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1.2 コンポーネント

Oracle Private Cloud Applianceは、「図1.1」で識別されるハードウェア・コンポーネントが移入されたOracle Rackケーブル1242ベースで構成されます。

図1.1 Oracle Private Cloud Applianceラックのコンポーネント

完全に装着された基本ラックに取り付けられたコンポーネントを示す図。

表1.1 図の説明

項目

数量

説明

A

2

Oracle ZFS Storage Appliance ZS7-2コントローラ・サーバー

B

2

管理ノードとして使用されるOracle Server X8-2

C

2-25

仮想化コンピュート・ノードとして使用されるOracle Server X8-2

(アプライアンスに22kVA PDUが装備されている場合、Oracle Server X8-2の電源要件により、コンピュート・ノードの最大数は22です。 15KVAを使用するPDUの最大コンピュート・ノード数は13コンピュート・ノードです。)

D

2

Cisco Nexus 9336C-FX2 Switch(リーフ/データ・スイッチとして使用)

E

1

Oracle ZFS Storage Appliance ZS7-2ディスク・シェルフ

F

1

Cisco Nexus 9348GC-FXPスイッチ

G

2

スパイン・スイッチとして使用されるCisco Nexus 9336C-FX2スイッチ


ソフトウェア・レベルでは、Oracle Private Cloud ApplianceはOracle VMおよびOracle Software Defined Networkingの仮想化技術を活用します。 基礎となるハードウェアやソフトウェアの更新などの管理は、Oracle Private Cloud Applianceコントローラ・ソフトウェアによって調整され、大部分が自動化されます。

ハードウェア・コンポーネントの以前の世代のサポート

Oracle Private Cloud Appliance Controllerソフトウェアの最新バージョンでは、以前のハードウェア・プラットフォームの構成がすべて引き続きサポートされます。 これには次のコンポーネントが含まれる場合があります。

表1.2 サポートされるハードウェア

コンポーネント・タイプ

コンポーネント名および最小PCAソフトウェア・バージョン

管理ノード

  • Oracle Server X5-2 (リリース2.0.3以上)

  • Sun Server X4-2 (リリース1.1.3以上)

  • Sun Server X3-2 (初期リリースから)

コンピュート・ノード

  • Oracle Server X7-2 (リリース2.3.2以上)

  • Oracle Server X6-2 (リリース2.2.1以上)

  • Oracle Server X5-2 (リリース2.0.3以上)

  • Sun Server X4-2 (リリース1.1.3以上)

  • Sun Server X3-2 (初期リリースから)

ストレージ・アプライアンス

  • Oracle ZFS Storage Appliance ZS5-ES (リリース2.3.3以上)

  • Oracle ZFS Storage Appliance ZS3-ES (リリース1.1.3以上)

  • Sun ZFS Storage Appliance 7320 (初期リリースから)

InfiniBandネットワーク・ハードウェア

  • Oracle Fabric Interconnect F1-15 (初期リリースから)

  • NM2-36P Sun Datacenter InfiniBand拡張スイッチ(初期リリースから)

内部管理スイッチ

  • Oracle Switch ES1-24 (初期リリースから)