管理ツールでのキャッシュのパージ

キャッシュをパージすると、問合せキャッシュからエントリが削除されます。

キャッシュ・エントリは、次の方法でパージできます。

  • 管理ツールのキャッシュ・マネージャ機能を使用して、手動で行います。

  • 特定の表の「物理表」ダイアログの「キャッシュ永続時間」フィールドを設定して、自動で行います。

  • Oracle BIサーバー・イベント・ポーリング表を設定して、自動で行います。

  • キャッシュ記憶域がいっぱいになったときに、自動で行います。

ノート:

キャッシュのパージは、ODBC拡張関数を使用してプログラムで行うこともできます。ODBCプロシージャを使用したキャッシュのパージと保守を参照してください。

また、動的リポジトリ変数の値が変化するときにもキャッシュをパージできます。「動的リポジトリ変数の変更」を参照してください。

次のように、キャッシュ・マネージャでキャッシュ・エントリを手動でパージできます。

  1. 管理ツールを使用してリポジトリを開きます。
  2. 管理」→「キャッシュ」を選択して、「キャッシュ・マネージャ」ダイアログを開きます。
  3. 左ペインの該当のタブを選択することによって、キャッシュ・モードまたは物理モードを選択します。
  4. エクスプローラ・ツリーを参照して、関連するキャッシュ・エントリを右ペインに表示します。
  5. パージするキャッシュ・エントリを選択し、「編集」→「パージ」を選択して、選択されているエントリを削除します。または、選択されているエントリを右クリックし、「パージ」を選択します。
    • キャッシュ・モードでは、パージするエントリを右ペインに表示されている中から選択します。

    • 物理モードでは、パージするデータベース、カタログ、スキーマまたは表を、左ペイン内のエクスプローラ・ツリーから選択します。

    キャッシュ・モードでは、次のものをパージできます。

    • 開いているリポジトリに関連する、選択されている1つ以上のキャッシュ・エントリ。

    • 指定されたビジネス・モデルに関連する、選択されている1つ以上のキャッシュ・エントリ。

    • ビジネス・モデル内の指定されたユーザーに関連する、選択されている1つ以上のキャッシュ・エントリ。

    物理モードでは、次のものをパージできます。

    • 選択されている1つ以上のデータベースに関連する、すべての表のすべてのキャッシュ・エントリ。

    • 選択されている1つ以上のカタログに関連する、すべての表のすべてのキャッシュ・エントリ。

    • 選択されている1つ以上のスキーマに関連する、すべての表のすべてのキャッシュ・エントリ。

    • 選択されている1つ以上の表に関連する、すべてのキャッシュ・エントリ。

パージによって、選択されているキャッシュ・エントリと関連するメタデータが削除されます。キャッシュの表示を更新するには、「アクション」→「リフレッシュ」を選択するか、[F5]キーを押します。