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2 コネクタのインストールとアンインストール

HP Service Managerコネクタは、Enterprise Managerの基本インストールの一部としてはインストールされないため、この章の説明に従って手動でインストールする必要があります。 次の内容について説明します。

コネクタのインストール

HP Service Managerコネクタは製品に付属していないため、Oracle Enterprise Managerストアからダウンロードする必要があります。 Enterprise Managerストアのコネクタはすべて、「自己更新」ページでダウンロードできます。

コネクタをダウンロードしてインストールするには:

  1. Enterprise Managerコンソールの「設定」メニューから、「拡張性」を選択し、次に、「自己更新」を選択します。

    関連項目:

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドで「Cloud Controlの更新」章の「自己更新の設定」項を参照してください。

    http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/doc.121/e24473/self_update.htm#BEJJEHDJ
  2. 「タイプ」列の「管理コネクタ」リンクをクリックします。

    HP Service Managerコネクタは、「使用可能」ステータスでリストに表示されます。

  3. 適切なHP Service Managerコネクタをクリックして選択し、「ダウンロード」をクリックします。

    「スケジュール・ダウンロード」ウィンドウが表示され、このウィンドウで、ダウンロードを実行するタイミングを指定できます。

  4. すぐにダウンロードする場合は、「選択」をクリックします。

    後でダウンロードするようにスケジュールする場合は、ダウンロードを行う日付と時刻を指定して、「選択」をクリックします。 スケジュールしたダウンロード日時の後で、この手順に戻り、残りの手順を終了する必要があります。

  5. 必要に応じて、コネクタのステータスが「ダウンロード済」に変わるまで画面をリフレッシュします。
  6. HP Service Managerコネクタをクリックして選択し、「適用」をクリックします。

    操作を確認するプロンプトに応答すると、リクエストが発行されたことを示すページが表示されます。

  7. コネクタのステータスが「適用スケジュール済み」から「適用」に変更されるまで画面をリフレッシュします。

Enterprise Managerがオフライン・モードである場合のコネクタのインストール

セキュリティの厳しい環境など、状況によっては、Enterprise ManagerとEnterprise Manager Updateストアとの間でインターネット接続を確立できない場合があります。 このような場合、オフライン・モードでコネクタをインストールするようにEnterprise Managerを設定できます。

Enterprise Manager Updateストアへの接続で引き続き必要なファイルを入手する必要があるため、インストール・プロセスでは、インターネットにアクセス可能なコンピュータがサイトに存在する必要があります。 このコンピュータにダウンロードしたファイルは、ファイアウォールを越えたところにあるコンピュータに転送できます。

Enterprise Managerがオフライン・モードである場合にコネクタをインストールするには:

  1. 最終的にコネクタをデプロイするシステムから、Enterprise Manager Cloud Controlをオフライン・モードに設定します。

    1. 「設定」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「オフライン・パッチ」を選択します

    2. 「オンライン設定とオフライン設定」ページで、「オフライン」を選択します。

  2. 「設定」メニューで、「拡張性」「自己更新」の順に選択します。

  3. 「自己更新」ページで、「更新の確認」をクリックします 更新のカタログ・ファイルをダウンロードできるOracleサイトへの次のURLを含んだメッセージが表示されます。

    https://updates.oracle.com/Orion/Download/download_patch/p9348486_112000_Generic.zip
    
  4. インターネット接続できるコンピュータから、メッセージに記載されていたURLを使用してカタログ・ファイルをダウンロードします。

  5. ダウンロードしたカタログ・ファイルを、コネクタをインポートする予定のOMSホストまたは管理エージェント・ホストにコピーします。

  6. Enterprise Managerにカタログ・ファイルをインポートします。

    • カタログ・ファイルがOMSホストにある場合は、次のようにします。

      emcli import_update_catalog -file="file" -omslocal
      

      各要素の意味は次のとおりです。

      • -file: コネクタ・アーカイブ(*.zip)へのダイレクト・パスです。

      • -omslocal: -fileオプションで指定されたパスに、Enterprise Managerサーバーが直接アクセス可能であることを示します

    • カタログ・ファイルが別のホストにある場合は、次のようにします。

      emcli import_update_catalog -file="file" -host="hostname" [-credential_set_name="setname"] | -credential_name="name" -credential_owner="owner"
      

    例2-1は、カタログ・アーカイブをインポートするサンプルを示しています。

  7. 「自己更新」ページの表で、「管理コネクタ」をクリックします。

  8. コネクタの更新ページで、ダウンロード可能なインポートされた更新を選択します。 「ダウンロード」をクリックします。

    更新をダウンロードできるOracleサイトへのURLを含んだメッセージが表示されます。

  9. インターネットに接続されたコンピュータから、前述のURLを使用して更新をダウンロードします。

  10. ダウンロードしたファイルを、コネクタをデプロイする予定のOMSホストまたは管理エージェント・ホストにコピーします。

  11. ダウンロードしたコネクタ・アーカイブをEnterprise Managerにインポートするには、次のコマンドを実行します。

    emcli import_update -file="<path to *.zip file>" -omslocal
    

    各要素の意味は次のとおりです。

    • -file: コネクタ・アーカイブ(*.zip)へのダイレクト・パスです。

    • -omslocal: -fileオプションで指定されたパスに、Enterprise Managerサーバーが直接アクセス可能であることを示します

例2-1 カタログ・アーカイブのインポートのサンプル

emcli import_update -file="/u01/common/p9348486_112000_Generic.zip"  -omslocal

Imports the master catalog file p9348486_112000_Generic.zip. The file must exist
on the OMS host. In a multiple OMS setup, the request can be processed by any
OMS, so the file should be accessible from the OMS processing the request. This
means that the file must be kept on a shared location that is accessible from all
the OMS instances.

emcli import_update -file="/u01/common/p9348486_112000_Generic.zip" -host="host1.example.com" -credential_set_name="HostCredsNormal"
 
Imports the master catalog file p9348486_112000_Generic.zip that is present on 
the host host1.example.com. The host must be a managed host target in Enterprise
Manager, and the Management Agent on this host must be up and running. The
preferred unprivileged credentials for host host1.example.com are used to retrieve
the remote file.

コネクタのアンインストール

コネクタをアンインストールするには、まず定義されているコネクタのインスタンスをすべて削除してから、コネクタを「自己更新」ページから削除する必要があります。

コネクタをアンインストールするには:

  1. 「設定」メニューで、「拡張性」「管理コネクタ」の順に選択します。
  2. 削除するコネクタのインスタンスを選択してから、「削除」をクリックします。
  3. 「確認」ページで、「はい」をクリックします。
  4. コネクタのすべてのインスタンスが削除されるまで、ステップ2と3を繰り返します。
  5. 「設定」メニューで、「拡張性」「自己更新」の順に選択します。
  6. 「タイプ」列の「管理コネクタ」リンクをクリックします。

    管理コネクタの更新のリストが表示されます。

  7. 削除するコネクタをクリックし、「アクション」を選択した後、「削除」を選択します。

    「更新の削除」ウィンドウが表示されます。

  8. 「削除」をクリックしてコネクタを削除します。

    確認を求めるポップアップ・ウィンドウが表示されます。

  9. 「OK」をクリックして確認し、コネクタを削除します。