ユーザ管理ガイド

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開発

第 2 部の章の内容は以下のとおりです。

ここでは、開発者を対象に、管理者またはユーザ本人がポータルにユーザを追加できる JSP タグとコントロールの作成手順を説明します。開発者は、グループとサブグループの作成、ユーザ プロファイルとプロパティの追加、匿名ユーザの追跡、他の外部ユーザ ストアと統合するための UUP の設定を行うこともできます。

アーキテクチャ段階で行った決定によって、開発段階で行う作業が明確になります。グループ プロファイルの使用を決定した場合、開発段階でグループに追加されるユーザは、グループ プロパティの値を継承できます。開発段階では、ユーザ プロファイルを作成してユーザ情報を収集し、その情報を後で編集することができます (ユーザ ストアへの書き込みアクセスが可能な場合)。

開発段階が完了したら、ステージング段階に進むことができます。開発段階とステージング段階に共通の開発環境を設定することを検討してください。ステージング段階をテスト環境として使用して、開発段階で作成した機能をテストするためにユーザとグループを追加することができます。これらの 2 つの段階間を繰り返し行き来して、開発および作成したアプリケーションのテストを行うことができます。ステージング環境で追加するユーザとグループは、プロダクション システムで使用するユーザおよびグループとは異なる可能性があります。

プロダクション段階に移行した後で、開発段階に影響を及ぼす変更を戻って行う場合は、その変更内容を表示するためにポータル アプリケーションを再デプロイする必要があります。

ポータル ライフサイクルの開発段階の詳細については、『WebLogic Portal の概要』を参照してください。ポータル ライフサイクルを次の図に示します。


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