BEA ホーム | 製品 | デベロッパ・センタ | support | askBEA
 ドキュメントのダウンロード   サイト マップ   用語集 
検索

WebLogic Platform の
インストール

 前 次 目次 索引 PDFで表示  

5

WebLogic Platform ライセンス ファイルのインストールおよび更新

WebLogic Platform の配布ファイルを実行するには、有効な製品ライセンスが必要です。次の節では、WebLogic Platform ライセンスを取得、インストール、更新する方法を説明します。

 


WebLogic Platform ライセンスについて

WebLogic Platform 7.0 では、license.bea と呼ばれる XML 形式のライセンス ファイルを使用します。BEA ホーム ディレクトリに保存されたこのライセンス ファイルは、対象システムにインストールされたすべての BEA WebLogic Platform 製品に使用され、実行時のチェックにより、WebLogic Platform のどのコンポーネントを使用できるかが判断されます。

WebLogic Platform で購入可能なライセンスについては、次の URL の e-docs Web サイトにある「ライセンス」ページを参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/interm/license.html

評価ライセンス

BEA WebLogic 製品をはじめてインストールしたときは、license.bea ファイルが BEA ホーム ディレクトリにインストールされます。そのファイルに 90 日間有効な評価ライセンスが入力されるので、すぐに製品を使い始めることができます。その後、license.bea ファイルが配布ファイルの一部となっている BEA 製品を追加インストールしたときは、新規の製品評価ライセンスが自動的に license.bea ファイルに追加されますが、評価期間は延長されません。

WebLogic Platform の評価ライセンスは完全なライセンスであり、WebLogic Platform のすべてのコンポーネント機能が使用可能になります。ライセンスご購入の詳細については、BEA Sales (http://www.beasys.co.jp/index.html) にご連絡ください。

WebLogic Platform 評価製品はすべて 1 台のサーバ マシンで使用するライセンスになっており、サーバに最大で 20 台のクライアントを接続できます。

開発者ライセンス、製品ライセンス

ライセンスは、WebLogic Platform 製品全体に対して購入することも、個別のコンポーネントに対して購入することもできます。WebLogic Platform で購入可能なライセンスについては、次の URL の e-docs Web サイトにある「ライセンス」ページを参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/interm/license.html

WebLogic Platform を CD-ROM でご購入された場合は、ライセンスされたコンポーネントに対する開発者ライセンスまたは製品ライセンスが、注文書に記載されたアカウントに電子メールで送付されます。WebLogic Platform ソフトウェアをインストールし、製品ライセンスを受け取ったら、そのライセンスを使用して既存の license.bea ファイルを更新する必要があります。詳細については、license.bea ファイルの更新を参照してください。

 


license.bea ファイルの更新

次の条件が 1 つでも当てはまる場合は、license.bea ファイルを更新する必要があります。

いずれの場合も、電子メールの添付ファイルでライセンス更新ファイルを受信できます。そして、次のプロシージャを実行することで、license.bea ファイルを更新します。

注意: 128 ビット暗号を使用可能にするには、WebLogic Platform ソフトウェアをインストールする前にlicense.bea ファイルに 128 ビット暗号ライセンスが存在する必要があります。詳細については、128 ビット暗号の有効化を参照してください。

  1. 電子メールで受信したライセンス更新ファイルを license.bea 以外の名前で、対象の BEA ホーム ディレクトリに保存します。たとえば、ファイルを platform_license.bea という名前で保存します。このファイルは、このプロシージャの手順 4 で license_update_file として使用します。

    警告: 既存の license.bea ファイルを上書きしたり、そのファイルの名前を変更しないでください。

  2. ご使用のプラットフォームに適した手順を実行します。

  3. まだ含まれていない場合は、次のコマンドを入力して、PATH 変数に JDK を追加します。

  4. 次のコマンドのいずれかを入力することで、ライセンス更新ファイルを既存のライセンスにマージします。

    license_update_file は、手順 1 でライセンス更新ファイルを保存するときの名前です。

  5. アップデートした license.bea ファイルのコピーを、WebLogic Integration およびアプリケーション インストール ディレクトリ以外の安全な場所に保存します。

    ライセンス ファイルを他人が使用することはできませんが、このファイルを悪意ある改ざん、または偶然による改ざんから保護された場所に保存する必要があります。

 


128 ビット暗号の有効化

WebLogic Platform では、56 ビットおよび 128 ビットの 2 レベルのセキュア ソケット レイヤ (secure sockets layer: SSL) 暗号が利用できます。評価ライセンスでは、56 ビット暗号だけが利用できますが、開発者ライセンスまたは製品ライセンスを購入すれば、56 ビット暗号または 128 ビット暗号が有効になります。

WebLogic Platform のインストールで 128 ビット暗号を有効にするには、128 ビット暗号ライセンスが license.bea ファイルの中に存在する必要があります。インストール プログラムが license.bea ファイルの中で WebLogic Platform の 128 ビット暗号ライセンスを検出できなかった場合、または 56 ビット暗号ライセンスだけを検出した場合は、インストーラは WebLogic Platform のインストールに 56 ビット SSL プラグインを組み込みます。インストール プログラム license.bea ファイルの中で WebLogic Platform の 128 ビット暗号ライセンスを検出した場合は、インストーラは、WebLogic Platform のインストールに 56 ビットおよび 128 ビットの両方の SSL プラグインを組み込みます。

注意: 米国の輸出規制法により、インストール前に 128 ビット ライセンスを入手しておく必要があります。米国法では、128 ビット対応のコードを適切なライセンスがないマシンにインストールすることが禁じられています。128 ビット暗号ライセンスなしでインストールした WebLogic Platform で 128 ビット暗号を使用する場合は、WebLogic Platform をアンインストールし、BEA ホーム ディレクトリに WebLogic Platform の 128 ビット暗号ライセンスを格納してから WebLogic Platform を再インストールします。

128 ビット暗号用の WebLogic Platform インストールの新規 BEA ホーム ディレクトリを作成する場合は、次の手順を実行します。

  1. WebLogic Platform の 128 ビット暗号ライセンスを取得します。

    詳細については、BEA Sales (http://www.beasys.co.jp/index.html) にご連絡ください。

  2. BEA ホーム ディレクトリとして使用する新規ディレクトリを作成し、128 ビット暗号ライセンスを新しいディレクトリに配置します。ライセンス ファイルの名前は、license.bea とする必要があります。

  3. WebLogic Platform ソフトウェアをインストールします。

    詳細については、次のインストール手順のいずれかを参照してください。

 


WebLogic Platform 製品の 7.0 リリース以前のライセンスのアップグレード

license.bea ファイルのフォーマットは、WebLogic Platform 7.0 で変更されています。WebLogic Platform コンポーネント製品の以前のリリースの license.bea ファイルから WebLogic Platform 7.0 の license.bea ファイルに変換するには、次の手順を実行します。以前のリリースの license.bea ライセンス ファイルが、この手順を実行するマシンで使用可能であることが必要です。

  1. 次の URL にある BEA カスタマ サポート Web サイトにログインします。
    http://support.bea.com

    注意: この Web サイトにアクセスするには、BEA eSupport アカウントが必要です。

  2. [Product Update and License Key Forms] セクションに移動します。

  3. 既存のライセンスを WebLogic Platform 7.0 のライセンスに更新するリンクをクリックします。

  4. 変換するライセンス ファイルがあるディレクトリのパス名を参照および選択するか、表示されるボックスにパス名を入力します。次に、[I Accept] をクリックします。

  5. 変換されたライセンス ファイルが電子メールで返信されます。ご使用のシステムで license.bea ファイルを更新する方法については、license.bea ファイルの更新を参照してください。

 

ページの先頭 前 次