10.1 フォーム・タイプの理解
データベース・アプリケーションを作成する場合、開発者は編集可能な対話グリッド、フォーム、レポート付きフォームまたはマスター・ディテールという4つの基本的なフォーム・タイプを作成できます。
- 編集可能対話グリッド
編集可能対話グリッドの例を表示します。 - フォーム
フォームの例を表示します。 - フォーム付きレポート
フォーム付きレポートの例を表示します。 - マスター・ディテール・フォーム
マスター・ディテール・フォームの例を表示します。
関連項目:
親トピック: フォームの開発
10.1.1 編集可能対話グリッド
編集可能対話グリッドの例を表示します。
対話グリッドでは、検索およびカスタマイズ可能なレポートのデータのセットがユーザーに表示されます。編集可能対話グリッドでは、ユーザーはページ上で直接データ・セットを追加、変更およびリフレッシュすることもできます。 機能面では、対話グリッドには、対話モード・レポートで使用可能な多くのカスタマイズ機能と、マウスを使用して対話的にレポートを再配置する機能が含まれています。次に、編集可能対話グリッドの例を示します。

図form_ig.pngの説明
関連項目:
『Oracle Application Expressアプリケーション・エンド・ユーザー・ガイド』の編集可能対話グリッドの使用に関する項
親トピック: フォーム・タイプの理解
10.1.2 フォーム
フォームの例を表示します。
「フォーム」ではデータベース表の単一行を更新できるフォームを作成します。次に、表のフォームの例を示します。

図form_table_ig.pngの説明
簡易フォームの作成は、アプリケーションの作成ウィザードとページの作成ウィザードの両方でサポートされています。これらの2つのウィザードの主な違いは、ページの作成ウィザードには、より多くのカスタマイズ・オプションとデータ・ソース・オプションが用意されていることです。ページの作成ウィザードを使用すると、開発者は、データ・ソース(つまり、ローカル・データベース、REST対応SQLサービスまたはRESTデータ・ソース)を選択できます。また、開発者はブレッドクラムやナビゲーション・メニューを追加して構成するかどうかを指定し、それらを表示する列および順序を選択することもできます。
関連項目:
親トピック: フォーム・タイプの理解
10.1.3 フォーム付きレポート
フォーム付きレポートの例を表示します。
「フォーム付きレポート」では、レポート(つまり、対話グリッド、対話モード・レポートまたはクラシック・レポート)およびフォームを表に作成します。開発者は「レポート・タイプ」を選択して、レポートを対話グリッド、対話モード・レポートまたはクラシック・レポートにするかを決定できます。ユーザーは「編集」アイコンをクリックしてフォームにアクセスできます。
レポートとフォームの組合せは、アプリケーションの作成ウィザードとページの作成ウィザードの両方でサポートされています。これらの2つのウィザードの主な違いは、ページの作成ウィザードには、より多くのカスタマイズ・オプションとデータ・ソース・オプションが用意されていることです。ページの作成ウィザードを使用して、開発者はレポート・タイプ(つまり、対話グリッド、対話モード・レポートまたはクラシック・レポート)を選択して、データ・ソース(つまり、ローカル・データベース、REST対応SQLサービスまたはRESTデータ・ソース)を選択します。また、開発者はブレッドクラムやナビゲーション・メニューを追加して構成するかどうかを指定し、それらを表示する列および順序を選択することもできます。
次に、フォーム付き対話グリッド・レポートの例を示します。

図report_form_ig.pngの説明
親トピック: フォーム・タイプの理解
10.1.4 マスター・ディテール・フォーム
マスター・ディテール・フォームの例を表示します。
マスター・ディテール・フォームは、データベースの2つの表の1対多関係を示します。マスター・ディテール・フォームにより、ユーザーが2つの表またはビューに対して値を挿入、更新および削除できるようになります。通常、マスター・ディテール・フォームには、1つのHTMLフォーム内にマスター行および複数のディテール行が表示されます。開発者は1ページまたは2ページのマスター・ディテールを作成できます。マスター・リージョンおよびディテール・リージョンを構築する表を選択します。「マスター・ディテール」フォームのオプションは次のとおりです。
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積上げ: 編集可能対話グリッドを含む単一ページ・マスター・ディテールを作成します。
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左右: マスター表とディテール表を含む単一ページ(または「左右」)マスター・ディテールを作成します。左側には、マスター・レコードにナビゲートするマスター・リストがあります。右側には、選択したマスター・レコードおよび関連する詳細レポートがあります。
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ドリルダウン: 2ページ(または「ドリルダウン」)マスター・ディテールを作成します。1ページ目には、マスター表の対話モード・レポートがあります。2ページ目には、マスター用の標準フォームと、ディテール用の対話グリッドがあります。
親トピック: フォーム・タイプの理解