BEA Workshop は、Eclipse IDE プラットフォームへの複数のプラグインを 1 セットにまとめたものです。Workshop を使用すると、BEA WebLogic Server、Tomcat、JBoss やその他の様々なサーバにデプロイするエンタープライズ アプリケーション (SOA、J2EE など) をすばやく簡単に作成できます。
注意 : このチュートリアルでは、新しいワークスペースを作成する必要があります。すでにワークスペースを開いている場合は、ワークスペースを切り替えると IDE が再起動されます。開始する前に、この再起動による中断を回避するため、スタンドアロン モードでヘルプを起動し、このトピックを新しいブラウザで指定しておくことをお勧めします。詳細については、「スタンドアロン モードでのヘルプの使用」を参照してください。
このチュートリアルでは、Workshop の基本について、以下の内容を中心に説明します。
他のプラグインまたは Java 開発ツール (JDT) プラグインで Eclipse を使用したことがある方にとっては、このチュートリアルは非常に易しい内容です。
このチュートリアルは、Java およびオブジェクト指向プログラミングに関する実践的な知識があり、Web アプリケーションの基本について理解していることを前提としています。
Workshop は、Eclipse IDE フレームワークをベースに構築されています。Eclipse は、業界で幅広く支持されているオープン ソース イニシアティブです。そのため、Workshop の標準的な機能の多くは、http://eclipse.org から入手できる Eclipse ドキュメントでも説明されています。このチュートリアルでは、Eclipse について熟知している必要はありませんが、Eclipse に関する基礎知識があると理解がより深まります。
Workshop では、広範囲にわたって Java 5 アノテーションを使用します。アノテーションの詳細については、http://java.sun.com を参照してください。
このチュートリアルでは、J2EE に関する専門知識は必要ありません。しかし、J2EE について詳しく知りたい場合は、http://java.sun.com を参照してください。
Workshop には、Beehive オープン ソース フレームワークも統合されています。Beehive は、Apache Software Foundation (http://beehive.apache.org) のプロジェクトの 1 つです。 Beehive が提供するツールを使用すると、NetUI ページ フロー (ユーザのステート情報を保持する Java コントローラに関連付けられた JSP ファイル) やコントロール (リソースやカプセル化されたビジネス ロジックへのアクセスを標準化して簡略化するオブジェクト モデル) を作成できます。Workshop をインストールすると、Apache Beehive のドキュメントもローカル ドライブにインストールされます。
このチュートリアルでは、「Hello, world!」という単純なアプリケーションを作成して実行する過程を通じて、Workshop のさまざまな機能をapplicationポイントとなる箇所では、Workshop インタフェースの機能について解説し、Workshop についてより理解を深めるためのドキュメントを紹介します。