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WebLogic Portal ライフサイクル - 開発段階

アーキテクチャの段階で計画、設計、および最初のリソース作成を実行すると、アプリケーション開発を始めることができます。

開発の段階では、アーキテクチャの段階で作成したリソース セットを開発者が使用して、ソース コントロール システムに作業を保持しながら、ポータル アプリケーションのプログラム機能とポータル ユーザ インタフェースを作成します。

開発の段階で作成するリソースには、JSP、ページ フロー、Web サービス、ポータル、ブック、ページ、ポートレット、キャンペーン、コンテンツ セレクタ、プレースホルダ、プロパティ セット、XML ファイル、グラフィック、JavaScript、HTML、Java コードなどがあります。EJB を作成する場合は、アーキテクチャの段階で行います。開発の段階で作成するリソースはファイル ベースです。プロダクションの段階になると、ほとんどのリソースはエンタープライズ アーカイブ (.ear) ファイルにデプロイされます。

この段階で使用する主なツールは、ソース コントロール、Workshop for WebLogic、選択したその他のエディタ、WebLogic Portal Administration Console (データベース リソースのコンフィギュレーション用)、およびデータベースと LDAP のデータをステージングと開発間で必要に応じてやり取りするための WebLogic Portal プロダクション業務ツールです。

開発段階は、ステージング段階と重なっています。開発コードとリソースでデータベースとセキュリティ データ (コンテンツ、ユーザ、セキュリティ ロールなど) を使用することが多く、データベースとセキュリティ データを伝播するステージングと並行して開発が行われるからです。開発者が自分の開発マシンにデータベース リソースを作成することは可能ですが、ステージング環境でデータベース リソースを設定すると、1 つの場所ですべての開発者が同じリソースを共有できます。

次のガイドには、ポータル ライフサイクルにおける開発の考慮事項が詳細に記載されています。

WebLogic Portal ライフサイクルのダイアグラム