Essbaseのデプロイ
Oracle Essbaseは、Oracle Cloud Marketplaceからデプロイします。
Oracle Cloud Infrastructure管理者として、Oracle Cloud Infrastructureを使用してEssbaseを設定します。Oracle Cloud Marketplaceでは、Oracle Resource Managerを使用してネットワーク、コンピュート・インスタンス、Essbaseメタデータを格納するためのAutonomous Transaction Processingデータベースおよびロード・バランサをプロビジョニングします。
このプロセスでは、他の管理者ユーザーIDを指定する必要があります。管理者のアクセス要件を確認して、このような管理者アカウントで実行可能な操作を理解してください。
後で、作成したリソースを変更したり、変数を構成できます。トラブルシューティングが必要な場合にOracle Supportに転送できるログが作成されます。デプロイ後は、Essbase Webインタフェースでユーザーをロールおよび権限にいつでも割り当てられます。追加のネットワークおよびセキュリティの構成も実行できます。
デプロイ後の出力の確認または収集
すべてのデプロイメント出力を記録していなかった場合、Oracle Cloud Infrastructure管理者が、Oracle Resource Managerの「変数」ページまたは「アプリケーション情報」の他、Identity Cloud Service機密アプリケーションのクライアント構成の詳細でそれらを収集できます。
- デプロイメントの表示
Oracle Cloud Infrastructureコンソールにログインし、コンパートメントのリソース・マネージャに移動し、作成したEssbaseスタックの詳細を表示します。そこで、適用ジョブをクリックすると、デプロイメントのログおよび出力の詳細を表示できます。ロード・バランサを使用することにした場合は、そのパブリックIPがessbase_urlに含まれています。19cから19.3.0.4.5の場合、要塞ホストをデプロイしていると、出力にはbastion_host_public_ipが含まれ、essbase_node_public_ipはありません。
- 変数の表示
ログを使用したデプロイメントの詳細の検索および記録に加えて、リソース・マネージャの「変数」ページまたは「アプリケーション情報」ページでその大部分を表示することもできます。ロード・バランサを使用することにした場合、create_load_balancerはtrueです。
- 機密アプリケーション構成の表示
リソース・マネージャではマスクされているクライアント・シークレットを探すには、Identity Cloud Service管理者がIdentity Cloud Serviceコンソールに移動し、機密アプリケーションを選択して構成を表示できます。