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WebLogic Platform の
インストール

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インストール後の作業実行

以下の節では、WebLogic Platform ソフトウェアをインストールし、ライセンスを取得した後で実行するタスクについて説明します。

 


QuickStart の使用

一般的なインストールを使用して WebLogic Platform をインストールした場合、またはカスタム インストールを使用してすべてのコンポーネントおよびサンプルをインストールした場合は、WebLogic Server と共にインストールされたデータベースである PointBase データベースを使用して実行されるように、サンプル ドメインが自動的にコンフィグレーションされます。インストールが完了したときは、QuickStart アプリケーションが表示されます。QuickStart は、初めて使う人が WebLogic Platform を評価、学習、および使用するときに役立つように設計されています。QuickStart からは、WebLogic Platform ツアーなどのサンプル、特定の開発タスクを実行するために有用なツール、およびオンライン ドキュメントにすばやくアクセスできます。

インストールした後で、QuickStart は次の手順で起動できます。

 


サンプルの実行

WebLogic Platform ソフトウェアを使用する前に、各コンポーネントに付属しているサンプル アプリケーションを実行することをお勧めします。これらのサンプルには、さまざまな利点があります。これらのサンプルで、ソフトウェアが正しくインストールされていることが確認できます。またサンプル コードが提供され、実装技術が示されます。WebLogic Platform コンポーネントのサンプルに関する詳細については、次の表を参照してください。

表 6-1 サンプルの解説

製品

サンプルの解説

WebLogic Platform

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/interm/samples.html

WebLogic Server

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs70/samples.html

WebLogic Integration

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs70/interm/samples.htm

WebLogic Portal

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs70/interm/samples.htm

WebLogic Workshop

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs70/help/index.html#guide/tutorial/tutFirstWebServiceIntro.html


 

 


他のデータベースへの切り替え

WebLogic Platform をインストールしたときは、すべてのドメインは、PointBase データベースを使用するようにコンフィグレーション済みです。しかし、Oracle や Microsoft SQL Server などの、動作確認されている別のデータベースに切り替える必要が生じることもあります。PointBase 以外のデータベースを使用してサンプルを実行するには、新しいデータベースをコンフィグレーションおよび初期化する必要があります。データベースの切り替え、またはコンフィグレーションの詳細については、次の項目を参照してください。

 


使用している SDK のバージョンの確認

使用している SDK のバージョンは、コマンド ラインを使用するか、サーバ用に作成されたログ ファイルの内容を調べることにより、確認できます。これらの方法については、表6-2 を参照してください。

表 6-2 SDK バージョンの確認

SDK の確認方法

手順

コマンド ラインを
使用

    1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、次のディレクトリに移動する。

WL_HOME¥server¥bin (Windows の場合)

WL_HOME/server/bin (UNIX 場合)

これらのパス名の WL_HOME は、WebLogic Platform をインストールしたディレクトリを表す。

    2. 次のコマンドをプロンプトに入力し、環境が設定されていることを確認する。

setWLSenv.cmd (Windows の場合)

setWLSenv.sh (UNIX の場合)

    3. 次のコマンドをプロンプトに入力する。

java -version

WebLogic JRockit を使用している場合は、出力に BEA WebLogic JRockit(R) Virtual Machine と表示される。

サーバ ログ ファイルを使用

    1. テキスト エディタで、ドメインのサーバ ログ ファイルを開く。

サーバ ログ ファイルのロケーションは場合によって異なる。一部のドメインについては、ログ ファイルは weblogic.log という名前で domain_name¥logs ディレクトリにある。ここで、domain_name は、[コンフィグレーション] ウィザードを使用してドメインを作成したときに指定したドメイン名、またはサンプル ドメイン名のどちらかである。

たとえば、C:¥bea¥user_projects¥mydomain¥logs¥weblogic.log のようになる。サーバ ログ ファイルの詳細については、次の URL にある『BEA WebLogic Server 管理者ガイド』の「ログ メッセージを使用した WebLogic Server の管理」を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs70/

注意: サーバ ログ ファイルはサーバの初回起動時に作成されます。

    2. ログ ファイルで次の値を検索する。

java.vm.version

java.vm.vendor

ログ ファイルのこれらのエントリでは、JVM および JVM ベンダ (Sun Microsystems Inc. や BEA Systems, Inc. など) のビルド バージョンを指定している。


 

 


WebLogic Platform の Windows ショートカットについて

WebLogic Platform を Windows システムにインストールしたときは、BEA WebLogic Platform が自動的にインストールの親フォルダとして使用されます。追加の BEA ホーム ディレクトリがシステムに追加されたときは、次の図で示されている規則を使用して、新規の BEA 製品フォルダが作成されていきます。

図6-1 同じシステムにある複数の BEA ホーム ディレクトリのトラッキング


 

それぞれの BEA ホーム ディレクトリには、関連付けられた BEA 製品フォルダがあります。別々の BEA ホーム ディレクトリにある製品を区別するために、BEAHOMEn がフォルダ名に追加されます。BEAHOME に関連付けられている数字は、2 から開始します。Windows システムで作成されている BEA ホーム ディレクトリが 1 つだけの場合は、数字は付きません。

WebLogic Platform のスタート メニュー

WebLogic Platform 7.0 のフォルダ ([スタート|プログラム|BEA WebLogic Platform]) には、次の図で示されているショートカット ファイルがあります。

図6-2 WebLogic Platform 7.0 のスタート メニュー


 

 


WebLogic Platform 製品ディレクトリ構造について

WebLogic Platform のインストールでは、BEA ホーム ディレクトリおよび製品インストール ディレクトリを選択するように求められます。BEA ホーム ディレクトリの詳細については、BEA ホーム ディレクトリの選択を参照してください。標準インストールでは、WebLogic Platform ソフトウェアのディレクトリ構造が次のように作成されます。このディレクトリ構造は、BEA ホーム ディレクトリの内部または外部に置くことができます。表 6-3 で、各ディレクトリの内容を説明します。


 

表 6-3 製品インストール ディレクトリの構造

ディレクトリ

内容

weblogic700

WebLogic Platform の全コンポーネントが共有するファイルのフォルダ。また、インストールされた WebLogic Platform の各コンポーネントのための個別のフォルダ。WebLogic Platform コンポーネントには、WebLogic Server、WebLogic Integration、WebLogic Portal、および WebLogic Workshop がある。

common

WebLogic Platform コンポーネントが共有するファイル。ドメインを作成するときに [コンフィグレーション] ウィザードが使用する jar ファイルがあるテンプレート ディレクトリを含む。[コンフィグレーション] ウィザードによって、このフォルダの内容が読み込まれ、ディレクトリの中にある jar ファイルに基づいてテンプレート オプションが表示される。[コンフィグレーション] ウィザードの詳細については、『コンフィグレーション ウィザードの使い方』 を参照。

ebcc

E-Business Control Center のプログラム ファイル。

integration

WebLogic Integration のプログラム ファイル。

portal

WebLogic Portal のプログラム ファイル。

samples

WebLogic Platform ソフトウェアを使用して独自のアプリケーションを開発する方法の理解を助けるために設計されたサンプル コード、リソース、およびコンフィグレーション済みのサンプル ドメイン。サンプルは、システムにインストールされているコンポーネント別に整理されている。たとえば、このディレクトリにある platform フォルダには、WebLogic Platform ツアーを実行するための e2eDomain のソース コードがある。同様に、server フォルダには、examples ドメインおよび petstore ドメイン、サンプルおよび Pet Store サンプル アプリケーションのソース コード、および server/eval フォルダにある PointBase 評価ソフトウェアがある。

server

WebLogic Server のプログラム ファイル。

uninstall

WebLogic Platform ソフトウェアをアンインストールするために必要なコード。

workshop

WebLogic Workshop アプリケーションおよびドキュメント ファイル。


 

 

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