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BEA WebLogic Platform 7.0 リリース ノート

BEA WebLogic Platform リリース 7.0 Service Pack 6
日付 : 2005 年 3 月

このマニュアルでは、次のトピックについて説明します。

最新のリリース ノート情報については、次の URL にある BEA マニュアルの Web サイトを参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/index.html

 


BEA WebLogic Platform の概要

BEA WebLogic Platform は、BEA WebLogic の既存の製品 (アプリケーション サーバ、開発、ポータル、および統合) のすべての機能が高度に統合されたソリューションです。この統合されたソリューションには一般的なアプリケーション インフラストラクチャの利点が結集されており、堅牢で使いやすいフレームワークが提供されています。

 


このマニュアルで使用される用語

このマニュアルでは、パス名に次の 2 つの仮の文字列を使用しています。

 


BEA WebLogic Platform 7.0 Service Pack 6 の新機能

BEA WebLogic Platform 7.0 Service Pack 6 (SP6) には、すべての WebLogic Platform 7.0 コンポーネント (WebLogic Server、WebLogic Workshop、WebLogic Integration、WebLogic Portal および WebLogic JRockit) の修正の更新が収録されています。WebLogic Platform 7.0 SP6 を使用して、すべての WebLogic Platform 7.0 コンポーネントをアップデート可能です。

また、WebLogic Platform 7.0 SP6 には、以下の更新も含まれます。

以前の WebLogic Platform 7.0.x リリースの新しい機能の詳細なリストについては、次の URL の新機能ページを参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/interm/whatsnew.html

 


プラットフォームのサポートおよびシステム要件

ハードウェア要件およびソフトウェア要件など、WebLogic Platform でサポートされるプラットフォームについては、次の URL の『WebLogic Platform 7.0 でサポート対象のコンフィグレーション』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs70/70_over/overview.html

注意 : 2003 年 12 月 31 日で Red Hat は Linux 7.2 のサポートを終了したため、BEA も同日よりサポートを終了しました。Red Hat Enterprise Linux と WebLogic JRockit をアップグレードすることをお勧めします。

サポートされているすべてのプラットフォーム コンフィグレーションに製品をインストールする手順については、次の URL の『WebLogic Platform のインストール』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/install/index.html

IBM AIX および SuSE Linux プラットフォームなどの特殊なインストール手順については、次の URL の『WebLogic Platform 7.0 でサポート対象のコンフィグレーション』の「プラットフォーム別のインストール手順についての情報」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs70/70_over/install_info.html

 


特殊なインストール手順

オペレーティング システム コンフィグレーションによっては、特殊なインストール手順が必要な場合があります。WebLogic Platform 7.0 では、以下のオペレーティング システムで特殊なインストールと操作手順が必要です。

このインストール手順は、次の URL の『WebLogic Platform 7.0 でサポート対象のコンフィグレーション』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs70/70_over/install_info.html

 


WebLogic JRockit SDK と共に WebLogic Platform を使用する

WebLogic JRockit SDK に付随する以下の使用方法ノートを参照してください。

 


WebLogic Platform で JVM を切り替える

以下の手順は、WebLogic Platform 7.0 SP6 をすでにインストール済みで、別の JVM への切り替えを考えているユーザ用です。バンドルされている Sun JVM から WebLogic JRockit に切り替える (またはその逆の) 場合、あるいはバンドルされていない Sun JVM に切り替える場合は次の手順に従います。

注意 : 将来のインストール アップグレードを容易にするために、この手順では、インストールをアップグレードする際に WebLogic Platform と共にバンドルされていない JVM を使用することをお勧めします。

選択したインストーラによって、WebLogic Platform 7.0 SP6 には、Sun Java 2 SDK (jdk131_14) または WebLogic JRockit SDK (jrockit70sp6_131_14) のいずれかの JVM がバンドルされます。

  1. BEA_HOME/jdk131_14 (Sun) または BEA_HOME/jrockit70sp6_131_14 (WebLogic JRockit) ディレクトリをバックアップ先に移動します。

  2. 次の手順に従い、新しい JVM をダウンロードしてインストールします。

    • WebLogic Platform 7.0 にバンドルされている WebLogic JRockit または Sun Java 2 SDK をインストールしている場合、BEA_HOME に JVM をインストールします。
    • バンドルされていない Sun JVM をインストールしている場合、まず BEA_HOME 以外のディレクトリに JVM をインストールします。次に手順 1 でバックアップしたディレクトリ名と一致する BEA_HOME 内のディレクトリに、この JVM ディレクトリをコピーします。

  3. このインストールにバンドルされているものと異なる JVM ベンダを使用している場合、Sun JVM を使用するならば Sun に、WebLogic JRockit JVM を使用するならば BEA に、COMM_JAVA_VENDOR 環境変数が設定されていることを確認する必要があります。COMM_JAVA_VENDOR 環境変数は、以下のディレクトリのいずかにある commEnv ファイルに記載されています。

    BEA_HOME\weblogic700\common\bin\commEnv.cmd (Windows)
    BEA_HOME/weblogic700/common/bin/commEnv.sh (Unix)

注意 : WebLogic JRockit では、E-Business Control Center はサポートされていません。Sun SDK から WebLogic JRockit に切り替えたり、E-Business Control Center を使用する場合は、さらにファイル BEA_HOME\weblogic700\ebcc\bin\ide.cfg 内の -jdkhome 行を、手順 1 で保存したバックアップ先の Sun Java 2 SDK 1.3.1_14 インストール ディレクトリを参照するように修正する必要があります。

 


[コンフィグレーション] ウィザードを使用して作成されたドメインを移行する

[コンフィグレーション] ウィザードは、新しいドメインをすばやく簡単に作成できる WebLogic Platform のツールです。WebLogic Platform 7.0 インストールを新しい 7.0 サービスパック (SP) リリースにアップグレードする場合、[コンフィグレーション] ウィザードを使用して作成したすべてのドメインを、引き続き新しい 7.0 SP リリースで使用するには、移行する必要があります。この節で説明する手順は、WebLogic Platform インストール 7.0 GA、7.0 SP1、7.0 SP2、7.0 SP4、7.0 SP5、および 7.0 SP6 に適用されます。

注意 : WebLogic Platform を希望する 7.0 SP リリースにまだアップグレードしていない場合は、まずアップグレードを行い、インストールが完了してから以下の手順を実行してください。インストールの手順については、次の URL の『WebLogic Platform のインストール』の「サービス パックとローリング パッチのインストール」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/install/update.html

ドメインを新リリースへ移行する前に、以前の 7.0.x リリースが正常に実行されていることを確認してください。

移行処理は、次の手順で構成されます。

  1. 移行スクリプトを実行する

    ドメイン ディレクトリのプロダクト JAR ファイルをアップグレードする移行スクリプトを実行する必要があります。

  2. 移行を実行するための手動作業の実行

    ドメイン内の特定のファイルを手動で更新する必要があります。

  3. 新しいインストール環境 (アップグレード環境ではない) でスクリプトおよびコンフィグレーション ファイルを更新する

    この手順は、WebLogic Platform を BEA_HOME ディレクトリ以外のディレクトリにインストールした場合のみ必要です。既存の WebLogic Platform 7.0 インストールをすでにアップグレードしている場合は、この手順を省略できます。この手順には、ドメインの起動スクリプト (startWebLogic など)、コンフィグレーション ファイル (config.xml など)、および作成したカスタム スクリプト内の BEA_HOME 環境変数の更新が必要です。

これらの手順は、以下の節で詳しく説明します。この手順は、移行するドメインごとに繰り返す必要があります。

注意 : この手順は、実行しているのが Sun Java 2 SDK あるいは WebLogic JRockit SDK かどうかに関係なく適用されます。

移行スクリプトを実行する

[コンフィグレーション] ウィザードで作成した既存のドメインを移行する最初の手順は、移行スクリプトを実行して、そのドメインのプロダクト JAR ファイルをアップグレードすることです。そのために、BEA_HOME\weblogic700\server\bin に移動して、以下のコマンドのいずれかを入力します。

以下の表は、コマンド ライン引数の定義を示しています。

表 1 移行スクリプトのコマンド ライン引数 

引数

説明

domain

ドメイン ディレクトリの絶対パス名。

mode

移行モード。設定できる値は upgrade または revert です。

upgrade-必要に応じて、ドメイン ディレクトリにあるプロダクト JAR ファイルをアップグレードするには、このモードを選択する。詳細については、「アップグレード中に実行されるアクション」を参照してください。これはデフォルトのモードです。

revert-このモードは、移行したドメインを、移行スクリプトの起動時に生成されたバックアップ ファイル (*.jar.orig) を使って、移行前の状態に戻す場合に選択します。バックアップ ファイルが存在しない場合、コマンドは無視されます。


 

いずれかのキーを押して処理を開始するよう求められます。

何らかの理由により、前の状態に戻すことになった場合は、まずアップグレードしたすべてのドメインを元の状態に戻します。ドメインを元に戻した場合のみ、WebLogic Platform のバージョンを戻してください。移行を元に戻すには、コマンド ラインで revert オプションを指定して、移行スクリプトを再度実行します。

アップグレード中に実行されるアクション

デフォルトの移行モード upgrade を指定すると、スクリプトは次のアクションを実行します。

アップグレードの例

デフォルトのユーザ プロジェクト ディレクトリ BEA_HOME\user_projects にある mydomain というドメインをアップグレードすると仮定します。使用しているプラットフォームに適したコマンドを実行します。

再開の例

たとえば、移行処理で mydomain に行われた変更を元に戻すには、使用しているオペレーティング システムに適したスクリプトを実行します。

移行を実行するための手動作業の実行

ドメインの作成に使用したドメイン テンプレートによっては、既存の WebLogic Platform 7.0 SP リリースをサポートするために、既存のスクリプトやファイルを追加または変更する必要があることがあります。

以下の節では、移行を実行するために必要な手動作業について説明します。

注意 : 説明された移行手順は、7.0 SP リリースの順番に従って順次実行しなければなりません。たとえば、7.0 から 7.0 SP6 に移行する場合、別途説明された 7.0 SP1、7.0 SP2、7.0 SP4、および 7.0 SP5 への移行手順を実行してから、7.0 SP6 への移行手順を実行する必要があります。

WebLogic Platform 7.0 SP1 に移行するための手動作業の実行

この節では、ドメインを WebLogic Platform 7.0 から WebLogic Platform 7.0 SP1 に移行するために必要な手動作業について説明します。ドメインの作成に使用したドメイン テンプレートに基づいて、該当する節を参照し、記載された手順を実行します。

注意 : ファイルを追加または変更する前に、以下の節で説明するように、元のファイルをバックアップすることをお勧めします。

BPM Domain

BPM Domain テンプレートに基づくドメインの場合は、以下の手順を実行します。

  1. WLISERVERCP 変数を startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) または startWebLogic.sh スクリプト (UNIX の場合) に追加して、CLASSPATH を定義します。startWebLogic スクリプトは、BEA_HOME\user_projects\domain ディレクトリにあります。

    以下のサンプルは startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    :pointbase
    REM Invoke a script to finish up work
    set WLISERVERCP=%WLISERVERCP%;%PBCOMMONCP%;
    set SCRIPT=%WLI_HOME%\lib\scripts\PointbaseChecker.xml

  2. PBCOMMONCP 変数を、startManagedWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) または startManagedWebLogic.sh スクリプト (UNIX の場合) の CLASSPATH 定義の最後に追加します。startManagedWebLogic スクリプトは、BEA_HOME\user_projects\domain ディレクトリにあります。

    以下のサンプルは startManagedWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    set CLASSPATH=%WLISERVERCP%;%PBCOMMONCP%

  3. CLASSPATH に定義した JAR ファイル名が適切な PointBase バージョン (183 vs 172) を反映するように、setDBVars.cmd コマンド (Windows の場合) または setDBVars コマンド (UNIX の場合) を変更します。両方のコマンドのファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリにあります。

    BEA_HOME\user_projects\domain\dbInfo\pointbase

    以下のサンプルは setDBVars.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    変更前:

    set CLCP=-classpath %WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\
    pbserver42ECF172.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\li
    b\pbclient42ECF172.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbtools42
    ECF172.jar;

    変更後:

    set CLCP=-classpath %WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbserv
    er42ECF183.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbclient42
    ECF183.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbtools42EC
    F183.jar;

EAI Domain

EAI Domain テンプレートに基づくドメインの場合は、BPM Domainに記載されている手順を参照してください。

Platform Domain

Platform Domain テンプレートに基づくドメインの場合は、以下の手順を実行します。

  1. (デフォルトでは、BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\tools\WEB-INF ディレクトリにある) ツール Web アプリケーションの web.xml ファイルで、Customer Profile and Order Pages セキュリティ規則を検索し、<url-pattern> 要素を使用してこの規則を適用するリソースを定義します。

    以下のサンプルは web.xml ファイルからの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    <security-constraint>
    <!-- リソース コレクションを定義する -->
    <web-resource-collection>
    <web-resource-name>
    Customer Profile and Order Pages
    </web-resource-name>
    <description>
    Customer Profile and Order Pages
    </description>
    <!-- リソース コレクションの URL パターン -->
    <url-pattern>/tools/*</url-pattern>
    <url-pattern>/repository/*</url-pattern>
    <url-pattern>/security/*</url-pattern>
    <http-method>GET</http-method>
    <http-method>POST</http-method>
    </web-resource-collection>
    </security-constraint>

    注意 : WebLogic Server では、security-constraint 要素内の各 web-resource-collection 要素を検証して、少なくとも 1 つの URL パターンが含まれることを確認します。ドメインに別の Web アプリケーションがある場合は、すべての web-resource-collection 要素にセキュリティ規則に準拠する URL パターンが少なくとも 1 つ含まれることを確認してください。

  2. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\webapps\tools\tools ディレクトリからツール Web アプリケーションの tools ディレクトリに、以下のファイルをコピーします。カスタマイズしたファイルを上書きしないように気をつけてください。
    catalog\category_add_remove_items.jsp
    catalog\item_property_edit.jsp
    catalog\item_property_edit_mr.jsp
    catalog\item_property_edit_mu.jsp
    catalog\item_property_edit_sr.jsp
    catalog\item_property_edit_su.jsp
    catalog\item_search.jsp
    usermgmt\groupuser_property_edit_mr.jsp
    usermgmt\groupuser_property_edit_mu.jsp
    usermgmt\groupuser_property_edit_sr.jsp
    usermgmt\groupuser_property_edit_su.jsp
    usermgmt\group_add_remove_users.jsp
    usermgmt\group_edit.jsp
    usermgmt\group_scope_property.jsp
    usermgmt\user_create.jsp
    usermgmt\user_edit_info.jsp
    usermgmt\user_scope_property.jsp

  3. BEA_HOME\weblogic700\samples\portal\p13nDomain\beaApps\p13nApp\META-INF ディレクトリから BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\META-INF ディレクトリに、weblogic-application.xml ファイルをコピーします。このファイル名で作成された可能性のあるファイルを上書きしないように気をつけてください。

  4. ドメインにポータル Web アプリケーションを作成した場合は、アプリケーションごとに以下の手順を実行する必要があります。

    1. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\baseportal\j2ee\framework ディレクトリから、ポータル Web アプリケーションの framework ディレクトリに、以下のファイルをコピーします。これらのファイル名で作成された可能性のあるファイルを上書きしないように気をつけてください。
    2. edit_titlebar.properties
      error\configurationerror.properties
      error\footer.inc
      error\header.inc
      error\header.properties
      error\missingformfield.properties
      error\parameters.properties
      error\pipeline.properties
      error\request.properties
      error\runtimeerror.properties
      hnav_bar.properties
      maximize_titlebar.properties
      minimize_titlebar.properties
      normal_titlebar.properties
      security\help.properties
      security\meta.inc
      vnav_bar.properties

    3. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\baseportal\j2ee\framework ディレクトリ内の該当ファイルを比較対象として使用して、ポータル Web アプリケーションの framework ディレクトリ内にある以下の JSP ファイルを更新します。ポータルをカスタマイズするために JSP ファイルを変更した可能性があるため、カスタマイズしていないことが確実でない限り、既存のファイルを上書きすることはお勧めしません。
    4. edit_titlebar.inc
      error\configurationerror.jsp
      error\error.jsp
      error\missingformfield.jsp
      error\parameters.jsp
      error\pipeline.jsp
      error\request.jsp
      error\runtimeerror.jsp
      error\sessiontimeout.jsp
      error\sessiontimeout.properties
      floated_portlet.jsp
      hnav_bar.jsp
      maximize_titlebar.inc
      minimize_titlebar.inc
      normal_titlebar.inc
      security\help.jsp
      security\login_header.inc
      security\need_group.jsp
      security\new_user.jsp
      security\set_password.jsp
      tools\header.jsp
      tools\header.properties
      tools\portal_prefs.jsp
      vnav_bar.jsp

    5. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\baseportal\j2ee\WEB-INF\lib ディレクトリから、ポータル Web アプリケーションの WEB-INF\lib ディレクトリに、以下のファイルをコピーします。カスタマイズしたファイルを上書きしないように気をつけてください。
    6. ent_taglib.jar
      es_taglib.jar
      i18n_taglib.jar
      lic_taglib.jar
      p13n_servlet.jar
      portal_servlet.jar
      portal_taglib.jar
      portlet_taglib.jar
      ren_taglib.jar
      res_taglib.jar
      um_taglib.jar
      util_taglib.jar
      visitor_taglib.jar
      webflow_servlet.jar
      webflow_taglib.jar
      weblogic-tags.jar

WebLogic Workshop Domain

WebLogic Workshop テンプレートに基づくドメインの場合は、以下の手順を実行します。

  1. CLASSPATH に定義した JAR ファイル名が適切な PointBase バージョン (183 vs 172) を反映するように、startWebLogic.cmd コマンド (Windows の場合) または startWebLogic.sh コマンド (UNIX の場合) を変更します。両方のコマンドのファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリにあります。
    BEA_HOME\user_projects\domain

    以下のサンプルは startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    変更前:

    set PB_CLASSPATH=
    %POINTBASEDIR%\eval\pointbase\lib\pbserver42ECF172.jar;
    %POINTBASEDIR%\eval\pointbase\lib\pbclient42ECF172.jar

    変更後:

    set PB_CLASSPATH=.\;
    %POINTBASEDIR%\eval\pointbase\lib\pbserver42ECF183.jar;
    %POINTBASEDIR%\eval\pointbase\lib\pbclient42ECF183.jar

  2. BEA_HOME\weblogic700\samples\workshop ディレクトリから WebLogic Workshop ドメインの BEA_HOME\user_projects\domain ディレクトリに、以下のファイルをコピーします。これらのファイル名で作成された可能性のあるファイルを上書きしないように気をつけてください。
    setWorkshopEnv.cmd
    setWorkshopEnv.sh
    startPointBaseConsole.cmd
    startPointBaseConsole.sh
    URLs.dat

WLI Domain

WLI Domain テンプレートに基づくドメインの場合は、以下の手順を実行します。

  1. SVRCP 変数を startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) または startWebLogic.sh スクリプト (UNIX の場合) に追加して、CLASSPATH を定義します。startWebLogic スクリプトは、BEA_HOME\user_projects\domain ディレクトリにあります。

    以下のサンプルは startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    :pointbase
    REM Invoke a script to finish up work
    set SVRCP=%SVRCP%;%PBCOMMONCP%;
    set SCRIPT=%WLI_HOME%\lib\scripts\PointbaseChecker.xml

  2. startManagedWebLogic スクリプトを開きます。

    • Windows の場合: BEA_HOME\user_projects\domain\startManagedWebLogic.cmd
    • UNIX の場合: BEA_HOME\user_projects\domain\startManagedWebLogic

  3. PBCOMMONCP 変数を CLASSPATH 定義の最後に追加します。

  4. 7.0 GA で作成した WLI、BPM、または EAI ドメインを実行している場合は、次の行も削除 (またはコメント アウト) します。

    JAVA_VM=-server

    以下のサンプルは startManagedWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    set CLASSPATH=%WLISERVERCP%;%WLI_HOME%\lib\hlcommon.jar;
    %WLI_HOME%\lib\mekshared.jar;%WLI_HOME%\lib\powerapi.jar;
    %PBCOMMONCP%

  5. CLASSPATH に定義した JAR ファイル名が適切な PointBase バージョン (183 vs 172) を反映するように、setDBVars.cmd コマンド (Windows の場合) または setDBVars コマンド (UNIX の場合) を変更します。両方のコマンドのファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリにあります。
    BEA_HOME\user_projects\domain\dbInfo\pointbase

    以下のサンプルは setDBVars.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    変更前:

    set CLCP=-classpath %WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbserver42ECF172.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbclient42ECF172.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbtools42ECF172.jar;%WLI_DOMAIN_HOME%

    変更後:

    set CLCP=-classpath %WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbserver42ECF183.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbclient42ECF183.jar
    set CLCP=%CLCP%;%WL_HOME%\..\samples\server\eval\
    pointbase\lib\pbtools42ECF183.jar;%WLI_DOMAIN_HOME%

WLP Domain

WLP Domain テンプレートに基づくドメインを移行するには、「Platform Domain」に記載されている手順を参照してください。

WLS Domain

WLS Domain テンプレートに基づくドメインの場合は、既存のスクリプトやファイルを追加または変更する必要はありません。

WLS Examples

WLS Examples テンプレートに基づくドメインの場合は、以下の手順を実行します。

  1. startExamplesServer.cmd コマンド (Windows の場合) または startExamplesServer.sh コマンド (UNIX の場合) の CLASSPATH 定義を、以下のように変更します。

    • 適切な PointBase バージョン (183 vs 172) を JAR ファイル名に反映させるように変更する。
    • BEA_HOME\server\lib\webservices.jar ファイルを追加する。

    両方のコマンドのファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリにあります。

    BEA_HOME\user_projects\domain

    以下のサンプルは startExamplesServer.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

    変更前:

    set CLASSPATH=
    c:\bea\jdk131_03\lib\tools.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
    pbserver42ECF172.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
    pbclient42ECF172.jar;%CLIENT_CLASSES%;%SERVER_CLASSES%;
    %COMMON_CLASSES%;%CLIENT_CLASSES%\utils_common.jar

    変更後:

    set CLASSPATH=
    c:\bea\jdk131_03\lib\tools.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
    pbserver42ECF
    183.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
    pbclient42ECF
    183.jar;%CLIENT_CLASSES%;%SERVER_CLASSES%;
    %COMMON_CLASSES%;%CLIENT_CLASSES%\utils_com
    mon.jar;
    c:\bea\weblogic700\server\lib\webservices.jar

  2. BEA_HOME\samples\server\config\examples\applications ディレクトリから Web アプリケーションの BEA_HOME\user_projects\WLSExampleDomain\applications ディレクトリに、Webservices_trader.ear ファイルをコピーします。カスタマイズしたファイルを上書きしないように気をつけてください。

WLS Petstore

WLS Petstore ドメイン テンプレートに基づいたドメインの場合は、CLASSPATH に定義した JAR ファイル名が適切な PointBase バージョン (183 vs 172) を反映するように、startPetStore.cmd コマンド (Windows の場合) または startPetStore.sh コマンド (UNIX の場合) を変更します。

両方のコマンドのファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリにあります。

BEA_HOME\user_projects\domain

以下のサンプルは startPetStore.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

変更前:

set CLASSPATH=%JAVA_HOME%\lib\tools.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
pbserver42ECF172.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
pbclient42ECF172.jar;%SERVER_CLASSES%;%COMMON_CLASSES%

変更後:

set CLASSPATH=%JAVA_HOME%\lib\tools.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
pbserver42ECF183.jar;%POINTBASE_HOME%\lib\
pbclient42ECF183.jar;%SERVER_CLASSES%;%COMMON_CLASSES%

WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するための手動作業の実行

この節では、ドメインを WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するために必要な手動作業について説明します。

  1. WebLogic Platform 7.0 ドメインを移行する場合は、「WebLogic Platform 7.0 SP1 に移行するための手動作業の実行」の説明に従って、ドメインを WebLogic Platform 7.0 SP1 に移行するために必要な手動作業が実行されていることを確認します。

  2. 以下のテンプレートのいずれかに基づくドメインを、WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するには、次の節に示す手順を実行します。

    Platform Domain、WLS Domain、WLS Examples、および WLS Petstore の各テンプレートに基づくドメインを移行する場合、特別な手順は必要ありません。

注意 : ファイルを追加または変更する前に、以下の節で説明するように、元のファイルをバックアップすることをお勧めします。

BPM Domain

BPM テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するには、以下の手順を実行します。

  1. 要があれば、データベースとセキュリティ領域データを移行します。詳細については、『WebLogic Integration 移行ガイド』を参照してください。http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs70/migrate/index.htm

  2. BPM JSP Worklist と BPM File Plugin という 2 つの新機能をサポートするには、以下の説明に従って、ドメインの config.xml ファイルを更新し、必要となるデプロイ可能なコンポーネントを追加します。

    注意 : 以下の指示は、指定された場所を除いて、シングルサーバ ドメインとクラスタ ドメイン コンフィグレーションに適用されます。

    以下の説明では、name はシングルサーバ名またはクラスタ名を表し、cluster_server_name は参照するクラスタ内のサーバの名前を表します。

    1. BPM JSP Worklist をサポートするには、<Application Name ="WebLogic Integration"> の下に以下のコンポーネントを追加します。
    2. <WebAppComponent Name="WLI-BPM JSP Worklist"
      Targets="
      name"
      URI="worklist.war"/>

    3. BPM File Plugin をサポートするには、<Application Name ="WebLogic Integration"> の下に以下のコンポーネントを追加します。
    4. <EJBComponent Name="WLI BPM File Plug-in"
      Targets="
      name"
      URI="fileplugin-ejb.jar"/>

      JMSServer テキスト ブロックの下に、以下のコンポーネントを追加します。シングルサーバ ドメイン コンフィグレーションの cluster_server_name 変数は無視して、クラスタ ドメイン コンフィグレーション内の各サーバについてこの手順を繰り返します。

      <JMSQueue Name="WLI_BPM_FP-cluster_server_name"
      JNDIName="com.bea.wli.bpm.FilePluginQueue-
      cluster_server_name"
      StoreEnabled="true"
      Template="WLI_JMSTemplate-
      cluster_server_name"/>

      クラスタ ドメイン コンフィグレーションの場合のみ、<Application Name ="WebLogic Integration"> の下に以下のコンポーネントを追加します。

      <JMSDistributedQueue Name="WLI_BPM_FP"
      JNDIName="com.bea.wli.bpm.FilePluginQueue"
      Targets="name">
      <JMSDistributedQueueMember
      Name="WLI_BPM_FP-
      cluster_server_name"
      JMSQueue="WLI_BPM_FP-
      cluster_server_name"
      Weight="1"/>
      <JMSTemplate Name="WLI_BPM_FP"/>
      </JMSDistributedQueue>

例 :

以下は、BPM Domain テンプレートに基づくドメインを移行する方法の例です。また、データベース スキーマを更新し、BPM File Plugin をコンフィグレーションする方法についても説明します。

  1. BPM データベース テーブルを、BPM File プラグインで使用する新しいデータベース テーブル FILEPOLL に更新します。この場合、次のスクリプトを実行します。

    BEA_HOME\weblogic700\integration\dbscripts\database_type\migrate\
    BPM_70-70SP2.sql

    ここで、BEA_HOME は WebLogic Platform のホーム ディレクトリを表します。

  2. シングルサーバ ドメインの config.xmlファイルに BPM File Plug-in をコンフィグレーションして、このドメインを移行する準備をします。

    1. fileplugin-ejb.jar を WebLogic Integration アプリケーションの 1 つのコンポーネントとしてデプロイするには、次の行を追加します。
    2. <EJBComponent Name="WLI-BPM File Plug-in"
      Targets="
      Customer_Server_Name" URI="fileplugin-ejb.jar"/>

    3. BPM File プラグインの JMS キューを追加するには、次の行を追加します。
    4. <JMSQueue JNDIName="com.bea.wli.bpm.FilePluginQueue"
      Name="WLI_BPM_FP" Template="WLI_JMSTemplate"/>

  3. クラスタ ドメインの config.xmlファイルに BPM File Plug-in をコンフィグレーションして、このドメインを移行する準備をします。

    注意 : この例は、1 台の管理サーバ (myserver) と 2 台の管理対象サーバ (c1, c2) で構成されるクラスタ システム (mycluster) について説明しています。

    1. クラスタ サーバに fileplugin-ejb.jar をデプロイするには、次の行を追加します。
    2. <EJBComponent Name="WLI BPM File Plug-in"
      Targets="mycluster"
      URI="fileplugin-ejb.jar"/>

    3. BPM File Plug-in の JMS キューをコンフィグレーションするには、次の行を追加します。
    4. <JMSDistributedQueue Name="WLI_BPM_FP"
      JNDIName="com.bea.wli.bpm.FilePluginQueue"
      Targets="mycluster">
      <JMSDistributedQueueMember Name="WLI_BPM_FP-c1"
      JMSQueue="WLI_BPM_FP-c1"
      Weight="1"/>
      <JMSDistributedQueueMember Name="WLI_BPM_FP-c2"
      JMSQueue="WLI_BPM_FP-c2"
      Weight="1"/>
      <JMSTemplate Name="WLI_BPM_FP"/>
      </JMSDistributedQueue>

    5. クラスタ ノード c1 JMS サーバで、次の行を追加します。
    6. <JMSQueue Name="WLI_BPM_FP-c1"
      JNDIName="com.bea.wli.bpm.FilePluginQueue-c1"
      StoreEnabled="true"
      Template="WLI_JMSTemplate-c1"/>

    7. クラスタ ノード c2 JMS サーバで、次の行を追加します。
    8. <JMSQueue Name="WLI_BPM_FP-c2"
      JNDIName="com.bea.wli.bpm.FilePluginQueue-c2"
      StoreEnabled="true"
      Template="WLI_JMSTemplate-c2"/>

EAI Domain

EAI Domain テンプレートに基づくドメインを移行するには、「BPM Domain」に記載されている手順を参照してください。

WebLogic Workshop Domain

WebLogic Workshop Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するには、以下の手順に従って、startweblogic スクリプトを更新する必要があります。

  1. 以下のコマンドを追加します。

    call %WL_HOME%\common\bin\commEnv.cmd

  2. 以下のように、JAVA_DEBUG 変数を設定します。

    JAVA_DEBUG=%COMM_CLIENT_VM%

  3. 以下のように、JAVA_HOME 変数を設定します。

    JAVA_HOME=%JAVA_HOME%

WLI Domain

WLI Domain テンプレートに基づくドメインを移行するには、「BPM Domain」に記載されている手順を参照してください。

WLP Domain

WLP ドメイン テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するには、以下の 3 つの段階の処理が必要です。

段階 1: ファイルのコピー

注意 : カスタマイズしたファイルを上書きしないように気をつけてください。

  1. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\webapps\datasync のすべてのファイルを datasync Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\datasync (デフォルト) にコピーします。

  2. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\tools
    のすべてのファイルを tools Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\tools (デフォルト) にコピーします。

  3. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\toolSupport
    のすべてのファイルを toolSupport Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\toolSupport (デフォルト) にコピーします。

  4. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\apps\jars のすべての .jar ファイルを、アプリケーションの BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。

  5. ドメインにポータル Web アプリケーションが作成されている場合は、すべての .jar ファイルを BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\
    baseportal\j2ee\WEB-INF\lib
    ディレクトリから各ポータル Web アプリケーションの WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。

この移行手順を実行した後には、必要なファイルがすべてコピーされたことを確認するために、Portal Consistency Checker を実行することをお勧めします。Portal Consistency Checker は、以下の dev2dev サイトから入手できます。

http://dev2dev.bea.com/codelibrary/code/portal_consistency_checker.jsp

段階 2: web.xml ファイルの修正

Web アプリケーションの web.xml ファイルを修正するには、次の 2 つの方法が使用できます。

  1. Web アプリケーションの weblogic.xml ファイルを、次のディレクトリの weblogic.xml.stock バージョンに置き換えます。

    BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\baseportal\j2ee\
    WEB-INF

    その後、以前に変更した内容を新しくコピーしたファイルに組み込みます。

  2. 手順 a 〜 d に示す新しいコードをコピーして、Web アプリケーションの weblogic.xml ファイルの各指定セクション (<listener>、<servlet-mapping><taglib>、および<ejb-ref>) に貼り付けます。

    1. 次の行を <listener> セクションの後に追加します。
    2. <!-- Filter to fire click through events -->
      <filter>
      <filter-name>ClickThroughEventFilter</filter-name>
      -->
      <filter-class>com.bea.p13n.tracking.clickthrough.ClickThroughEventFilter</filter-class>
      </filter>
      <filter-mapping>
      <filter-name>ClickThroughEventFilter</filter-name>
      <url-pattern>/application/*</url-pattern>
      </filter-mapping>

    3. 次の行を <servlet-mapping> セクションの後に追加します。
    4. <!-- The ShowDoc Servlet -->
      <servlet>
      <servlet-name>ShowDocServlet</servlet-name>
      <servlet-class>com.bea.p13n.content.servlets.ShowDocServlet</servlet-class>
      <!-- Make showdoc always use the local ejb-ref DocumentManager -->
      <init-param>
      <param-name>contentHome</param-name>
      <param-value>java:comp/env/ejb/DocumentManager</param-value>
      </init-param>
      </servlet>
      <!-- The AdClickThru Servlet -->
      <servlet>
      <servlet-name>adClickThru</servlet-name>
      <servlet-class>com.bea.p13n.ad.servlets.AdClickThruServlet</servlet-class>
      </servlet>
      <!-- The ClickThrough Servlet -->
      <servlet>
      <servlet-name>clickThroughServlet</servlet-name>
      <servlet-class>com.bea.p13n.tracking.clickthrough.ClickThroughServlet</servlet-class>
      </servlet>
      <servlet-mapping>
      <servlet-name>ShowDocServlet</servlet-name>
      <url-pattern>/ShowDoc/*</url-pattern>
      </servlet-mapping>
      <servlet-mapping>
      <servlet-name>adClickThru</servlet-name>
      <url-pattern>/adClickThru/*</url-pattern>
      </servlet-mapping>
      <servlet-mapping>
      <servlet-name>adClickThru</servlet-name>
      <url-pattern>/AdClickThru/*</url-pattern>
      </servlet-mapping>
      <servlet-mapping>
      <servlet-name>clickThroughServlet</servlet-name>
      <url-pattern>/clickThroughServlet/*</url-pattern>
      </servlet-mapping>

    5. 次の行を <taglib> セクションに追加します。
    6. <taglib>
      <taglib-uri>cat.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/cat_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>eb.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/eb_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>productTracking.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/productTracking_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>ad.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/ad_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>cm.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/cm_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>ph.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/ph_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>ps.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/ps_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>pz.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/pz_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>tracking.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/tracking_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>dam.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/dam_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>
      <taglib>
      <taglib-uri>vum.tld</taglib-uri>
      <taglib-location>/WEB-INF/lib/vum_taglib.jar</taglib-location>
      </taglib>

    7. 次の行を <ejb-ref> セクションに追加します。
    8. !-- これは各種の <cm:> タグに使用される -->
      <ejb-ref>
      <description>
      The ContentManager EJB for this webapp
      </description>
      <ejb-ref-name>ejb/ContentManager</ejb-ref-name>
      <ejb-ref-type>Session</ejb-ref-type>
      <home>com.bea.p13n.content.document.DocumentManagerHome</home>
      <remote>com.bea.p13n.content.document.DocumentManager</remote>
      </ejb-ref>
      <!-- This is used by the ShowDocServlet -->
      <ejb-ref>
      <description>
      The DocumentManager for this webapp
      </description>
      <ejb-ref-name>ejb/DocumentManager</ejb-ref-name>
      <ejb-ref-type>Session</ejb-ref-type>
      <home>com.bea.p13n.content.document.DocumentManagerHome</home>
      <remote>com.bea.p13n.content.document.DocumentManager</remote>
      </ejb-ref>
      <!-- This is used by the Placeholder tag -->
      <ejb-ref>
      <description>
      The PlaceholderService Session EJB for the placeholder tag.
      </description>
      <ejb-ref-name>ejb/PlaceholderService</ejb-ref-name>
      <ejb-ref-type>Session</ejb-ref-type>
      <home>com.bea.p13n.placeholder.PlaceholderServiceHome</home>
      <remote>com.bea.p13n.placeholder.PlaceholderService</remote>
      </ejb-ref>
      <!-- This is used by the AdClickThruServlet and the adTarget tag-->
      <ejb-ref>
      <description>
      The AdService for this webapp
      </description>
      <ejb-ref-name>ejb/AdService</ejb-ref-name>
      <ejb-ref-type>Session</ejb-ref-type>
      <home>com.bea.p13n.ad.AdServiceHome</home>
      <remote>com.bea.p13n.ad.AdService</remote>
      </ejb-ref>
      <!-- This is used by the AdClickThruServlet -->
      <ejb-ref>
      <description>
      The AdBucketService for this webapp
      </description>
      <ejb-ref-name>ejb/AdBucketService</ejb-ref-name>
      <ejb-ref-type>Session</ejb-ref-type>
      <home>com.bea.p13n.ad.AdBucketServiceHome</home>
      <remote>com.bea.p13n.ad.AdBucketService</remote>
      </ejb-ref>
      <!-- This is used by the various <pz:>tags -->
      <ejb-ref>
      <description>
      The EjbAdvisor for this webapp
      </description>
      <ejb-ref-name>ejb/EjbAdvisor</ejb-ref-name>
      <ejb-ref-type>Session</ejb-ref-type>
      <home>com.bea.p13n.advisor.EjbAdvisorHome</home>
      <remote>com.bea.p13n.advisor.EjbAdvisor</remote>
      </ejb-ref>

段階 3: weblogic.xml ファイルの修正

Web アプリケーションの weblogic.xml ファイルを修正するには、次の 2 つの方法が使用できます。

  1. Web アプリケーションの weblogic.xml ファイルを、次のディレクトリの weblogic.xml.stock バージョンに置き換えます。

    BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\baseportal\j2ee\
    WEB-INF

    その後、以前に変更した内容を新しくコピーしたファイルに組み込みます。

  2. 以下の新しいコードをコピーして、Web アプリケーションの weblogic.xml ファイルの <ejb-reference-description> セクションに貼り付けます。
    <ejb-reference-description>
<ejb-ref-name>ejb/ContentManager</ejb-ref-name>
<jndi-name>${APPNAME}.BEA_personalization.DocumentManager</jndi-name>
</ejb-reference-description>
<ejb-reference-description>
<ejb-ref-name>ejb/DocumentManager</ejb-ref-name>
<jndi-name>${APPNAME}.BEA_personalization.DocumentManager</jndi-name>
</ejb-reference-description>
<ejb-reference-description>
<ejb-ref-name>ejb/PlaceholderService</ejb-ref-name>
<jndi-name>${APPNAME}.BEA_personalization.PlaceholderService</jndi-name>
</ejb-reference-description>
<ejb-reference-description>
<ejb-ref-name>ejb/AdService</ejb-ref-name>
<jndi-name>${APPNAME}.BEA_personalization.AdService</jndi-name>
</ejb-reference-description>
<ejb-reference-description>
<ejb-ref-name>ejb/AdBucketService</ejb-ref-name>
<jndi-name>${APPNAME}.BEA_personalization.AdBucketService</jndi-name>
</ejb-reference-description>
<ejb-reference-description>
<ejb-ref-name>ejb/EjbAdvisor</ejb-ref-name>
<jndi-name>${APPNAME}.BEA_personalization.EjbAdvisor</jndi-name>
</ejb-reference-description>

WebLogic Platform 7.0 SP4 に移行するための手動作業の実行

この節では、ドメインを WebLogic Platform 7.0 SP4 に移行するために必要な手動作業について説明します。

  1. 以下の表に記載された必要な手順を実行していることを確認してください。

    以下の 7.0.x リリースで作成したドメインを移行する場合

    ドメインを下記のバージョンに移行するために必要な手動作業が実行済みであるかどうかを確認

    WebLogic Platform 7.0

    WebLogic Platform 7.0 SP1

    WebLogic Platform 7.0 SP2。「WebLogic Platform 7.0 SP2 に移行するための手動作業の実行」の説明を参照。

    WebLogic Platform 7.0 SP2

    事前に手動作業は必要なし。手順 2 に進む。


     

  2. Platform Domain、WebLogic Workshop Domain、または WLP Domain に基づくドメインを移行する場合は、以下の該当する節の手順を実行します。

    BPM Domain、EAI Domain、WLI Domain、WLS Domain、WLS Examples、または WLS Petstore の各テンプレートに基づくドメインを移行する場合、特別な手順は必要ありません。

注意 : ファイルを追加または変更する前に、以下の節で説明するように、元のファイルをバックアップすることをお勧めします。

Platform Domain

Platform Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP4 に移行するには、以下の手順を実行します。

  1. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\webapps\datasync のすべてのファイルを datasync Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\datasync (デフォルト) にコピーします。

  2. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\tools
    のすべてのファイルを tools Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\tools (デフォルト) にコピーします。

  3. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\toolSupport
    のすべてのファイルを toolSupport Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\toolSupport (デフォルト) にコピーします。

  4. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\apps\jars のすべての .jar ファイルを、アプリケーションの BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。

  5. ドメインにポータル Web アプリケーションが作成されている場合は、すべての .jar ファイルを BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\
    baseportal\j2ee\WEB-INF\lib
    ディレクトリから各ポータル Web アプリケーションの WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。

この移行手順を実行した後には、必要なファイルがすべてコピーされたことを確認するために、Portal Consistency Checker を実行することをお勧めします。Portal Consistency Checker は、以下の dev2dev サイトから入手できます。

http://dev2dev.bea.com/codelibrary/code/portal_consistency_checker.jsp

WebLogic Workshop Domain

WebLogic Workshop Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP4 に移行するには、ドメインの startweblogic スクリプト内の MEM_ARGS の値を更新します。デフォルトでは、スクリプトは下記のディレクトリにあります。

BEA_HOME\user_projects\domain

以下は startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所は太字で示されています。

変更前:

set MEM_ARGS=-Xms64m -Xmx128m

変更後:

set MEM_ARGS=%COMM_MEDIUM_MEM_ARGS%

WLP Domain

WLP Domain テンプレートに基づくドメインを移行するには、「Platform Domain」に記載されている手順を参照してください。

WebLogic Platform 7.0 SP5 に移行するための手動作業の実行

この節では、ドメインを WebLogic Platform 7.0 SP5 に移行するために必要な手動作業について説明します。

  1. 以下の表に記載された必要な手順を実行していることを確認してください。

    以下の 7.0.x リリースで作成したドメインを移行する場合

    ドメインを下記のバージョンに移行するために必要な手動作業が実行済みであるかどうかを確認

    WebLogic Platform 7.0

    WebLogic Platform 7.0 SP1

    WebLogic Platform 7.0 SP2

    WebLogic Platform 7.0 SP4。「WebLogic Platform 7.0 SP4 に移行するための手動作業の実行」の説明を参照。

    WebLogic Platform 7.0 SP4

    事前に手動作業は必要なし。手順 2 に進む。


     

  2. WebLogic Workshop Domain または WLP Domain テンプレートに基づくドメインを移行する場合は、以下の該当する節の手順を実行します。

    BPM Domain、EAI Domain、WLI Domain、WLS Domain、WLS Examples、または WLS Petstore の各テンプレートに基づくドメインを移行する場合、特別な手順は必要ありません。

注意 : ファイルを追加または変更する前に、以下の節で説明するように、元のファイルをバックアップすることをお勧めします。

WebLogic Workshop Domain

注意 : この節で記載された手順は、WebLogic JRockit SDK を使用する場合にのみ必要です。Sun Java 2 SDK を使用する場合は、追加の移行手順は不要です。

WebLogic JRockit SDK を使用する場合、WebLogic Workshop Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP5 に移行するには、ドメインの startweblogic スクリプト内の JAVA_VM の値を更新して、COMM_VM 変数を削除する必要があります。デフォルトでは、スクリプトは下記のディレクトリにあります。

BEA_HOME\user_projects\domain

以下は startWebLogic.cmd スクリプト (Windows の場合) からの抜粋で、更新が必要な箇所を示しています。

変更前:

set JAVA_VM=%COMM_VM% %JAVA_DEBUG% %JAVA_PROFILE%

変更後:

set JAVA_VM=%JAVA_DEBUG% %JAVA_PROFILE%

WLP Domain

WLP Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP5 に移行するには、以下の手順を実行します。

  1. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\webapps\datasync のすべてのファイルを datasync Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\datasync (デフォルト) にコピーします。

  2. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\tools
    のすべてのファイルを tools Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\tools (デフォルト) にコピーします。

  3. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\toolSupport
    のすべてのファイルを toolSupport Web アプリケーション ディレクトリ BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\toolSupport (デフォルト) にコピーします。

  4. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\apps\jars のすべての .jar ファイルを、アプリケーションの BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。

  5. ドメインにポータル Web アプリケーションが作成されている場合は、すべての .jar ファイルを BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\
    baseportal\j2ee\WEB-INF\lib
    ディレクトリから各ポータル Web アプリケーションの WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。

この移行手順を実行した後には、必要なファイルがすべてコピーされたことを確認するために、Portal Consistency Checker を実行することをお勧めします。Portal Consistency Checker は、以下の dev2dev サイトから入手できます。

http://dev2dev.bea.com/codelibrary/code/portal_consistency_checker.jsp

WebLogic Platform 7.0 SP6 に移行するための手動作業の実行

この節では、ドメインを WebLogic Platform 7.0 SP6 に移行するために必要な手動作業について説明します。

  1. 以下の表に記載されている必要な手順を実行していることを確認してください。

    以下の 7.0.x リリースで作成したドメインを移行する場合

    ドメインを下記のバージョンに移行するために必要な手動作業が実行済みであるかどうかを確認

    WebLogic Platform 7.0

    WebLogic Platform 7.0 SP1

    WebLogic Platform 7.0 SP2

    WebLogic Platform 7.0 SP4

    WebLogic Platform 7.0 SP5。「WebLogic Platform 7.0 SP5 に移行するための手動作業の実行」の説明を参照。

    WebLogic Platform 7.0 SP5

    事前に手動作業は必要なし。手順 2 に進む。


     

  2. WLP、BPM、EAI または WLI の各 Domain テンプレートに基づくドメインを移行する場合は、以下の該当する節の手順を実行します。

    次のテンプレートに基づくドメインを移行する場合には、他に実行の必要な手順はありません。Platform Domain、WebLogic Workshop、WLS Domain、WLS Examples、WLS Petstore。

注意 : 以下の節の説明に従ってファイルの追加や変更を行う前に、元のファイルのバックアップを取っておくことをお勧めします。

WLP Domain

WLP Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP6 に移行するには、次の手順を実行します。

  1. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\webapps\datasync 以下のすべてのファイルを Web アプリケーションの datasync ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\datasync

  2. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\tools
    以下のすべてのファイルを Web アプリケーションの tools ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\tools

  3. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal
    \webapps\toolSupport
    以下のすべてのファイルを Web アプリケーションの toolSupport ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp\toolSupport

  4. BEA_HOME\weblogic700\common\templates\domains\shared\bea\portal\apps\jars 以下のすべての .jar ファイルを、アプリケーションの BEA_HOME\user_projects\domain\beaApps\portalApp ディレクトリ (デフォルト) にコピーします。

  5. ドメインにポータル Web アプリケーションが作成されている場合は、すべての .jar ファイルを BEA_HOME\weblogic700\common\templates\webapps\portal\
    baseportal\j2ee\WEB-INF\lib
    ディレクトリから各ポータル Web アプリケーションの WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。

これらの移行手順を実行した後には、必要なファイルがすべてコピーされたことを確認するために、Portal Consistency Checker を実行することを強くお勧めします。Portal Consistency Checker は、次の URL の dev2dev サイトで入手できます。

http://dev2dev.bea.com/codelibrary/code/portal_consistency_checker.jsp

BPM、EAI、および WLI Domain

BPM、EAI または WLI の各 Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP6 へ移行するには、ドメインの fileRealm.properties ファイルを次のように変更します。

  1. ドメインの最上位ディレクトリにパスを変更します。次に例を示します。

    prompt> cd BEA_HOME/user_projects/myWLIdomain

  2. fileRealm.properties ファイルをテキスト エディタで編集します。

  3. 次に示すように、acl.shutdown.weblogic.admin プロパティの値を Administrators に変更します。

    変更前 :

    acl.shutdown.weblogic.admin=value

    変更後 :

    acl.shutdown.weblogic.admin=Administrators

新しいインストール環境 (アップグレード環境ではない) でスクリプトおよびコンフィグレーション ファイルを更新する

注意 : この手順は、WebLogic Platform を BEA_HOME ディレクトリ以外のディレクトリにインストールした場合のみ必要です。既存の WebLogic Platform 7.0 インストールをすでにアップグレードしている場合は、この手順を省略できます。

startWebLogic などのドメイン起動スクリプトや、config.xml などのコンフィグレーション ファイルによって、BEA_HOME ディレクトリ内のファイルの絶対パスが定義されます。これらのパス名を検索して、BEA_HOME ディレクトリの新しい場所を参照するように更新する必要があります。さらに、新しい BEA_HOMEディレクトリの場所を反映するように、BEA_HOMEディレクトリ内のファイルの絶対パス名を定義するカスタム スクリプト (ビルド スクリプトなど) を更新する必要があります。

注意 : 多くの起動スクリプトは、BEA_HOME ディレクトリを参照する変数などの環境変数を現在のシェルに設定します。スクリプト ファイル内の BEA_HOME 参照を更新した後、新しいシェルを開いて、最新の環境設定が使用されていることを確認します。

 


Platform Domain で使用されたデータベースの切り替え

この節では、Platform Domain テンプレートから作成したドメインが使用するデータベースの切り替え処理について順を追って説明します。データベースの切り替え例として、WebLogic Platform のデフォルトのデータベースである PointBase を WebLogic Platform がサポートする別のデータベース (Oracle など) に置き換える場合などがあげられます。

WebLogic Portal または WebLogic Integration ドメインで使用されたデータベースの切り替えについての詳細は、下記のマニュアルを参照してください。

手順 1: データベースのコンフィグレーション

デフォルトの PointBase データベースを別のサポート対象のデータベースに切り替えるには、その前に、切り替え先のデータベースをコンフィグレーションする必要があります。コンフィグレーションの手順については、次の場所にあるデータベースの README.html ファイルを参照してください。

BEA_HOME\weblogic700\portal\db\db_type\version\admin

データベース環境に合わせた db_settings.properties の編集

ドメイン ディレクトリの db_settings.properties ファイルを開きます。使用しているデータベースの種類に応じて、@...@ 変数に実際の値を代入し、ファイルを保存します。

2 つのデータベース ユーザとアカウント (異なるユーザ名とパスワードを持つ) を設定することをお勧めします。1 つは WebLogic Portal で使用するデータベースにアクセスするためのもので、もう 1 つは WebLogic Integration で使用するデータベースにアクセスするためのものです。

以下のコード サンプルは、変更前の db_settings.properties ファイルの Oracle セクションを示しています。


 

コード リスト 1 db_settings.properties ファイル : 変更前

#------Oracle Thin Driver------------------------#
#
#@IF_USING_ORACLE_THIN@
#database=ORACLE_THIN
#db_version=817
#jdbcdriver=oracle.jdbc.driver.OracleDriver
#server=@ORACLE_NET_SERVICE_NAME@
#port=@ORACLE_PORT@
#dblogin=@ORACLE_USER@
#dbpassword=@ORACLE_PASSWORD@
#wlidblogin=@ORACLE_WLI_USER@
#wlidbpassword=@ORACLE_WLI_PASSWORD@
#connection=jdbc:oracle:thin:@@ORACLE_SERVER@:@ORACLE_PORT@:
@ORACLE_SID@
#@ENDIF_USING_ORACLE_THIN@

以下のコード サンプルは変更されたファイルの例です。


 

コード リスト 2 db_settings.properties ファイル : 変更後

#------Oracle Thin Driver------------------------#
#database=ORACLE_THIN
#db_version=817
#jdbcdriver=oracle.jdbc.driver.OracleDriver
#server=MY817SVC
#port=1521
#dblogin=my_portal_db_username
#dbpassword=my_portal_db_password
#wlidblogin=my_wli_db_username
#wlidbpassword=my_wli_db_password
#connection=jdbc:oracle:thin:@myhost:1521:MY817SID
#@ENDIF_USING_ORACLE_THIN@

注意 : このファイルでは、任意の行に # 記号 (コメント行であることを示します) を付けたり、既存のコメント行から # 記号を削除したりしないでください。「手順 7: db_settings.properties の編集によるデータベースのコメントの解除」では、必要に応じて # 記号の追加と削除を行います。新しい値は WebLogic Server を起動してから有効となります。

db_version は使用されている DDL を制御するため、正確な数字で設定することが重要です。以下の表は、一覧されているデータベースの各タイプに対して db_version パラメータとして指定する必要がある値を示しています。

以下のデータベース バージョンの場合

以下の数字を db_version の値として使用する

DB2 7.2

7

Oracle 8.1.7

817

Oracle 9i

901

Oracle 9.2.0

920

PointBase 4.2

42

Microsoft SQL Server 2000

2000

Sybase 12.5

125


 

注意 : この表に一覧されているデータベースには、現在サポートされていないものもあります。現在サポートされているデータベースの一覧については、次の URL にある『WebLogic Platform 7.0 でサポート対象のコンフィグレーション』の「サポート対象のデータベース コンフィグレーション」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs70/70_over/supported_db.html

手順 3: データベース環境に合わせた setDBVars および setDBVarsExt の編集

データベース環境に合わせて setDBVars および setDBVarsExt を編集するには以下の手順に従います。

  1. ドメイン ディレクトリ内の dbInfo ディレクトリに移動します。次に、使用するデータベースのディレクトリ (DB2、MSSQL、Oracle、PointBase、または Sybase) に移動します。

  2. 以下のいずれかのセットのファイルを開きます。

    • Windows の場合: setDBVars.cmd および setDBVarsExt.cmd
    • UNIX の場合: setDBVars および setDBVarsExt

  3. 各ファイルの環境変数を、データベースに適した値に設定します。詳細については、次の URL にある『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「WebLogic Integration コマンド」を参照してください。
    http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs70/config/keycmd.htm

手順 4: WebLogic Server の起動

WebLogic Administration Console にアクセスするには、先に WebLogic Server を起動する必要があります。

ドメイン ディレクトリで、WebLogic Server を起動します。

注意 : データベースとして PointBase を使用する場合は、データベースを作成するための特別な手順は必要ありません。スクリプトによって自動的に作成されます。

手順 5: WebLogic Administration Console での接続プールおよびレルムの設定

この手順では、ドメイン フォルダの db_settings.properties ファイルを開いて (「手順 2: データベース環境に合わせた db_settings.properties の編集」で更新済み)、その中の値を WebLogic Administration Console にコピーします。

  1. WebLogic Server を実行した状態で http://hostname:port/console に移動し、WebLogic Administration Console を起動します。

    たとえば、WebLogic Server がインストールされているマシンで作業している場合は、http://localhost:7501/console に移動します。

  2. WebLogic Server システム管理者のユーザ名およびパスワードを入力します。デフォルトでは、ユーザ名とパスワードはどちらも weblogic に設定されています。

  3. Console で、[ドメイン|サービス|JDBC|接続プール] の順に選択します。

  4. commercePool をクリックし、db_settings.properties ファイルの値を貼り付けて編集します。詳細については、表 2 を参照してください。

  5. [適用] をクリックして、ハイパーリンクが設定されているフィールドをクリックするか、または次に表示されたタブに移動します。

  6. dataSyncPool をクリックし、db_settings.properties ファイルの値を貼り付けて編集します。詳細については、表 2 を参照してください。

  7. [適用] をクリックして、ハイパーリンクが設定されているフィールドをクリックするか、または次に表示されたタブに移動します。

  8. commercePool をクリックし、db_settings.properties ファイルの値を貼り付けて編集します。詳細については、表 2 を参照してください。

  9. [適用] をクリックして、ハイパーリンクが設定されているフィールドをクリックするか、または次に表示されたタブに移動します。

    表 2 Oracle または MS SQL Thin ドライバを使用する場合の接続プールの値

    タブ

    フィールド

    General

    URL

    使用しているデータベースの種類に応じて、db_settings.properties ファイルの connection の値をコピーする。

    Driver Classname

    使用しているデータベースの種類に応じて、db_settings.properties ファイルの jdbcdriver の値をコピーする。

    Properties (key=value)

    物理的なデータベースの接続を作成するときに使用できるよう、JDBC Driver に渡されたプロパティのリストを入力する。プロパティは使用しているデータベース ドライバによって異なる。たとえば、Oracle Thin ドライバを使用している場合は、ユーザ キーのみが必要である。MS SQL を使用している場合は、ユーザ キーとサーバ キーが必要になる。使用するプロパティを特定するには、該当するドライバのマニュアルを参照する。

    commercePool または dataSyncPool のプロパティを指定する場合、使用しているデータベースの種類に応じて db_settings.properties ファイル内の dblogin の値をコピーする。たとえば、Oracle Thin ドライバを使用している場合は、user=my_portal_db_username を指定する。

    wliPool のプロパティを指定する場合、使用しているデータベースの種類に応じて db_settings.properties ファイル内の wlidb_login の値をコピーする。たとえば、Oracle Thin ドライバを使用している場合は、user=my_wli_db_username を指定する。

    ACLName

    空白。

    Password

    [変更] をクリックする。編集中の接続プールのデータベース ユーザ パスワードを入力し、確認のためにもう一度入力するよう求めるメッセージが表示される。

    commercePool または dataSyncPool のパスワードを指定する場合は、使用しているデータベースの種類に応じて db_settings.properties ファイル内の dbpassword の値をコピーする。

    wliPool のパスワードを指定する場合、使用しているデータベースの種類に応じて db_settings.properties ファイル内の wlidbpassword の値をコピーする。


     

  10. Console で、[domain_name|Compatibility Security|Realms|wlcsRealm] の順に移動します。

  11. [Database] タブで、前の手順で入力したものと同じ [Driver Classname] と [URL] を表 2 の説明に従って入力します。使用しているデータベースの種類に応じて、db_settings.properties ファイルの dblogin の値をコピーします。

  12. [適用] をクリックします。

  13. [パスワード] フィールドで [変更] をクリックします。次にデータベース ユーザ パスワードを入力して、確認のためもう一度入力します。このパスワードは、db_settings.properties ファイルの dbpassword の値として指定したものと一致する必要があります。

  14. [適用] をクリックします。

  15. [続行] をクリックします。

  16. [Schema] タブの [Schema Properties] (key=value) フィールドに、前の手順で入力したものと同じプロパティを前の表の説明に従って入力します。

  17. [適用] をクリックします。

手順 6: WebLogic Server の停止

ドメイン ディレクトリで、次の該当スクリプトを実行して WebLogic Server を停止します。

手順 7: db_settings.properties の編集によるデータベースのコメントの解除

手順 2: データベース環境に合わせた db_settings.properties の編集」で定義した値をコメント解除するには、db_settings.properties ファイルを編集します。

  1. db_settings.properties ファイルを開きます。

  2. 使用するデータベースのプロパティを指定している各行の先頭から、# 記号を外します。

  3. PointBase データベースの設定の行の先頭に # 記号を付けてコメント アウトし、ファイルを保存します。

手順 8: create_db の実行

ドメイン フォルダ内の create_db スクリプトを実行して、データベースを作成し、データを入力します。create_db.log に出力された内容に致命的なエラーがないことを検証します。

手順 9: WebLogic Server の再起動

ドメイン ディレクトリで、WebLogic Server を再起動します。

手順 10: sync の実行

ドメイン フォルダ内の sync コマンドを実行して、新しいデータベース データでサーバを更新します。

以上で設定は完了です。データベースを使用する Platform ドメイン アプリケーションを起動して、実行することができます。

手順 11: Oracle のみ - インデックスの再構築

create_db スクリプトは、WebLogic Portal テーブルのインデックスをテーブルスペース WEBLOGIC_INDEX に配置します。デフォルトの WEBLOGIC_INDEX テーブルスペースを使用していない場合は、テーブルスペース名に合わせて rebuild_indexes.sql を編集する必要があります。スクリプトを実行してインデックスを再構築するには、以下の手順を実行します。

  1. コマンド ウィンドウで、次のディレクトリに移動します。

    PORTAL_HOME/db/oracle/817/admin

    ここで、PORTAL_HOME は WebLogic Portal ソフトウェアがインストールされているディレクトリのパス名です。通常、BEAHOME/weblogic700/portal になります。

  2. 次のコマンドを実行して、SQL*Plus セッションを開始します。

    sqlplus username/password@net_service_name

    • username は、Oracle ユーザ アカウントの名前です。デフォルトでは WEBLOGIC に設定されています。
    • password は、Oracle ユーザ アカウントのパスワードです。デフォルトでは WEBLOGIC に設定されています。
    • net_service_name は、Oracle データベースに定義した Net Service の名前です。

  3. 次のコマンドを実行して、インデックスを再構築します。

    @rebuild_indexes.sql

 


ベスト プラクティス

この節では、WebLogic Platform のインストール、[コンフィグレーション] ウィザードの使用、すぐに使用できる Example の実行のためのベスト プラクティスに基づいたヒントを紹介します。

BEA ホーム ディレクトリ名の文字制限

BEA ホーム ディレクトリに名前を付けるときは、12 文字以下にすることをお勧めします。最大値である 12 文字近くまで使用した場合、CLASSPATH 解決が正しく実行されないおそれがあります。

インストール ディレクトリに名前を付ける

WebLogic Platform は、名前にスペースを使用していないディレクトリにインストールすることをお勧めします。インストール ディレクトリの名前にスペースが含まれていると、サンプルおよび E-Business Control Center (EBCC) の起動スクリプトで問題が発生するおそれがあります。

WebLogic Portal サンプル データ

『WebLogic Platform のインストール』 (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/install/index.html) で説明したように、E-Business Control Center (EBCC) または WebLogic Portal Example のいずれかをインストールすると、WebLogic Portal のサンプル データがインストールされます。ただし、WebLogic Portal Example を実行する前に、WebLogic Portal サーバをインストールする必要があります。

注意 : EBCC または WebLogic Portal Example をアンインストールする際、WebLogic Portal のサンプル データはシステムから削除されます。

Platform Domain テンプレートを使用する

Platform Domain テンプレートを使用してすべての WebLogic Platform コンポーネントをサポートするドメインを作成するときは、以下のガイドラインに留意してください。

WebLogic Platform サンプル アプリケーションを実行する

この節では、WebLogic Platform に付属する WebLogic Platform サンプル アプリケーションを実行する際のベスト プラクティスを紹介します。サンプルを実行するための具体的な手順については、次の URL の 『WebLogic Platform サンプル アプリケーション ツアー』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/tour/index.html

Netscape ブラウザ 6.x を使用してドキュメントにアクセスする

Netscape 6.x を使用して WebLogic Platform オンライン ドキュメントを表示すると、フォーマットやフォントに不具合が発生する場合があります。最適な表示のためには、Netscape 4.7 または 5.x の使用をお勧めします。

WebLogic Platform 7.0 SP2 以降の JVM オプションを指定する

WebLogic Platform 7.0 SP2 以降のサービス パックでは、JVM で呼び出される -client などのオプションを簡単に指定できる commEnv スクリプトが用意されています。

このスクリプト commEnv は、クライアントとサーバのどちらの JVM を実行すべきかを判断する、次の環境変数を定義します。

7.0 SP4、SP5、および SP6 では、Java 実行可能ファイル (WebLogic JRockit JVM または Sun JVM) に渡される標準のメモリ引数を設定する次の commEnv 環境変数が、WebLogic Platform にも含まれています。

以下の表は、commEnv 環境変数の使い方を示しています。どの JVM オプションが有効で利用可能であるかは、使用しているプラットフォームと実行する Java 実行可能ファイルによって異なります。

表 3 commEnv 環境変数の使い方 

使用する環境変数

対象となるアプリケーションの種類

COMM_CLIENT_VM

クライアント (GUI など)

-hotspot または -client

COMM_SERVER_VM

サーバ (WebLogic Server など)

-server または -jrockit

COMM_VM

クライアントまたはサーバ。

アプリケーションに COMM_CLIENT_VMCOMM_SERVER_VM が必要ない場合に推奨される設定。

COMM_CLIENT_VM または COMM_SERVER_VM

COMM_SMALL_MEM_ARGS

クライアントまたはサーバ。

WebLogic JRockit JVM:

-Xms64m -Xmx64m

Sun JVM:

-Xms64m -Xmx64m -XX:MaxPermSize=64m

COMM_MEDIUM_MEM_ARGS

クライアントまたはサーバ。

WebLogic JRockit JVM:

-Xms128m -Xmx128m

Sun JVM:

-Xms128m -Xmx128m -XX:MaxPermSize=128m

COMM_LARGE_MEM_ARGS

クライアントまたはサーバ。

WebLogic JRockit JVM:

-Xms256m -Xmx256m

Sun JVM:

-Xms256m -Xmx256m -XX:MaxPermSize=256m


 

注意 : SP4 または SP5 と共に WebLogic JRockit を使用している場合、または WebLogic Platform 7.0 SP3 より以前のバージョンのスクリプトと共に SP6 を使用している場合、WebLogic JRockit を起動したときに、有効なコマンドライン オプションを使用しているかどうかを確認してください。無効なオプション (特に-XX オプション) を使用している場合は、WebLogic JRockit が終了します (前バージョンでは、無効なオプションは無視されます)。詳細については、次の URL にある『BEA WebLogic JRockit 7.0 SDK User Guide』の「Using WebLogic JRockit 7.0 SP6 with Older WebLogic Platform Scripts」を参照してください。

http://e-docs.bea.com/wljrockit/docs70/relnotes/relnotes.html

commEnv 変数は、WebLogic Platform サンプルと、[コンフィグレーション] ウィザードで作成されたカスタム ドメインの両方に使用されます。

JVM オプションは、commEnv の環境変数を使用して設定することをお勧めします。使用しているプラットフォームに適したスクリプトを参照してください。

環境変数をハード コーディングする代わりに commEnv を使用すると、スクリプトを実行するときに、プラットフォームまたは WebLogic JRockit SDK を指定する必要がなくなります。

サンプル スクリプト

次の Windows スクリプトは、commEnv.cmd を使用して WebLogic JRockit JVM を実行します。

SET WL_HOME=c:\bea\weblogic700
SET JDK_HOME=c:\bea\jrockit70sp6_131_14

CALL %WL_HOME%\common\bin\commEnv.cmd

"%JDK_HOME%\bin\java" %COMM_SERVER_VM% myclass

この例では、WL_HOME は WebLogic Platform がインストールされたディレクトリを示します。

 


修正された問題点

この節では、WebLogic Platform で検出された問題の解決策について説明します。特に、次の点について説明します。

サービス パック内だけの製品変更が行われる場合があるため、解決された問題の一覧はすべてが含まれているわけではありません。製品で問題が発生した場合は、問題の根本原因を調査分析する手助けと正しい解決を見つけるために、BEA カスタマ サポートにお問い合わせください。

WebLogic Platform 製品コンポーネントで修正された問題を確認するには、WebLogic ServerWebLogic WorkshopWebLogic IntegrationWebLogic Portal、および WebLogic JRockitの各リリース ノートを参照してください。

Service Pack 1 で修正された問題点

以下の表は、BEA WebLogic Platform 7.0 (Service Pack 1) で修正された問題点とその CR (変更要求) 番号のうちのいくつかを示しています。これらの問題点の一部は、元は BEA WebLogic Platform 7.0 の『リリース ノート』に記載されていたものです。

表 4 BEA WebLogic Platform 7.0 SP1 で修正された問題点 

変更要求番号

解説

CR078423

起動スクリプトでサーバを起動できない。

この問題は、入力行の長さが原因で発生することがあります。CLASSPATH の長さが縮小されています。BEA_HOME の定義は、最大 10 から 12 文字に制限する必要があります。

CR078737

Platform Domain テンプレートは、シングル サーバだけでなくクラスタ化をサポートする必要がある。

CR080029

WebLogic Integration チュートリアルの QuickStart リンクが、誤ったドキュメントにリンクされている。

CR080377

Netscape 4.7 で、b2c から実行時エラーが送出される。ポートレット チェックアウト用のポートレットの状態を検索できない。


 

Service Pack 2 で修正された問題点

以下の表は、BEA WebLogic Platform 7.0 (Service Pack 2) で修正された問題点とその CR (変更要求) 番号のうちのいくつかを示しています。これらの問題点の多くは、元は BEA WebLogic Platform 7.0 または BEA WebLogic Platform 7.0 (Service Pack 1) の『リリース ノート』に記載されていたものです。

表 5 BEA WebLogic Platform 7.0 SP2 で修正された問題点 

変更要求番号

解説

CR080423

UNIX プラットフォームで Netscape ブラウザを使用すると、QuickStart の画面が空白で表示される。このため、Netscape ブラウザが起動されている間は QuickStart にアクセスできない。

CR080526

e2eAppTools の説明で HTTP 404 エラーが返される。

CR081153

一般的なインストーラで、インストールを完了するための十分な空き容量がないことを検出できない。

CR081523

Linux 以外の UNIX プラットフォーム (AIX、HP-UX、Solaris) に、WebLogic Workshop Application View Control をインストールできない。

CR081842

実行中のサーバを停止するためにドメイン内で停止コマンドを実行すると、例外が weblogic.log ファイルに書き込まれる。

CR82012

WebservicesEJB.jsp が、WLS Example ドメイン テンプレートに基づいて [コンフィグレーション] ウィザードで作成されたドメインでコンパイルを行わない。

CR083994

startWebLogic.sh が nopointbase 引数を処理しない。

CR083997

複数あるドメイン テンプレート (Platform、WLP、WLS 用など) のうちのいずれかを使ってドメインを生成すると、デフォルトでリスン アドレスが BEA_HOME\user_projects\domainconfig.xml ファイルに追加されない。

CR084109

WebLogic Platform のクラスタ化されたドメイン: 管理対象サーバをシャットダウンしようとすると、例外が管理サーバのログ ファイルに記録される。

CR084155

QuickStart アプリケーションが Red Hat Linux 7.2 プラットフォームで正しく表示されない。

CR084292

WLP テンプレート: 管理対象サーバの SSL 情報が、管理サーバの config.xml ファイルに保存されていない。

CR084464

[コンフィグレーション] ウィザードの Platform Domain テンプレートで表明例外が発生する。

CR084695

UNIX システム上の WebLogic Platform サンプル アプリケーションでエラーが発生する。

CR085203

RosettaNet2 のファイアウォール コンフィグレーションおよび IIS プロキシで SSL 例外が発生する。

CR085531

GPR (Global Product Registry) を更新して、WebLogic Workshop を、適格なリリースすべてのコンポーネントとして反映させる。

CR085583

[標準インストール] を選択しても完全インストールが行われない。

CR087360

Windows 対応の JRockit 7.0 (Service Pack 1) SDK で Portal EBCC コンポーネントがサポートされない。

CR087956

JRockit 7.0 (Service Pack 1) SDK 版 Red Hat Linux Advanced Server 2.1 で WebLogic Integration サンプルまたは WebLogic Integration RosettaNet サンプルを実行しているときに SIGHUP を受信すると、JRockit がデッドロックしたりクラッシュしたりする。

CR090148

JRockit の他に PointBase を使って WebLogic Integration サンプルを実行していると、PointBase サーバが突然動作不能になる。

CR090186

WLS 7.0 (Service Pack 1) - java.sql.SQLException: ORA-01591: 疑わしい分散トランザクションによるロック。

CR091228

ファイアウォール RN2.0 のテストで NPE (NullPointerException) が発生する。

CR091239

WLW 7.0 (Service Pack 1) - Application View Control でイベントが実行されると、多数のトランザクションがロールバックする。

CR091702

復帰: Solaris で管理対象サーバを実行しているときにコア ダンプが出力される。

CR092483

WLS (Service Pack 2) 版 JRockit で、サーバの起動およびシャットダウン時に問題が発生する。

CR092681

ORA-01591:BPM 回復テスト中の Oracle Thin XA ドライバを使用した疑わしい分散トランザクションによるロック。

CR092703

ファイアウォール RN2.0 のテストで certicom により NPE (NullPointerException) が発生する。

CR092742

RN11 ワークフローをクラスタ内で完了できない。

CR092851

XML ドキュメントの DTD 部分を使用すると、XML パーサによって CPU が 100% 消費されたり、メモリが大量に消費される可能性がある。

CR092895

新しい BPM 機能を使用するには、ドメインをアップグレードするための手順が必要である。

CR093003

async からのコールバックが起動しない。

CR093007

aiimportexport スクリプトを使用して Application View をインポートすると例外が発生する。

CR093116

AdapterDesignTimeTestCase ログイン方法が JRockit で機能しない。

CR093119

AdapterDesginTimeTestCase ログイン方法が JRockit で機能しない。

CR093127

AppView をクラスタ内の管理対象サーバの 1 つにデプロイできない。

CR093195

Oracle 9.2.0.1 Thin XA ドライバと 9.2.0.1 サーバを使用すると、WLI 回復時に XA エラーが発生する。

CR093280

WebLogic Platform 7.0sp2 ja アップグレード インストーラの実行時に xmlx.jar が更新されない。

CR093281

組織 ID が日本語で指定されていると、Post XML Event によってワークフローが起動されない。

CR093307

JRockit:async からの AppView 制御コールバックが起動しない。

CR093382

管理サーバがダウンした後、以前のコンフィグレーション ファイルを使って管理対象サーバを起動できない。

CR093510

RN2Security サンプルが Solaris で outOfMemory エラーとなり異常停止する。

CR093663

Exclusive の同時実行戦略を使ったエンティティ EJB が、クラスタ間でロックされない。

CR093724

管理対象サーバ (WLI-Other) を停止する (〔Ctrl〕+〔C〕) と、JVM がクラッシュ (コア ダンプ) する。

CR093753

HTTP アダプタによるリポジトリのアクセス エラーが発生する。

CR093828

WLS 6.1 SP4 - RJVM のハートビート信号が途絶えたために EJB 層が ConnectionManager を閉じると、Web 層と EJB 層の通信が異常停止する。

CR093929

管理サーバがダウンした後、以前のコンフィグレーション ファイルを使って 1 台の管理対象サーバを起動できない。

CR094008

JVM が Application View をクラスタ内の管理対象サーバの 1 つにデプロイできない。

CR095162

PosixSocketMuxer でなく、Windows XP の NTSocketMuxer がロードされる。


 

Service Pack 4 で修正された問題点

以下の表は、BEA WebLogic Platform 7.0 で修正された問題点とその CR (変更要求) 番号のうちのいくつかを示しています。これらの問題点の多くは、元は BEA WebLogic Platform 7.0 または BEA WebLogic Platform 7.0 SP1 および SP2 の『リリース ノート』に記載されていたものです。

表 6 BEA WebLogic Platform 7.0 SP4 で修正された問題点 

変更要求番号

解説

CR094041

競合状態により、JTA および JMS の移行に失敗することがあります。

CR094109

Apache プラグインのフェイルオーバ機能が動作しない。

CR094722

管理対象サーバの起動中に、クラスタ内の管理サーバで socketWrite エラーが発生する。

CR099887

Smart Update が HP-UX で動作しない。

CR100933

JRockit 7.0 SP2 RP1 が -XX:MaxNewSize オプションを認識しない。

CR101796

テンプレートをサイレント モードで使用すると、Platform テンプレートが問題のあるドメインを作成する。


 

Service Pack 5 で修正された問題点

以下の表は、BEA WebLogic Platform 7.0 SP5 で修正された問題点とその CR (変更要求) 番号を示しています。

表 7 BEA WebLogic Platform 7.0 SP5 で修正された問題点 

変更要求番号

解説

CR120193

Linux インストーラで SmartUpdate を実行中に、警告メッセージが表示される。


 

Service Pack 6 で修正された問題点

以下の表は、BEA WebLogic Platform 7.0 SP6 で修正された問題点とその CR (変更要求) 番号を示しています。

表 8 BEA WebLogic Platform 7.0 SP6 で修正された問題点 

変更要求番号

解説

CR173360

サイレント モードでコンフィグレーション ウィザードを実行した場合、クラスタ内で cgJMSServer の割り当てに失敗する。

CR175635

PA-RISC で稼動する HP-UX 11.0 上、または Windows 上に WebLogic Server をインストールしている場合 : WebLogic Workshop ドメインを作成しているときに問題が発生する。

CR177600

WebLogic Platform 7.0 SP4 で WebLogic JRockit を使用している状態から 7.0 SP5 で Sun SDK を使用する状態へ Smart Update を行った後に、commEnv ファイルを編集する必要がある。

CR194073

双方向 SSL の実行中に BAD_CERTIFICATE 例外が生成される。


 

 


既知の制約

この節では、BEA WebLogic Platform の現在のサービス パックで認識されている制約について説明します。制約の説明の後に、回避方法がある場合はその方法も記載します。

WebLogic Platform 製品コンポーネントの既知の問題点を確認するには、WebLogic ServerWebLogic WorkshopWebLogic IntegrationWebLogic Portal、および WebLogic JRockitの各リリース ノートを参照してください。

追跡された問題

以下の表に、このサービス パックで確認されている制約の一覧を記載します。それぞれの問題には、CR (変更要求) 番号が付いています。これらの番号は、BEA が開発過程で問題の解決を追跡する際に使用されます。未解決の問題を追跡する場合は、BEA カスタマ サポートにお問い合わせください。その際には、該当する CR 番号をお知らせください。

連絡先については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.beasys.co.jp/service/support/index.html

1

CR072310

インストーラで、非表示の .Workshop ファイルが削除されない。

問題

WebLogic Platform をアンインストールする際、.Workshop ファイルが削除されません。.Workshop ファイルには、WebLogic Workshop のビジュアルな開発環境用のユーザ固有のコンフィグレーション パラメータが含まれています。このため、再インストール後に WebLogic Workshop を起動しようとすると、エラーが発生することがあります。これは、WebLogic Workshop がファイル内の古いコンフィグレーション情報を参照するためです。

.Workshop ファイルの詳細については、以下の URL を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs70/help/index.html
#reference/configfiles/conDotWorkshopConfigurationFile.html

プラットフォーム

すべて

回避方法

WebLogic Workshop を再インストールする前に、非表示の .Workshop ファイルを削除します。

.Workshop ファイルは、ユーザのホーム ディレクトリにあります。Windows プラットフォームでは、ユーザのホーム ディレクトリは、%USERPROFILE% 環境変数によって指定されます。UNIX および Linux プラットフォームでは、.Workshop ファイルは、~ (チルダ) ディレクトリ (または $HOME 環境変数) に保存されています。

2

CR072761

〔Ctrl〕+〔C〕を押して WebLogic Portal サーバを停止したときに、PointBase サーバが自動的に終了しない。

問題

停止スクリプトを実行したり、[Close] アイコンをクリックしてコマンド ウィンドウを閉じるのではなく、〔Ctrl〕+〔C〕を押して WebLogic Portal サーバを停止した場合に、PointBase サーバがバックグラウンドで実行し続けます。

プラットフォーム

すべて

回避方法

停止スクリプトを実行するか、[Close] アイコンをクリックしてコマンド ウィンドウを閉じて、サーバを停止します。〔Ctrl〕+〔C〕でコマンド ウィンドウを閉じてサーバを停止する場合は、バックグラウンドの java.exe プロセスを終了させて PointBase を停止します。

3

CR076141

Solaris のユーザ ドメインに、startWeblogic ファイルの実行可能な権限がない。

問題

BPM Domain、EAI Domain、および WLI Domain テンプレートを使ってユーザ ドメインが作成された後、user_domain 内の一部のファイル (wliconfigstartWeblogic など) に実行権限が設定されていません。

プラットフォーム

Solaris

回避策

ドメイン内でスクリプトを実行する前に、スクリプトに実行権限があることを確認してください。実行権限がない場合は、chmod コマンドを使って実行権限を与えます。たとえば、startWebLogic.sh スクリプトに実行権限を与えるには、次のコマンドを入力します。

chmod +x startWebLogic.sh

詳細については、chmod の man ページを参照してください。

4

CR078315

wliconfig (コンソール モード) コマンドが Solaris 上で成功しない。

問題

wliconfig コマンドを実行した結果として Solaris プラットフォームで PointBase データベースが実行されている状態で、wliconfig コマンドを再実行しようとすると、コマンドは成功しません。

プラットフォーム

Solaris

回避策

この状態を回避するには、wliconfig コマンドを再実行する前に、PointBase サーバをシャットダウンします。ただし、過去に選択したデータベース タイプに対して、wliconfig コマンドを使って既存のパラメータを変更することはできません。

5

CR078518

[コンフィグレーション] ウィザードで選択可能なオプションのうち、WebLogic Integration でサポートされないものがある。

問題

BPM Domain、EAI Domain、WLI Domain テンプレートでは、[コンフィグレーション] ウィザードの 4 つのサーバ タイプのうち 2 つしかサポートされません。以下のいずれかのサーバ タイプを選択する必要があります。

  • Single Server (Standalone Server)

  • Admin Server with Clustered Managed Server(s)

管理対象サーバまたは管理対象サーバのオプションは、管理サーバに対してコンフィグレーションが無効になります。

プラットフォーム

すべて

回避策

BPM Domain、EAI Domain、WLI Domain のテンプレートが使用されている場合は、以下のいずれかのサーバ タイプを選択してください。

  • Single Server (Standalone Server)

  • Admin Server with Clustered Managed Server(s)

以下のサーバ タイプは選択できません。

  • Admin Server with Managed Server(s)

  • Managed Server (with owning Admin Server Configuration)

6

CR078529

wliconfig コマンドが同じデータベースに対して発行されている場合、データベース コンフィグレーション オプションを wliconfig コマンドに切り替えると 2 度目には失敗する。

問題

設計では、過去に選択したデータベース タイプに対して、wliconfig コマンドを使って既存のパラメータを変更することはできません。たとえば、データベース タイプとして Oracle を選択している場合、Oracle データベースのパラメータを変更するのに、wliconfig コマンドを使用することはできません。ただし、別のデータベース タイプに切り替えるのにコマンドを使用することは可能です。

プラットフォーム

すべて

回避策

setDBVars ファイルおよび setDBVarsExt ファイルを編集して、データベース接続パラメータを設定または変更します。setDBVars ファイルおよび setDBVarsExt ファイルが保存されている場所は以下のとおりです。

  • SAMPLES_HOME\integration\config\samples\dbInfo\database_type

  • SAMPLES_HOME\integration\config\samples\RN2Security\config\peer1\dbInfo\database_type

  • SAMPLES_HOME\integration\config\samples\RN2Security\config\peer2\dbInfo\database_type

上記のパス名で、SAMPLES_HOME はサンプルのインストール ディレクトリで、database_type は接続しているデータベースのタイプです。

setDBVars ファイルおよび setDBVarsExt ファイルの詳細については、次の URL にある『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「WebLogic Integration コマンド」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs70/config/keycmd.htm#287491

7

CR078971

Platform Domain テンプレートのアイコンが [コンフィグレーション] ウィザードに表示されない。

問題

WebLogic Platform サンプル アプリケーション (Platform ツアー) をアンインストールすると、[コンフィグレーション] ウィザードでで Platform Domain テンプレートを使用できなくなります。

プラットフォーム

すべて

回避策

WebLogic Platform サンプル アプリケーション (Platform ツアー) がインストールされていることを確認します。以下のアプリケーションもインストールされている必要があります。

  • WebLogic Server

  • WebLogic Integration

  • WebLogic Portal

  • WebLogic Workshop

  • WebLogic Workshop サンプル

8

CR079101

PointBase 接続が閉じていないことをユーザに示す必要がある。

問題

PointBase コマンド ウィンドウが表示されなくなったため、ユーザは PointBase が稼動中であることを知る手段がありません。サーバが停止しても、PointBase 接続はすぐには終了されません。PointBase 接続が閉じる前に PointBase のサーバを再起動しようとすると、データベース接続を作成できないことを示すエラー メッセージが表示されます。

プラットフォーム

すべて

回避策

PointBase 接続の終了時、接続が閉じるまで 4、5 分かかることがあります。サーバを再起動しようとしてエラー メッセージが表示されたら、2、3 分待ってからもう一度実行してください。

9

CR079490

SecurityConfiguration 資格の変更時に java.security.PrivilegedActionException がログに記録される。

問題

config.xml ファイルの SecurityConfiguration 要素を変更して、その後サーバを起動しようとすると、java.security.PrivilegedActionException がログに記録されます。

プラットフォーム

すべて

回避策

サーバをシャットダウンし、_ServletContextidnameDbmsEvent*****.xml ファイルおよび _ServletContextidnameDbmsEvent*****_temp ファイルを e2eDomain から削除します。その後サーバを再起動します。

10

CR079492

サーバが他のポートで起動されると、アプリケーション ビューの E2EAppView.sav がデプロイに失敗する。

問題

e2eAppView は、ポート 7501 と密接に結合されています。このポート番号は、e2eAppView のデプロイ時に使用される e2eAppViewDeployer.java ソース ファイルで定義されています。

プラットフォーム

すべて

回避策

7501 以外のポートでアプリケーション ビューをデプロイするには、e2eSetupAppView.cmd スクリプトまたは e2eSetupAppView.sh スクリプト内、および e2eSetupAppView スクリプトから呼び出される SetSampleData スクリプト内で、すべてのポート番号参照を 7501 から新しいポート番号に変更する必要があります。

11

CR079752

[コンフィグレーション] ウィザードおよび WLI テンプレートで作成したドメイン内で停止スクリプトを使用すると、PointBase がシャットダウンしない。

問題

[コンフィグレーション] ウィザードおよび WLI テンプレートを使用して作成したドメインに配置されている stopWeblogic スクリプトで、PointBase がシャットダウンされません。

プラットフォーム

すべて

回避策

stoppointbase スクリプトを使用して PointBase をシャットダウンしてください。

12

CR079917

一部のユーザ ドメインのショートカットが作成されない。

問題

[コンフィグレーション] ウィザードをインストール処理の一部として実行すると、[スタート] メニューにごく少数のユーザ ドメイン ショートカットしか作成されません (数はドメインの作成順序によって決まる)。

プラットフォーム

Windows NT (SP6)

回避策

[コンフィグレーション] ウィザードをインストール処理とは別に起動して、ユーザ ドメインを作成します。インストール処理とは別に [コンフィグレーション] ウィザードを起動してユーザ ドメインを作成すると、この問題は発生しません。

13

CR080402

インストール時、QuickStart にシェルがない。

問題

Solaris 版インストールの最後に QuickStart を実行すると、QuickStart が起動してインストール プログラムが終了しますが、シェルは実行されないままです。QuickStart で起動したサーバから出力があっても、それを受信するシェルが存在しないため、リンクをクリックしたときに、サーバが正常に起動したかどうか、あるいはいつ起動したかを通知できません。

QuickStart ページのほとんどのリンクでは、サーバの起動完了時、アプリケーションごとに個別のブラウザが起動します。ただし、[Portal Example サーバ] をクリックした場合、サンプルを実行するには 2 番目のリンク [Portal Example を起動] をクリックする必要があります。サーバの起動が完了したことを見分けるのは難しいため、正しいタイミングで [Portal Example を起動] リンクをクリックしてサンプルを実行することは容易ではありません。

プラットフォーム

Solaris

回避策

BEA_HOME\weblogic700\common\bin ディレクトリにある quickstart.sh スクリプトから QuickStart を起動します。対応する weblogic.log ファイルをチェックして、サーバが起動しているかどうかを確認することもできます。たとえば、Portal Example サーバの weblogic.log ファイルは、BEA_HOME\weblogic700\samples\portal\sampleportalDomain\logs にあります。

14

CR082039

ログ ファイルにエラー メッセージ ManagedConnectionFactory が表示される。

問題

アップグレード インストーラの使用中、以下のようなエラー メッセージがログ ファイルに表示されることがあります。

####<Jul 17, 2002 11:30:49 AM MDT> <Error> <Connector> <joe-2k> <e2eServer> <Thread-7> <kernel identity> <> <190004> <ManagedConnectionFactory not found for jndiName com.bea.wlai.connectionFactories.E2EAppView.sav_connectionFactoryInstance.>

プラットフォーム

すべて

回避策

このエラー メッセージは、製品の機能には影響しないので無視してください。このエラー メッセージは、コードのデプロイメント順序が原因で表示されますが、悪影響はありません。

15

CR082062

QuickStart で Netscape 4.7x if LANG=C を表示できない。

問題

UNIX プラットフォーム (Solaris と HP-UX のみ) で QuickStart を起動した後にリンクを選択すると、Web ブラウザを選択することを要求するダイアログ ボックスが表示されることがあります。正しい Netscape ブラウザを選択しても、QuickStart でアプリケーションを起動できないことがあります。

プラットフォーム

UNIX (Solaris と HP-UX のみ)

回避策

QuickStart を終了し、(手動で、またはラッパー機能を使って) LANG 環境変数の割り当てを解除してから、QuickStart アプリケーションを再起動します。

16

CR083467

wliconfig.cmd を使用してデータベースを作成すると、断続的に ArrayIndexOutOfBoundsException が発生する。

問題

wliconfig スクリプトを実行すると、以下のエラーメッセージが表示されることがあります。

Exception occurred during event dispatching:java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException:No such child: 0

このエラーに害はありません。選択したタイプのデータベースが問題なく作成されます。

プラットフォーム

すべて

回避策

このエラー メッセージは、製品の機能には影響しないので無視してください。

17

CR086668

-Xthinthreads を使用して JRockit 7.0 (Service Pack 1) SDK を実行することができない。

問題

JRockit 7.0 SP1 は、J2SE 1.3.1 での -Xthinthreads オプションの使用をサポートしていません。したがって、このオプションは、WebLogic Platform 7.0 SP1 を実行するときに使用できません。

プラットフォーム

なし

回避策

なし

18

CR094921

WLI 7.0 (Service Pack 2) Samples ドメインで、ポート番号 "7001" がハード コーディングされている。

問題

ポート番号 7001 はよく使用される番号です。この番号は、WLI Samples ドメインだけでなく、WLW および WLS サンプルでも使用されます。この番号が複数のコンポーネントでハード コーディングされていることを覚えておいてください。

プラットフォーム

なし

回避策

問題が発生した場合は、同じマシンの他のユーザが同じポートを使用していないかどうか調べてください。

19

CR103591

カンマを含むユーザ名が、互換性モードのセキュリティ レルムで機能しない。

問題

[コンフィグレーション] ウィザードまたは WebLogic Server Administration Console を使用してカンマを含むユーザ名を作成した場合に、互換性セキュリティを使用するようにコンフィグレーションされたドメイン内にそのユーザ名が存在しません。

プラットフォーム

すべて

回避策

回避策はありません。互換性セキュリティを使用するようにコンフィグレーションされたドメイン内のセキュリティ レルムにユーザ名を定義する場合には、カンマを使用できません。

20

CR107512

プロキシで Smart Update を使用する際の問題

問題

プロキシで Smart Update を使用する際に問題が発生します。Smart Update の処理中に、ハード コーディングされたプロキシ設定が実行されないか、または認識されません。

プラットフォーム

なし

回避策

なし

21

CR108708

WebLogic Workshop ドメインにデプロイされたアプリケーションが参照できるのは、WebLogic Workshop に付属する log4j.jar ファイルのみ。

問題

WebLogic Workshop ドメインにデプロイされたアプリケーションが参照できるのは、WebLogic Workshop に付属する log4j.jar ファイルのみです。WebLogic Workshop は log4j をデバッグに使用して、サーバが起動するときにそのインストール済みのバージョンをロードします。他の log4j.jar ファイルを参照するアプリケーションは、デプロイメント時に失敗します。

プラットフォーム

なし

回避策

なし

22

CR128767

日本語文字でマルチバイト文字セットを使用する Oracle 10g ドライバ - setString() が失敗する。

問題

Oracle10g GA ドライバには既知の問題があります。日本語文字でマルチバイト文字セットを使用していると、setString() メソッドに対するコールが失敗します。

Oracle 10g GA に対するパッチが必要です (Oracle TAR 番号 3584729.994、Oracle バグ番号 3437365)。

プラットフォーム

なし

回避策

WebLogic Platform 7.0 SP6 は、Oracle 10g ドライバで認定されています。このドライバはキットにバンドルされ、このパッチを含んでいます。Oracle 10g GA ドライバを使用している場合は、Oracle から関連パッチを入手することをお勧めします。

23

CR136530

Windows 2003 上で WebLogic Workshop が起動しない。

問題

Windows 2003 プラットフォーム上では WebLogic Workshop が正しく起動しません。起動時に初期画面が表示されてから閉じると、ファイル javaw.exe がタスク マネージャ上で実行し続けます。

プラットフォーム

なし

回避策

なし

24

CR172462

Oracle 9.2 で AL32UTF8 文字セットを使用する WebLogic Server jDriver の問題

問題

AL32UTF8 文字セットを使用すると、WebLogic Server jDriver は Oracle 9.2 と正しく連動しません。

プラットフォーム

なし

回避策

ソフトウェア パッチが入手可能です。カスタム サービス担当者に問い合わせて、パッチを入手してください。

25

CR173725

Oracle Thin Driver 10g の使用時での無効なバッチ値の例外

問題

Oracle Thin Driver 10g を使用すると、バッチ値が 16383 を超えることができません。

プラットフォーム

なし

回避策

バッチのサイズが 16383 を超えないことを確認します。あるいは、Oracle 9.2.0 ドライバを使用します。

26

CR189177

SP5 から SP4 にダウングレードした後に、WebLogic Platform サンプルを実行しているサーバから例外が生成される。

問題

以下の手順をすべて行った場合、WebLogic Platform のサンプル アプリケーションは実行されますが、例外が生成されます。

    1. WebLogic Platform 7.0 SP4 をインストールして、WebLogic Platform のサンプル アプリケーションを起動する。ここでは、サーバの起動時に例外は生成されない。

    2. インストールした ebLogic Platform 7.0 のソフトウェアを SP4 から SP5 にアップグレードする。

    3. WebLogic Platform のサンプル アプリケーションを起動する。WebLogic Server 例外は生成されない。

    4. WebLogic Platform 7.0 のインストレーションを SP4 に置き換えるために uninstall スクリプトを実行する。

    5. WebLogic Platform のサンプル アプリケーションを起動する。サーバの起動時および実行時に例外が発生する。一方で、サンプル アプリケーションは正常に実行される。なお、管理サーバは例外を生成せずに実行される。

プラットフォーム

PowerPC、POWER4 で稼動する IBM AIX 5.1

回避策

7.0 SP5 から SP4 へのダウングレード後に WebLogic Platform サンプル アプリケーションを起動した場合の例外の発生を避けるには、ダウングレード手順の後に e2eDomain フォルダから以下のファイルを削除します。(e2eDomain フォルダは WL_HOME/samples/platform ディレクトリあります)。

  • _ServletContextidnameDbmsEventRoutercontextpathDbmsEventRouter_EventRouter.xml

  • _ServletContextidnameDbmsEventRoutercontextpathDbmsEventRouter_tmp

  • running-managed-servers.xml

WebLogic Platform サンプル アプリケーションを起動する前にこれらのファイルを削除すれば、例外は送出されません。

27

CR209755

stopweblogic.cmd によってサーバが停止されない。

問題

7.0 SP6 にアップグレード済みのドメインで実行されているサーバを停止するために stopWeblogic スクリプトを使用した場合、サーバが停止に失敗して次のメッセージが表示されます。

Server "myserver" failed to shutdown successfully ...

この問題は、BPM、EAI および WLI の各テンプレートに基づくドメインで発生します。

プラットフォーム

すべて

回避策

BPM、EAI および WLI の各 Domain テンプレートに基づくドメインを WebLogic Platform 7.0 SP6 に移行した後は、ドメインの fileRealm.properties ファイルを変更して acl.shutdown.weblogic.admin プロパティの値を Administrators に設定します。次に例を示します。

変更前 :

acl.shutdown.weblogic.admin=value

変更後 :

acl.shutdown.weblogic.admin=Administrators

28

CR210641

Web アプリケーション名に空白が使用されているために、Solaris 上で JSP コンパイルが失敗する。

問題

Web アプリケーションの名前に空白文字が含まれていると、アプリケーションの関連 JSP ファイルのコンパイルが失敗します。この問題は WLI ドメインで発生します。

プラットフォーム

Solaris

回避策

なし。WLI ドメイン内の Web アプリケーションの名前には、空白文字を使用できません。

29

CR212749

サンプル ドメイン内の WebLogic Workshop から WebLogic Server を起動できない。

問題

WebLogic Workshop IDE から WebLogic Server を起動して HelloWorld.jws サンプル Web サービスを実行しようとすると、WebLogic Server が起動に失敗します。この問題は、WL_HOME/samples/workshop ディレクトリ内のどのサンプル アプリケーションを実行しようとした場合にも、IDE から WebLogic Server の起動を試みた時点で発生します。

プラットフォーム

すべて

回避策

[開始] ボタンをクリックして Workshop IDE からアプリケーションを実行した後に、[OK] をクリックして WebLogic Server のインスタンスを起動し、WebLogic Server が起動されるコマンド ウィンドウに対して、有効なユーザ名とパスワードを入力します。

30

CR218501

Windows 用の WebLogic Platform 7.0 SP6 アップグレード インストーラ画面に誤った表示がある。

問題

WebLogic Platform 7.0 SP6 へのパッケージ アップグレード インストーラの画面に、「WebLogic Platform 7.0 SP6」ではなく「WebLogic Server 7.0 SP6」と表示されている個所があります。この問題は、アップグレード インストーラをグラフィカル モードまたはコンソール モードのどちらで実行した場合にも発生します。

プラットフォーム

Windows

回避策

なし。この誤表示によるパッケージ アップグレード インストーラの機能への影響はありません。WebLogic Platform コンポーネントのセットを完全にアップグレードできます。必要に応じて、すべての WebLogic Platform コンポーネントのアップグレードにも、WebLogic Server のみのアップグレードにも、このインストーラを使用できます。


 

WebLogic JRockit SDK のサポート上の制約

以下は、WebLogic JRockit 7.0 SP1/SP2/SP4/SP5/SP6 SDK のサポート上の制約の一覧を示しています。

JVM コンフィグレーション

Windows で Java HotSpot Server VM (-server オプション) を実行するように Java 2 SDK バージョン 1.3.1_06、1.3.1_08、1.3.1_10、および 1.3.1_14 をコンフィグレーションすると、問題が発生することが確認されています。これを回避するには、Java HotSpot Client VM を起動する -hotspot オプションを使用してください。たとえば、サーバを起動するために HotSpot Client を起動するには、起動スクリプトに次の行を追加します。

set JAVA_VM=-hotspot

HotSpot の詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://java.sun.com/products/hotspot

パフォーマンス上の注意点

WebLogic Platform の相対的なパフォーマンスは、SDK の選択とアプリケーションの性質によって異なる場合があります。適切なコンフィグレーション オプションについては、次のドキュメントを参照してください。

DB2 の注意点

Apache 2.0.4.3 の注意点

HP-UX プラットフォームで、BEA Apache プラグイン mod_wl_20.so を使用したときに Apache サーバが停止する場合、古いバージョンの ld または libdld.sl (あるいはその両方) を使用している可能性があります。Apache バイナリでは、B.11.32 以上のバージョンの ld および libdld.sl が必要です。

システムにインストールされているバージョンの ld を判断するには、以下の手順を実行します。

  1. ld -V と入力します。

  2. 次に、what /usr/lib/libdld.sl と入力します。

    ld および libdld.sl のバージョン番号が表示されます。

    • ldlibdld.sl がどちらも同じバージョン番号で、その番号が 11.32 以上であれば、適切なバージョンが使用されています。この手順を終了して、mod_wl_20.so プラグインを実行することができます。
    • ldlibdld.sl のバージョン番号がそれぞれ異なっている場合、または番号が同じ場合でも 11.32 より前のバージョン番号である場合は、HP パッチをインストールする必要があります。手順 3 に進みます。

  3. システムに必要なパッチを以下のように確認します。

    • HP-UX 11.00 プラットフォームの場合は PHSS_26559 が必要です。
    • HP-UX 11i (11.11) 以上のプラットフォームの場合は、PHSS_26560 が必要です。

  4. 次の該当する IT リソース センタにアクセスします。

  5. Maintenance/Support で [Individual Patches] をクリックします。

  6. 次の項目までスクロールします。

    Retrieve a specific patch by entering the patch name

  7. 入力フィールドにパッチ番号を入力します。

  8. パッチをダウンロードし、システムにインストールします。

Apache 2.0.48 より以前のバージョンの注意点

Apache Web サーバの 2.0.48 以前のバージョンを使用したコンフィグレーションの場合、以下の制限に留意してください。

 

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