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新機能

WebLogic Integration 7.0 SP7 の新機能

確認済みの問題に対する修正に加えて、ワークフローを追跡および管理するための以下の機能が追加されました。

wli.bpm.server.trackeventparent 環境プロパティが追加されたため、子ワークフローが内部 JMS メッセージ (post XML Event アクション) によって開始された場合に、ワークフロー インスタンス間の親子関係を追跡できるようになりました。追跡を有効にするには、WebLogic Server を起動するための java コマンドラインで、このシステム プロパティを true に設定します (-Dwli.bpm.server.trackeventparent=true)。

また、BPMAdmin ユーティリティに -includeChildren および -checkParent オプションが追加されたため、親子インスタンスを管理できるようになりました。includeChildren を使用すると、ワークフローの子インスタンスは、親と一緒にアーカイブされたり、削除されたりします。checkParent オプションは、子インスタンスの削除を許可する前に親インスタンスが完了していることを検証します。

WebLogic Integration 7.0 SP2 の新機能

BPM Command Line Administration Tool

WebLogic Integration Studio を使用しなくても、デプロイされたシステムをコマンドラインで管理できるようになりました。次のような操作ができます。

  • テンプレート定義の有効化と無効化
  • テンプレートの削除
  • テンプレート、テンプレート定義、ビジネス オペレーション定義、レポジトリ エンティティ、ユーザ、ロールおよびオーガニゼーションの追加と削除

詳細については、『BPM Command Line Administration Tool ユーザーズ ガイド』を参照してください。

インスタンス データのアーカイブ

これは、BPM Command Line Administration Tool の機能です。インスタンス データをアーカイブすることにより、データベースから完了したワークフロー インスタンスを削除して、インスタンス データを XML 形式のファイルとしてアーカイブすることができます。詳細については、『BPM Command Line Administration Tool ユーザーズ ガイド』を参照してください。

File Plug-in

File Plug-in は、システムからローカルにアクセス可能なファイルに対する基本的な操作を提供します。リモート ファイルシステムに対しては、FTP を経由した "GET" "PUT" の作業を行うことができます。詳細については、『File Plug-in ユーザーズ ガイド』を参照してください。

JSP Worklist

非推奨となった Swing ベースの Worklist クライアントに代わって、新しい JSP ベースの Worklist が用意されています。JSP Worklist は Swing ベースの Worklist と同じ機能を提供します。また、デプロイメント用に JSP Worklist をカスタマイズできるよう、すべてのページとクラスも提供されます。この機能の詳細については、『WebLogic Integration JSP Worklist ユーザーズ ガイド』を参照してください。

WebLogic Integration BPM - WebLogic Workshop 相互運用サンプル

このサンプルは、これまで BEA dev2dev センタで提供されていました。このサンプルの拡張版が WebLogic Integration SP2 リリースに付属しています。サンプルでは、Web サービスとワークフローが疎結合かつ非同期的にメッセージ交換を行う仕組みについて学習できます。BPM ワークフローと Workshop Web サービスのメッセージ交換には、SOAP over HTTP とプレーン XML over HTTP の 2 つのシナリオが用意されています。詳細については、『BPM - Workshop サンプル ユーザーズ ガイド』を参照してください。

古いバージョンの WebLogic Integration からのアップグレード

アプリケーションを WebLogic Integration 7.0 SP2 にアップグレードするための情報やユーティリティが提供されます。以下の 2 通りの移行が可能です。

  • WebLogic Integration 7.0 SP1 を WebLogic Integration 7.0 SP2 にアップグレードする
  • WebLogic Integration 7.0 GA を WebLogic Integration 7.0 SP2 にアップグレードする

WebLogic Integration アプリケーションの移行の詳細については、『WebLogic Platform リリース ノート』の「[コンフィグレーション] ウィザードを使用して作成されたドメインを移行する」および『WebLogic Integration リリース ノート』の「移行」を参照してください。

WebLogic Integration 7.0 の新機能

WebLogic Server 7.0 のサポート

WebLogic Integration 7.0 は WebLogic Server 7.0 をサポートしています。両製品は、WebLogic Platform 7.0 のコンポーネントです。

カスタム WebLogic Integration ドメイン作成のサポート

コンフィグレーション ウィザードにより、ドメインとクラスタの作成がより簡単になりました。WebLogic Integration、Business Process Management (BPM)、Enterprise Application Integratin (EAI) のドメイン生成テンプレートが用意されています。コンフィグレーション ウィザードは、ユーザ クエリに基づき、コンフィグレーション済みの適切なコンポーネントでドメイン、サーバ、エンタープライズ アプリケーションなどを生成します。詳細については、以下を参照してください。

 WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント
 コンフィグレーション ウィザードの使い方

PointBase データベースのサポート

サンプルは、製品にバンドルされている 100% Pure Java の RDBMS (リレーショナル データベース マネジメント システム) PointBase を使用して簡単に実行することができます。詳細については、以下を参照してください。

 B2B Integration サンプルの使い方

セキュリティ

WebLogic Platform 7.0 では新しい設計の WebLogic セキュリティ サービスが提供されます。WebLogic Integration のセキュリティ機能はこのセキュリティ サービス上で構築されています。プライベート キーとそのキーに関連付けられた公開鍵証明書を格納するキー ストアも提供されます。以前のバージョンの WebLogic Integration に基づくアプリケーションでは、プライベート キーとキーに関連付けられた証明書はファイル システムに格納されていました。詳細については、以下を参照してください。

 WebLogic Integration セキュリティの使い方
 B2B Integration セキュリティの実装

Business Process Management (BPM) ワークフローの設計におけるベスト プラクティス

WebLogic Integration ワークフローを設計する際の、ガイドラインや推奨される手順について説明します。詳細については、『BPM ワークフローの設計 ベスト プラクティス ガイド』を参照してください。

信頼性、スケーラビリティ、高可用性

WebLogic Integration 7.0 のクラスタリング サポート拡張機能は、スケーラビリティと高可用性を提供します。これにより、ハードウェアまたはネットワーク障害時のフェイルオーバへの対応が可能です。詳細については、以下を参照してください。

  WebLogic Integration ソリューションのデプロイメント

既存の RosettaNet ワークフローの変更や、高可用性に対応したワークフローの設計については、以下のトピックを参照してください。

 WebLogic Integration ソリューションの設計
 BEA WebLogic Integration 移行ガイド
 B2B Integration ebXML の実装
 B2B Integration RosettaNet の実装

WebLogic Integration - Business Connect

本リリースの Trading Partner Lightwight Client ソフトウェアはアプリケーション プログラミング インタフェースと 30 日間の評価ライセンスを提供します。詳細については、WebLogic Integration - Business Connect サイト (英文) を参照してください。

WebLogic Integration 7.0 への移行

アプリケーションを WebLogic Integration 7.0 に移行するための情報とユーティリティが提供されています。WebLogic Integration 2.1 より前のリリースをご使用の場合で、なるべく少ない手順で移行したい場合は、まず既存のシステムを WebLogic Integration 2.1 SP1 にアップグレードし、その後 WebLogic Integration 7.0 に移行することをお勧めします。WebLogic Integration アプリケーションの移行に関する詳細については、『WebLogic Integration 移行ガイド』を参照してください。