3.2.4 ディレクトリ・サーバーのエントリを追加または変更できるユーザー

データベース・サービス・エントリは、インストール時またはインストール後に構成されます。次にOracle Enterprise Manager Cloud ControlまたはOracle Net Managerを使用して、データベース・サービス・エントリのOracle Net属性を変更できます。また、これらのツールを使用すると、ネットワーク・サービス名とネットワーク・サービス別名のエントリを作成できます。

これらの構成ツールを使用するには、ルートOracleコンテキストを持つDIT構成とアイデンティティ管理レルムが存在する必要があります。ディレクトリ管理者は、Oracle Internet Directoryコンフィギュレーション・アシスタントを使用してこの構成を作成します。デプロイメントによっては、ディレクトリ管理者は、さらに別のOracleコンテキストを作成する必要があります。通常、その他のOracleコンテキストは大規模なサイトの細分化、またはテスト環境からの本番環境の分離に使用されます。

次に示すように、特定のツールは特定のグループによって使用されるため、ツールを使用するにはそのグループのメンバーである必要があります。

  • Database Configuration Assistantを使用してデータベース・サービスを作成するには:

    • OracleDBCreatorsグループ(cn=OracleDBCreators,cn=OracleContext...)

    • OracleContextAdminsグループ(cn=OracleContextAdmins,cn=Groups,cn=OracleContext...)

  • Oracle Net Managerを使用してネットワーク・サービス名またはネットワーク・サービス別名を作成するには:

    • OracleNetAdminsグループ(cn=OracleNetAdmins,cn=OracleContext...)

    • OracleContextAdminsグループ

OracleNetAdminsグループの所有者はグループ自体です。OracleNetAdminsグループのメンバーには、Oracle Netのオブジェクトと属性に対する作成、変更および読取りのアクセス権限があります。また、グループにメンバーを追加または削除したり、OracleNetAdminsグループの所有者となるグループを追加または削除したりすることもできます。

OracleNetAdminsグループのメンバーは、他のメンバーをOracleNetAdminsグループに追加したり、グループから削除できます。別のグループがOracleNetAdminsのメンバーを追加または削除できるようにする場合は、OracleNetAdminsグループの所有者属性を別のグループに変更します。所有者は、個別のユーザー・エントリではなく、グループ・エントリである必要があります。このグループ・エントリは、LDAPスキーマ・オブジェクト・クラスのGroupOfUniqueNamesorclPriviledgeGroupで構成されたグループ・エントリです。

OracleContextAdminsグループは、Oracleコンテキストのスーパーユーザーのグループです。OracleContextAdminsグループのメンバーは、サポートされているすべてのタイプのエントリをOracleコンテキストに追加できます。

Oracleコンテキストを作成したディレクトリ・ユーザーは、これらのグループに自動的に追加されます。その他のユーザーは、ディレクトリ管理者によってこれらのグループに追加されます。

関連項目: