ttOptClearStats
TBL_STATS
およびCOL_STATS
から、すべての行が削除されます。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseシステム表およびビュー・リファレンス』の「SYS.TBL_STATS」と「SYS.COL_STATS」を参照してください。
必要な権限
このプロシージャには、表の所有者の権限は必要ありません。tblName
が指定されていない場合、このプロシージャに権限は必要ありません(これは、tblName
が指定されていない場合、このプロシージャが現在のユーザーの表に対して操作を行うためです)。
ユーザーが表の所有者でない場合、このプロシージャにはALTER ANY TABLE
権限が必要です。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。
TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。
TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。
関連ビュー
このプロシージャには関連ビューはありません。
構文
ttOptClearStats('tblName', invalidate)
パラメータ
ttOptClearStats
には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
アプリケーション表の名前。表の所有者を含めることができます。 表名の指定にシノニムは使用できません。 |
|
|
|
結果セット
ttOptClearStats
は結果を返しません。
例
SALLY.ACCTS
表の統計を消去し、ACCTS
表に影響するすべてのコマンドを再準備します。
CALL ttOptClearStats ( 'SALLY.ACCTS', 1 );
現在のユーザーのすべての表の統計を消去し、これらの表に影響するすべてのコマンドを再準備します。
CALL ttOptClearStats();
現在のユーザーのすべての表の統計を消去しますが、これらの表に影響するコマンドは再準備しません。
CALL ttOptClearStats('', 0);