前提条件と考慮事項

Oracle Essbaseのセットアップを始める前に、こちらの前提条件と考慮事項を確認のうえ、対応しておく必要があります。

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ固有の要件

Oracle Fusion Middleware Infrastructureがまだインストールされていない場合は、Essbaseのインストール前にインストールしておく必要があります。インストールの前提条件と手順は、「Fusion Middlewareのインストール」を参照してください。

Essbase固有の要件と考慮事項
  1. 次にリストされているものに加えて、LinuxへのEssbaseのインストールまたはWindowsへのEssbaseのインストールのデプロイメント固有の前提条件を参照してください。
  2. 現在サポートされているソフトウェア・バージョンは、Oracleの動作保証マトリックスを参照してください。たとえば、サポートされているバージョンのOracle DatabaseおよびMicrosoft SQL Server (動作保証マトリックスを参照)を使用します。Essbaseインスタンスにネットワーク接続できるサポート対象のリレーショナル・データベースに対するsysdba (またはadmin)ユーザー・アクセスが必要です。最良のパフォーマンスを得るには、データベースが物理的に同じ場所(データ・センター)にある必要があります。リレーショナル・データベースのインストールを参照し、選択したRDBMSのドキュメントを使用してください。
  3. プラットフォーム環境の考慮事項: プラットフォーム環境の計画を参照してください。
  4. オペレーティング・システムで使用されるエフェメラル・ポートの範囲が、予約済のEssbaseポートと競合しないようにしてください。ポート競合の回避を参照してください。
  5. 現在のEssbase製品バージョンを使用する前に、Oracle Essbaseリリース・ノートの関連トピックにリストされている認証パッチを適用してください。
  6. Teradataを使用するお客様の場合: Teradataデータベースへの接続を確立するには、Essbaseを実行するホストにTeradataクライアント・ドライバがインストールされている必要があります。