3.10.2.5.3 マップ・レイヤーとタイムラインについて
時空間マップ・レイヤーとCesiumタイムラインについて説明します。
- タイムラインにマップ・レイヤーを追加するには、まず、そのマップ・レイヤーの基礎となるデータセットで時空間を有効にする必要があります。詳細は、「データセットの時空間の有効化」を参照してください。
- その後、次のステップを実行すると、Cesiumタイムラインに1つ以上の時空間マップ・レイヤーを追加できます。
- マップ・ツールバーの「設定」アイコンをクリックし、「タイムラインの表示」トグルを
ON
に切り替えて、マップ・ビジュアライゼーション・キャンバスの下部にCesiumタイムライン・ウィジェットを表示します。 - 次に示すように、マップ・レイヤーのコンテキスト・メニューで「タイムラインに追加」オプションを選択します。
タイムラインにマップ・レイヤーが追加されます。
- マップ・ツールバーの「設定」アイコンをクリックし、「タイムラインの表示」トグルを
- タイムラインに複数のマップ・レイヤーを追加する場合は、次の点に注意してください:
- 該当する各マップ・レイヤーは、個別にタイムライン・イベントに応答します。そのため、マップ・レイヤーごとに独自のプロパティ(リフレッシュ時間など)を設定して、それに応じてリスナー・イベントに応答するように構成できます。タイムライン・イベントは
500ms
の刻時間隔ごとにスローされるため、そうしたイベントに応答するタイミングについて、各レイヤーには独自のリフレッシュ時間(500ms
を超える)を設定できます。 - また、履歴タイムスタンプ値が含まれてるデータセットのマップ・レイヤーの場合、すべてのレイヤーは現在のタイムライン範囲に応じてループ・バックします。これは、タイムラインに追加された最初のレイヤーと一致しますが、タイムライン設定で設定したカスタム範囲にすることもできます。
- ライブ・データセットに対応するレイヤーがタイムラインに追加されると、すでに履歴データセットのレイヤーがタイムラインをリスニングしていても、タイムラインはループ・バックすることなく進行を続けます。
- 該当する各マップ・レイヤーは、個別にタイムライン・イベントに応答します。そのため、マップ・レイヤーごとに独自のプロパティ(リフレッシュ時間など)を設定して、それに応じてリスナー・イベントに応答するように構成できます。タイムライン・イベントは
- すでにタイムラインに追加されているマップ・レイヤーの基礎となるデータセットのプロパティに、次のような変更を加えた場合:
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- 「時空間の有効化」トグルを無効にする
- 「データはライブです」と「移動オブジェクト」を切り替える
それにより、タイムラインからリスナーが削除されます。このような場合は、タイムラインからレイヤーを削除して、プロパティの変更後に再度追加することをお薦めします。
- 標準フィルタリング・データセットの「時間単位」プロパティを変更すると、その変更はすぐに反映され、マップ・ビジュアライゼーションのフィルタリングは新しい「時間単位」値に従うようになります。
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親トピック: 時空間データセットの視覚化