3 TPフレームワーク

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Oracle Tuxedo CORBA TPフレームワークでは、ユーザーが高パフォーマンスのTPアプリケーション用のサーバーを作成することを可能にするプログラミングTPフレームワークを提供します。ここでは、TPフレームワークのプログラミング・モデルおよびアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)について詳しく説明します。このAPIの使用方法については、『CORBAサーバー・アプリケーションの作成』でも説明しています。

Oracle Tuxedo CORBAサーバーを開発する場合、TPフレームワークは必須です。この要件は今後のリリースで緩和される予定ですが、多くの場合、TPフレームワークはアプリケーションの主要な構成部分として使用されると考えられます。

Oracle Tuxedoでは、ロード・バランシング、トランザクション機能、および管理機能を備えたインフラストラクチャを提供します。TPフレームワークで使用される基本APIは、Oracleが拡張したCORBA APIです。TPフレームワークのAPIは、顧客に公開されます。Oracle Tuxedo ATMIは、TPフレームワークのAPIと混在して利用可能なオプションのAPIです。このAPIを使用すると、CORBAサーバーとATMIサーバーが混在する環境で分散アプリケーションをデプロイできます。

Oracle Tuxedo CORBA以前、ORB製品は大規模環境ではOracle Tuxedoのパフォーマンスに及びませんでした。Oracle Tuxedoシステムは、1秒あたり数百のトランザクションを処理するアプリケーションをサポートしています。こうしたアプリケーションは、各リクエストで使用するシステム・リソースを最小限に抑え、したがってスループットおよびコスト・パフォーマンスを最大限に引き出す、Oracle Tuxedoのステートレス・サービス・プログラミング・モデルを使用してビルドされます。

現在では、Oracle Tuxedo CORBAとTPフレームワークによって、Oracle Tuxedo ATMIアプリケーションと同等のパフォーマンスを持つCORBAアプリケーションを開発できます。Oracle Tuxedo CORBAサーバーは、CORBAプログラミング・モデルを使用しながら、Oracle Tuxedoステートレス・サービス・プログラミング・モデルに近いスループット、レスポンス時間、およびプライス・パフォーマンスを実現します。