|
|
図 5-1 に示すように、開発者が開発段階でポータル機能を構築する際に、管理者と開発者はステージ段階でタスクを実行します。
ステージング段階では、ポータル アプリケーションを公開して使用するための準備をします。アプリケーションの構築、コンフィグレーション、およびテストが終了したら、アプリケーションを公開して使用する準備ができたときにそれをプロダクション環境にデプロイします。
WebLogic Portal Administration Console および開発チームが作成したリソースを使用して、デスクトップの作成、デスクトップとコミュニティ テンプレートの作成、コンテンツとコンテンツ タイプの作成、管理者ユーザの作成、委託管理ロールの作成とリソースへの適用、訪問者の資格ロールの作成とポータル リソースへの適用、対話管理ルールの変更、WebLogic Portal の外部セキュリティおよびコンテンツ プロバイダへの接続、行動追跡およびキャンペーン電子メールなどのサービスのコンフィグレーション、パフォーマンスを最適化するためのキャッシュ設定の変更などのタスクを実行します。また、アプリケーションをテストし、プロダクション環境にデプロイします。
この段階で使用する主なツールは、WebLogic Portal Administration Console、WebLogic Portal プロダクション業務ツール (ステージング、開発、プロダクション間でデータベースと LDAP のデータをやり取りする)、WebLogic Server アプリケーション デプロイメント ツール、および使用している外部のコンテンツ プロバイダとセキュリティ プロバイダです。
開発コードとリソースは通常サーバとデータベース とセキュリティ データ (コンテンツ、ユーザ、セキュリティ ロールなど) に依存するため、開発はデータベースとセキュリティ データが移植されるステージングと並行して行われます。ステージング環境は、すべての開発者が同じリソースを共有するための 1 つの場所です。段階が重なっていることにより、アプリケーションを繰り返しテストできます。
図 5-2 は、アクティブなページのヘッダ領域、複数のページ、複数のポートレットを含むポータル デスクトップのサンプルを示します。ポートレット内には、ニュース フィードやカレンダーなど、さまざまなタイプのコンテンツとプロセス フローがあります。
このポータル デスクトップの作成に使用されたと考えられるステージング タスクは次のとおりです。
ポータル管理者と開発者がポータル アプリケーションのコンフィグレーション、構築、およびデプロイするのに使用する主なツールは、WebLogic Portal Administration Console と WebLogic Portal プロダクション業務ツールです。
WebLogic Portal の各機能ガイドの開発に関する節へのリンクを以下に示します。
  
|
