6.12 植生指標計算
リモート・センシングで、正規化植生指標(NDVI)は、広く使用されている植生指標であり、植生領域を迅速に識別して植物の成長と状態を監視できます。
ランドサットTMイメージを使用した標準のNDVI計算式は(TM4 - TM3) / (TM4 + TM3)です。
例6-14 植生指標計算
例6-14は、ランドサット7 ETM+イメージを取得し、並列性を使用してNDVIを計算します。結果は、浮動小数点数のデータ型の別のラスターとして格納されます。GeoRaster代数言語で、バンド番号は0から始まるため、計算式は({3}-{2})/({3}+{2})という式に変換されることに注意してください。
DECLARE
geor1 SDO_GEORASTER;
geor2 SDO_GEORASTER;
EBGIN
-- Source ETM+ image
select georaster into geor1 from georaster_table where georid = 2;
-- Store NDVI
select georaster into geor2 from georaster_table where georid = 3 for update;
sdo_geor_ra.rasterMathOp(geor1,
SDO_STRING2_ARRAY('({3}-{2})/({3}+{2})'),
'celldepth=32bit_real',geor2, null, null, ‘parallel=4’);
update georaster_table set georaster = geor2 where georid = 3;
commit;
end;
/
NDVIに加え、リモート・センシングの領域には他の多くの植生指標があります。それらの多くは、GeoRasterラスター代数を使用して同様に計算できます。
親トピック: イメージ処理および仮想モザイク