スプレッドシート・テンプレートの作成および編集
スプレッドシート・テンプレートの作成は、5ステップのプロセスです。次のようにします。
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テンプレートの一般情報を定義します。
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テンプレートのコンテンツとレイアウトを設計します。
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必要に応じて、テンプレート・インストラクションを含めます。
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データ・セット操作を実行できるユーザーと、そのテンプレートを保守できるユーザーを指定します。
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設計をレビューし、テンプレートからテスト・スプレッドシートを生成します。
 
このトピックでは、このプロセスの5ステップの手順を示し、既存のスプレッドシート・テンプレートの編集方法について説明します。
テンプレートの定義
次のステップを実行します。
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「データ交換」作業領域で、「スプレッドシート・テンプレート」を選択し、「スプレッドシート・テンプレート」ページを開きます。
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「作成」をクリックします。
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「テンプレートの作成」ダイアログ・ボックスで、次のようにします。
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テンプレートの名前を入力します。デフォルトでは、生成されたスプレッドシートの名前は、日時スタンプが付けられたテンプレートの名前です。
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「コード」の値は、「名前」の値に基づいて自動的に生成されます。コードは上書きできます。
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テンプレートを作成するビジネス・オブジェクトを選択します。
ノート: ビジネス・オブジェクト・リストの下部にある「検索」をクリックすると、「検索と選択: ビジネス・オブジェクト」ウィンドウが開き、「製品領域」と「ビジネス・オブジェクト」の2つの自由テキスト・フィールドが表示され、ワイルドカード検索を実行できます。 - 
                     
必要に応じて、1つの国別仕様データ・グループ(LDG)を選択します。通常、LDGはグローバル給与オブジェクトに関連しています。
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「サポートされている処理」フィールドで値を選択します。そのいずれのコンポーネントの削除もサポートしていないビジネス・オブジェクトを選択した場合は、デフォルトで「作成および更新」が表示されます。
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必要に応じて、摘要を入力してカテゴリを選択します。
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「OK」をクリックします。
「定義」ページが開きます。一部のフィールドには、「テンプレートの作成」ダイアログ・ボックスで入力した値が含まれています。テンプレートはデフォルトで下書きステータスになっています。スプレッドシート・ユーザーは、アクティブなテンプレートからのみスプレッドシートを生成できます。テンプレートは、使用準備が整うまで下書きステータスのままにします。
 
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「ジョブ」など、保護されていないオブジェクトのスプレッドシート・テンプレートの場合、またはデータ・セキュリティがHCMスプレッドシート・データ・ローダーでサポートされているオブジェクトの場合は、「テンプレート・セキュリティ」セクションで「次としてデータをアップロード」の値を設定します。この値によって、オブジェクトの履歴に表示されるユーザー名が決まります。保護されたオブジェクトの場合は、この値を設定できません。このステップは省略可能です。
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「テンプレート・パラメータ」セクションで、このテンプレートから生成されたすべてのスプレッドシートに適用するパラメータ値を設定します。このステップは省略可能です。
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「設計」タブをクリックして、「設計」ページを開きます。
 
テンプレートの設計
「使用可能属性」パネルに、オブジェクトの最上位レベルのコンポーネントのすべての属性がリストされます。「使用可能属性」メニューを使用して、別のコンポーネントを選択します。「サポートされている処理」フィールドで「削除のみ」の値を選択した場合、削除可能なコンポーネントのみが表示されます。
次のステップを実行します。
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「使用可能属性」パネルの属性を「選択済属性」パネルに追加します。属性を選択すると、オブジェクトを識別するために必要なすべての属性が、自動的に「選択済属性」パネルに移動します。
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個別の属性を必要に応じて編集するか、「属性定義の拡張オプション」を選択してすべての属性を一度に管理します。
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テンプレート設計が完了したら、「インストラクションの追加」タブをクリックしてインストラクションを入力します(必要な場合)。それ以外の場合は、「ロール・アクセスの管理」タブをクリックします。
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「選択済属性」パネルで属性の順序を変更して、生成されたスプレッドシートでの順序を指定します。
 
テンプレート・インストラクションの入力
「インストラクションの追加」ページで、テンプレートから生成されたスプレッドシートの個別のインストラクション・ワークシートに表示されるインストラクションを入力できます。これらの手順では、ロードされるオブジェクトの検証方法などについて記述できます。インストラクションを入力するには:
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「追加」をクリックします。
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「インストラクションの作成」ダイアログ・ボックスで、見出しとインストラクション・テキストを入力します。
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必要に応じて、インストラクション・テキストの追加セクションを作成するには、ステップ1と2を繰り返します。セクションを順序変更および削除できます。
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「ロール・アクセスの管理」タブをクリックします。「ロール・アクセスの管理」ページが開きます。
 
ロール・アクセスの管理
「ロール・アクセスの管理」タブで、次のロールを指定できます。
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テンプレートから生成されたスプレッドシートでのデータ・セットの作成、保存またはアップロード。
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テンプレートから生成されたスプレッドシートで作成されたすべてのデータ・セットの表示。
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テンプレートの保守。
 
次のステップを実行します。
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「ロール・アクセスの管理」ページの「許可済データ・セット操作」セクションで、「追加」アイコンをクリックします。
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「ロールの検索および選択」ダイアログ・ボックスで、1つ以上のカスタム・ロールを検索して選択し、「追加」をクリックします。
「許可済データ・セット操作」セクションにロールが表示されます。デフォルトでは、選択したロールはデータ・セットを作成および保存できます。必要に応じて、任意のロールに対して「アップロード」および「すべて表示」オプションを選択できます。
ヒント: 「ロール・アクセスの管理」タブで許可する処理は、デフォルトで有効になります。ロールの「使用可能」オプションの選択を解除し、ロールのアクセス権を一時的に無効にすることができます。 - 
               
ページの「テンプレート保守」セクションで、「追加」アイコンをクリックします。
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「ロールの検索および選択」ダイアログ・ボックスで、1つ以上のカスタム・ロールを検索して選択し、「追加」をクリックします。
「テンプレート保守」セクションにロールが表示されます。
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「保存」をクリックします。
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「レビュー」タブをクリックします。「レビュー」ページが開きます。
 
テンプレートのレビュー
「レビュー」ページには、テンプレート設計が表示されます。
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テンプレートを検証するには、「検証および保存」をクリックします。
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サンプル・スプレッドシートを生成するには、「プレビュー」をクリックします。
ヒント: 任意のページで「プレビュー」をクリックし、サンプル・スプレッドシートを生成できます。ただし、スプレッドシートには、これまでに保存した構成のみが表示されます。デフォルトのファイル名はGenericHdlSpreadsheet.xlsxです。
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ファイルをローカルに保存するか、開きます。開くと、サインインを求めるプロンプトが表示されます。
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スプレッドシートをレビューします。
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テンプレートを保存します。
 
テンプレートを使用可能にする準備が整ったら、編集してそのステータスを「アクティブ」に設定します。
「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」ページでは、アクティブなテンプレートのみを使用できます。
テンプレートの編集
スプレッドシート・テンプレートを編集するには、「スプレッドシート・テンプレート」ページで検索し、検索結果でその名前をクリックします。既存のスプレッドシート・テンプレートはどのステータスにあっても編集できますが、そのコードまたはタイプは変更できません。さらに、アクティブなテンプレートの属性は削除できませんが、無効にすることはできます。