ttOptCmdCacheInvalidate

依存コマンドが再度呼び出された場合、この組込みプロシージャは、再コンパイルを強制するか、キャッシュからそのコマンドを削除します(ユーザーは再度それを準備する必要があります)。

このプロシージャは、次のような場合にコールします。

  • すべての必要な統計を収集した後。

  • 表のカーディナリティが大幅に変更された場合。

コマンドは、プロシージャによって再コンパイルが必要または無効としてマークされます。

コマンドの実行を停止するオプションはありません。

必要な権限

このプロシージャには、DDL権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャは、TimesTen Classicでサポートされています。

TimesTen Scaleoutアプリケーションでこの組込みプロシージャをコールできます。

TimesTen Scaleoutの場合、このプロシージャは、コール元の要素に対してローカルに実行されます。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttOptCmdCacheInvalidate('tblName', invalidate)

パラメータ

ttOptCmdCacheInvalidateには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

tblname

TT_CHAR(61)

依存コマンドを無効化または再コンパイルする必要のある表の名前。

invalidate

TT_INTEGER

依存コマンドを強制的に再コンパイルまたは無効化します。

1 - コマンドを再コンパイルする必要があることを示します。コマンドは、この組込みプロシージャのコール後の初回使用時に再コンパイルされます。(デフォルト)

2 - コマンドを無効化する必要があることを示します。コマンドが再利用または再コンパイルされることはありません。無効化のマークを付けた後でコマンドをコールすると、TimesTenによってエラーが返されます。

結果セット

ttOptCmdCacheInvalidateは結果を返しません。

表tab1で依存コマンドを再コンパイルするには、次のように使用します。

CALL ttOptCmdCacheInvalidate ('tab1', 1);

表tab1で依存コマンドを無効化するには、次のように使用します。

CALL ttOptCmdCacheInvalidate ('tab1', 2);