CreditReport.jws サンプル

チュートリアル : 初めての Web サービスで開発した Investigate Web サービスに似ていますが、より詳細に開発されています。会話とサービス コントロールの使用を示します。

このサンプルによって示される概念

サンプル ファイルの場所

このサンプルは、samples WebLogic Workshop プロジェクトの creditreport フォルダにあります。ファイル システムでの場所は次のとおりです。

BEA_HOME\weblogic700\samples\workshop\applications\samples\creditreport\CreditReport.jws

サンプルの実行方法

この Web サービスを実行するには

  1. 適切なドメインにある WebLogic Server を起動します。

    • Microsoft Windows システムでは、[スタート] メニューから次のように選択します。

    [BEA WebLogic Platform 7.0|WebLogic Workshop|WebLogic Workshop Examples|Start Examples Server]

    • Linux システムまたは Solaris システムでは、次のスクリプトを実行します。

    BEA_HOME/weblogic700/samples/workshop/startWebLogic.sh

  2. WebLogic Workshop でサービスを開いて [開始] を選択するか、またはブラウザのアドレス バーに「http://localhost:7001/samples/creditreport/CreditReport.jws」と入力して、サービスを起動します。適切なドメインにある WebLogic Server がこのマシン上で実行されている場合は、ここをクリックしてサンプルを実行することもできます。

  3. 必要な場合は、テスト ビューの [Test Form] タブに移動します。

  4. ssn の数値を入力し、requestReport メソッドを呼び出します。

  5. [Refresh] をクリックすると、2 つの外部サービス(bank.startCustomerAnalysis および irs.requestTaxReport)を呼び出すログ エントリが表示されます。

  6. 10 秒後に bankonDeliverAnalysis コールバックを送信することでレポートを返します。CreditReport の onProgressNotify コールバックによって、結果の一部がクライアントに転送されます。イベントをブラウザに表示する方法がないため、コントロールのメソッド呼び出しとコールバックを確認するには、[Refresh] を継続してクリックする必要があります。

  7. [Message Log] の会話 ID をクリックすることで、いつでも CreditReport の継続メソッドに移動できます。

  8. 20 秒後に irs サービス コントロールが応答します。別の onProgressNotify コールバックがクライアントに送信され、最後に onReportDone コールバックによって会話が終了します。

  9. 会話が終了する前ならいつでも getCurrentStatus を呼び出すことができます。

  10. 会話が終了する前ならいつでも cancelReport を呼び出すことができます。これにより、保留状態の外部サービスで取り消しメソッドが呼び出されます。

  11. [Message Log] でログ エントリを選択して、各会話に関連したメッセージ トラフィックを確認します。

関連トピック

コントロール : Web サービスからリソースを使用する

タイマー コントロール : Web サービスでタイマーを使用する

サービス コントロール : 他の Web サービスを使用する

会話を使用してステートを保持する

コールバックの代わりにポーリングを使用する

JwsContext インタフェース