PassThrough=2

PassThrough=2では、読取り専用キャッシュ・グループまたはREADONLYキャッシュ表属性を持つユーザー管理キャッシュ・グループに対して実行されたINSERTUPDATEおよびDELETE文がOracle Databaseにパススルーされることを指定します。

Passthrough=1の動作は、他のすべての処理およびキャッシュ・グループ・タイプに適用されます。

ノート:

別のユーザーがキャッシュされたOracle Database表で更新したのと同じ行をTimesTenのキャッシュ表で同時に更新した場合に発生する可能性がある競合を防ぐ必要があります。

図5-3に、Oracle Databaseにパススルーされる、読取り専用キャッシュ・グループ内の表Aおよび表Gに対する更新を示します。