Execute Aggregate Build (集約ストレージ)

MaxL execute aggregate build文は、選択したビューに基づいて、Essbase集約ストレージ(ASO)キューブで集約を実行するために役立ちます。

ASO集約の生成に必要な最小アプリケーション権限は、アプリケーション・マネージャです。

構築するビューは、execute aggregate selectionを使用して以前に取得したビューIDで識別するか、集約スクリプトに保存されたビュー選択によって識別する必要があります。

また、Essbase集約ビューを自動的に生成するように構成することもできます。集約ビューの詳細は、集約ストレージ・データベースの集約を参照してください。

キーワード

MaxL execute aggregate buildを使用すると、次の方法でASO集約を構築(生成)できます。

execute aggregate build … using views...

以前に選択したビュー(1つまたは複数)と関連するASOアウトラインIDに基づいて、集約が構築されます。

execute aggregate build … using view_file VIEW-FILE-NAME

集約スクリプトに格納された、保存済ビュー選択に基づいて集約が構築されます。

execute aggregate build文を発行するときは、ビュー・ファイル名から.cscのファイル拡張子を省略します。

ノート

  • 任意のVIEW-IDおよびVIEW-SIZE引数を渡すことは可能ですが、この方法はサポートされていません。

  • execute aggregate selectionコマンドによって返されるVIEW-SIZE引数以外のものを渡すと、予測できない結果になることがあります。

execute aggregate build on database ASOSamp.Basic using views 711 0.00375 with outline_ID 4142187876;

ASOSamp.Basicキューブの集約を作成します。ビルドは、ビューIDが711で、ビュー・サイズが0.00375の集約ストレージ・アウトライン(4142187876として識別される)のビューに基づいています。

execute aggregate build on database ASOSamp.Basic using view_file myView;

集約スクリプトmyView.cscに保存されたビューに基づくASOSamp.Basicデータベースの集約が構築されます。