「ワークフロー テンプレートの定義」を参照してください。

templateDefinitionId

インスタンスを削除するテンプレート定義の ID

有効なテンプレート定義 ID。

テンプレート定義 ID を取得するには、テンプレート定義の作成で説明されているように、インスタンスを削除するテンプレート定義に対応する TemplateDefinitionInfo オブジェクトを取得する必要がある。テンプレート定義 ID を取得するには、次の com.bea.wlpi.common.TemplateDefinitionInfo メソッドを使用する。

public final java.lang.String getId()

注意: TemplateDefinitionInfo オブジェクトで選択可能なメソッドの詳細については、TemplateDefinitionInfo オブジェクトを参照してください。

orgId

テンプレート インスタンスまたはテンプレート定義インスタンスを削除するためのオーガニゼーションの ID

有効なオーガニゼーション ID。

オーガニゼーション ID の取得については、アクティブなオーガニゼーションの管理を参照。

bStarted

開始または終了のどちらで削除を行うかを指定するブール フラグ

true (削除にインスタンスの開始日付を使用) または false (削除にインスタンスの終了日付を使用)

from

日付範囲の下限値

java.util.Date オブジェクト

to

日付範囲の上限値

java.util.Date オブジェクト

たとえば、次のコードでは、activeOrgId 変数の値で指定されたオーガニゼーションのための特定の ID に関連する、すべてのテンプレート インスタンスまたはテンプレート定義インスタンスを削除します。この例では、以下のように設定します。

このコード例では、adminAdmin EJB への EJBObject 参照を表します。

admin.deleteTemplateInstances(templateId, activeOrgId, true, 
dateFrom, dateTo);
admin.deleteTemplateDefinitionInstances(
templatedefId, activeOrgId, true, dateFrom, dateTo);

deleteInstance()deleteTemplateInstances() および deleteTemplateDefinitionInstances() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


実行時ワークロードのクエリ

実行時のワークロードをクエリするために、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用します。

public java.util.List workloadQuery(
java.lang.String xml
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

workloadQuery() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-9 workloadQuery() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

xml

実行時ワークロードのクエリ要求

ワークロード要求 DTDに記載の Workload Request DTD に準拠する XML ドキュメント。

このメソッドは、ワークロード応答 DTDで説明されているように、Workload Response DTD に準拠するXML フォーマットでワークロード レポートを返します。

たとえば、次のコードでは、Workload Request DTD に準拠する workloadReq XML ドキュメントに基づいて実行時ワークロードに対するクエリが開始されます。

String workloadresp = workloadQuery(workloadReq);

このメソッドは、Workload Response DTD に準拠するフォーマットで workloadresp ファイルにその応答を書き込みます。workloadQuery() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 


実行時統計のクエリ

実行時統計をクエリするために、次の com.bea.wlpi.server.admin.Admin メソッドを使用します。

public java.util.List statisticsQuery(
java.lang.String xml
) throws java.rmi.RemoteException,
com.bea.wlpi.common.WorkflowException

statisticsQuery() メソッドのパラメータを次の表に示します。パラメータには値を指定する必要があります。

表22-10 statisticsQuery() メソッドのパラメータ

パラメータ

説明

有効な値

xml

実行時統計のクエリ要求

統計要求 DTDに記載の Workload Request DTD に準拠する XML ドキュメント。

このメソッドは、統計応答 DTDで説明されているように、Statistics Response DTD に準拠する XML フォーマットで統計レポートを返します。

たとえば、次のコードでは、Statistics Request DTD に準拠する statisticsReq XML ドキュメントに基づいて実行時統計に対するクエリが開始されます。

java.lang.String statisticsresp = statisticsQuery(statisticsReq);

このメソッドは、Statistics Response DTD に準拠するフォーマットで statisticsresp ファイルにその応答を書き込みます。statisticsQuery() メソッドの詳細については、Javadoc の com.bea.wlpi.server.admin.Admin を参照してください。

 

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