WindowsへのEssbaseのインストール

前提条件を確認して対応すると、EssbaseのWindowsへのインストールを開始できます。

前提条件と注意事項

インストールする前に、次に示す前提条件と注意事項、および前提条件と考慮事項に示す前提条件と注意事項も確認してください。

  • サポートされているバージョンのWindows (2019以降)。
  • サポートされているバージョンのOracle Java SDK (最新ビルドのJDK 1.8が事前にインストールされている必要があります)。
  • 環境変数としてのJAVA_HOMEの設定。
  • サポートされているバージョンのOracle Fusion Middleware Infrastructureがインストールされている必要があります。前提条件と手順は、「Fusion Middlewareのインストール」を参照してください。
  • Essbaseをインストールすると、定義されている自分のロールと権限に基づいて必要なサービスにアクセスできるようになります。
  • インストールを起動するときに、コマンド・ラインでオプションの引数を入力できます。インストール・オプション - 構文とコマンドを参照してください。
Essbaseインストーラの実行
  1. まだEssbase 21cのインストーラ・ソフトウェアをダウンロードしていない場合は、https://edelivery.oracle.com/osdc/faces/Home.jspxからダウンロードします。
  2. Essbaseのインストールjarファイルを実行します。

    例:

    C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_xxx\bin\java.exe -jar
          essbase-21.x.x.x.x-nnn-win64.jar

    インベントリの場所のパラメータ-invPtrLoc <file>を追加でき、<file>の値にはoraInst.locファイルのフルパスと名前を入力できます(このファイルはFusion MiddlewareがインストールされているOracleホーム・フォルダにあります)。インベントリの場所の指定を参照してください。

    前述のjavaコマンドを実行すると、インストーラ・ソフトウェアが抽出されます。抽出されない場合は、Oracle Java 8を使用していることを確認してください。
  3. 次世代のOracle Universal Installerが開きます。「ようこそ」ページを確認し、「次へ」をクリックします。
  4. 「インストール場所」では、Fusion Middlewareインストールに使用したものと同じ<Oracle Home>ディレクトリを入力します(例: c:\oracle_home\dist)。「次」をクリックします。
    「インストール場所」ページ

  5. インストールのサマリー(次に例を示しています)を確認し、「インストール」をクリックします。
    「インストールの概要」ページ

  6. インストールの進行状況ページでステータスを監視できます。100%に達したら、「終了」をクリックします。
  7. インストール完了ページが表示されます。
    「インストール完了」ページ

    1. すぐに構成に進むには、Essbase構成ツールを実行するチェック・ボックスを選択します。後で構成を実行する場合(たとえば、ここでRCUスキーマを事前作成する場合など)は、このチェック・ボックスを選択しないままにしておきます。
    2. 「終了」をクリックします。