ユーザ管理ガイド

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ステージング

第 3 部の章の内容は以下のとおりです。

ここでは、ポータル アプリケーションに管理ユーザを追加する手順と、開発段階で作成した機能をテストする手順について説明します。このステージング環境では、プロダクション環境をシミュレートします。

開発段階とステージング段階に共通の開発環境を設定することを検討してください。これらの 2 つの段階間を繰り返し行き来して、WebLogic Portal Administration Console で開発および作成したアプリケーションのテストを行うことができます。

ステージング段階では、プロダクション段階で使用するユーザ ストアとの接続をテストします。さらに、ステージング段階は、設定した委託管理と訪問者の資格が機能することを確認する段階としても適しています。委託管理と訪問者の資格を設定する手順については、『セキュリティ ガイド』を参照してください。この段階では、パーソナライゼーションのロジック (『対話管理ガイド』を参照) とコンテンツ管理 (『コンテンツ管理ガイド』を参照) を確認することもできます。

プロダクション段階でプロダクション環境に移行するとき、ステージング段階のユーザとグループは自動的には移動されません。WebLogic Server ドメインでパスワードがハッシュされるため、BEA 伝播ツールではユーザとグループ データを移動できません。ハッシュされたパスワードによってシステム ユーザのセキュリティが確保されるため、他のユーザがそのパスワードを使用して、システム ユーザが頻繁にアクセスする他のサイトにログインすることはできません。デプロイと伝播の詳細については、『プロダクション業務ユーザーズ ガイド』を参照してください。

ポータル ライフサイクルのステージング段階の説明については、『WebLogic Portal の概要』を参照してください。ポータル ライフサイクルを次の図に示します。


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