新しい WebLogic Platform . . .

簡単になった Platform パッケージ化

新しい「スマート ダウンロード」インストーラを使用して、WebLogic Platform をダウンロードし、必要な WebLogic Platform コンポーネントのみをカスタム インストールできます。WebLogic Platform では、新しいコンフィグレーション ウィザード、Platform ツアーおよび QuickStart アプリケーション、統合された WebLogic Platform マニュアルなど、シームレスですぐに使用可能な環境を提供します。WebLogic Platform のすべてのコンポーネント機能は、90 日間の評価ライセンスで使用できます。

WebLogic Workshop

WebLogic Workshop は、初心者の Java 開発者でも、J2EE エキスパートでも、エンタープライズクラスの Web サービスをすばやく簡単に構築、テスト、デプロイできるビジュアルな開発環境です。開発者は、コントロールを追加したり、プロパティを設定したり、イベント制御用コードを記述して、Web サービスを設計します。WebLogic Workshop のコントロールを使用すると、データベース、Enterprise JavaBeans、JMS トピックおよびキュー、他の Web サービス、エンタープライズ アプリケーションなど、エンタープライズ リソースに直接アクセスできます。

Platform ツアー

WebLogic Platform ツアーおよびサンプル アプリケーションでは、WebLogic Platform を使用する際に役立つ重要な機能について説明します。

QuickStart

QuickStart は、WebLogic Platform を初めて評価、学習、使用するユーザに役立ちます。また、WebLogic Platform ツアーおよび他のサンプル、特定の開発タスクに役立つツール、オンライン マニュアルにも簡単にアクセスできます。

コンフィグレーション ウィザード

あらかじめコンフィグレーションされたドメインを任意の位置に作成できる コンフィグレーション ウィザードを使用すると、ドメインおよびクラスタを簡単に管理できます。ユーザの照会に基づき、コンフィグレーション ウィザードは、あらかじめコンフィグレーションされた適切なコンポーネントおよび付属のアセットを使用して、ドメイン、サーバ、およびエンタープライズ アプリケーションを生成します。ドメイン コンフィグレーション ウィザードは、カスタム インストール時、およびそれ以降に使用できます。クラスタの設定は、コンフィグレーション ウィザードを使用すると、特に、簡単になります。

PointBase データベース

PointBase に基づく、100% pure Java リレーショナル データベース管理システム（RDBMS）がバンドルされます（全機能使用可能）。開発者は、永続データ ストレージをアプリケーションに組み込んだり、アプリケーションとデータベースの相互作用をテストする際に、このシステムを利用できます。

新しい WebLogic Platform コンポーネント . . .

WebLogic Server

BEA WebLogic Server は、WebLogic Platform の基礎となる、堅牢で信頼性が高く、業界でも実績のあるサーバです。WebLogic Server の新機能は、次のとおりです。

• Web サービス

• プラグイン可能な、柔軟性の高いセキュリティ インフラストラクチャ

• 開発者用ツール: WebLogic Builder

• 新しいデプロイメント モデル

• 非常に有効な JMS

• WebLogic メッセージング ブリッジ

• ドメイン コンフィグレーションおよびディレクトリ構造

• 管理拡張機能

• キャッシュ フィルタ

• J2EE コネクタ アーキテクチャ 1.0 の実装

• jCOM との COM-to-WLS 接続性

WebLogic Workshop

WebLogic Workshop は、Web サービスを構築するための BEA の新しいビジュアルな開発環境です。WebLogic Workshop は、次の機能を提供します。

• Web サービスを視覚的に設計でき、使用が簡単な開発環境。

• エンタープライズ リソース（データベース、Enterprise JavaBeans、JMS メッセージングなどの Web サービス、およびエンタープライズ アプリケーション）にアクセスするためのコントロール。

• 企業の実際のビジネス プロセスをモデルにした非同期 Web サービスを構築するためのサポート。

• アプリケーション状態の対話型自動管理。

• 緩やかに結び付けられた Web サービスのための XML マップ。

• XML をプログラムで処理するための ECMAScript 拡張子。

• Web サービスを簡単に開発するための統合テスト ツールおよびデバッガ。

• 組織の WebLogic Server への直接のデプロイメント。

WebLogic Integration

WebLogic Integration を使用すると、企業全体を対象としたアプリケーションおよびビジネス プロセスの開発、デプロイ、統合を実行できます。WebLogic Integration の新機能は、次のとおりです。

• WebLogic Platform では、再設計された WebLogic セキュリティ サービスが提供される。このサービス上に、WebLogic Integration セキュリティ機能が構築される。WebLogic セキュリティ サービスには、プライベート キー、およびこれらに関連付けられた公開鍵証明書を保管するキーストアもある。

• WebLogic Integration では、スケーラビリティと高可用性を得るため、クラスタ化をサポートする機能が強化され、また、ハードウェアや、ネットワークが故障した場合には、フェイルオーバ時の配信がある。

• 軽い WebLogic Integration - Business Connect 取引パートナー クライアント ソフトウェアには、評価期間 30 日のアプリケーション プログラミング インタフェースが提供される。

WebLogic Portal

WebLogic Portal は、サイト訪問者が好みに合わせてカスタマイズでき、また、ユーザのニーズに合わせて構築可能な対話型 Web サイトの開発および保守用の一体化されたフレームワークを提供します。WebLogic Portal の新機能は、次のとおりです。

• 新しいグラフィカル ポータルおよびポートレット ウィザード。これらを使用すると、既存のテンプレートに基づき、素早く、簡単にポータルおよびポートレットを作成できる。ポートレット ウィザードを使用すると、WebLogic Workshop を使用して構築した Web サービスなどからポートレットを作成できる。

• コンフィグレーション ウィザードのテンプレート。このテンプレートは、指定したサーバ コンフィグレーションを自動的に設定し、WebLogic Server を使用して登録を行う。また、事前定義されたシステム管理者のロールを提供し、デフォルトの税および支払い Web サービスを使用するために必要なリソースを実装し、Web アプリケーション管理用ツールを設定する。WebLogic Portal ドメイン テンプレートを選択すると、コンフィグレーション ウィザードは、コマースとキャンペーン機能に必要な Enterprise JavaBeans、および BEA が提供するイベント、ルール、ユーザ管理、Pipeline、LDAP サポート、パーソナライゼーションに対応する Enterprise JavaBeans を準備する。

• E-Business Control Center（EBCC）によるデータ管理、および支援担当開発者の用意における改善。EBCC は、EBCC データをより簡単に管理できるように中央プロジェクト ファイルを使用し、また、ユーザがそれをいつ、どのような場合に必要かを指示する状況依存ヘルプを含むようになった。

• サイト訪問者が編集可能なポータル タブ名の追加。これによって、開発者は、移動用タブのテキストをエンドユーザが変更できるように設定できる。

• E-Business Control Center を使用して、ポートレットを分類する新しいポートレット編成機能。これによって、管理者、開発者、サイト訪問者など、さまざまなユーザに対応して、簡単にポートレットを管理および分類できる。

• 端末間での Platform サンプル アプリケーションに加え、WebLogic Portal には、ポータル サンプル アプリケーション Avitek Financial もある。このアプリケーションには、多くのサンプル ポートレットがあり、ポータルの基本サービス、高度な管理、統合サービス、パーソナライゼーション、対話型管理に着目したエンタープライズ会計サービス ポータルを提供する。