6 Oracle Exadata Database Machineの構成
この章では、Oracle Exadata Database Machineのシステム、アカウントおよびソフトウェアの構成方法について説明します。
ノート:
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読みやすさを考慮して、Oracle Exadata Database MachineとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合、「Oracle Exadataラック」という名前を使用します。
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この章の手順は、Oracle Exadata Storage拡張ラックおよびOracle Exadata Database Machineに適用されます。
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この章の手順では、Oracle Exadata Database Machine Deployment Assistant (OEDA)からの情報を使用します。この章の手順を開始する前に、OEDAを必ず実行してください。
- ラックの構成前のネットワーク構成の確認
checkip.sh
スクリプトを使用して、既存のネットワークと新しいOracle Exadataラックの間でIPアドレスの競合がないことを確認します。 - RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの構成
RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの初期構成を実行する必要があります。 - Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのサブネット・マネージャ・マスターの設定
- Ciscoイーサネット・スイッチの構成
Ciscoイーサネット・スイッチの初期構成を実行する必要があります。 - 配電ユニットの構成
配電ユニット(PDU)を静的IPアドレスで構成して、監視ネットワークに接続します。 - 配電ユニットのしきい値設定の構成
- Exadata Storage Serverの確認
ラックの電源の投入後、Oracle Exadata Storage Serverを確認します。 - Oracle Exadata Database Serverの確認
ソフトウェアをインストールする前に、Oracle Exadata Database Serverの構成を確認します。 - 追加の確認および構成の実行
Oracle Exadata Rackの構成を確認するには、さらに次のことを確認し、次のステップを実行します。 - RoCE Network Fabric構成の確認
この手順では、RoCE Network Fabric構成の確認方法について説明します。 - InfiniBand Network Fabricネットワークの確認
この手順では、InfiniBand Network Fabricネットワークの確認方法について説明します。 - 新規システムのイメージ化
Oracle Exadataシステムをデプロイメント用に準備するための様々なオプションがあります。 - Oracle Exadata Database Machineの初期エラスティック構成の実行
このトピックでは、エラスティック構成のバックグラウンド情報を示して、Oracle Exadata Database Machineの初期構成を実行する方法を説明します。 - 既存ラックへのエラスティック・ノードの追加
エラスティック構成を使用して既存のラックにノードを追加できます。 - OEDA setuprootsshユーティリティの使用
OEDAに含まれているsetuprootssh.sh
ユーティリティを使用すると、root
ユーザーにキー・ベースの認証を設定できます。 - 構成情報のロードとソフトウェアのインストール
Oracle Exadata Deployment Assistantを使用してラックを構成するか、手動で構成できます。 - OEDA changePasswordユーティリティの使用
OEDAに含まれているchangePassword.sh
ユーティリティを使用すると、すべてのクラスタのgrid
およびoracle
ユーザーのパスワードを変更できます。 - Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのインストール
- OEDAを使用したVMクラスタのOracle Exadata Database Machineへの追加
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用すると、既存のOracle Exadata Database Machineデプロイメントに仮想マシン(VM)クラスタを追加できます。
6.1 ラックの構成前のネットワーク構成の確認
checkip.sh
スクリプトを使用して、既存のネットワークと新しいOracle Exadataラックの間でIPアドレスの競合がないことを確認します。
checkip.sh
スクリプトは、インストール前チェックを実行して、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)で指定したIPアドレスおよびホスト名がDNSで定義されていること、NTPサーバーおよびゲートウェイが使用可能であること、およびプライベート・アドレスがping可能でないことを確認します。ハードウェアが到着する前にこのスクリプトを実行すると、ドメイン・ネーム・システム(DNS)やNTPなどの誤って構成されたネットワーク・サービスによって生じる追加の遅延を回避できます。
checkip.sh
スクリプトは、OEDAを実行したクライアントのオペレーティング・システムと一致する形式で作成されます。このスクリプトはエンジニアド・システム・ラックが到着する前に実行されるため、通常、このスクリプトはエンジニアド・システム・サーバーではなく、クライアント上で実行します。クライアントは、エンジニアド・システムがデプロイされる同じネットワークにアクセスできる必要があります。このスクリプトは、OEDAによって生成されたZIPファイルでも使用できます。
解決できない競合がある場合は、割り当てられたOracle担当者と連携して問題を修正してください。
6.2 RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの構成
RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの初期構成を実行する必要があります。
- Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチの構成
- Cisco Nexus C9336C-FX2スイッチの構成
エンジニアド・システム・ラックに付属するRoCE Network Fabricスイッチは、インストール中に最小限の構成が実行されます。 - Exadata Secure RDMA Fabric Isolationを有効にするためのCisco Nexus C9336C-FX2スイッチの構成
RoCE Network Fabricスイッチは、Exadata Secure RDMA Fabric Isolationを有効化するように構成できます。
6.2.1 Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチの構成
次の手順は、Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチの構成方法を示しています。
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root
ユーザーとして最初のデータベース・サーバーにログインします。最初のデータベース・サーバーは、ラック位置U16にあるラックの最下位データベース・サーバーです。ノート:
root
ユーザーのパスワードがない場合は、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。 -
SSHを使用して、
ilom-admin
ユーザーとしてSun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチにログインします。「デフォルトのIPアドレス」のシステムで、Sun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチのデフォルトのIPアドレスを検索します。このコマンドの例を次に示します。ssh ilom-admin@192.168.1.201
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spsh
を使用して、Integrated Lights Out Manager(ILOM)のコマンドライン・インタフェースを開きます。 -
次のコマンドを使用して、ネットワーク・インタフェースを構成します。
set /SP/network pendingipdiscovery=static pendingipaddress=pending_ip \ pendingipgateway=pending_gw pendingipnetmask=pending_nm set /SP/network commitpending=true
前述のコマンドで、pending_ip、pending_gwおよびpending_nmはネットワーク管理者によって定義されたIPアドレスです。
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exit
コマンドを使用して、インタフェースを終了します。 -
vi
などのエディタを使用して/etc/hosts
ファイルを編集し、IPアドレスおよびホスト名を設定します。次に、更新されたファイルの例を示します。#Do not remove the following link, or various programs #that require network functionality will fail. 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 10.7.7.32 dm01sw-ib1-ib2.example.com trnasw-ib2
2行目に完全修飾名と完全修飾以外の名前の両方が必要です。
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ILOMインタフェースを使用して、IPアドレス、ホスト名、NTPサーバーおよびDNSサーバーを構成します。
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スイッチを再起動します。
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次のコマンドを使用して、ファームウェア・バージョンを確認します。
# version
現在のファームウェア・バージョンのMy Oracle Supportノート888828.1を参照してください。
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次のコマンドを使用して、スイッチの状態を確認します。
# showunhealthy OK - No unhealthy sensors
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次のコマンドを使用して、環境テストを実行します。
# env_test NM2 Environment test started: Starting Voltage test: Voltage ECB OK Measured 3.3V Main = 3.28 V Measured 3.3V Standby = 3.42 V Measured 12V =12.06 V Measured 5V =5.03 V Measured VBAT =3.06 V Measured 2.5V =2.53 V Measured 1.8V =1.79 V Measured I4 1.2V =1.22 V Voltage test returned OK Starting PSU test: PSU 0 present PSU 1 present PSU test returned OK Starting Temperature test: Back temperature 30.50 Front temperature 33.88 ComEx temperature 34.12 I4 temperature 56, maxtemperature 57 Temperature test returned OK Starting FAN test: Fan 0 not present Fan 1 running at rpm 12946 Fan 2 running at rpm 12684 Fan 3 running at rpm 12558 Fan 4 not present FAN test returned OK Starting Connector test: Connector test returned OK Starting I4 test: I4 OK All I4s OK I4 test returned OK NM2 Environment test PASSED
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次のコマンドを使用して、InfiniBandサブネット・マネージャを有効化します。
# enablesm
ノート:
InfiniBandサブネット・マネージャがすでに実行されていることを示すエラーを取得した場合は、次のように再起動します。
# disablesm # enablesm
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次のコマンドを使用して、IPアドレスが正しいことを確認します。
# ifconfig eth0 eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:E0:4B:2A:07:2B inet addr:172.16.10.32 Bcast:172.16.10.255 Mask:255.255.255.0 inet6 addr:fe80::2e0:3a00:fe2a:61e/64 Scope:Link UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:11927 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:89 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:720262 (703.3 KiB)TX bytes:11402 (11.1 KiB)
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次のコマンドを使用して、ホスト名が正しいことを確認します。
# hostname dm01sw-ib2.example.com
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「Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのサブネット・マネージャ・マスターの設定」に示されているように、サブネット・マネージャ・マスターを設定します。このステップは、Oracle Exadata Database Machineハーフ・ラックおよびOracle Exadata Database Machineフル・ラックに必要です。
-
次のコマンドを使用して、InfiniBandスイッチからログアウトします。
# exit
ノート:
再起動後にネットワーク設定が表示されなかった場合、両方の電源コードを1分間取り外してスイッチの電源を入れ直してください。
6.2.2 Cisco Nexus C9336C-FX2スイッチの構成
エンジニアド・システム・ラックに付属するRoCE Network Fabricスイッチは、インストール中に最小限の構成が実行されます。
最初のシステム構成時には、スイッチのリセットと構成を実行できます。
親トピック: RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの構成
6.2.3 Exadata Secure RDMA Fabric Isolationを有効にするためのCisco Nexus C9336C-FX2スイッチの構成
RoCE Network Fabricのスイッチは、Exadata Secure RDMA Fabric Isolationが有効になるように構成できます。
Secure Fabricにより、RoCE Network Fabricを使用したシステムの異なるクラスタ間でネットワークの分離が可能になります。概念的には、この機能はInfiniBand Network Fabricパーティションと同様のものです。Secure Fabricサポートは、Oracle Exadata System Softwareリリース20.1.0以降で利用できます。
Secure Fabricを使用するには、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して最初のシステム・デプロイメントを実行する前に、RoCE Network FabricスイッチのSecure Fabricサポートを有効にしておく必要があります。
RoCE Network Fabricリーフ・スイッチごとに、「Cisco Nexus C9336C-FX2スイッチの構成」で説明した基本構成のステップを実行します。
その後、それぞれのRoCE Network Fabricリーフ・スイッチで、Secure Fabricサポートを有効にする特定のゴールデン構成を適用する必要があります。『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』のRoCE Network Fabricスイッチに対するゴールデン構成の適用に関する項に示した手順を使用してください。ただし、各リーフ・スイッチに構成タイプを指定するときには、Secure Fabricサポートを有効にする構成タイプを必ず指定してください。
スイッチの構成が完了すると、リーフ・スイッチのポートは、複数のVLAN IDのネットワーク・トラフィックを伝送できるトランク・ポートになります。
親トピック: RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの構成
6.3 Oracle Exadata Database Machineフル・ラックおよびOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのサブネット・マネージャ・マスターの設定
Oracle Exadata Database Machine X3-2システムおよびOracle Exadata Database Machine X2-2システムには、3台のSun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチがあります。Oracle Exadata Database Machine X4-2以降では、Oracle Exadata Database Machineシステムには2台のSun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチがあります。
ノート:
この手順は、RoCE Network Fabricを使用するOracle Exadata Database Machine X8Mラックには当てはまりません。ラック・ユニット1 (U1)にあるスイッチは、スパイン・スイッチと呼ばれます。他の2つのスイッチは、リーフ・スイッチと呼ばれます。リーフ・スイッチの場所は、次のとおりです。
-
Oracle Exadata Database Machine Two-Socket Systems (X3-2以上): ラック・ユニット20 (U20)およびラック・ユニット22 (U22)
-
Oracle Exadata Database Machine X2-2ラック: ラック・ユニット20 (U20)およびラック・ユニット24 (U24)
-
Oracle Exadata Database Machine Eight-Socket Systems (X2-8以上)フル・ラック: ラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)
スパイン・スイッチは、InfiniBand Network Fabricサブネットのサブネット・マネージャ・マスターです。サブネット・マネージャ・マスターの優先度は8で、次の手順で検証できます。
-
root
ユーザーとしてスパイン・スイッチにログインします。 -
setsmpriority list
コマンドを実行します。このコマンドにより、
smpriority
の値は8であることが示されます。smpriority
の値が異なる場合は、次のようにしてください。-
disablesm
コマンドを使用して、サブネット・マネージャを停止します。 -
setsmpriority 8
コマンドを使用して優先度を8に設定します。 -
enablesm
コマンドを使用して、サブネット・マネージャを再起動します。
-
リーフ・スイッチは優先度が5のスタンバイ・サブネット・マネージャです。これは、前述の手順のsetsmpriority
コマンドに値5を代入して確認できます。
ノート:
Sun Fire X4170 Oracle Database Serverを備えたOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックには、優先度が5に設定された2つのSun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチがあります。サブネット・マネージャ・マスターを調べるには、任意のInfiniBand Network Fabricスイッチにroot
ユーザーとしてログインして、getmaster
コマンドを実行します。サブネット・マネージャ・マスターの場所が表示されます。次に、getmaster
コマンドの出力例を示します。
# getmaster
20100701 11:46:38 OpenSM Master on Switch : 0x0021283a8516a0a0 ports 36 Sun DCS 36
QDR switch dm01sw-ib1.example.com enhanced port 0 lid 1 lmc 0
前述の出力は、適切な構成を示しています。サブネット・マスター・マネージャは、スパイン・スイッチdm01sw-ib1.example.com
で実行されます。
スパイン・スイッチがサブネット・マネージャ・マスターではない場合、次の手順を実行してサブネット・マネージャ・マスターを設定します。
-
getmaster
コマンドを使用して、サブネット・マネージャ・マスターの現在の場所を確認します。 -
サブネット・マネージャ・マスターのリーフ・スイッチに
root
ユーザーとしてログインします。 -
スイッチのサブネット・マネージャを無効にします。サブネット・マネージャ・マスターが別のスイッチに移動します。
-
getmaster
コマンドを使用して、サブネット・マネージャ・マスターの現在の場所を確認します。スパイン・スイッチがサブネット・マネージャ・マスターではない場合、スパイン・スイッチがサブネット・マネージャ・マスターになるまでステップ2と3を繰り返します。 -
この手順の実行中に無効になったリーフ・スイッチのサブネット・マネージャを有効にします。
ノート:
- 4つ以上のラックを配線してInfiniBand Network Fabricネットワークを構成している場合、サブネット・マネージャはスパイン・スイッチでのみ実行する必要があります。リーフ・スイッチでは、サブネット・マネージャを無効化する必要があります。
- Sun Fire X4170 Oracle Database Serverを使用したOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックおよびOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックには、2つのSun Datacenter InfiniBand Switch 36スイッチがあり、どちらも優先度は5に設定されています。GUIDが再下位のものがマスターです。
関連項目:
- 『Sun Datacenter InfiniBand Switch 36ユーザーズ・ガイド』のSubnet Managerの有効化に関する項
- 『Sun Datacenter InfiniBand Switch 36ユーザーズ・ガイド』のSubnet Managerの無効化に関する項
- ハードウェア・コンポーネント情報は、『Oracle Exadata Database Machineシステム概要』を参照してください。
- 『Oracle Exadata Database Machineシステム概要』の配線表に関する項
6.4 Ciscoイーサネット・スイッチの構成
Ciscoイーサネット・スイッチの初期構成を実行する必要があります。
- Cisco Catalyst 4948イーサネット・スイッチの構成
Oracle Exadataラックに同梱されているCisco Catalyst 4948イーサネット・スイッチは、インストール時に最小限で構成されます。 - Cisco Nexus 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチの構成
Oracle Exadataラックに付属するCisco Nexus 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチは、インストール時に最小限で構成されます。
6.4.1 Cisco Catalyst 4948イーサネット・スイッチの構成
Oracle Exadataラックに同梱されているCisco Catalyst 4948イーサネット・スイッチは、インストール時に最小限で構成されます。
最小構成では、IPルーティングが無効になり、次の設定が行われます。
- ホスト名
- IPアドレス設定
- サブネット・マスク
- デフォルトのゲートウェイ
- ドメイン名
- ネーム・サーバー
- NTPサーバー
- 時刻
- タイム・ゾーン
スイッチを構成する前に、次の点に注意してください。
-
実行中の構成が確認され、ネットワーク管理者によって必要な変更が実行されるまで、Ciscoイーサネット・スイッチを接続しないでください。
-
Oracle ExadataラックですべてのコンポーネントのIPアドレスを構成するまで、Ciscoイーサネット・スイッチを顧客のネットワークに接続しないでください。これは、発送時にコンポーネントに設定されるデフォルトのアドレスによる重複するIPアドレスの競合を防ぐためです。
Cisco 4948E-Fスイッチは、ポート49 - 52を使用して、顧客ネットワークへの複数のuplinkをサポートしています。これは、冗長な接続性のためにスイッチ設定が複雑で、顧客のネットワーク管理者によって実行する必要があります。
次の手順は、Ciscoイーサネット・スイッチの構成方法を示しています。構成はネットワーク管理者と一緒に行う必要があります。
-
Ciscoスイッチ・コンソールからラップトップまたは類似する装置にシリアル・ケーブルを接続します。Oracle提供のロールオーバー・ケーブルは、Ciscoシリアル・コンソール・ポートにあらかじめ取り付けられています。適切なアダプタを入手し、それをロールオーバー・ケーブルの末端に接続します。ILOMポートで使用されるOracle P/N 530-3100 RJ45-DB9アダプタも機能し、ネットワーク・ケーブルの末端に接続されます。
-
ログ出力によって、端末セッションがラップトップ上に記録されていることを確認します。出力結果を使用して、スイッチが正しく構成されていることを確認できます。デフォルトのシリアル・ポート速度は、9600ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビット、ハンドシェイクなしです。
Switch con0 is now available Press RETURN to get started.
-
enableモードに変更します。
Switch> enable Password: ****** Switch#
ノート:
パスワードがない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。 -
スイッチの現在のバージョンを確認します。
Switch# show version Cisco IOS Software, Catalyst 4500 L3 Switch Software (cat4500e- IPBASEK9-M), Version 15.2(3)E2, RELEASE SOFTWARE (fc1) Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 1986-2014 by Cisco Systems, Inc. Compiled Tue 11-Mar-14 18:28 by prod_rel_team ROM: 12.2(44r)SG12 zdlra1sw-ip uptime is 1 minute System returned to ROM by reload System image file is "bootflash:cat4500e-ipbasek9-mz.152-3.E2.bin" Hobgoblin Revision 22, Fortooine Revision 1.40 ... Configuration register is 0x2102 Switch#
購入し出荷されたCisco 4948E-Fスイッチ・ファームウェアのバージョンです。Oracle Exadata Database Machine X6はIPBASEK9-MZであり、これには、
telnet
とssh
のサポートが含まれています。現在は、完全なリリース・バージョン文字列はcat4500e-ipbasek9-mz.152-3.E2.bin
です。 -
単一のVLANのネットワークを構成します。次の例では、IPv4アドレス指定を使用していることを前提とします。
Switch# configure terminal Enter configuration commands,one per line.End with CNTL/Z. Switch(config)# interface vlan 1 Switch(config-if)# ip address 10.7.7.34 255.255.255.0 Switch(config-if)# end Switch# *Sep 15 14:12:06.309:%SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Switch# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2474 bytes to 1066 bytes [OK ]
-
スイッチでIPルーティングが使用されていない場合、このステップは必須です。デフォルトのIPルーティング設定を無効にし、デフォルトのゲートウェイを構成します。
Switch#configure terminal Enter configuration commands,one per line.End with CNTL/Z. Switch(config)#no ip routing Switch(config)#ip default-gateway 10.7.7.1 Switch(config)#end *Sep 15 14:12:46.309:%SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Switch#write memory Building configuration... Compressed configuration from 2492 bytes to 1070 bytes [OK ]
-
スイッチでIPルーティングが必要な場合、デフォルトのIPルーティング設定を使用し、デフォルトのゲートウェイを構成します。 10.7.7.1を、インストールのゲートウェイのIPアドレスと置き換えます。
Switch#configure terminal Enter configuration commands,one per line.End with CNTL/Z. Switch(config)#ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.7.7.1 Switch(config)#end *Sep 15 14:13:26.013:%SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Switch#write memory Building configuration... Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes [OK ]
-
スイッチのホスト名を設定します。
この例では、名前がexa1sw-ipに設定されています。
Switch#configure terminal Enter configuration commands,one per line.End with CNTL/Z. Switch(config)#hostname exa1sw-ip exa1sw-ip(config)#end exa1sw-ip#write memory Building configuration... Compressed configuration from 3789 bytes to 1469 bytes [OK ]
プロンプト名としてシステム・ホスト名が使用されます。
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最大3つのDNSサーバーを構成します。この例で使用されているドメイン名とIPアドレスを、インストールの値に置き換えます。
exa1sw-ip#configure terminal Enter configuration commands,one per line.End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)#ip domain-name example.com exa1sw-ip(config)#ip name-server 10.7.7.3 exa1sw-ip(config)#ip name-server 198.51.100.5 exa1sw-ip(config)#ip name-server 10.8.160.1 exa1sw-ip(config)#end *Sep 15 14:26:37.045:%SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console exa1sw-ip#write memory Building configuration... Compressed configuration from 2603 bytes to 1158 bytes [OK ]
使用できるDNSサービスがない場合でも、SSHキーを構成できるようにドメイン名を設定する必要があります。
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(オプション)パスワードを設定します。
exa1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands,one per line. End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)# enable password password exa1sw-ip(config)# enable secret password exa1sw-ip(config)# end exa1sw-ip# write memory *Sep 15 14:25:05.893:%SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console Building configuration... Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes [OK ]
-
Telnetアクセスが無効であることを確認します。Telnetは安全ではないため、やむを得ない理由がないかぎり、有効にしないでください。Telnetを有効にするには、パスワードを設定します。無効にするには、パスワードを削除します。
exa1sw-ip#configure terminal Enter configuration commands,one per line. End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)#line vty 0 15 exa1sw-ip(config)#login % Login disabled on line 1, until 'password' is set % Login disabled on line 2, until 'password' is set ... % Login disabled on line 16, until 'password' is set exa1sw-ip(config)#end
ログイン・コマンドで次のような出力が返された場合は、telnetアクセスは無効になっています。かわりにプロンプトが表示された場合は、telnetアクセスがまだ無効にされていないため、ここで無効にする必要があります。
exa1sw-ip(config-line)#no password exa1sw-ip(config-line)#end exa1sw-ip#write memory Building configuration... Compressed configuration from 3786 bytes to 1468 bytes [OK ]
-
イーサネット・スイッチでセキュア・シェル(SSH)を構成するには:
exa1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)# crypto key generate rsa % You already have RSA keys defined named exa1sw-ip.example.com. % Do you really want to replace them? [yes/no]: yes Choose the size of the key modulus in the range of 360 to 2048 for your General Purpose Keys. Choosing a key modulus greater than 512 may take a few minutes. How many bits in the modulus [512]: 768 % Generating 768 bit RSA keys, keys will be non-exportable...[OK] exa1sw-ip(config)# username admin password 0 welcome1 exa1sw-ip(config)# line vty 0 15 exa1sw-ip(config-line)# transport input ssh exa1sw-ip(config-line)# exit exa1sw-ip(config)# aaa new-model exa1sw-ip(config)# ip ssh time-out 60 exa1sw-ip(config)# ip ssh authentication-retries 3 exa1sw-ip(config)# ip ssh version 2 exa1sw-ip(config)# end *Sep 15 14:26:37.045: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console exa1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2603 bytes to 1158 bytes[OK]
-
クロックとタイムゾーンを設定します。スイッチは、協定世界時(UTC)形式の内部時間を維持します。
-
UTCを使用するには、次のコマンドを使用します。
no clock timezone global configuration
-
タイムゾーンを使用するには、次のコマンドを使用します。
clock timezone zone hours-offset [minutes-offset]
前述のコマンドのzoneは有効な標準時を表示するタイムゾーン、hours-offsetはUTCからの時間オフセット、minutes-offsetはUTCからの分オフセットです。
-
夏時間(またはサマータイム)はデフォルトでは無効になっています。サマータイムの時間を設定するには、次のコマンドを使用します。
clock summer-time zone recurring [week day monthhh:mm week day month \ hh:mm[offset]]
前述のコマンドでは、zoneはサマータイムが有効になっている場合に表示されるタイムゾーン(たとえば、EDT)、weekは月単位の週(1から5の数値またはlast)、dayは週単位の日(Sunday、Monday、...)、monthは月(January、February、...)、hh:mmは24時間形式の時間と分、offsetはサマータイム中に追加される分数です。デフォルトのオフセットは、60分です。
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クロックの時間を手動で設定するには、次のコマンドを使用します。ここでは、指定された時間は、構成済のタイムゾーンに関連します。
clock set hh:mm:ss month day year
前述のコマンドでは、hh:mm:ssは24時間形式の時間、dayは月単位の日、monthは月の名前、yearは4桁の年です。
ローカル時間とタイムゾーンを設定する場合は、コマンドの順序が重要です。たとえば、ローカル時間をアメリカ東部時間に設定するには、次のようにします。
exa1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands,one per line. End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)# clock timezone EST -5 exa1sw-ip(config)# clock summer-time EDT recurring exa1sw-ip(config)# end exa1sw-ip# clock set 21:00:00 August 09 2018 exa1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 3784 bytes to 1465 bytes [OK ] exa1sw-ip# show clock 21:00:06.643 EST Mon Aug 9 2018
-
-
ローカル・タイムゾーンを設定した後、NTPサーバーを2つまで構成できます。この例で使用されているIPアドレスを、インストールの値に置き換えます。
exa1sw-ip# configure terminal Enter configuration commands,one per line. End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)# ntp server 10.7.7.32 prefer exa1sw-ip(config)# ntp server 198.51.100.19 exa1sw-ip(config)# end *Sep 15 14:51:08.665:%SYS-5-CONFIG_I:Configured from console by console exa1sw-ip# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2654 bytes to 1163 bytes [OK ] exa1sw-ip# show ntp status <output will vary per network> . exa1sw-ip# show clock 21:00:23.175 EST Mon Aug 9 2018
Ciscoスイッチがネットワークに接続してNTPにアクセスできる場合、NTPサーバーがローカル時間と同期化します。
show clock
の前に表示される記号は、その時間が次のものであることを意味します。*
正式ではありません.
正式ですが、NTPが同期されていません。
-
次のコマンドを使用してイーサネット構成を検証します。
exa1sw-ip# show running-config Building configuration... Current configuration : 3923 bytes ! version 15.2 no service pad service timestamps debug datetime msec service timestamps log datetime msec no service password-encryption service compress-config . . .
ノート:
設定が正しくない場合は、適切なステップを繰り返します。設定を消去するには、同じコマンドの前に
no
と入力します。たとえば、デフォルトのゲートウェイを消去するには、次のコマンドを使用します。exa1sw-ip#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. exa1sw-ip(config)# no ip default-gateway 10.7.7.1 exa1sw-ip(config)# end exa1sw-ip# *Sep 15 14:13:26.013: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console exa1sw-ip(config)# write memory Building configuration... Compressed configuration from 2502 bytes to 1085 bytes[OK]
-
現在の構成を保存します。
exa1sw-ip#copy running-config startup-config Destination filename [startup-config]? Building configuration... Compressed configuration from 2654 bytes to 1189 bytes[OK]
-
次のコマンドを使用して、セッションを終了します。
exa1sw-ip# exit exa1sw-ip con0 is now available Press RETURN to get started.
-
Ciscoコンソールからケーブルを取り外します。
この段階では、Ciscoスイッチを管理ネットワークに接続しないでください。このスイッチを接続するのは、必要なIPアドレスを使用してOracleによってシステムが構成され、現場サービス・エンジニアとの協力によりネットワークへの接続に必要なその他の変更を加えた後になります。
-
Ciscoスイッチを確認するには、ラップトップ・コンピュータをポート48に接続し、内部管理ネットワークのIPアドレスにpingを実行して構成を確認します。
6.4.2 Cisco Nexus 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチの構成
Oracle Exadataラックに同梱されているCisco Nexus 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチは、インストール時に最小限で構成されます。
Cisco Nexus 93108-1Gまたは9348スイッチは、QSFP+ポートを使用して、顧客ネットワークへの複数のuplinkをサポートしています。これは、冗長な接続性のためにスイッチ設定が複雑で、顧客のネットワーク管理者によって実行する必要があります。
初めてこのスイッチを構成する場合でも、交換スイッチを構成する場合でも、次の手順を使用します。
- Cisco Nexus 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチの初期スイッチ構成の実行
初期構成の間に、スイッチをリセットし、基本システム構成ダイアログを使用してスイッチを構成します。 - Cisco 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチでのクロックの設定
初期構成を実行した後、スイッチで使用される時間を調整できます。
親トピック: Ciscoイーサネット・スイッチの構成
6.4.2.1 Cisco Nexus 93108-1Gまたは9348イーサネット・スイッチの初期スイッチ構成の実行
初期構成の間に、スイッチをリセットし、基本システム構成ダイアログを使用してスイッチを構成します。
スイッチを構成する前に、次の点に注意してください。
-
実行中の構成が確認され、ネットワーク管理者によって必要な変更が実行されるまで、Ciscoイーサネット・スイッチを接続しないでください。
-
Oracle ExadataラックですべてのコンポーネントのIPアドレスを構成するまで、Ciscoイーサネット・スイッチを顧客のネットワークに接続しないでください。これは、発送時にコンポーネントに設定されるデフォルトのアドレスによる重複するIPアドレスの競合を防ぐためです。
構成はネットワーク管理者と一緒に行う必要があります。
6.5 配電ユニットの構成
配電ユニット(PDU)を静的IPアドレスで構成して、監視ネットワークに接続します。
PDUをネットワークに接続する前に、次の項目を確認します。
- 静的IPアドレス
- サブネット・マスク
- デフォルトのゲートウェイ
- イーサネット・ケーブル
- Oracle SolarisまたはMicrosoft Windowsのラップトップ・コンピュータ
フル・ラックより少ないシステムでは、PDU Ethernet接続は、Cisco管理スイッチの使用可能なポートを使用する場合があります。フル・ラック・システムでは、スイッチ上のすべてのポートは他のコンポーネント用に予約済のため、PDUはCisco管理スイッチに接続できません。
次の手順は、ネットワークへのPDUの構成および接続方法を示しています。
-
PDUの電源を切断します。
-
電源から電源リード線を取り外します。
-
次に示すように、ラップトップの使用可能なネットワーク接続から未使用のLANネットワーク接続を選択します。
-
Oracle Solarisの場合:
-
スーパーユーザーとしてログインします。
-
dladm show-link
コマンドを使用して、未使用のイーサネット・インタフェースを検索します。 -
ifconfig -a
コマンドを使用して、使用されているインタフェースを確認します。 -
plumbオプションとともに次のコマンドを使用して、未使用のインタフェースを追加します。
# ifconfig interface plumb up
前述のコマンドのinterfaceは、ステップ3.cで確認したネットワーク・インタフェースです。
-
次のコマンドを使用して、IPv4アドレスおよびネットマスクをインタフェースに割り当てます。
# ifconfig interface IPv4_address netmask + netmask \ broadcast broadcast up
前述のコマンドのinterfaceはネットワーク・インタフェース、IPv4_addressはIPアドレス、netmaskはネットマスク・アドレス、broadcastはブロードキャスト・アドレスです。
ノート:
ifconfig
コマンドで構成されたネットワーク・インタフェースは、システムの再起動後に存続しません。
-
-
Microsoft Windowsの場合:
-
「スタート」メニューから「設定」を選択します。
-
「設定」メニューから「ネットワーク接続」を選択します。
-
「ネットワーク接続」メニューから未使用のローカル・エリア接続を選択します。
-
ローカル エリア接続のプロパティ・ウィンドウの「インターネット プロトコル (TCP/IP)」をダブルクリックします。インターネット・プロトコル(TCP/IP)ウィンドウが表示されます。
-
「次の IP アドレスを使う」を選択します。
-
IPアドレス・フィールドにIPアドレスを入力します。デフォルトのPDUメーター・ユニット・アドレスの192.168.0.1を使用しないでください。
-
サブネット・マスク・フィールドにIPアドレスを入力します。
-
デフォルトのゲートウェイ・フィールドを空白のままにします。
-
「OK」をクリックします。
-
-
-
PDUおよびラップトップをCisco管理スイッチの2つのポートに接続します。Cisco管理スイッチを現在使用している機器の接続を一時的に解除する必要があります。
-
PDU電源入力リード線を電源に接続します。次に示すように、1つのPDU電源入力リード線のみを接続する必要があります。
-
1つの電源入力リード線を使用するPDUには、1つのリード線を電源に接続します。
-
2つの電源リード線を使用するPDUには、最初の電源リード線を電源に接続します。最初の電源リード線のラベルは0です。
-
3つの電源入力リード線を使用するPDUには、中央の電源リード線を電源に接続します。中央の電源リード線のラベルは1です。
-
-
Webブラウザを使用してPDUメーター・ユニットにアクセスするには、ブラウザのアドレス行にユニットの工場出荷時のデフォルトのIPアドレス
192.168.0.1
を入力します。現在の測定ページが表示されます。 -
ページの左上の「ネットワーク構成」をクリックします。
-
PDUメーター・ユニットに
admin
ユーザーとしてログインします。ネットワークの構成後にパスワードを変更します。 -
「DHCP有効」チェック・ボックスが選択されていないことを確認します。
-
PDUメーター・ユニットの次のネットワーク設定を入力します。
- IPアドレス
- サブネット・マスク・アドレス
- デフォルトのゲートウェイ
-
「送信」をクリックしてネットワーク設定を行い、PDUメーター・ユニットをリセットします。
-
Cisco管理スイッチからPDUおよびラップトップを取り外します。
-
Cisco管理スイッチに元から接続されていた2つのケーブルを再接続します。
-
イーサネット・ケーブルをPDUメーター・ユニットのRJ-45イーサネット・ポートおよびネットワークに接続します。
-
Webブラウザを使用して、PDUメーター・ユニットにログインします。ブラウザのアドレス行でPDUメーター・ユニットの静的IPアドレスを使用します。構成に成功すると、現在の測定ページが表示されます。
-
残りのPDU電源入力リード線を電源に接続します。
6.6 配電ユニットのしきい値設定の構成
PDU電流は直接またはOracle Enterprise Manager Grid Controlで監視できます。しきい値設定を構成し、PDUを監視します。しきい値設定は、Oracle ExadataラックのサイズとPDUのタイプによって異なります。各計測ユニットのモジュールおよび各相で構成可能なしきい値は、Info low
、Pre Warning
およびAlarm
です。
ノート:
しきい値はPDU計測ユニットのパラメータ構成セクションで設定する必要があります。Oracle Enterprise Manager Grid Controlプラグインを使用したしきい値設定は無効です。
- Oracle Exadata Database Machine X5-2以降のPDUしきい値
- 「Oracle Exadata Database Machine X4-2のPDUしきい値」
- 「Oracle Exadata Database Machine X3-2のPDUしきい値」
- 「Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)のPDUしきい値」
- 「Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)のPDUしきい値」
- Oracle Exadata Database Machine X4-8以降のPDUしきい値
この項では、X4-8以降のOracle Exadata Database Machine Eight-SocketシステムのPDUしきい値を示します。 - Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのPDUしきい値
- 「Oracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのPDUしきい値」
- 「Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ラックのPDUしきい値」
関連項目:
-
Oracle Enterprise Manager Grid Controlを使用したPDUメトリックおよびイベント収集の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Exadata管理スタート・ガイド』
-
PDUの構成および監視の詳細は、『Oracle Sun Rack II配電ユニット・ユーザーズ・ガイド』(
https://docs.oracle.com/cd/E19657-01/html/E23956/index.html
) -
X7以降のシステムについては、Oracle Rack Cabinet 1242配電ユニット・ユーザーズ・ガイド(
http://docs.oracle.com/cd/E85660_01/html/E87281/index.html
) -
コンポーネントの監視の詳細は、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』を参照してください。
6.6.1 Oracle Exadata Database Machine X5-2以降のPDUしきい値
Oracle Exadata Database Machine X5-2以降、Oracle Exadata Configuration Assistant (OECA)は、X5-2 PDUしきい値の唯一のソースです。OECAは、Oracle Technology Network (http://www.oracle.com/technetwork/database/exadata/oeca-download-2817713.html)で入手可能です
なんらかの理由により、OECAを使用できない場合、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.2 「Oracle Exadata Database Machine X4-2のPDUしきい値」
この項では、Oracle Exadata Database Machine X4-2のPDUしきい値を示します。
ノート:
ここでリストする値は、Oracle Factoryからのデプロイメントおよび配信上で受信した構成のシステムで使用する場合に、信頼できます。この構成に対する変更は、Oracle Exadata Configuration Assistant (OECA)を原型とし、OECAにリストされるPDUしきい値を使用する必要があります。OECAは、Oracle Technology Networkで入手可能です。
- Oracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのPDUしきい値
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.2.1 Oracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-1 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
-
表6-2 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
-
表6-3 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
-
表6-4 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
表6-1は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-1 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
24 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
17 |
22 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
19 |
24 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
19 |
24 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
17 |
22 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
20 |
24 |
表6-2は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-2 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
32 |
40 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
34 |
42 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
32 |
40 |
表6-3は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-3 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
16 |
20 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-4は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-4 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
21 |
6.6.2.2 Oracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています:
-
表6-5 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-6 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-7 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-8 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
表6-5は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-5 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
24 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
10 |
13 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
20 |
24 |
表6-6は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-6 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
17 |
22 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
19 |
24 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
15 |
20 |
表6-7は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-7 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
12 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
12 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-8は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-8 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
15 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
7 |
10 |
6.6.2.3 Oracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値を示しています:
-
表6-9 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
-
表6-10 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
-
表6-11 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
-
表6-12 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
表6-9は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-9 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
表6-10は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-10 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
10 |
13 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
5 |
7 |
表6-11は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-11 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0.1 |
0.2 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
9 |
12 |
表6-12は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-12 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X4-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
11 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
3 |
4 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
3 |
4 |
6.6.3 「Oracle Exadata Database Machine X3-2のPDUしきい値」
この項では、Oracle Exadata Database Machine X3-2のPDUしきい値を示します。
ノート:
ここでリストする値は、Oracle Factoryからのデプロイメントおよび配信上で受信した構成のシステムで使用する場合に、信頼できます。この構成に対する変更は、Oracle Exadata Configuration Assistant (OECA)を原型とし、OECAにリストされるPDUしきい値を使用する必要があります。OECAは、Oracle Technology Networkで入手可能です。
- Oracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのPDUしきい値
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.3.1 Oracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-13 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
-
表6-14 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
-
表6-15 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
- 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
表6-13は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-13 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
24 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
14 |
18 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
19 |
24 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
19 |
24 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
14 |
18 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
20 |
24 |
表6-14は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-14 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
30 |
38 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
32 |
40 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
30 |
38 |
表6-15は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-15 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
22 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
22 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-16は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-16 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
17 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
17 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
15 |
19 |
6.6.3.2 Oracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-17 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-18 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-19 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-20 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
表6-17は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-17 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
24 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
11 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
11 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
20 |
24 |
表6-18は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-18 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
19 |
24 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
14 |
18 |
表6-19は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-19 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
8 |
10 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
8 |
10 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-20は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-20 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
15 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
11 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
6 |
8 |
6.6.3.3 Oracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-21 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
-
表6-22 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
-
表6-23 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
-
表6-24 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
表6-21は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-21 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
6 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
6 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
表6-22は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-22 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
10 |
13 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
4 |
6 |
表6-23は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-23 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
11 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
4 |
6 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
4 |
6 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
9 |
11 |
表6-24は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-24 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-2クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
2 |
3 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
3 |
4 |
6.6.4 「Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)のPDUしきい値」
この項では、Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)のPDUしきい値を示します。
ノート:
ここでリストする値は、Oracle Factoryからのデプロイメントおよび配信上で受信した構成のシステムで使用する場合に、信頼できます。この構成に対する変更は、Oracle Exadata Configuration Assistant (OECA)を原型とし、OECAにリストされるPDUしきい値を使用する必要があります。OECAは、Oracle Technology Networkで入手可能です。
- Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのPDUしきい値
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.4.1 Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-25 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
-
表6-26 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
-
表6-27 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
-
表6-28 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
表6-25は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-25 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
22 |
24 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
22 |
24 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-26は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-26 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
32 |
40 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
34 |
43 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
33 |
42 |
表6-27は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-27 、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
20 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
21 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
21 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
20 |
表6-28は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-28 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
17 |
21 |
6.6.4.2 Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-29 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-30 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-31 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-32 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
表6-29は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-29 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-30は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-30 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
17 |
22 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-31は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-31 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
20 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
20 |
表6-32は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-32 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
6.6.4.3 Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-33 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
-
表6-34 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
-
表6-35 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
-
表6-36 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
表6-33は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-33 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
6 |
8 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
6 |
8 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
表6-34は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-34 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
12 |
15 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
5 |
7 |
表6-35は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-35 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
9 |
12 |
表6-36は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-36 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170 M2およびX4270 M2サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
3 |
4 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
4 |
5 |
6.6.5 「Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)のPDUしきい値」
この項では、Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)のPDUしきい値について説明します。
ノート:
ここでリストする値は、Oracle Factoryからのデプロイメントおよび配信上で受信した構成のシステムで使用する場合に、信頼できます。この構成に対する変更は、Oracle Exadata Configuration Assistant (OECA)を原型とし、OECAにリストされるPDUしきい値を使用する必要があります。OECAは、Oracle Technology Networkからダウンロードできます。
- Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのPDUしきい値
- Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのPDUしきい値
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.5.1 Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-37 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
-
表6-38 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
-
表6-39 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
-
表6-40 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
表6-37は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-37 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
22 |
24 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
22 |
24 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
21 |
24 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
21 |
24 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
22 |
24 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
22 |
24 |
表6-38は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-38 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
36 |
45 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
39 |
44 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
38 |
45 |
表6-39は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-39 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
21 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
21 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
19 |
21 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
19 |
21 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
21 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
20 |
21 |
表6-40は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineフル・ラックのしきい値を示しています。
表6-40 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
21 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
21 |
6.6.5.2 Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-41 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-42 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2 (X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-43 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-44 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
表6-41は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-41 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
21 |
24 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
21 |
24 |
表6-42は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-42 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2 (X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
19 |
24 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
25 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
19 |
24 |
表6-43は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-43 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
19 |
21 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
19 |
21 |
表6-44は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-44 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
6.6.5.3 Oracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Oracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
- 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
- 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
- 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
- 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
表6-45は、単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-45 単相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
12 |
15 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
6 |
8 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
6 |
8 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
12 |
15 |
表6-46は、3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-46 3相、低電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
13 |
17 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
5 |
7 |
表6-47は、単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-47 単相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
14 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
11 |
14 |
表6-48は、3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-48 3相、高電圧PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-2(X4170およびX4275サーバー搭載)クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
2 |
3 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
3 |
4 |
6.6.6 Oracle Exadata Database Machine X4-8以降のPDUしきい値
この項では、X4-8以降のOracle Exadata Database Machine Eight-SocketシステムのPDUしきい値を示します。
Oracle Exadata Configuration Assistant (OECA)は、Oracle Exadata Database Machine X4-8以降のシステムのPDUしきい値の唯一のソースです。OECAは、Oracle Technology Network (http://www.oracle.com/technetwork/database/exadata/oeca-download-2817713.html)で入手可能です
なんらかの理由により、OECAを使用できない場合、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.7 Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのPDUしきい値
この項では、Oracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのPDUしきい値を示します。
-
表6-49 単相、低電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
-
表6-50 3相、低電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
-
表6-51 単相、高電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
-
表6-52 3相、高電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
表6-49は、単相、低電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-49 単相、低電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
25 |
31 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
26 |
33 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
24 |
30 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
24 |
30 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
26 |
33 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
25 |
31 |
表6-50は、3相、低電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-50 3相、低電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
21 |
27 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
23 |
30 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
22 |
28 |
A |
モジュール2、単相 |
0 |
20 |
25 |
A |
モジュール2、2相 |
0 |
21 |
27 |
A |
モジュール2、3相 |
0 |
23 |
29 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
20 |
25 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
21 |
27 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
23 |
29 |
B |
モジュール2、単相 |
0 |
21 |
27 |
B |
モジュール2、2相 |
0 |
23 |
30 |
B |
モジュール2、3相 |
0 |
22 |
28 |
表6-51は、単相、高電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-51 単相、高電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
22 |
28 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
24 |
30 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
22 |
28 |
表6-52は、3相、高電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-52 3相、高電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X3-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
12 |
16 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール2、単相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール2、2相 |
0 |
13 |
17 |
A |
モジュール2、3相 |
0 |
11 |
15 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
10 |
13 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
11 |
15 |
B |
モジュール2、単相 |
0 |
12 |
16 |
B |
モジュール2、2相 |
0 |
13 |
17 |
B |
モジュール2、3相 |
0 |
10 |
13 |
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.8 「Oracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのPDUしきい値」
この項では、Oracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのPDUしきい値を示します。
-
表6-53 単相、低電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
-
表6-54 3相、低電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
-
表6-55 単相、高電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
-
表6-56 3相、高電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
表6-53は、単相、低電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-53 単相、低電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
36 |
37 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
35 |
37 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
35 |
37 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
35 |
37 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
35 |
37 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
36 |
37 |
表6-54は、3相、低電圧24kVA PDUを使用するExadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-54 3相、低電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
32 |
40 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
34 |
43 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
33 |
42 |
表6-55は、単相、高電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-55 単相、高電圧22kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
26 |
32 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
25 |
32 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
26 |
32 |
表6-56は、3相、高電圧24kVA PDUを使用するExadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-56 3相、高電圧24kVA PDUを使用するOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
17 |
21 |
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.9 「Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ラックのPDUしきい値」
この項では、Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ラックのPDUしきい値を示します。
- Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのPDUしきい値
- Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのPDUしきい値
- Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのPDUしきい値
親トピック: 配電ユニットのしきい値設定の構成
6.6.9.1 Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのPDUしきい値
次の表は、Sun Fire X4270 M2サーバー使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-57 単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
-
表6-58 3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
-
表6-59 単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
-
表6-60 3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
表6-57は、単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-57 単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
22 |
24 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
22 |
24 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-58は、3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-58 3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
32 |
40 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
34 |
43 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
33 |
42 |
表6-59は、単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-59 単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
20 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
21 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
20 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
20 |
21 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
20 |
表6-60は、3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値を示しています。
表6-60 3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張フル・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
18 |
21 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
17 |
21 |
6.6.9.2 Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-61 単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-62 3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-63 単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
-
表6-64 3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
表6-61は、単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-61 単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
13 |
17 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-62は、3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-62 3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
18 |
23 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
17 |
22 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
18 |
23 |
表6-63は、単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-63 単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
16 |
20 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
12 |
15 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
16 |
20 |
表6-64は、3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値を示しています。
表6-64 3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張ハーフ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
6.6.9.3 Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのPDUしきい値
次の表は、Sun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値を示しています。
-
表6-65 単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
-
表6-66 3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
-
表6-67 単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
-
表6-68 3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
表6-65に、単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値を示します。
表6-65 単相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
10 |
13 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
6 |
8 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
6 |
8 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
10 |
13 |
表6-66は、3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-66 3相、低電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
12 |
15 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
11 |
14 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
5 |
7 |
表6-67は、単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-67 単相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
A |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
A |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
A |
モジュール1、3相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、単相 |
0 |
0 |
0 |
B |
モジュール1、2相 |
0 |
5 |
7 |
B |
モジュール1、3相 |
0 |
9 |
12 |
表6-68は、3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値を示しています。
表6-68 3相、高電圧PDUを使用するSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを収容するOracle Exadata Storage拡張クオータ・ラックのしきい値
PDU | モジュール/相 | Info Lowしきい値 | Pre Warningしきい値 | Alarmしきい値 |
---|---|---|---|---|
AおよびB |
モジュール1、単相 |
0 |
9 |
12 |
AおよびB |
モジュール1、2相 |
0 |
3 |
4 |
AおよびB |
モジュール1、3相 |
0 |
4 |
5 |
6.7 Exadata Storage Serverの確認
ラックの電源の投入後、Oracle Exadata Storage Serverを確認します。
ノート:
- (X2-2のみ) KVMスイッチの使用中に[ESC]キーを押すと、BIOSに2つのエスケープ文字が渡され、終了を求めるメッセージが表示される場合があります。CANCELを選択してください。
- ILOMシリアル管理ポートに接続する必要がある場合は、Oracle Exadata Storage Server上の通信速度設定が、デフォルトのILOM設定である9600から115200ボー、8ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに変更されます。
-
root
ユーザーとして、最初のストレージ・サーバーにログインします。ノート:
root
ユーザーのパスワードがない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。 -
次のコマンドを使用して、ストレージ・サーバーのSysSNラベルが
product_serial_number
値と一致していることを確認します。#ipmitool sunoem cli "show /SYS product_serial_number" Connected.Use ^ D to exit. ->show /SYS product_serial_number /SYS Properties: product_serial_number =0937XFG03B ->Session closed Disconnected
-
次のコマンドを使用して、ハードウェアおよびファームウェアを確認します。
# /opt/oracle.SupportTools/CheckHWnFWProfile
出力で成功と表示されない場合、不一致のハードウェアまたはファームウェアの出力を確認して、次のステップで示されている修正ステップを実行します。
-
次のコマンドを使用して、サーバーのディスクがオンラインで表示されることを確認します。ディスクには、スロット0からスロット11の番号が付けられています。
-
Oracle Exadata System Softwareリリース19c以降を使用している場合は、次のようにエンクロージャIDを取得します。
# cd /opt/MegaRAID/storcli # ./storcli64 /c0/eall show Controller = 0 Status = Success Description = None Properties : ========== ----------------------------------------------------------------------------------------- EID State Slots PD PS Fans TSs Alms SIM Port# ProdID VendorSpecific ----------------------------------------------------------------------------------------- 8 OK 14 12 0 0 0 0 0 Port 0 - 3 & Port 4 - 7 x8 X5-2L SPMS v` 252 OK 8 0 0 0 0 0 1 Internal SGPIO ----------------------------------------------------------------------------------------- EID-Enclosure Device ID |PD-Physical drive count |PS-Power Supply count| TSs-Temperature sensor count |Alms-Alarm count |SIM-SIM Count
次に、そのエンクロージャ内の物理デバイスの状態を表示します。
# cd /opt/MegaRAID/storcli # ./storcli64 /c0/e8/sall show all | grep "8:" 8:0 16 Onln 0 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:1 17 Onln 1 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:2 20 Onln 2 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:3 15 Onln 3 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:4 12 Onln 4 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:5 18 Onln 5 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:6 11 Onln 6 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:7 9 Onln 7 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:8 14 Onln 8 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:9 21 Onln 11 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280B520SUN8.0T U 8:10 13 Onln 9 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U 8:11 10 Onln 10 7.151 TB SAS HDD N N 512B H7280A520SUN8.0T U
表示される行は、次の情報が示されている表から取得したのものです。
EID:Slt DID State DG Size Intf Med SED PI SeSz Model Sp ----------------------------------------------------------------------- ... EID-Enclosure Device ID|Slt-Slot No.|DID-Device ID|DG-DriveGroup DHS-Dedicated Hot Spare|UGood-Unconfigured Good|GHS-Global Hotspare UBad-Unconfigured Bad|Onln-Online|Offln-Offline|Intf-Interface Med-Media Type|SED-Self Encryptive Drive|PI-Protection Info SeSz-Sector Size|Sp-Spun|U-Up|D-Down|T-Transition|F-Foreign UGUnsp-Unsupported|UGShld-UnConfigured shielded|HSPShld-Hotspare shielded CFShld-Configured shielded|Cpybck-CopyBack|CBShld-Copyback Shielded
-
Oracle Exadata System Softwareリリース18c以前を使用している場合は、次のコマンドを使用します。
#cd /opt/MegaRAID/MegaCli #./MegaCli64 -Pdlist -aAll |grep "Slot \|Firmware" Slot Number:0 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:1 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:2 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:3 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:4 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:5 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:6 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:7 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:8 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:9 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:10 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:11 Firmware state:Online, Spun Up [root@cell01 ~]#
-
-
該当する場合は、PMEMモジュールが表示されることを確認します。
# cellcli -e list physicaldisk where disktype=PMEM
-
フラッシュ・モジュールが表示されることを確認します。カードおよびモジュールの数は、モデルによって異なります。
# cellcli -e list physicaldisk where disktype=flashdisk
フラッシュ・モジュールがない場合は、システムの電源を入れ直し、再起動後に10分間待ってから再度確認します。これで問題が解決しない場合は、モジュールおよびフラッシュ・カードを再度取り付けます。問題が継続する場合、カードをオンサイト・スペアに交換します。
-
ラックの背面のすべてのフラッシュ・カードLEDが緑色であることを確認します。LEDが黄色の場合、次のステップの実行後に再確認します。再起動後もLEDが黄色の場合は、カードおよびESMまたはフラッシュモジュールを装着し直します。問題が継続する場合、カードをオンサイト・スペアに交換します。
ノート:
このステップは、すべてのシステムがオンの場合に実行できます。サーバーごとに実行する必要はありません。 -
次のコマンドを使用して、システムからログアウトします。
# logout
-
(X2-2システム) KVMスイッチのユーザー・インタフェースに戻るには、左側の[Ctrl]キーを押してKVMスイッチに戻します。KVMスイッチを使用してサーバーにアクセスする場合は、「セッションの切離し」を選択します。
-
(X2-2システム) KVMスイッチを使用してサーバーにアクセスする場合は、ユニット・ビューから「ターゲット・デバイス」を選択します。
-
次のOracle Exadata Storage Serverに進みます。
6.8 Oracle Exadata Database Serverの確認
ソフトウェアをインストールする前に、Oracle Exadata Database Serverの構成を確認します。
-
最初のデータベース・サーバーに
root
ユーザーとしてログインします。ノート:
root
ユーザーのパスワードがない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。 -
次のコマンドを使用して、サーバーのSysSNラベルが
product_serial_number
値と一致していることを確認します。# ipmitool sunoem cli "show /SYS product_serial_number" Connected.Use ^ D to exit. ->show /SYS product_serial_number /SYS Properties: product_serial_number =093ABCD5001 ->Session closed Disconnected
-
/opt/oracle.SupportTools/firstconf
ディレクトリに変更します。cd /opt/oracle.SupportTools/firstconf
-
必要な場合、
dcli
ユーティリティ・コマンドで使用するサーバーIPアドレスのリストを持つグループ・ファイルを作成します。Oracle Exadata Rack X8Mを構成している場合は、手動でファイルを作成しIPアドレスを追加します。
InfiniBand Network Fabricを使用するラックでは、次のコマンドを使用してサーバーを識別し、その結果をテキスト・ファイルにコピーできます。
# ibhosts | awk '/elastic/ {print $8}' | cut -c1-14 > group_file
前述のコマンドのgroup_fileは、サーバーのIPアドレスを使用して作成するファイルの名前です。
-
次のコマンドを使用して、ハードウェア・プロファイルが正しいことを確認します。コマンドにより、CPUのタイプおよび数、コンポーネント・ファームウェアなどが確認されます。
# dcli -l root -g group_file "/opt/oracle.SupportTools/CheckHWnFWProfile \ -c strict" > /tmp/checkhwfw.out # more /tmp/checkhwfw.out
次に、失敗した確認の例を示します。
172.108.1.6:[WARNING ]The hardware and firmware are not supported. See details below [DiskControllerPCIeSlotWidth ] Requires: x8 Found: x4 [WARNING ]The hardware and firmware are not supported.See details above
プロファイル確認が失敗してファームウェアをリフレッシュする必要がある場合、問題が発生したシステムで次のコマンドを実行します。
# /opt/oracle.SupportTools/CheckHWnFWProfile -U /opt/oracle.cellos/iso/cellbits Now updating the ILOM and the BIOS …
1つの行として、コマンドを入力する必要があります。コマンドの実行後、システムの電源を切断し、Integrated Lights Out Manager (ILOM)をリセットして、10分待機してからシステムの電源を投入します。
-
サーバー上のディスクが表示されていてオンラインであることを確認します。
-
Oracle Exadata System Softwareリリース19c以降を使用している場合は、次のコマンドを使用します。
# cd /opt/MegaRAID/storcli # ./storcli64 /call show | grep "Physical Drives" -A 25 Physical Drives = 8 PD LIST : ======= ------------------------------------------------------------------------------ EID:Slt DID State DG Size Intf Med SED PI SeSz Model Sp Type ------------------------------------------------------------------------------ 39:0 31 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B ST930003SSUN300G U - 39:1 35 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B ST930003SSUN300G U - 39:2 41 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B H103030SCSUN300G U - 39:3 37 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B ST930003SSUN300G U - 39:4 38 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B ST930003SSUN300G U - 39:5 44 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B H109030SESUN300G U - 39:6 33 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B ST930003SSUN300G U - 39:7 43 Onln 0 278.464 GB SAS HDD N N 512B ST930003SSUN300G U - ------------------------------------------------------------------------------ EID-Enclosure Device ID|Slt-Slot No.|DID-Device ID|DG-DriveGroup DHS-Dedicated Hot Spare|UGood-Unconfigured Good|GHS-Global Hotspare UBad-Unconfigured Bad|Onln-Online|Offln-Offline|Intf-Interface Med-Media Type|SED-Self Encryptive Drive|PI-Protection Info SeSz-Sector Size|Sp-Spun|U-Up|D-Down|T-Transition|F-Foreign UGUnsp-Unsupported|UGShld-UnConfigured shielded|HSPShld-Hotspare shielded CFShld-Configured shielded|Cpybck-CopyBack|CBShld-Copyback Shielded
-
Oracle Exadata System Softwareリリース18c以前を使用している場合は、次のコマンドを使用します。
#cd /opt/MegaRAID/MegaCli #./MegaCli64 -Pdlist -aAll |grep "Slot \|Firmware" Slot Number:0 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:1 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:2 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:3 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:4 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:5 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:6 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:7 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:8 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:9 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:10 Firmware state:Online, Spun Up Slot Number:11 Firmware state:Online, Spun Up [root@cell01 ~]#
-
-
次のコマンドの出力を調べます。
-
Oracle Exadata System Softwareリリース19c以降を使用している場合は、次のコマンドを使用します。
/opt/MegaRAID/storcli/storcli64 -LdInfo -LAll -aAll
-
Oracle Exadata System Softwareリリース18c以前を使用している場合は、次のコマンドを使用できます。
/opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 -LdInfo -LAll -aAll
-
-
(Sun Fire X4170 Oracle Database Serverに基づくOracle Exadata Database Machineのみ)次のコマンドを使用して、各データベース・サーバーの適切なファン冷却にILOMが構成されていることを確認します。
# ipmitool sunoem cli "show /SP/policy"
-
有効なポリシーが存在する場合、追加ステップは必要ありません。
-
無効なポリシーが存在する場合、次のコマンドを使用してポリシーを有効化します。
# ipmitool sunoem cli "set /SP/policy FLASH_ACCELERATOR_CARD_ \ INSTALLED=enabled"
1つの行として、コマンドを入力する必要があります。
-
-
次のコマンドを使用して、システムからログアウトします。
# logout
-
(X2-2ラック) KVMスイッチのユーザー・インタフェースに戻るには、左側の[Ctrl]キーを押してKVMスイッチに戻します。KVMスイッチを使用してサーバーにアクセスする場合は、「セッションの切離し」を選択します。
-
(X2-2ラック) KVMスイッチを使用してサーバーにアクセスする場合は、ユニット・ビューから「ターゲット・デバイス」を選択して、次のデータベース・サーバーに進みます。
-
次のコマンドを使用して、すべてのサーバーでNTPサーバーが同じ構成になっていることを確認します。コマンドは、各データベース・サーバーで個別に実行します。
ntpq -p
6.9 追加の確認および構成の実行
Oracle Exadata Rackの構成を確認するには、さらに次のことを確認し、次のステップを実行します。
-
(Oracle Exadata Database Machineの場合のみ)
root
ユーザーとして、最初のデータベース・サーバーにログインします。 -
次のコマンドを使用して、
firstconf
ディレクトリに変更します。# cd /opt/oracle.SupportTools/firstconf
-
複数のラックを問い合せる場合は、
dcli
ユーティリティのコマンドで使用する、IPアドレスのリストを含むグループ・ファイルを作成します。 -
次のコマンドを使用して、ラック・マスター・シリアル番号が正しく設定されていることを確認します。
# dcli -l root -g group_file_name "ipmitool sunoem cli 'show \ /SP system_identifier'" | grep "system_identifier =" > /tmp/show-rack-msn.out # more /tmp/show-rack-msn.out
シリアル番号が設定されていない場合は、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。1つのシリアル番号が正しく設定されていない場合は、次のコマンドを実行して修正します。ここでのrack_typeはラック指定(
X8-8
など)であり、文字列serial_numberはシリアル番号を表します。# ipmitool sunoem cli 'set /SP system_identifier= \ "Exadata Database Machine rack_type serial_number"'
-
18.1より前のOracle Exadata System Softwareリリースを実行している場合は、クラスタ内の最初のデータベース・サーバーで
root
ユーザーとして次のコマンドを使用して、ディスク・キャッシュ・ポリシーがDisabled
に設定されていることを確認してください。# dcli -g /opt/oracle.SupportTools/onecommand/all_group -l root \ /opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 -LdPdInfo -aALL | grep -i 'Disk Cache Policy'
次に、コマンドの出力例を示します。
dm01db01: Disk Cache Policy : Disabled dm01db02: Disk Cache Policy : Disabled dm01db03: Disk Cache Policy : Disabled ... dm01cel01: Disk Cache Policy : Disabled dm01cel02: Disk Cache Policy : Disabled ...
サーバーの出力が異なる場合はLUNを確認し、次のコマンドを使用してポリシーを
Disabled
にリセットします。ここでのLUNnはLUN番号です(L2など)。# MegaCli64 -LDSetProp -DisDskCache -LUNn -a0
6.11 InfiniBand Network Fabricネットワークの確認
この手順では、InfiniBand Network Fabricネットワークの確認方法について説明します。
-
ラック内のすべてのRDMAネットワーク・ファブリック・ケーブル接続を視覚的に確認します。ポート・ライトが点灯し、LEDの電源が投入されていることを確認します。各コネクタを押して接続を確認しないでください。
-
ラックのコンポーネントに
root
ユーザーとしてログインします。 -
次のコマンドを使用して、InfiniBand Network Fabricトポロジを確認します。
# cd /opt/oracle.SupportTools/ibdiagtools # ./verify-topology [-t rack_size]
次の例は、ネットワーク・コンポーネントが正しい場合の出力を示しています。
[DB Machine Infiniband Cabling Topology Verification Tool ] Is every external switch connected to every internal switch......[SUCCESS ] Are any external switches connected to each other................[SUCCESS ] Are any hosts connected to spine switch..........................[SUCCESS ] Check if all hosts have 2 CAs to different switches..............[SUCCESS ] Leaf switch check:cardinality and even distribution..............[SUCCESS ] Check if each rack has an valid internal ring....................[SUCCESS ]
前述のコマンドのrack_sizeは、ラックのサイズです。ラックがOracle Exadata Database Machineハーフ・ラックまたはOracle Exadata Database Machineクオータ・ラックの場合は、
-t rack_size
オプションが必要です。必要に応じて値halfrack
またはquarterrack
を使用します。次の例は、誤ったRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチをケーブルに接続した場合の出力を示しています。
#./verify-topology [DB Machine Infiniband Cabling Topology Verification Tool ] Is every external switch connected to every internal switch......[SUCCESS ] Are any external switches connected to each other................[SUCCESS ] Are any hosts connected to spine switch..........................[SUCCESS ] Check if all hosts have 2 CAs to different switches..............[SUCCESS ] Leaf switch check:cardinality and even distribution..............[SUCCESS ] Check if each rack has an valid internal ring....................[ERROR ] Switches 0x21283a87cba0a0 0x21283a87b8a0a0 have 6 connections between them. They should have at least 7 links between them
次の例は、データベース・サーバーに誤ったRDMAネットワーク・ファブリック・ケーブルがある場合の出力を示しています。
#./verify-topology [DB Machine Infiniband Cabling Topology Verification Tool ] Is every external switch connected to every internal switch......[SUCCESS ] Are any external switches connected to each other................[SUCCESS ] Are any hosts connected to spine switch..........................[SUCCESS ] Check if all hosts have 2 CAs to different switches..............[ERROR ] Node db01 has 1 endpoints.(Should be 2) Port 2 of this node is not connected to any switch --------fattree End Point Cabling verification failed----- Leaf switch check:cardinality and even distribution..............[ERROR ] Internal QDR Switch 0x21283a87b8a0a0 has fewer than 4 compute nodes It has only 3 links belonging to compute nodes [SUCCESS ] Check if each rack has an valid internal ring...................[SUCCESS ]
次の例は、スイッチおよびシステムに誤った接続がある場合の出力を示しています。
#./verify-topology [DB Machine Infiniband Cabling Topology Verification Tool ] Is every external switch connected to every internal switch......[SUCCESS ] Are any external switches connected to each other................[SUCCESS ] Are any hosts connected to spine switch..........................[SUCCESS ] Check if all hosts have 2 CAs to different switches..............[ERROR ] Node burxdb01 has 1 endpoints.(Should be 2) Port 2 of this node is not connected to any switch --------fattree End Point Cabling verifation failed----- Leaf switch check:cardinality and even distribution..............[ERROR ] Internal QDR Switch 0x21283a87b8a0a0 has fewer than 4 compute nodes It has only 3 links belonging to compute nodes...................[SUCCESS ] Check if each rack has an valid internal ring....................[ERROR ] Switches 0x21283a87cba0a0 0x21283a87b8a0a0 have 6 connections between them They should have at least 7 links between them
6.12 新規システムのイメージ化
Oracle Exadataシステムをデプロイメント用に準備するための様々なオプションがあります。
PXE、USBおよびISOオプションを指定してpreconf.csv
ファイルを使用すると、最初の自動ブート構成が可能になりインストールが大幅に簡素化されますが、必須ではありません。インストール・メディアからブートし、プロンプトに従ってシステムを構成できます。
Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、ハードウェアがSecure Eraserをサポートしている場合、再イメージ化中にSecure Eraserが自動的に起動します。これにより、パフォーマンスを損なうことなく再イメージ化の手続きが大幅に簡略化されます。ラックを別用途で使用する際はラックをイメージ化するだけでよく、データはプロセスの一環として安全および透過的に消去されます。
リリース12.1.2.2.0以上では、インストール・メディアが簡素化され、ImageMakerプロセスを使用してファイルを作成する必要がなくなりました。
- ISOイメージを使用した新規システムのイメージ化
Oracle Exadata Database Machineのアップグレード時に使用するISOイメージをダウンロードできます。 - エラスティック構成を使用した新規システムのイメージ化
エラスティック構成は現在すべての新規デプロイメントの標準方法であり、Oracle Exadata Database Machine X4-8以降のサーバーに適用されます。 - ISOを使用した新規システムのイメージ化
ISOを使用して、新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備できます。 - PXEを使用した新規システムのイメージ化
PXEを使用して、新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備できます。 - USBを使用した新規システムのイメージ化
USBを使用して、新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備できます。 - イメージ化パラメータへの更新
12.1.2.1.0以上では、イメージ化のためのいくつかのコマンドライン・オプションが変更されました。
6.12.1 ISOイメージを使用した新規システムのイメージ化
Oracle Exadata Database Machineのアップグレード時に使用するISOイメージをダウンロードできます。
12.1.2.2.0より前のバージョンでは、Exadataシステムのベア・メタル・イメージ化用にダウンロードできるパッチとしてISOイメージを使用できます。これは、現在12.1.2.2.0以上のデフォルトの方法です。imagemaker
を使用してISOファイルを作成する必要はなくなりました。パッチはデータベース・ノードとセルの両方に使用できます。ISOイメージを使用して、ILOMで(ILOMコンソールの「デバイス」メニューから)仮想メディア・デバイスによってサーバーをブートできます。たとえば、12.1.2.1.1で使用できる2つのISOイメージを次の表に示します。
表6-69 12.1.2.1.1のISOイメージ
バージョン | タイプ | Edelivery部品番号/ノート | ARU Bug番号/ULNチャネル | 説明 |
---|---|---|---|---|
12.1.2.1.1 |
セルISOイメージおよびmd5sum: 90305b9e2c7e050d7588b8a7d5c731e7 cell_12.1.2.1.1_LINUX.X64_150316.2-1.x86_64.iso |
12.1.2.1.1 Readme (Doc ID 1959143.1)およびダウンロードに付属しているreadmeを参照してください。 |
20757971 |
Oracle Database Machine Exadata Storage Cell (X5-2L、X4-2L、X4270M3、X4270M2、X4275) Image 12cリリース1 (12.1.2.1.1) for Linux x86_64 |
12.1.2.1.1 |
DB ISOイメージおよびmd5sum: 39f12722cb338b2d4de5acba90adf8fe compute_12.1.2.1.1_LINUX.X64_150316.2-1.x86_64.iso |
12.1.2.1.1 Readme (Doc ID 1959143.1)およびダウンロードに付属しているreadmeを参照してください。 |
20757974 |
Oracle Database Machine Database Host (X4-8、X4800M2、X4800、X5-2、X4-2、X4170M3、X4170M2、X4170) Image 12cリリース1 (12.1.2.1.1) for Linux x86_64 |
ISOイメージを使用して新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備するには、次のステップを実行します。
-
最新のOracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を取得します。
-
OEDA構成ツールを実行して、構成ファイルを生成します。構成ファイルは、後で
applyElasticConfig.sh
を実行するときに必要になります。 -
すべてのサーバーの電源を投入します。
-
データベース・ノードおよびセルに、172.16範囲のeth0で未使用のIPアドレスが自動的に割り当てられます。
-
ノードのホスト名は、
nodeN
の形式になります。ここで、Nは数値です。
-
-
ISOからブートした後、プロンプトに従うとイメージ化が自動的に開始されます。IPアドレスの入力を求められます。
「ISOを使用した新規システムのイメージ化」のステップに従って
preconf.csv
を使用して、NFSリポジトリにイメージをマウントできます。preconf.csv
ファイルを同じNFSディレクトリに配置する必要があります。 -
データベース・サーバー(Oracle VM ServerまたはOracle Linux KVM)で仮想化を使用している場合は、各データベース・サーバーで
switch_to_ovm.sh
を実行します。Oracle VM Serverを使用している場合は、データベース・サーバーが再起動します。例:
# /opt/oracle.SupportTools/switch_to_ovm.sh 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Switch to DOM0 system partition /dev/VGExaDb/LVDbSys3 (/dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys3) 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device in boot area: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Set active systen device to /dev/VGExaDb/LVDbSys3 in /boot/I_am_hd_boot 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Reboot has been initiated to switch to the DOM0 system partition
-
ソフトウェアをインストールする前に、各データベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)で
reclaimdisks.sh
を実行します。/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
コマンドでは、未選択のデプロイメント・タイプ用に予約されたディスク領域が再利用されます。このコマンドの所要時間は5分未満です。システムはRAID5で構成されたディスクでイメージ化されます。RAID再構築はreclaimdisks.sh
プロセスに含まれなくなりました。注意:
このステップはスキップしないでください。このステップをスキップすると、未使用の領域をreclaimdisks.sh
で再利用できなくなります。# /opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim Model is ORACLE SERVER X5-2 Number of LSI controllers: 1 Physical disks found: 4 (252:0 252:1 252:2 252:3) Logical drives found: 1 ... [INFO ] Copying /usr/share/grub/x86_64-redhat/* to /boot/grub ... [INFO ] Create filesystem on device /dev/sda1 [INFO ] Tune filesystem on device /dev/sda1 GNU GRUB version 0.97 (640K lower / 3072K upper memory) [ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible completions of a device/filename.] grub> root (hd0,0) Filesystem type is ext2fs, partition type 0x83 grub> setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no Checking if "/grub/stage1" exists... yes Checking if "/grub/stage2" exists... yes Checking if "/grub/e2fs_stage1_5" exists... yes Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0)"... failed (this is not fatal) Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0,0)"... failed (this is not fatal) Running "install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf "... succeeded Done. grub> quit
-
Oracle ExadataラックX8以前を使用している場合は、
ibhosts
を実行し、すべてのノードで正しいIPアドレスとホスト名が表示されることを確認します。elasticNode
が説明に含まれるノードはないはずです。 -
OEDAツールを実行してデプロイします。
[root] # ./install.sh -cf ../MAA-dm01.xml -l 1. Validate Configuration File 2. Setup Capacity-on-Demand 3. Create Virtual Machine 4. Create Users 5. Setup Cell Connectivity 6. Create Cell Disks 7. Create Grid Disks 8. Configure Alerting 9. Install Cluster Software 10. Initialize Cluster Software 11. Install Database Software 12. Relink Database with RDS 13. Create ASM Diskgroups 14. Create Databases 15. Apply Security Fixes 16. Install Exachk 17. Setup ASR Alerting 18. Create Installation Summary 19. Resecure Machine
6.12.2 エラスティック構成を使用した新規システムのイメージ化
エラスティック構成は現在すべての新規デプロイメントの標準方法であり、Oracle Exadata Database Machine X4-8以降のサーバーに適用されます。
エラスティック構成を使用して、データベース・サーバーまたはセルを既存の構成にさらに追加することもできます。このプロセスでは、注文された顧客構成の正確な値とは関係なく、初期IPアドレスをデータベース・サーバーおよびセルに割り当てることができます。
エラスティック構成は、工場から出荷されたマシン(またはそのマシンを模倣するように正確にイメージ化されたマシン)と、X4-8以降のシステムにのみ適用できます。最初のデプロイメント時、および工場生産の新しいコンポーネントをラックに追加する場合にエラスティック構成を実行できます。エラスティック構成を使用してシステムを構成または再構成することはできません。エラスティック構成は、工場から出荷されたマシンで初回のデプロイメントにのみ使用することをお薦めします。
エラスティック構成方法を使用して新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備するには、次のステップを実行します。
-
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)の最新のバージョンをダウンロードします。
-
OEDA構成ツールを実行して、構成ファイルを生成します。
-
すべてのサーバーの電源を投入します。
-
データベース・ノードおよびセルで、172.16.*の範囲の未使用のIPアドレスが
eth0
に自動的に割り当てられます。 -
ノードのホスト名は、
nodeN
の形式になります。ここで、Nは数値です。
-
-
Oracle VMを使用している場合は、OEDAインストール・ツールを実行する前に、各データベース・サーバーで
switch_to_ovm.sh
を実行します。データベース・サーバーがリブートされます。仮想デプロイメントではなく物理デプロイメントを使用する場合は、このステップをスキップできます。例:
# /opt/oracle.SupportTools/switch_to_ovm.sh 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Switch to DOM0 system partition /dev/VGExaDb/LVDbSys3 (/dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys3) 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device in boot area: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Set active systen device to /dev/VGExaDb/LVDbSys3 in /boot/I_am_hd_boot 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Reboot has been initiated to switch to the DOM0 system partition
-
ソフトウェアをインストールする前に、各データベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)で
reclaimdisks.sh
を実行します。/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
コマンドでは、未選択のデプロイメント・タイプ用に予約されたディスク領域が再利用されます。このコマンドの所要時間は5分未満です。システムはRAID5で構成されたディスクでイメージ化されます。RAID再構築はreclaimdisks.sh
プロセスに含まれなくなりました。注意:
このステップはスキップしないでください。このステップをスキップすると、未使用の領域をreclaimdisks.sh
で再利用できなくなります。# /opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim Model is ORACLE SERVER X5-2 Number of LSI controllers: 1 Physical disks found: 4 (252:0 252:1 252:2 252:3) Logical drives found: 1 ... [INFO ] Copying /usr/share/grub/x86_64-redhat/* to /boot/grub ... [INFO ] Create filesystem on device /dev/sda1 [INFO ] Tune filesystem on device /dev/sda1 GNU GRUB version 0.97 (640K lower / 3072K upper memory) [ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible completions of a device/filename.] grub> root (hd0,0) Filesystem type is ext2fs, partition type 0x83 grub> setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no Checking if "/grub/stage1" exists... yes Checking if "/grub/stage2" exists... yes Checking if "/grub/e2fs_stage1_5" exists... yes Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0)"... failed (this is not fatal) Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0,0)"... failed (this is not fatal) Running "install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf "... succeeded Done. grub> quit
-
OEDAに付属している
applyElasticConfig.sh
スクリプトを実行して、固有の構成をノードに適用します。 -
ibhosts
を実行し、すべてのノードが正しいIPアドレスおよびホスト名を示すことを確認します。elasticNode
が説明に含まれるノードはないはずです。 -
OEDAによって生成された構成ファイルの名前を指定し、OEDAツールを実行してデプロイします。
たとえば、ラックの名前が
exadm01
である場合は、次のコマンドを使用します。[root] # ./install.sh -cf ../exadm01.xml -l 1. Validate Configuration File 2. Setup Capacity-on-Demand 3. Create Virtual Machine 4. Create Users 5. Setup Cell Connectivity 6. Create Cell Disks 7. Create Grid Disks 8. Configure Alerting 9. Install Cluster Software 10. Initialize Cluster Software 11. Install Database Software 12. Relink Database with RDS 13. Create ASM Diskgroups 14. Create Databases 15. Apply Security Fixes 16. Install Exachk 17. Setup ASR Alerting 18. Create Installation Summary 19. Resecure Machine
親トピック: 新規システムのイメージ化
6.12.3 ISOを使用した新規システムのイメージ化
ISOを使用して、新しいExadataシステムをデプロイメント用に準備できます。
-
最新のOracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を取得します。
-
OEDA構成ツールを実行して、構成ファイルを生成します。
-
すべてのサーバーの電源を投入します。
-
データベース・ノードおよびセルに、172.16範囲のeth0で未使用のIPアドレスが自動的に割り当てられます。
-
ノードのホスト名は、
nodeN
の形式になります。ここで、Nは数値です。
-
-
OEDAを実行して、システムのイメージ化に使用できる
preconf.csv
ファイルを生成します。 -
最初のデータベース・ノードに接続します。そのためには、ラップトップをILOMシリアル管理ポート(9600、8、N、1)に接続し、コンソールに接続してデータベース・ノードにログインします。
-
各データベース・ノードのeth0 MACアドレスを取得します。これは、ILOMの
/SYS/MB/NET0
のfru_macaddress
フィールドです(または、コンソールにログインした場合はip addr
を使用します)。-
コンソールからsshを使用して他のデータベース・ノードに接続します。
-
ibhosts
を実行してノード名とIPアドレスのリストを取得します。
-
-
各ノードの
preconf.csv
ファイルの7番目のフィールドに、大文字を使用してMACアドレスを挿入します。このフィールドは空である必要があります。つまり、2つの連続したカンマ文字(,,
)が表示されます。例:orhb42-b08-01,example.com,db,eth0,eth0,Management,00:10:E0:69:34:52, 10.196.3.106,255.255.224.0,10.196.31.250,orhb42-b08-01-priv,Private:ac tive-bond-ib,192.168.10.15,255.255.255.0,,,America/Los_Angeles
-
ipconf
を実行して、生成されたpreconf.csv
ファイルを確認します。これはいずれのExadataサーバーでも実行でき、必須ではありませんが、続行する前にpreconf.csv
が有効であることを確認するために役立ちます。# ipconf -verify -preconf /tmp/preconf.csv [Info]: ipconf command line: /opt/oracle.cellos/ipconf.pl -verify -preconf /tmp /preconf -nocodes [Done]: Pre config verification OK
-
12.1.2.2.0より前のバージョンを使用している場合は、ステップ11に進み、ImageMakerを使用してイメージ・ファイルを作成します。
バージョン12.1.2.2.0以上を使用している場合は、
imagemaker
を使用してイメージ・ファイルを作成する必要はありません。関連するPXE、ISOおよびUSBイメージ・ファイルはパッチ自体にすでに作成されています。事前作成されたイメージ・ファイルを含むパッチをOracle Software Delivery Cloudからダウンロードし、ダウンロードしたISO.iso
イメージ・ファイルを適切な場所に配置します。12.1.2.2.0では、My Oracle Supportノート2038073.1からパッチ番号を取得できます。データベース・ノードとセルに個別のImageMakerファイルがあります。ノート: イメージ・バージョン12.1.2.2.0では、ダウンロード可能なイメージ・ファイルの形式が変更されました。
ダウンロードしたzipファイル内にイメージ・ファイルがあります。たとえば、データベース・ノードのzipファイルには次のファイルが含まれています。
compute_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917-1.x86_64.iso
セル・イメージでは、ファイルは次のようになります。
cell_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917-1.x86_64.iso
-
(12.1.2.2.0以上の場合)パッチ
README.txt
のステップに従って、ISOファイルとオプションのpreconf.csv
ファイルを所定の場所にコピーします。-
ダウンロード後、次のISOイメージのファイルを
root
ユーザーとして解凍します。b2d6d9ac61e2e673d05fba11ec65107d compute_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917-1.x 86_64.iso
ノート:
-
ISO +
preconf.csv
は、ILOMのNFSリポジトリにISOイメージがマウントされ、preconf.csv
ファイルが同じNFSディレクトリに配置されている場合にのみサポートされます。ILOMにISOイメージをマウントする他のすべての方法(SAMBA URIおよびJavaリモート・コンソール)およびDVDへのISOイメージの書込みは、preconf.csv
ファイルでは機能しません。NFS中央リポジトリからISOイメージをマウントする方法の手順は、『Oracle X5シリーズサーバー管理ガイド』のホストス・トレージ・デバイス・リダイレクション・セッションの構成に関する項を参照してください。 -
発生する可能性があるコンソールへのテキストの遅延エコーのため、ブート・プロセスは
Nameserver:
を要求することによって入力で対話ipconf
が完了するまで待機することに注意してください -
バグにより、
ipconf
ではネットワーク設定を入力するよう2回要求されます。
-
-
ステップ15に進み、ISOイメージでシステムをブートしてインストール・プロンプトに従います。ISOは、前述のノートのステップに従って
preconf.csv
で使用可能にするか、またはpreconf.csv
が使用されていない場合は、再イメージ化するノードのILOMの仮想メディアとして使用可能にできます。
-
-
imagemaker
キットをダウンロードし、USBドライブ用のファイルを準備および作成します。このキットは、Oracle Software Delivery Cloud (
edelivery.oracle.com
)サイトの「Oracle Database Products」→「Linux x86-64」で公開されています。データベース・ノードとセルに個別のImageMakerファイルがあります。 -
ダウンロード後、最初のファイル(
V75080-01.zip
のような名前)を解凍し、後続のファイルも解凍します。解凍はrootユーザーとして実行します。次に、tarファイルを解凍します。# unzip V75080-01.zip # unzip cellImageMaker_12.1.2.1.1_LINUX.X64_150316.2-1.x86_64.zip # tar -pxvf cellImageMaker_12.1.2.1.1_LINUX.X64_150316.2-1.x86_64.tar
生成されたディレクトリの
README_FOR_FACTORY.txt
ファイルで追加の詳細を参照します。 -
makeImageMedia.sh
を実行して、イメージ化用のISOファイルを作成します。12.1.2.1.0以上のイメージを作成する場合、ISOイメージ作成の推奨
makeImageMedia.sh
オプションは次のとおりです。-
(12.1.2.1.0から12.2.1.1.0)ディレクトリを
dl180
またはdl360
ディレクトリに変更します。 -
(12.2.1.1.0以上)ディレクトリを
cell
またはcompute
ディレクトリに変更します。 -
ISOファイルを作成します。
./makeImageMedia.sh -factory -stit -reboot-on-success -nodisktests [-preconf preconf_file] filename.iso
ISOイメージ化では、
-preconf
オプションを使用する場合、Oracle Exadataデータベース・サーバーからmakeImageMedia.sh
を実行する必要があることに注意してください。例:
# ./makeImageMedia.sh -factory -stit -reboot-on-success -nodisktests -preconf preconf.csv computenode.iso [Info]: ipconf command line: /root/imagemaker/compute/initrd/opt/oracle.cellos /ipconf.pl -preconf preconf.csv -verify -nocodes [Done]: Pre config verification OK Please wait. Calculating md5 checksums for cellbits ... Calculating md5 checksum for exaos.tbz ... Calculating md5 checksum for dbboot.tbz ... Calculating md5 checksum for dbfw.tbz ... Calculating md5 checksum for kernel.tbz ... Calculating md5 checksum for ofed.tbz ... Calculating md5 checksum for sunutils.tbz ... Calculating md5 checksum for commonos.tbz ... Calculating md5 checksum for debugos.tbz ... Calculating md5 checksum for dbrpms.tbz ... Calculating md5 checksum for exaosovs.tbz ... Calculating md5 checksum for dbovsboot.tbz ... Calculating md5 checksum for kernelovs.tbz ... Calculating md5 checksum for ofedovs.tbz ... Calculating md5 checksum for commonovsos.tbz ... Calculating md5 checksum for debugosovs.tbz ... Calculating md5 checksum for dbovsrpms.tbz ... Calculating md5 checksum for sunovsutils.tbz ... Calculating md5 checksum for dbvmboot.tbz ... Calculating md5 checksum for ofedvm.tbz ... Calculating md5 checksum for sunvmutils.tbz ... Please wait. Making initrd ... 395864 blocks Please wait. Calculating md5 checksums for boot ... Size of boot image is 4 sectors -> No emulation 0.30% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 0.60% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 0.90% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 1.21% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 1.51% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 1.81% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 2.11% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 2.41% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 2.71% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 3.02% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 3.32% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 3.62% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 3.92% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 4.22% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 4.52% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 4.83% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 5.13% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 5.43% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 5.73% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:27 2016 <output truncated> 97.72% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 98.02% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 98.32% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 98.62% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 98.92% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 99.22% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 99.52% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 99.83% done, estimate finish Wed Nov 29 10:47:30 2016 Total translation table size: 2048 Total rockridge attributes bytes: 0 Total directory bytes: 2048 Path table size(bytes): 26 Max brk space used 0 1657890 extents written (3238 MB) Done creation of installation ISO for compute node
-
-
再イメージ化するデータベース・サーバーのILOMにISOを仮想メディアとして接続し、次のブート・デバイスとしてCDROMを選択します。
-
データベース・ノードまたはセルをリブートして、ISOからイメージ化プロセスを開始します。
-
Oracle VMを使用している場合は、各データベース・サーバーで
switch_to_ovm.sh
を実行します。データベース・サーバーがリブートされます。例:
# /opt/oracle.SupportTools/switch_to_ovm.sh 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Switch to DOM0 system partition /dev/VGExaDb/LVDb Sys3 (/dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys3) 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys 1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device in boot area: /dev/mapper/VG ExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Set active systen device to /dev/VGExaDb/LVDbSys3 in /boot/I_am_hd_boot 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Reboot has been initiated to switch to the DOM0 s ystem partition
-
ソフトウェアをインストールする前に、各データベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)で
reclaimdisks.sh
を実行します。/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
コマンドでは、未選択のデプロイメント・タイプ用に予約されたディスク領域が再利用されます。このコマンドの所要時間は5分未満です。システムはRAID5で構成されたディスクでイメージ化されます。RAID再構築はreclaimdisks.sh
プロセスに含まれなくなりました。注意:
このステップはスキップしないでください。このステップをスキップすると、未使用の領域をreclaimdisks.sh
で再利用できなくなります。# /opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim Model is ORACLE SERVER X5-2 Number of LSI controllers: 1 Physical disks found: 4 (252:0 252:1 252:2 252:3) Logical drives found: 1 ... [INFO ] Copying /usr/share/grub/x86_64-redhat/* to /boot/grub ... [INFO ] Create filesystem on device /dev/sda1 [INFO ] Tune filesystem on device /dev/sda1 GNU GRUB version 0.97 (640K lower / 3072K upper memory) [ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible completions of a device/filename.] grub> root (hd0,0) Filesystem type is ext2fs, partition type 0x83 grub> setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no Checking if "/grub/stage1" exists... yes Checking if "/grub/stage2" exists... yes Checking if "/grub/e2fs_stage1_5" exists... yes Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0)"... failed (this is not fatal) Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0,0)"... failed (this is not fatal) Running "install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf "... succeeded Done. grub> quit
-
ibhosts
を実行し、すべてのノードが正しいIPアドレスおよびホスト名を示すことを確認します。elasticNode
が説明に含まれるノードはないはずです。 -
OEDAツールを実行してデプロイします。
[root] # ./install.sh -cf ../MAA-dm01.xml -l 1. Validate Configuration File 2. Setup Capacity-on-Demand 3. Create Virtual Machine 4. Create Users 5. Setup Cell Connectivity 6. Create Cell Disks 7. Create Grid Disks 8. Configure Alerting 9. Install Cluster Software 10. Initialize Cluster Software 11. Install Database Software 12. Relink Database with RDS 13. Create ASM Diskgroups 14. Create Databases 15. Apply Security Fixes 16. Install Exachk 17. Setup ASR Alerting 18. Create Installation Summary 19. Resecure Machine
6.12.4 PXEを使用した新規システムのイメージ化
PXEを使用して、新しいExadataシステムをデプロイメント用に準備できます。
- PXEを使用し、リリース12.1.2.2.0以降を使用した新規システムのイメージ化
PXEを使用した簡略化された方法を使用して、Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.2.0以降を実行する新しいExadataシステムをデプロイメント用に準備できます。 - PXEを使用した12.1.2.2.0より前のリリースの新規システムのイメージ化
PXEを使用して、12.1.2.2.0より前のOracle Exadata System Softwareリリースを実行する新しいExadataシステムをデプロイメントのために準備できます。
親トピック: 新規システムのイメージ化
6.12.4.1 PXEの使用し、リリース12.1.2.2.0以降を使用した新規システムのイメージ化
PXEを使用した簡略化された方法を使用して、Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.2.0以降を実行する新しいExadataシステムをデプロイメント用に準備できます。
6.12.4.2 PXEを使用した12.1.2.2.0より前のリリースの新規システムのイメージ化
PXEを使用して、12.1.2.2.0より前のOracle Exadata System Softwareリリースを実行する新しいExadataシステムをデプロイメントのために準備できます。
親トピック: PXEを使用した新規システムのイメージ化
6.12.5 USBを使用した新規システムのイメージ化
USBを使用して、新しいExadataシステムをデプロイメント用に準備できます。
-
最新のOracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を取得します。
-
OEDAを実行して、システムのイメージ化に使用できる
preconf.csv
ファイルを作成します。 -
すべてのサーバーの電源を投入します。
-
データベース・ノードおよびセルに、172.16範囲のeth0で未使用のIPアドレスが自動的に割り当てられます。
-
ノードのホスト名は、
nodeN
の形式になります。ここで、Nは数値です。
-
-
最初のデータベース・ノードに接続します。そのためには、ラップトップをILOMシリアル管理ポート(9600、8、N、1)に接続し、コンソールに接続してデータベース・ノードにログインします。
-
各データベース・ノードのeth0 MACアドレスを取得します。これは、ILOMの
/SYS/MB/NET0
のfru_macaddress
フィールドです。または、コンソールにログインした場合は、コマンドip addr
を使用します。-
コンソールからSSHを使用して他のデータベース・ノードに接続します。
-
ibhosts
を実行してノード名とIPアドレスのリストを取得します。
-
-
各ノードの
preconf.csv
ファイルの7番目のフィールドに、大文字を使用してMACアドレスを挿入します。このフィールドは空である必要があります。つまり、2つの連続したカンマ文字(,,
)が表示されます。たとえば、MACアドレスが00:10:E0:69:34:52の場合は、次のようになります。orhb42-b08-01,example.com,db,eth0,eth0,Management,00:10:E0:69:34:52, 10.196.3.106,255.255.224.0,10.196.31.250,orhb42-b08-01-priv,Private:active-bond-ib, 192.168.10.15,255.255.255.0,,,America/Los_Angeles
-
ipconf
を実行して、生成されたpreconf.csv
ファイルを確認します。この操作は任意のOracle Exadataで実行でき、必須ではありませんが、続行する前にpreconf.csv
ファイルが有効であることを確認するために役立ちます。# ipconf -verify -preconf /tmp/preconf.csv [Info]: ipconf command line: /opt/oracle.cellos/ipconf.pl -verify -preconf /tmp/preconf -nocodes [Done]: Pre config verification OK
-
12.1.2.2.0より前のバージョンでは、ステップ11に進み、ImageMakerを使用してイメージ・ファイルを作成します。
12.1.2.2.0以上を使用している場合は、バージョン12.1.2.2.0で
imagemaker
を使用してイメージ・ファイルを作成する必要はありません。関連するPXE、ISOおよびUSBイメージ・ファイルはパッチ自体にすでに作成されています。事前作成されたイメージ・ファイルを含むパッチをOracle Software Delivery Cloud (edelivery)からダウンロードし、ダウンロードしたUSB.img
イメージ・ファイルをUSBドライブに配置します。12.1.2.2.0では、My Oracle Supportノート2038073.1からパッチ番号を取得できます。データベース・ノードとセルに個別のImageMakerファイルがあります。ノート: イメージ・バージョン12.1.2.2.0では、ダウンロード可能なイメージ・ファイルの形式が変更されました。
ダウンロードしたzipファイル内にイメージ・ファイルがあります。たとえば、データベース・ノードのzipファイルには
computeImageMaker_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917.x86_64.img
が含まれています。セル・イメージでは、ファイルはcellImageMaker_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917.x86_64.img
のようになります。 -
(12.1.2.2.0以上の場合)パッチ
README.txt
ファイルのステップに従って、ファイルおよびオプションのpreconf.csv
ファイルをUSBドライブにコピーします。-
computeImageMaker_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917.x86_64.img
ファイルをOracle Linuxサーバーのディレクトリに配置します。 -
md5sumが一致することを確認します。
f3daae6a9757d4feb4a0f4262e610945
computeImageMaker_12.1.2.2.0_LINUX.X64_150917.x86_64.img
-
次のようなコマンドを使用してUSBドライブを準備します。ここで、
/dev/sdd
は挿入されたUSBドライブの名前です。# dd if=/dev/zero of=/dev/sdd bs=1M count=100 oflag=direct
USBドライブの正確な名前を確認するには、USBドライブを挿入した後、
/var/log/messages
を参照します。 -
.img
ファイルをUSBドライブに書き込みます。これには15分以上かかる場合があり、操作中出力は表示されません。# dd if=filename.img of=/dev/sdd bs=1M oflag=direct
-
Oracle Linuxのパーティション表を再スキャンして、新しいパーティションを認識します。
# partprobe
-
システムでext4ファイル・システムがサポートされていればUSBがマウント可能であることを確認します。前の
dd
コマンドがOracle Linux 5システムで実行された場合でも、このステップではこれをOracle Linux 6システムにする必要があります。mount /dev/sdd1 /mnt
-
(オプション)
preconf.csv
ファイルを準備してUSBドライブに配置します。ファイル名はUSBドライブ上でpreconf.csv
にする必要があります。preconf.csv
ファイルには、各ノードのMACアドレスがイメージ化中に使用される順序で含まれている必要があります。イメージ化中にpreconf.csv
ファイルが使用されない場合、ノードの最初のブート時にノードのネットワーク構成を求められます。# cp /path/preconf.csv /mnt/preconf.csv # umount /mnt
上の
umount
コマンドでは、ファイル・システムが同期していることを確認します。
-
-
ImageMakerキットをダウンロードし、USBドライブ用のファイルを準備および作成します。このキットは、Oracle Software Delivery Cloud (edelivery)サイトの「Oracle Database Products」→「Linux x86-64」で公開されています。データベース・ノードとセルに個別のImageMakerファイルがあります。
-
ImageMakerをダウンロードした後、最初のファイル(
V75080-01.zip
のような名前)を解凍し、後続のファイルも解凍します。解凍はroot
ユーザーとして実行します。次に、tarファイルを解凍します。# unzip V75080-01.zip # unzip cellImageMaker_12.1.2.1.1_LINUX.X64_150316.2-1.x86_64.zip # tar -pxvf cellImageMaker_12.1.2.1.1_LINUX.X64_150316.2-1.x86_64.tar
生成されたディレクトリの
README_FOR_FACTORY.txt
ファイルで追加の詳細を参照します -
ImageMakerを解凍したサーバーのスロットに空白のUSBドライブを挿入します。
-
makeImageMedia.sh
を実行してカーネルinitrd
と、USBデバイスのイメージ・ファイルを作成します。makeImageMedia.sh
により、USBデバイスでのイメージの作成を確認するよう求められます。12.1.2.1.0以上のイメージを作成する場合、USBブート可能メディア作成の推奨makeImageMedia.sh
オプションは次のとおりです。-
(12.1.2.1.0から12.2.1.1.0の場合)ディレクトリを
dl180
またはdl360
ディレクトリに変更します。 -
(12.2.1.1.0以上の場合)ディレクトリを
cell
またはcompute
ディレクトリに変更します。 -
USB用のファイルを作成します。
./makeImageMedia.sh -factory -stit -reboot-on-success -nodisktests [-preconf path_to_preconf_file]
USBイメージ化では、次の点に注意してください。
-
-preconf
オプションを使用する場合は、Oracle Exadataデータベース・サーバーからmakeImageMedia.sh
を実行する必要があります。 -
Oracle Software Delivery Cloud (edelivery)で入手可能なストレージ・サーバーおよびデータベース・サーバーのイメージに付属する
makeImageMedia.sh
スクリプトで作成したブート可能USBを使用して再イメージ化しようとした場合、ブート中にストレージ・サーバーとデータベース・サーバーがハングする可能性があります。この問題を回避するには、My Oracle Supportノート1919001.1を参照してください
-
-
USBドライブが準備できたら、イメージ化するサーバーのスロットに配置します。イメージ・タイプがサーバー・タイプ(データベース・ノードまたはセル)と一致していることを確認します。
-
データベース・ノードまたはセルをリブートして、USBからイメージ化プロセスを開始します。
-
Oracle VMを使用している場合は、各データベース・サーバーで
switch_to_ovm.sh
を実行します。データベース・サーバーがリブートされます。例:
# /opt/oracle.SupportTools/switch_to_ovm.sh 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Switch to DOM0 system partition /dev/VGExaDb/LVDbSys3 (/dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys3) 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Active system device in boot area: /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Set active systen device to /dev/VGExaDb/LVDbSys3 in /boot/I_am_hd_boot 2014-12-07 11:58:36 -0800 [INFO] Reboot has been initiated to switch to the DOM0 system partition
-
ソフトウェアをインストールする前に、各データベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)で
reclaimdisks.sh
を実行します。/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
コマンドでは、未選択のデプロイメント・タイプ用に予約されたディスク領域が再利用されます。このコマンドの所要時間は5分未満です。システムはRAID5で構成されたディスクでイメージ化されます。RAID再構築はreclaimdisks.sh
プロセスに含まれなくなりました。注意:
このステップはスキップしないでください。このステップをスキップすると、未使用の領域をreclaimdisks.sh
で再利用できなくなります。# /opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim Model is ORACLE SERVER X5-2 Number of LSI controllers: 1 Physical disks found: 4 (252:0 252:1 252:2 252:3) Logical drives found: 1 ... [INFO ] Copying /usr/share/grub/x86_64-redhat/* to /boot/grub ... [INFO ] Create filesystem on device /dev/sda1 [INFO ] Tune filesystem on device /dev/sda1 GNU GRUB version 0.97 (640K lower / 3072K upper memory) [ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible completions of a device/filename.] grub> root (hd0,0) Filesystem type is ext2fs, partition type 0x83 grub> setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no Checking if "/grub/stage1" exists... yes Checking if "/grub/stage2" exists... yes Checking if "/grub/e2fs_stage1_5" exists... yes Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0)"... failed (this is not fatal) Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd0,0)"... failed (this is not fatal) Running "install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf "... succeeded Done. grub> quit
-
ibhosts
を実行し、すべてのノードが正しいIPアドレスおよびホスト名を示すことを確認します。「elasticNode」が説明に含まれるノードはないはずです。 -
OEDAツールを実行してデプロイします。
[root] # ./install.sh -cf ../MAA-dm01.xml -l 1. Validate Configuration File 2. Setup Capacity-on-Demand 3. Create Virtual Machine 4. Create Users 5. Setup Cell Connectivity 6. Create Cell Disks 7. Create Grid Disks 8. Configure Alerting 9. Install Cluster Software 10. Initialize Cluster Software 11. Install Database Software 12. Relink Database with RDS 13. Create ASM Diskgroups 14. Create Databases 15. Apply Security Fixes 16. Install Exachk 17. Setup ASR Alerting 18. Create Installation Summary 19. Resecure Machine
関連項目
親トピック: 新規システムのイメージ化
6.12.6 イメージ化パラメータへの更新
12.1.2.1.0以上では、いくつかのコマンドライン・オプションが変更されました。
次のような変更がありました。
-
updfrm
updfrm
オプションはどのような形でも使用しないでください。このオプションは、将来イメージ化オプションから削除されます。かわりに、最初のブート時にファームウェアが自動的に更新されるようにします。 -
dualboot
12.1.2.1.0ではSolarisがサポートされないため、
dualboot
は不要になりました。このオプションは12.1.2.1.0以上では有効ではありません。 -
factory
factory
キーワードの意味は12.1.2.1.0から変更されました。factoryを使用する場合、ovs=yesなどの追加のオプションが強制されるようになりました。これは、最終システム構成(Oracle VM、物理など)に関係なく、すべてのイメージ化で使用する必要があります -
OVS=yes|no
このオプションのデフォルトはnoです。ただし、将来変更される可能性があるため、このオプションを使用することはお薦めしません。かわりに、一部のデフォルト・オプションを上書きするfactoryオプションを使用します。
役立つ追加のコマンドライン・オプションがあります。
-
データベース・ノードでホット・スペアを作成するには、
enable_hot_spare
オプションを使用します。-
makeImageMedia.shオプション:
-enable_hot_spare
-
PXEオプション:
enable_hot_spare
-
-
InfiniBandインタフェースのアクティブ結合または非アクティブ結合を強制するには(主に拡張ラックの場合)、
active-bond-ib
オプションを使用します。-
makeImageMedia.shオプション:
-active-bond-ib <yes|no>
-
PXEオプション:
active-bond-ib=<yes|no>
-
imagemakerソフトウェアに付属のREADME_FOR_FACTORY.txt
ファイルでは、各オプションについて詳細に説明しています。
6.13 Oracle Exadata Database Machineの初期エラスティック構成の実行
このトピックでは、エラスティック構成のバックグラウンド情報を示して、Oracle Exadata Database Machineの初期構成を実行する方法を説明します。
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)によって生成される構成ファイルが必要です。
エラスティック構成は、Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.1.0の新機能です。これは次のようなすべてのラック構成に適用されます。
- 標準的な数のデータベース・ノードとセルを含むように注文されたラック(たとえば、クオータ・ラックまたはハーフ・ラック)
- 追加のデータベース・ノードとセルを備えたラック構成
- Oracle Exadata Database Machine Two-Socket X5世代以降のストレージ・サーバー
- InfiniBandネットワーク層またはRoCEネットワーク層を使用するOracle Exadata Rack。
Oracle Exadata Database Machine Two-Socket X5世代のストレージ・サーバー以降では、データベース・サーバーまたはストレージ・サーバーを既存の構成にさらに追加する場合も、同じプロセスを使用できます。
このプロセスでは、注文された構成の正確な値とは関係なく、初期IPアドレスをデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーに割り当てることができます。その後、ユーザー固有の構成をノードに適用できます。この手順は、任意のデータベース・ノード(通常は最初のノード)から実行でき、ストレージ・サーバーのみを追加する拡張の場合はストレージ・サーバーから実行することもできます。
すべてのOracle Exadata Database Machineには、RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチ・ポートにノードを配線するための事前定義済の方法があります。このため、ラック内の各ノードの場所からRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチのポートへの固定されたマッピングがあります。常にこのマップに従ってラックに装置が取り付けられる場合は、RDMAネットワーク・ファブリックに問い合せて、ノードが接続されているRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチ・ポートを判別することで、ノードのラック・ユニットの場所を特定できます。一度この情報が見つかると、これを使用してノードのラック・ユニット位置を判別します。この情報を使用して、ラック・ユニット位置に基づく初期IPアドレスをノードに割り当てることができます。ラック内でのノードの位置が下がるほどIPアドレスの値が小さくなります。
ノート:
-
RAID再構築/復元(ディスクの置換えまたは拡張)が進行中の場合、この項のステップを実行する前に、それが終了するまで待機します。これは、RAID再構築/復元が完了するまで、
reclaimdisks.sh
スクリプトの実行がブロックされるためです。 -
すべてのデータベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)にソフトウェアをインストールする前に、未使用のシステム・パーティションのディスク領域を再利用する必要があります。次のスクリプトを使用してディスク領域
/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
を再利用します。
-
最初のデータベース・サーバーのコンソール・セッションを開きます。最初のデータベース・サーバーは、ラック位置U16にあるラックの最下位データベース・サーバーです。セルのみの拡張の場合は、データベース・ノードではなくストレージ・サーバーでこの手順を実行する必要があります。
ノート:
Oracle Exadata Database Machineのネットワーク接続および構成はまだ行われていません。 -
最初のデータベース・サーバーに
root
ユーザーとしてログインします。ノート:
root
ユーザーのパスワードがない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。 -
(X8Mラック以外の場合)次のコマンドを使用して、すべてのサーバーの
eth0
インタフェースが、172.16.*
IPアドレスを使用して構成されていることを確認します。# ibhosts Ca : 0x0010e00001486fb8 ports 2 "node10 elasticNode 172.16.2.46,172.16.2.46 ETH0" Ca : 0x0010e00001491228 ports 2 "node9 elasticNode 172.16.2.45,172.16.2.45 ETH0" Ca : 0x0010e000014844f8 ports 2 "node8 elasticNode 172.16.2.44,172.16.2.44 ETH0" Ca : 0x0010e00001488218 ports 2 "node4 elasticNode 172.16.2.40,172.16.2.40 ETH0" Ca : 0x0010e000014908b8 ports 2 "node2 elasticNode 172.16.2.38,172.16.2.38 ETH0" Ca : 0x0010e0000148ca68 ports 2 "node1 elasticNode 172.16.2.37,172.16.2.37 ETH0" Ca : 0x0010e00001485fd8 ports 2 "node3 elasticNode 172.16.2.39,172.16.2.39 ETH0"
各サーバー説明は、
hostname elasticNode. ipaddress ETH0
になるはずです。 -
(データベース・サーバーではオプション)ラックで仮想化を使用している場合は、次のコマンドを使用してOracle VMに切り替えます。
ノート:
このステップと次のステップのOracle VMは、OVMおよびKVMを表しています。Oracle Exadata Database MachineX8M-2以降、Oracle Linux KVMは、RoCE Network Fabricを使用するシステムの仮想化技術です。それ以外の場合、Oracle VMは、InfiniBand Network Fabricを使用するOracle Exadata Database Machineシステムのすべてで使用されるXenベースの仮想化技術です。
このステップではデータベース・サーバーをリブートされます。
ノート:
物理構成とOracle VM構成を切り替えることはできません。これはサポートされていません。# /opt/oracle.SupportTools/switch_to_ovm.sh
-
データベース・サーバーの未使用のディスク領域を再利用します。
すべてのデータベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)にソフトウェアをインストールする前に、未使用のシステム・パーティションのディスク領域を再利用する必要があります。次のスクリプトを使用してディスク領域
/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
を再利用します。Oracle VMが選択された場合、このステップでOracle VMとしてイメージがロックされます。切り替えることはできません。
reclaimdisks.sh
はパーティションの再構成とその他にいくつかの必要な構成変更を行い、通常は1分未満で完了します。 -
データベース・サーバーで、ディスク構成を確認します。
# /opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -check
システムが物理(ベア・メタル)デプロイメントの場合、出力の最後の行は次のようになります。
Valid. Booted: Linux. Layout: Linux.
システムがOracle VMデプロイメントの場合、出力の最後の行は次のようになります。
Valid. Booted: DOM0. Layout: DOM0.
システムがX8M上のOracle VMデプロイメント(KVM)の場合、出力の最後の行は次のようになります。This utility /opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh is not applicable for KVM based Exadata database nodes
-
次のいずれかの方法を使用して、OEDA構成ファイルをデータベース・サーバーにコピーします。ストレージ・サーバーのみを追加している場合は、ステップをストレージ・サーバーから実行できます。
-
USBフラッシュ・ドライブを使用する手順は、次のとおりです。
-
構成ファイルをUSBフラッシュ・ドライブにコピーします。
-
USBドライブをデータベース・サーバーまたはストレージ・サーバーに接続します。
-
次のコマンドを使用して、USBドライブを検索します。
for x in `ls -1 /sys/block`; do udevadm info --attribute-walk --path=/sys/block/$x | grep \ -iq 'DRIVERS=="usb-storage"'; if [ $? -eq 0 ] ; then echo /dev/${x}1; \ fi ; done
出力は次のようになります。
/dev/sdb1
ノート:
Oracle Exadata Storage Server X6またはX5 Extreme Flash (EF)が使用される場合、このコマンドによって2つの内部USBドライブ(通常、
/dev/sda1
と/dev/sdb1
)も返されます。新たに挿入されたUSBドライブは追加デバイス(通常は/dev/sdc1
)です。出力は次のようになります。
/dev/sda1 /dev/sdb1 /dev/sdc1
内部USBは
mdstat
を表示することで識別できます。# grep md4 /proc/mdstat | awk '{print $5,$6;}'
-
次のコマンドを使用して、データベース・サーバーまたはストレージ・サーバーにディレクトリを作成します。
# mkdir /mnt/usb
-
次のコマンドを使用して、インストール用のディレクトリを作成します。
# mkdir /opt/oracle.SupportTools/onecommand
このディレクトリがすでに存在する場合は、既存ディレクトリの名前を
onecommand.old
に変更してから、空のディレクトリを作成し直します。ノート:
/u01
または/EXAVMIMAGES
内のディレクトリを使用しないでください。これらのディレクトリに内容が含まれるとreclaimdidsks.sh
が失敗するためです。 -
デバイスをマウントします。ステップ7.cで指定したデバイス名を使用します。次に、コマンドの例を示します。
# mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt/usb
-
次のコマンドを使用して、USBフラッシュ・ドライブからデータベース・サーバーまたはストレージ・サーバーの
onecommand
ディレクトリにOEDAおよび構成ファイルをコピーします。# cp /mnt/usb/path_to_file/*.* /opt/oracle.SupportTools/onecommand
前述のコマンドのpath_to_fileは、USBフラッシュ・ドライブの構成ファイルへのディレクトリ・パスです。
-
次のコマンドを使用して、USBフラッシュ・ドライブをアンマウントします。
# umount /mnt/usb
-
データベース・サーバーまたはストレージ・サーバーからUSBフラッシュ・ドライブを取り外します。
-
-
一時的にネットワーク接続を使用する手順は、次のとおりです。
このオプションは、IPアドレスに競合があり、Oracle Exadata Database Machineがネットワークに接続されていない場合にのみ必要です。
-
最初のデータベース・サーバーの後部のNET0というラベルのイーサネット・ポートにネットワーク・ケーブルを接続します。
-
次のように、
eth0:1
インタフェースを起動します。# ifconfig eth0:1 real_ip netmask real_netmask up
前述のコマンドのreal_ipはデータベース・サーバーに割り当てられるIPアドレス、real_netmaskはデータベース・サーバーに割り当てられるサブネット・マスクです。
-
次のように、デフォルト・ルートを追加します。
# route add -net 0.0.0.0 netmask 0.0.0.0 gw real_gateway
前述のコマンドのreal_gatewayは、データベース・サーバーに使用されるデフォルトのゲートウェイです。
-
scp
などのファイル転送ユーティリティを使用して、構成ファイルをデータベース・サーバーまたはストレージ・サーバーの/opt/oracle.SupportTools/onecommand
ディレクトリにコピーします。 -
イーサネット・ポートNET0からネットワーク・ケーブルを取り外します。
ノート:
再起動中にネットワークが自動的に再構成されるため、ネットワークを再構成する必要はありません。
-
-
-
(X8Mラック以外の場合)次のコマンドを使用して、すべてのサーバーの
eth0
インタフェースが、172.16.*
IPアドレスを使用して構成されていることを確認します。# ibhosts
elasticNode
が説明に含まれるサーバー説明はないはずです。 -
ラック内のサーバーと同じネットワーク(
172.16.*
)上のホストに、OEDAアーカイブをダウンロードして解凍します。ラック内のサーバーでは、
applyElasticConfig.sh
スクリプトはデフォルトでは構成されません。 -
applyElasticConfig.sh
スクリプトを実行します。たとえば、OEDA ZIPファイルを
/opt/oracle.SupportTools/onecommand/linux-x64
ディレクトリに解凍した場合は、次のコマンドを使用します。# cd /opt/oracle.SupportTools/onecommand/linux-x64 # ./applyElasticConfig.sh -cf customer_name-configFile.xml
applyElasticConfig.sh
スクリプトは、すべてのデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーのネットワーク構成を実行します。プロセスが終了すると、すべてのサーバーが再起動します。 -
管理ネットワークの企業ネットワーク・ケーブルをCisco管理スイッチに接続します。
-
クライアント・アクセス・ネットワークの企業ネットワーク・ケーブルをデータベース・サーバーに接続します。
-
すべてのデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーを再起動します。
-
次のコマンドを使用して、最初のデータベース・サーバー(または、拡張でストレージ・サーバーのみを追加する場合はストレージ・サーバー)にログインし、ネットワーク接続を確認します。
# cd /opt/oracle.SupportTools/onecommand/linux-x64 #./checkip.sh -cf configuration_file
前述のコマンドのconfiguration_fileはOEDAからの構成ファイルの名前で、フルパスが含まれます。
ノート:
-
checkip.sh
スクリプトは、Oracle Exadata Database Machineへのネットワーク接続を確認するためにOracle Exadata Database Machineの外部のサーバーで実行できます。checkip.sh
ファイルを外部システムにコピーし、このステップに示されているコマンドを実行します。 -
Microsoft Windowsマシンからコマンドを実行する場合、コマンドは
checkip.cmd
になります。 -
関連するプラットフォーム用のOEDAのバージョンをダウンロードします。
-
-
OEDAを使用して、Oracle Exadata Database Machineのソフトウェアをインストールおよび構成します。
6.14 既存ラックへのエラスティック・ノードの追加
エラスティック構成を使用して既存のラックにノードを追加できます。
Oracle Exadata Database Machineの初期エラスティック構成の実行で説明したエラスティック構成手順を使用して、新しいサーバーを既存のラックに追加することもできます。新しいサーバーと既存のサーバーはX5以上であることが必要です。この手順では、既存の設定にデータベース・サーバーおよびセルを追加する準備として、IPアドレスを新しいデータベース・サーバーおよびセルに割り当てます。この方法を使用した前の世代のラックへのX5以上のモデルのサーバーの追加はサポートされていません。
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)によって生成されるXML構成ファイルには、既存のノードに加えて、追加する新しいノードも含まれることが必要です。
ノート:
データベース・サーバー(X8M-2以上を除く)では、applyElasticConfig.sh
スクリプトを実行する前にreclaimdisks.sh
を実行します。
ストレージ・サーバーのみを追加する場合は、データベース・サーバーではなくストレージ・サーバーからapplyElasticConfig.sh
スクリプトを実行できます。
既存のラックに新しいサーバーを追加するための全体的なプロセスは、次のとおりです。
-
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して新しいサーバーをラック構成に追加し、構成ファイルを生成します。
-
新しいサーバーを追加しているラック内の既存のサーバーにOEDAアーカイブをダウンロードして解凍します。
-
新しいサーバーをラックに取り付けます。
-
ラックのOEDA構成ファイルを確認して、新しいサーバーのラック内の場所(
ulocation
)を特定します。例:<uLocation>16</uLocation>
-
ローカル・シリアル管理接続(SER MGTポート)を使用して新しいサーバー上のILOMにログインし、SPのシステムの場所を確認します。
例:
-> show /sp/ system_location /SP Properties: system_location = ru_06 ->
-
ILOM SPの場所がOEDAの場所と異なる場合、ILOM SP内の場所を変更して、OEDAILOMの値と一致させます。
ノート:
OEDAラック構成XMLファイル内に重複した場所がないことを確認してください。次のコマンドで、ILOM SPのシステムの場所を設定します。
-> set /SP/ system_location=RU16
-
OEDA構成ファイルを解凍したサーバーにログインし、
applyElasticConfig.sh
スクリプトを実行します。たとえば、OEDA ZIPファイルを
/opt/oracle.SupportTools/onecommand/linux-x64
ディレクトリに解凍した場合は、次のコマンドを使用します。# cd /opt/oracle.SupportTools/onecommand/linux-x64 # ./applyElasticConfig.sh -cf customer_name-configFile.xml
applyElasticConfig.sh
スクリプトは、新しいサーバーのネットワーク構成を実行します。新しいサーバーは、プロセスの最後に再起動されます。
6.15 OEDA setuprootsshユーティリティの使用
OEDAに含まれているsetuprootssh.sh
ユーティリティを使用すると、root
ユーザーにキー・ベースの認証を設定できます。
setuprootssh.sh
ユーティリティはinstall
スクリプトおよびconfig
スクリプトと同じディレクトリ内にあります。
6.16 構成情報のロードおよびソフトウェアのインストール
Oracle Exadata Deployment Assistantを使用してラックを構成するか、手動で構成できます。
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)は、構成ファイルの情報に基づいて、ネットワーク設定のロード、ユーザー・アカウントの作成、Oracle Databaseソフトウェアのインストールおよびシステムの保護を実行します。
ノート:
-
サポートされている英語以外の言語を有効にするには、構成を開始する前に次の環境変数を設定します。
$ export LANG=preferred_language $ export LC_ALL=preferred_language
-
データベース・イメージをUSBドライブにコピーするには、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』の「データベース・メンテナンス」の章の手順を使用します。リリース12.1.2.1.0以上の場合、イメージの作成に使用されるシステムはOracle Linux 6以上を実行する必要があります。
- OEDAを使用したOracle Exadata Database Machineの構成
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して、エンジニアド・システムを構成します。 - Oracle Exadata Deployment Assistantとキー・ベースの認証の併用
-sshkeys
オプションを使用すると、SSHキー・ベースの認証をOEDAと組み合せて使用できます。 - デフォルト以外のルート・パスワードがあるシステムでのOracle Exadata Deployment Assistantの使用
-p
オプションを使用して、root
パスワードを必要なデフォルト値にリセットするかわりにパスワードの入力を求めることができます。 - Oracle Exadata Database MachineのOracle DatabaseおよびOracle ASMインスタンスの手動構成
6.16.1 OEDAを使用したOracle Exadata Database Machineの構成
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して、エンジニアド・システムを構成します。
OEDAのデプロイメント・フェーズは、新しいOracle Exadata Database Machineのデータベース・サーバーのいずれか、または新しいエンジニアド・システム・ラックと同じネットワークに接続されている他のホストで実行できます。ストレージ・サーバーからinstall.sh
を実行しないでください。新しいラック外のホストでOEDAを実行する場合は、次に示すように、かわりにホスト・マシンにOEDAホーム・ディレクトリおよびWorkdir
を作成します。
ノート:
OEDAは、データベース・サーバー(仮想化あり/なし)、ストレージ・サーバーおよびRDMAネットワーク・ファブリックを含む、すべてのExadataコンポーネントを構成します。正しく構成するには、OEDAに次へのアクセス権が必要です。
- データベース・サーバーのクライアントおよび管理ネットワーク・インタフェース(該当する場合はVMサーバー・ホストとVMゲストを含む)。
- ストレージ・サーバーの管理ネットワーク・インタフェース。
- RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチの管理ネットワーク・インタフェース。
OEDAデプロイメント・フェーズを、必要なすべてのネットワーク・インタフェースにアクセスできるホストで実行していることを確認します。
ノート:
ラック外のクライアント・マシンからOEDAを実行すると、ソフトウェア・イメージ・ファイルがネットワーク経由で転送され、プロセスが低速になります。ノート:
この手順では、Oracle VMはOVMおよびKVMを表します。Oracle Exadata Database MachineX8M-2以降、Oracle Linux KVMは、RoCE Network Fabricを使用するシステムの仮想化技術です。それ以外の場合、Oracle VMは、InfiniBand Network Fabricを使用するOracle Exadata Database Machineシステムのすべてで使用されるXenベースの仮想化技術です。
ノート:
常に、My Oracle Supportノート888828.1に示されている最新のOEDAパッチを使用してください。最新のステップは、パッチ内のREADMEを参照してください。次のステップは、OEDAデプロイメント・スクリプトによって実行されます。ただし、特定のデプロイメントでの実際のステップは、選択したデプロイメント・オプションによって異なる場合があります。たとえば、「Update Nodes for Eighth Rack」のステップが実行されるのはエイス・ラック構成をデプロイしている場合のみです。
1. Validate Configuration File
2. Update Nodes for Eighth Rack
3. Create Virtual Machine
4. Create Users
5. Setup Cell Connectivity
6. Create Cell Disks
7. Create Grid Disks
8. Configure Alerting
9. Install Cluster Software
10. Initialize Cluster Software
11. Install Database Software
12. Relink Database with RDS
13. Create ASM Diskgroups
14. Create Databases
15. Apply Security Fixes
16. Install Exachk
17. Setup ASR Alerting
18. Create Installation Summary
19. Resecure Machine
6.16.2 Oracle Exadata Deployment Assistantとキー・ベースの認証の併用
-sshkeys
オプションを使用すると、SSHキー・ベースの認証をOEDAと組み合せて使用できます。
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)の2020年4月以降のリリースでは、Oracle Exadataラックのroot
ユーザー認証にSSHキーを使用できます。
この機能を使用するには、まず、必要なSSHキーを設定しておく必要があります。そのための最も簡単な方法は、OEDAに含まれているsetuprootssh.sh
ユーティリティを使用することです。例:
./setuprootssh.sh -cf config.xml
setuprootssh.sh
ユーティリティの詳細は、「OEDA setuprootsshユーティリティの使用」を参照してください。
必要なSSHキーを設定したら、OEDAの起動時に、通常のコマンドライン・オプションに-sshkeys
オプションを追加します。例:
./install.sh -cf config.xml -s 1 -sshkeys -usesu
-sshkeys
オプションを指定すると、OEDAはSSHキー・ベースの認証を使用します。このオプションと関連して、OEDA WorkDir
には、デプロイメント・ファイル(config.xml)内にあるホストごとのSSH秘密キーが含まれている必要があります。秘密キーは、次のネーミング規則に従っている必要があります。
id_rsa.short_hostname.root
このキー・ファイル名のshort_hostnameは、対応するサーバー・ホスト名です(ドメイン名の修飾なし)。
前述の例で示したように、-sshkeys
オプションを指定するときには、-usesu
オプションも指定して、su
を使用するroot
ユーザーからの非root
コマンドを実行するようにOEDAに指示する必要があります。
Resecure Machine
のデプロイメント・ステップに従ってホストに初めてログインするときに、root
パスワードをリセットするように求められます。この状況は、SSHキー・ベースの認証が有効になっていて、パスワード・ベースの認証が無効になっていても発生します。
親トピック: 構成情報のロードおよびソフトウェアのインストール
6.16.3 デフォルト以外のルート・パスワードがあるシステムでのOracle Exadata Deployment Assistantの使用
-p
オプションを使用して、root
パスワードを必要なデフォルト値にリセットするかわりにパスワードの入力を求めることができます。
2016年11月のリリースから、Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)ではデフォルト以外のroot
パスワードがすでにあるOracle Exadataラックでのデプロイメントがサポートされます。root
パスワードをデフォルトに戻さなくても、デプロイメントを実行できます。以前のリリースでは、OEDAでは Oracle Exadataラックのすべてのサーバーでroot
パスワードがデフォルトである必要がありました。
新しい非デフォルト・パスワード機能では、root
パスワードはラック内の各ノードで異なる値を持つことができます。すでにデフォルト以外のパスワードが設定されている場合は、OEDAを実行するときに、既存のコマンドライン・オプションに-p
オプションを追加します。例:
./install.sh -cf <config.xml> -s 1 -p
-p
オプションを指定すると、OEDAによりroot
パスワードの入力を求められます。正しいパスワードを入力していることを必ず確認してください。誤ったパスワードを入力するとroot
アクセスが10分間できなくなり、ログインの試行に5回失敗するとサーバーがロックされてしまいます。
関連項目
- OEDAによって有効になるデフォルト・セキュリティ設定
親トピック: 構成情報のロードおよびソフトウェアのインストール
6.16.4 Oracle Exadata Database MachineのOracle DatabaseおよびOracle ASMインスタンスの手動構成
Oracle DatabaseおよびOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM) 11g リリース2 (11.2)以降を、データベース・サーバーにインストールする必要があります。使用するプラットフォームの適切なバージョンの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle DatabaseおよびOracle ASMのインストールに関する項の指示に従います。
ノート:
Hardware Assisted Resilient Data (HARD)機能を十分に活用するには、DB_BLOCK_CHECKSUM
初期化パラメータをTYPICAL
(デフォルト)またはFULL
に設定します。
Oracle Databaseをインストールする場合は、Oracle ASMストレージ・オプションを選択する必要があります。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)をインストールする場合は、プラットフォーム別のOracle Clusterwareのインストレーション・ガイドおよびOracle RACのインストレーション・ガイド(『Oracle Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイド』、『Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』など)を参照してください。
データベースを統合する際、Oracle Exadata Database Machine上に同じDB_UNIQUE_NAME
を持つ複数のデータベースが必要になった場合は、ストレージ・セルにOracle ASMクラスタを構成し、ASMを有効範囲にしたセキュリティを構成する必要があります。
ノート:
Oracle RACの場合は、クラスタ全体をシャットダウンし、データベースおよびセル・ソフトウェアをインストールしてセル構成ファイルを設定してからクラスタを再起動する必要があります。Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用して、Oracle Exadata Database Machine上にOracleソフトウェアの最新バージョンをインストールすることをお薦めします。ソフトウェアを手動でインストールする場合は、次の手順を実行します。
ノート:
すべてのデータベース・サーバー(X8Mサーバー上のKVM環境を除く)にソフトウェアをインストールする前に、未使用のシステム・パーティションのディスク領域を再利用する必要があります。次のスクリプトを使用してディスク領域/opt/oracle.SupportTools/reclaimdisks.sh -free -reclaim
を再利用します。
RAID再構築または復元(ディスクの置換えまたは拡張)が進行中の場合、reclaimdisks.sh
スクリプトを実行する前に、それが終了するまで待機します。これは、RAID再構築または復元が完了するまで、reclaimdisks.sh
スクリプトの実行がブロックされるためです。
-
『Oracle Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイドfor Linux』に示されているように、クラスタ・ソフトウェア用にOracle Grid Infrastructureをインストールします。
-
『Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイドfor Linux and UNIX』に示されているように、Oracle Databaseソフトウェアをインストールします。
-
Oracle DatabaseソフトウェアおよびOracle Exadata System Softwareの最新のパッチを適用します。
Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドの説明に従ってセルを構成し、データベースおよびOracle ASMインスタンスを作成したら、セルをOracle ASMディスク・グループの一部として使用できるようにインスタンスを構成する必要があります。必要な構成には、データベースおよびOracle ASMインスタンスの両方の初期化パラメータ・ファイルの更新が含まれます。また、ストレージ・セルにアクセスできるようにOracle ASMディスク・グループを作成する必要があります。
Oracle ASMまたはデータベース・インスタンスの初期化パラメータ・ファイルは、インスタンスの実行中に更新できますが、初期化パラメータ・ファイルを手動で更新した場合はインスタンスを再起動する必要があります。SQLのALTER SYSTEM
コマンドまたはALTER SESSION
コマンドを使用して初期化パラメータを動的に更新する場合は、インスタンスを再起動する必要はありません。
データベースの場合は、デフォルトのプランではなく新規のOracle Database Resource Managerプランを構成できます。
- データベース・インスタンスの互換パラメータの構成
My Oracle Supportで使用可能なOracle Exadata System Softwareのベスト・プラクティスを使用することをお薦めします。 - Oracle ASMインスタンスの初期化パラメータの構成
- 複数のデータベース・インスタンスでの同じDB_UNIQUE_NAMEの使用
データベースがそれぞれ別のOracle ASMクラスタに関連付けられている場合、同じDB_UNIQUE_NAME
値を使用するデータベース・インスタンスを複数作成できます。
関連項目
親トピック: 構成情報のロードおよびソフトウェアのインストール
6.16.4.1 データベース・インスタンスのCompatibleパラメータの構成
My Oracle SupportのOracle Exadata System Softwareのベスト・プラクティスを使用することをお薦めします。
セル・ストレージにアクセスできるようにデータベース・インスタンスを構成するには、データベースの初期化ファイルでCOMPATIBLE
パラメータを11.2.0.2以降に設定します。
初期化パラメータ・ファイルはオペレーティング・システムから表示できますが、データベースが実行中の場合は、SQL*Plus管理コマンドのSHOW PARAMETER
を使用できます。例:
SQL> SHOW PARAMETER
SQL> SHOW PARAMETER compatible
必要に応じて、初期化パラメータ・ファイルのCOMPATIBLE
初期化パラメータを11.2.0.2
以降に設定します。例:
COMPATIBLE='18.0.0'
COMPATIBLE
パラメータは動的には変更できません。初期化パラメータ・ファイルの値を変更する場合は、変更内容が反映されるように、データベースをシャットダウンしてから再起動する必要があります。
6.16.4.2 Oracle ASMインスタンスの初期化パラメータの構成
Oracle ASMインスタンスでExadata Storage Serverのグリッド・ディスクを検出してアクセスできるようにするには、ASM_DISKSTRING初期化パラメータを次のように構成する必要があります。
-
cellip.ora
ファイルに表示されるセルのすべてのグリッド・ディスクを検出するには、ASM_DISKSTRING初期化パラメータを空の文字列(''
)に設定します。これにより、Oracle ASMでは、/dev/raw/*
およびExadata Storage Server以外のASMLIBディスクが検出されます。 -
Oracle ASMによる検出を特定のディスク・セットに制限するには、ASM_DISKSTRING初期化パラメータを次の例のように設定します。
-
セルのサブセットのみを検出するには、次のようにASM_DISKSTRING値のパターンを使用します。
o/
cell-connect-info-pattern
/griddisk-name-pattern
.例:
ASM_DISKSTRING = 'o/*/data*'
-
Exadata Storage Server以外のディスクと
cellip.ora
ファイルに指定されているすべてのセルですべてのグリッド・ディスクを検出するには、Exadata Storage Serverグリッド・ディスク検索のためのワイルドカード・パターンを使用します。例:ASM_DISKSTRING = '/dev/rdsk/disk*', 'o/*/*'
-
ALTER SYSTEM
SQLコマンドを使用すると、Oracle ASMインスタンスの実行中でもASM_DISKSTRING初期化パラメータを変更できます。Oracle ASMインスタンスの実行中に初期化パラメータ・ファイルのASM_DISKSTRING初期化パラメータを編集する場合は、変更内容が反映されるように、Oracle ASMインスタンスをシャットダウンしてから再起動する必要があります。
関連項目:
-
次の詳細は、『Oracle Automatic Storage Managementストレージ管理者ガイド』を参照してください。
-
ASM_DISKSTRING初期化パラメータの詳細は、『Oracle Databaseリファレンス』を参照してください。
-
ALTER SYSTEM
コマンドの詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
6.16.4.3 複数のデータベース・インスタンスでの同じDB_UNIQUE_NAMEの使用
データベースがそれぞれ別のOracle ASMクラスタに関連付けられている場合、同じDB_UNIQUE_NAME
値を使用するデータベース・インスタンスを複数作成できます。
DB_UNIQUE_NAME
を使用する複数のデータベース・インスタンスを格納できます。
警告:
同じDB_UNIQUE_NAME
を使用するようデータベースを構成した場合、それらのデータベースはOracle Zero Data Loss Recovery Applianceにバックアップできません。
6.17 OEDA changePasswordユーティリティの使用
OEDAに含まれているchangePassword.sh
ユーティリティを使用して、すべてのクラスタのgrid
およびoracle
ユーザーのパスワードを変更できます。
install
およびconfig
スクリプトと同じディレクトリにあります。
6.18 Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのインストール
Oracle Exadata Database Machineは、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを使用して監視する必要があります。Exadata環境を十分に監視できるよう、必ずEnterprise Manager環境を高可用性および障害回復のために構成します。
関連項目
- 『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』
- 『Oracle Enterprise Manager Exadata管理スタート・ガイド』の「インストールとデプロイメント」
- 『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』の「高可用性のためのEnterprise Managerの構成」
- 『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』
- 『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』の「検出」
- Oracle Exadata Database MachineのOracle Configuration Managerの構成方法(My Oracle Support Doc ID 1319476.1)
- MAAベスト・プラクティスのWebサイト
6.19 OEDAを使用したVMクラスタのOracle Exadata Database Machineへの追加
Oracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を使用すると、既存のOracle Exadata Database Machineデプロイメントに仮想マシン(VM)クラスタを追加できます。
この手順には、次の前提条件があります。
-
システムは、既存のVMデプロイメントをサポートしている必要があります。
-
システムには、新しいVMクラスタを収容するための空き領域が必要です。具体的には、次のとおりです。
- すでにデプロイされているVMクラスタの数が最大数に達していないことが必要です。
- データベース・サーバーに利用可能なCPU、メモリーおよびローカル記憶域のリソースが存在している必要があります。
- ストレージ・サーバーに利用可能な記憶域領域が存在している必要があります。
-
現行のOEDAシステム構成XMLファイルのコピーが必要です。
既存のOracle Exadata Database MachineデプロイメントにVMクラスタを追加するには:
関連項目
- OEDAを使用したOracle Exadata Database Machineの構成