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WebLogic Platform の
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グラフィカル モード インストールを使用した WebLogic Platform のインストール

以下の節では、Windows システムと UNIX システムの両方で、グラフィカル ユーザ インタフェース (グラフィカル) モード インストールを使用して WebLogic Platform をインストールする方法を説明します。

 


作業開始前の注意

WebLogic Platform インストールを開始する前に、次のことを確認してください。

 


Windows プラットフォームでのグラフィカル モードのインストール プログラムの起動

Windows システムでグラフィカル モードでインストールを開始するには

  1. Windows システムにログインします。

  2. CD-ROM から WebLogic Platform をインストールする場合は、手順 3 に進みます。Web ダウンロードからインストールする場合は、次の手順を実行します。

    1. WebLogic Platform の Web 配布に従ってソフトウェアをダウンロードします。

    2. インストール プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動し、インストール ファイルをダブルクリックします。

      net_platformXXX_win32.exe (Sun Java 2 SDK が付属したネット インストーラ ファイルの場合)

      platformXXX_win32.exe (Sun Java 2 SDK が付属したパッケージ インストーラの場合)

      platformXXX_jrockit_win32.exe (WebLogic JRockit Java 2 SDK が付属したパッケージ インストーラの場合)

      これらのファイル名の XXX はインストールしているソフトウェアのバージョン番号です。

      インストール プログラムによって、WebLogic Platform のインストールが開始されます。

    3. インストール プログラムの実行に進みます。

  3. CD-ROM から WebLogic Platform をインストールする場合

    1. WebLogic Platform CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

    2. インストール プログラムが自動的に起動しない場合は、エクスプローラを開いて、CD-ROM のアイコンをダブルクリックします。

    3. Windows のインストール フォルダに移動し、プラットフォームに応じたインストール ファイルをダブルクリックします。

      platformXXX_win32.exe (Sun Java 2 SDK が付属したパッケージ インストーラの場合)

      platformXXX_jrockit_win32.exe (WebLogic JRockit Java 2 SDK が付属したパッケージ インストーラの場合)

      これらのファイル名の XXX はインストールしているソフトウェアのバージョン番号です。

    インストール プログラムによって、WebLogic Platform のインストールが開始されます。

  4. インストール プログラムの実行に進みます。

 


UNIX プラットフォームでのグラフィカル モードのインストール プログラムの起動

WebLogic Platform インストール プログラムの実行には、Java 実行時環境 (Java run-time environment: JRE) が必要です。JRE を備えた Java 2 Software Development Kit (SDK) は、Windows インストール プログラムおよび一部の UNIX インストール プログラム (ファイル名の末尾が .bin のもの) にバンドルされています。その他の UNIX プラットフォームの WebLogic Platform インストール プログラムには、Java 2 SDK はバンドルされていません。これらのインストール プログラムのファイル名の末尾は、.jar です。.jar インストール プログラムを実行するには、適切なバージョンの Java 2 SDK がシステムにインストールされており、PATH 変数の前に SDK の bin ディレクトリが指定されている必要があります。インストール プロセスにより、JAVA_HOME および関連する変数がこのディレクトリを指すように設定されるため、SDK を使用することが重要です。

注意: グラフィカル モード インストールを実行するには、コンソールで Java ベースの GUI がサポートされている必要があります。インストール プログラムで Java ベースの GUI がサポートされていないと判断された場合は、自動的にコンソール モードでインストール プログラムが起動されます。詳細については、コンソール モード インストールを使用した WebLogic Platform のインストールを参照してください。

.bin インストール ファイルのためのグラフィカル モード インストールの開始

ファイル名の末尾が .bin である UNIX プラットフォーム用のインストール プログラムがある場合は、次の手順を実行してグラフィカル モードでインストールを開始します。

  1. 対象の UNIX システムにログインします。

  2. コマンドライン シェルを開きます。

  3. CD-ROM から WebLogic Platform をインストールする場合は、手順 4 に進みます。Web ダウンロードからインストールする場合は、次の手順を実行します。

    1. WebLogic Platform の Web 配布に従ってソフトウェアをダウンロードします。

    2. インストール プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動して、次のコマンドを入力することでインストール プロシージャを呼び出します。

      chmod a+x filename.bin

      ./filename.bin

      ここで、filename.bin は、プラットフォームに適した WebLogic Platform インストール プログラムの名前です。

      注意: ネット インストーラのファイル名は、net_ で始まります。たとえば、net_platformXXX_solaris.bin のようになります。ここで、XXX はインストールしているソフトウェアのバージョン番号です。

      インストール プログラムによって、WebLogic Platform のインストールが開始されます。

    3. インストール プログラムの実行に進みます。

  4. CD-ROM から WebLogic Platform をインストールする場合

    1. WebLogic Platform CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

    2. CD-ROM ディレクトリに移動し、プラットフォームに応じたインストール プログラムのフォルダに移動します。

    3. 次のコマンドを入力することで、インストール プロシージャを呼び出します。

      ./filename.bin

      ここで、filename.bin は、プラットフォームに適した WebLogic Platform インストールプログラムの名前です。たとえば、platformXXX_solaris.bin のようになります。ここで、XXX はインストールしているソフトウェアのバージョン番号です。

  5. インストール プログラムの実行に進みます。

.jar インストール ファイルのためのグラフィカル モード インストールの開始

ファイル名の末尾が .jar である UNIX プラットフォーム用のインストール プログラムがある場合は、次の手順を実行してグラフィカル モードでインストールを開始します。

  1. 対象の UNIX システムにログインします。

  2. コマンドライン シェルを開きます。

  3. 対象のシステムの PATH 変数の最初に、適切な SDK の bin ディレクトリを指定する必要があります。
    例:

    PATH=JAVA_HOME/bin:$PATH
    export PATH

    JAVA_HOME は、SDK ディレクトリの絶対パスです。

  4. 次のいずれかを実行します。

  5. インストール ファイルが存在するディレクトリに移動し、次の表の説明に従って、インストール プロシージャを呼び出します。

    注意: CD-ROM では、インストール ファイルは weblogic_platformXXX ディレクトリにあります。ここで、XXX はインストールしているソフトウェアのバージョン番号です。


     

    どちらの場合も、filename.jar は、WebLogic Platform インストール ファイルの名前です。たとえば、pj_platformXXX_generic.jar のようになります。ネット インストーラのファイル名は、net_ で始まります。たとえば、net_pj_platformXXX_generic.jar のようになります。これらのファイル名の XXX はインストールしているソフトウェアのバージョン番号です。

    注意: プラットフォームのサポートは、サービス パックのリリースによって変わる場合があります。製品のインストール先がサポートされているプラットフォームであることを確認するには、次の URL にある『サポート対象プラットフォーム』ページを参照してください。

    http:/edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/support/index.html

  6. インストール プログラムの実行に進みます。

 


インストール プログラムの実行

システムおよびコンフィグレーションに関する特定の情報を入力するように促すプロンプトが表示されます。プロンプトに対応する方法については、次の表を参照してください。

ウィンドウ

実行するアクション

ようこそ

[Next] ボタンをクリックしてインストールを続行する。[Exit] をクリックすると、いつでもインストールをキャンセルできる。

BEA ライセンス契約

BEA ソフトウェア使用許諾契約を読み、[Yes] をクリックして、契約書の条件に同意することを示す。インストールを続行するには、使用許諾契約に同意し、[Next] をクリックする。

BEA ホーム ディレクトリを選択

対象システム上にインストールされたすべての BEA 製品の中央サポート ディレクトリとして機能する BEA ホーム ディレクトリを指定する。システム上にすでに BEA ホーム ディレクトリがすでに存在する場合は、そのディレクトリを選択するか (推奨)、または新規の BEA ホーム ディレクトリを作成する。新規ディレクトリを作成する場合は、WebLogic Platform インストール プログラムによりディレクトリが自動的に作成される。BEA ホーム ディレクトリの詳細については、BEA ホーム ディレクトリの選択を参照。

インストールの種類を選択

実行するインストールの種類のオプション ボタンを選択する。

インストール タイプの詳細については、インストールの種類選択を参照。

コンポーネントを選択します

注意: このウィンドウは、[インストール タイプを選択] ウィンドウで [カスタム インストール] を選択した場合にだけ表示されます。

該当するチェック ボックスをチェックするか、またはチェックをはずし、インストールするコンポーネントを選択する。

このウィンドウには、インストール可能なコンポーネントすべてがツリー表示される。インストールの最初に、WebLogic Integration Client サブコンポーネントを除くコンポーネントがチェックされる。

フォルダ レベルでコンポーネントを選択または選択解除したときは、それに従ってすべてのサブコンポーネントが選択または選択解除される。

システムにすでにインストールされているコンポーネントのチェック ボックスは、灰色のチェック ボックスとして表示される。

注意: インストールするコンポーネントを選択または選択解除すると、インストール プログラムによりコンポーネント間の依存関係がチェックされ、選択されたコンポーネントのリストが自動的に修正されます。たとえば、WebLogic Server コンポーネントのチェック ボックスを選択解除した場合は、WebLogic Integration サーバと WebLogic Portal サーバ、および WebLogic Integration クライアントのチェック ボックスも選択解除されます。これらの実行には WebLogic Server が必要だからです。しかし、EBCC サブコンポーネントはインストールできます。これは、EBCC サブコンポーネントがクライアント コンポーネントで、サーバが同じマシンにインストールされている必要がないからです。

システムでインストール可能なコンポーネントの詳細については、WebLogic Platform ソフトウェア コンポーネントを参照。

ダウンロード オプションを指定

注意: このウィンドウは、ネット インストーラを使用する場合にだけ表示されます。

ソフトウェアのダウンロードのための設定を次のように指定する。

ホスト - プロキシ サーバの名前または IP アドレス。

ポート - プロキシ サーバのポート番号。

ダウンロードのステータス

注意: このウィンドウは、ネット インストーラを使用する場合にだけ表示されます。

アーカイブ整合性チェック

注意: このウィンドウは、ネット インストーラを使用する場合にだけ表示されます。

ダウンロードの検証が完了したときは、[Next] をクリックする。


ダウンロードしたコンポーネント アーカイブ ファイルの検証中は、このウィンドウが表示される。

製品ディレクトリを選択します

注意: カスタム インストールを実行し、すでにインストールされている WebLogic Platform コンポーネントが含まれる BEA_HOME ディレクトリを選択した場合、このウィンドウは表示されません。その場合は、選択したコンポーネントは、初回インストール時に指定した製品ディレクトリにインストールされます。

WebLogic Platform ソフトウェアをインストールするディレクトリを指定し、[Next] をクリックする。デフォルトの製品ディレクトリ (weblogic700) を受け入れるか、または新規の製品ディレクトリを作成する。

詳細および作成されるディレクトリ構造については、製品インストール ディレクトリの選択を参照。

新規ディレクトリの作成を選択した場合、インストール プログラムにより、自動的にディレクトリが作成される。

[Next] をクリックすると、指定したコンポーネントのシステムへのコピーが開始される。

ステータス

BEA 製品とサービスに関する表示情報を確認し、システムへの指定されたファイルのコピーが完了したら [Next] をクリックする。標準インストールを実行している場合、インストールは完了。

コンフィグレーション ウィザードを実行

注意: このウィンドウは、[インストール タイプを選択] ウィンドウで [カスタム インストール] を選択した場合にだけ表示されます。

オプションを選択することで、[コンフィグレーション] ウィザードを実行してアプリケーション ドメインを作成するかどうかを指定する。

[Yes] を選択した場合は、[コンフィグレーション] ウィザードの概要を理解するために、コンフィグレーション ウィザードの使い方に進む。全詳細については、次の URL にあるドキュメント『コンフィグレーション ウィザードの使い方』を参照。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/confgwiz/index.html

[No] を選択した場合は、後で [コンフィグレーション] ウィザードを [スタート] メニューから (Windows システムのみ) 実行したり、コマンド ラインから実行することができる (UNIX および Windows システム)。

インストール完了

[Done] をクリックしてインストール プログラムを終了する。

標準インストールを実行した場合、または完全なカスタム インストールを実行した場合 (つまり、カスタム インストール オプションを使用して全コンポーネントをインストールした場合) は、デフォルトで WebLogic Platform QuickStart アプリケーションが表示される。QuickStart は、初心者が WebLogic Platform を評価、理解、および使用する上で役立つように設計されており、WebLogic Platform ツアーなどのサンプル、特定の開発タスクを実行するために役立つツール、およびオンライン ドキュメントにすばやくアクセスできる。

注意: QuickStart を自動的に起動しない場合は、[Run QuickStart] チェック ボックスを選択解除します。


 

 


コンフィグレーション ウィザードの使い方

カスタム インストールを実行している場合は、インストール プロセスの最後に [コンフィグレーション] ウィザードを実行して WebLogic ドメインをコンフィグレーションできます。または、カスタム インストールと標準インストールのどちらの場合でも、[スタート] メニューまたはコマンド ラインから [コンフィグレーション] ウィザードを起動できます。全詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション ウィザードの使い方』を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/confgwiz/index.html

[コンフィグレーション] ウィザードを使用して、カスタムの WebLogic ドメインを作成およびコンフィグレーションします。WebLogic ドメインは、相互関連して 1 つの単位として管理される WebLogic Server リソースのセットです。ドメインには、1 つ以上の WebLogic Server があり、WebLogic Server のクラスタが存在することもあります。

[コンフィグレーション] ウィザードでは、コンフィグレーション済みのドメイン テンプレートを使用して、対象の環境のためにドメイン作成を実行します。[コンフィグレーション] ウィザードで使用できるテンプレートは、システムにインストールするために選択したコンポーネントに基づきます。たとえば、WebLogic Server および WebLogic Integration をインストールした場合は、両方のコンポーネントのためにコンフィグレーション済みのテンプレートは使用できますが、WebLogic Portal 用のテンプレートは使用できません。

コンフィグレーションのオプション

選択したコンフィグレーション済みのドメイン テンプレートに基づいて、各ドメインについて特定の種類の情報を指定するように促すプロンプトが表示されます。次のリストには、指定する必要がある情報の種類の一部が掲載されています。

注意: WebLogic Platform のインストール プログラムに添付されているドメイン テンプレートの詳細な解説は、次の URL にある『コンフィグレーション ウィザード テンプレート リファレンス』にあります。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/template/index.html

 


次に行う作業

WebLogic Platform をインストールすると、BEA ホーム ディレクトリに評価ライセンス ファイルがインストールされるので、すぐに製品を使い始めることができます。ソフトウェアに慣れるために QuickStart アプリケーションを使用することをお勧めします。また、WebLogic Platform ツアーを利用したり、付属サンプルを実行してください。詳細については、インストール後の作業実行を参照してください。

 

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