LuckyNumberDBClient.jws サンプル
プレーヤーとそのラッキー ナンバーを格納するデータベースを使用するサンプルです。LuckyNumberDBClient は、LuckyNumber.jws Web サービスを使用して、1〜20 の範囲内でランダムな数字を生成します。その後、データベースで勝者をチェックし、引かれた数字と勝者のリスト(存在する場合)を返します。データベースは、LuckyNumberDBControl.ctrl データベース コントロールを使用して管理されます。LuckyNumberDBControl.ctrl は、データベースに PLAYERS テーブルを作成して管理し、それに対するクエリを実装します。また、SQL の CREATE、DROP、INSERT、および SELECT の各文の使用を示します。
データベース コントロールの使用
このサンプルは、samples WebLogic Workshop プロジェクトの database フォルダにあります。ファイル システムでの場所は次のとおりです。
BEA_HOME\weblogic700\samples\workshop\applications\database\LuckyNumberDBClient.jws
この Web サービスを実行するには
適切なドメインにある WebLogic Server を起動します。
Microsoft Windows システムでは、[スタート] メニューから次のように選択します。
[BEA WebLogic Platform 7.0|WebLogic Workshop|WebLogic Workshop Examples|Start Examples Server]
Linux システムまたは Solaris システムでは、次のスクリプトを実行します。
BEA_HOME/weblogic700/samples/workshop/startWebLogic.sh
WebLogic Workshop でサービスを開いて [開始] を選択するか、またはブラウザのアドレス バーに「http://localhost:7001/samples/database/LuckyNumberDBClient.jws」と入力して、サービスを起動します。適切なドメインにある WebLogic Server がこのマシン上で実行されている場合は、ここをクリックしてサンプルを実行することもできます。
必要な場合は、テスト ビューの [Test Form] タブに移動します。
start メソッドを呼び出して、データベース テーブルを作成し、テスト データを入力します。
会話 ID([Message Log] に表示されるの桁数の多い数字)をクリックし、会話の継続メソッドおよび終了メソッドにアクセスします。
drawNumber メソッドを呼び出します。Web サービスは、LuckyNumber Web サービスの getLuckyNumber メソッドを呼び出して、ランダムな数字を取得します。次に、LuckyNumberDBClient は、その数字を持っているプレーヤーがいるかどうかを確認するために、LuckyNumberDBControl データベース コントロールを介してデータベースをクエリします。
勝者が見つかった場合、勝者は drawNumber の戻り値として文字列で返されます。
テスト ビューには、[Message Log] のエントリが到着するたびに、その詳細が表示されます。drawNumber を呼び出した後に getLuckyNumber を呼び出したので、テスト ビューには、getLuckyNumber 呼び出しに関する詳細が表示されています。[Message Log] で drawNumber エントリを選択して、フォーマットされた戻り値の文字列を確認します。
[Message Log] でログ エントリを選択して、各会話に関連したメッセージ トラフィックを確認します。
LuckyNumberDBClient.jws および LuckyNumberDBControl.ctrl のソース コードを調べ、CTRL ファイルがデータベース処理とメソッドの形状をどのように定義しているか、および Web サービスがデータベース コントロールによって提供されたメソッドとデータ構造をどのように使用しているかを確認します。