ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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WebLogic Web サービスでサポートされている仕様

 

この付録では、WebLogic Web サービスでサポートされている仕様について説明します。

 


SOAP 1.1 の仕様

Simple Object Access Protocol(SOAP)は、分散型環境で情報を交換するために使用する軽量 XML ベースのプロトコルです。プロトコルは 3 つの部分で構成されます。メッセージ、メッセージの説明、およびその処理方法を含むエンベロープ、アプリケーション定義データ型のインスタンスを表すエンコーディング ルールのセット、およびリモート プロシージャ呼び出しと応答を表す規則です。

SOAP 1.1 仕様は、http://www.w3.org/TR/SOAP で公開されています。

 


添付ファイル付き SOAP メッセージの仕様

SOAP メッセージは、イメージまたはスプレッドシート ファイルのように多くの場合はバイナリ フォーマットである、添付ファイルへの参照が必要な場合があります。添付ファイル付き SOAP メッセージ仕様では、転送用のマルチパート MIME 構造体において SOAP メッセージを任意の数の添付ファイルにネイティブ フォーマットで関連付ける標準的な方法について説明します。

注意: 現在 WebLogic Web サービスでは、添付ファイル付き SOAP メッセージの実際の添付ファイルは無視されます。

添付ファイル付き SOAP メッセージ仕様は、http://www.w3.org/TR/SOAP-attachments で公開されています。

 


Web Services Description Language(WSDL)1.1 仕様

WSDL は、Web サービスを記述する XML ベースの言語です。WSDL は、Web サービスをメッセージ上で動作するエンドポイントのセットとして定義します。これらのメッセージには、メッセージスタイルまたは RPC スタイルの情報のいずれかが含まれます。操作およびメッセージは WSDL で抽象的に説明され、具象ネットワーク プロトコルおよびメッセージ フォーマットにバインドされてエンドポイントを定義します。関連具象エンドポイントは、抽象エンドポイント(サービス)に結合されます。WSDL は拡張可能で、通信に使用されるメッセージ フォーマットまたはネットワーク プロトコルに関係なくエンドポイントの説明および関連メッセージを許可しますが、仕様内に記述されているバインドにのみ、WSDL を SOAP 1.1、HTTP GET/POST、および MIME と組み合わせて使用する方法が記述されています。

注意: WebLogic Server は、SOAP 1.1 バインドのみをサポートしています。

WSDL 1.1 仕様は、http://www.w3.org/TR/wsdl で公開されています。

 

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