数値を返すMDX関数
次の関数は値を返します。
表4-29 MDX数値関数
関数 | 結果 |
---|---|
Abs | 式の絶対値を返します。 |
Aggregate | タイム・バランスの動作に基づいて勘定科目メンバーを集約します。 |
Avg | セットのタプルで見つかった値の平均を返します。 |
Case | 条件式を実行します。 |
CellValue | 現在のセルの数値を戻します。 |
CoalesceEmpty | 指定された値式から最初の#Missing以外の値を返します。 |
Count | セット内のタプルの数を返します。 |
DateDiff | 2つの入力日の差を返します。 |
DatePart | 日付部分を表す数値(Weekなど)を返します。 |
EnumText | テキスト・リスト内の数値に対応するテキスト値を返します。 |
EnumValue | テキスト・リスト内のテキスト値の内部数値を返します。 |
Exp | 式の指数を戻します。 |
Factorial | 式のファクトリを返します。 |
IIF | 条件付きテストを実行し、テストがtrueと評価されるかfalseと評価されるかに応じて、適切な数値式またはセットを返します。 |
InStr | ある文字列が別の文字列内で最初に出現した位置を示す数値を返します。 |
Int | 式の次に小さい整数値を戻します。 |
Len | 文字列の長さを返します。 |
Ln | 式の自然対数を戻します。 |
Log | 指定された基数に対する式の対数を戻します。 |
Log10 | 式のbase-10対数を戻します。 |
Max | セットのタプルで見つかった値の最大数を返します。 |
Median | セットの中央値タプルの値を返します。 |
Min | セットのタプルで見つかった値の最小値を返します。 |
Mod | 除算演算の係数(剰余値)を戻します。 |
NonEmptyCount | 空でない値に評価されるセット内のタプルの数を返します。 |
NTile | セット内のタプルの除算番号を返します。 |
Ordinal | 階層の深さを示す数値を返します。 |
Percentile | セットの指定されたパーセンタイルにあるタプルの値を返します。 |
Power | powerに呼び出された数値式の値を返します。 |
Rank | セット内のタプルの数値位置を返します。 |
RealValue | 継承された属性ディメンション・コンテキストなしで、指定されたメンバーまたはタプルの値を戻します。 |
Remainder | 数値式の剰余値を返します。 |
Round | 数値式を指定された桁数に丸めます。 |
Stddev | サンプルに基づいて標準偏差を計算します。 |
Stddevp | 母集団に基づいて標準偏差を計算します。 |
StrToNum | 文字列を数値に変換します。 |
Sum | セット内のタプルの値の合計を返します。 |
Todate | 日付文字列を計算で使用可能な値に変換します。 |
Truncate | 数値式の小数部を削除し、整数を返します。 |