Revenue ManagementとEnterprise ContractsおよびProject Billingの統合のガイドライン
Oracle Enterprise ContractsおよびOracle Project BillingからOracle Revenue Managementに契約データをインポートできます。
Revenue Managementへのデータのインポートを開始する前は、引き続き、Enterprise ContractsおよびProject Billingで収益が認識されます。開始日以降、収益、契約資産および契約負債の会計仕訳はRevenue Managementによって生成されます。
Enterprise ContractsおよびProject BillingデータをRevenue Managementと統合するには、次のステップを実行します。
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「収益管理のシステム・オプションの管理」ページで、Enterprise ContractsおよびProject Billing Cloudデータを統合するための開始日を定義します。開始日には、2014年1月1日以降の任意の日付を指定できます。
ノート: 開始日は、Revenue Managementにデータを初めて抽出した後、無効になります。開始日以降に作成されたすべての契約データは、Revenue Managementにインポートされます。 -
文書タイプ「Oracle Fusion Contracts」について「収益基準データの抽出」プロセスを実行します。このプロセスにより収益基準データが抽出されます。
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「顧客契約ソース・データの検証」プロセスを実行して、インポートされたデータを検証します。
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「顧客契約の識別」プロセスを実行して、契約と履行義務を識別および作成します。
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「Oracle Fusion Receivablesからの請求データのインポート」プロセスを実行して、請求データをインポートします。
ステップを完了した後、次の処理が発生します。
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「Oracle Fusion Applicationsからの収益基準データの抽出」プロセス:
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Enterprise ContractsおよびProject BillingからRevenue Managementに営業サイクル・データをインポートします。
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Enterprise ContractsおよびProject Billingから充足の記録イベントにイベントをインポートし、Revenue Managementに収益を記帳します。
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Revenue Managementアプリケーションによって、次の処理が実行されます。
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契約および履行義務を識別します。
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契約に値を割り当てます。
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収益を割り当て、認識します。
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「顧客契約の識別」プロセス:
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履行義務の会計仕訳を生成します。
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Enterprise ContractsおよびProject Billingから契約改訂をインポートします。契約改訂は、Revenue Managementで再配分され、再度計上されます。
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