非同期インタフェースの設計

Web ベースのコンピューティングは分散という性質のために待ち時間が予測できず、時には非常に長く待たされることがあります。このため、処理の完了に長時間かかることがあります。ネットワーク上で実行中のプロセスがバックエンドで人と対話する場合、その処理には何日もかかることがあります。Web 上の対話をすべて同期方式で行う場合は、操作の完了していない各クライアントが、許容できないほどの長期間にわたってそのホスト システム上でリソースを消費することがあります。

Workshop では、非同期 Web サービスの構築を簡単に行えるツールと、結果を待っているときでもクライアントが実行をブロックすることのないコントロールが提供されています。WebLogic Workshop には、Web サービスおよびコントロールのクライアントに結果を返す方法が複数あるので、状況に最適の方法を選択できます。

以下のトピックでは、Web サービスおよびコントロール用の非同期インタフェースを構築する方法について説明します。

この節に含まれるトピック

 
イベントとコールバックによる長期稼動の実現

イベント、コールバック、およびバッファリングを使用して非同期 Web サービスおよびコントロールを構築するタイミングと方法について説明します。

会話形式の Web サービスの設計

会話を使用して非同期 Web サービスの状態を保持する方法を説明します。

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