ホスト・アクティビティの監視
パフォーマンス・ページの「ホスト」表に、データベースのホスト・システムの使用状況に関する情報が表示されます 。
ホスト・システムにデータベースを実行するために十分な使用可能なリソースがあるかどうかを確認するには、使用するCPU、メモリーおよびディスクのリソースの量に対する適切な要件を確立します。次に、データベースによりこれらのリソースが過剰に消費されていないかどうかを確認できます。
CPU、メモリーおよびディスク使用率の詳細を表示するには:
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「ターゲット」メニューから「ホスト」を選択します。
ホスト・ページが表示されます。
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ホストのリストで、データベースが存在するホストの名前をクリックします。
ホスト名ページが表示されます。ホスト名とは、ホストの名前です。
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十分なリソースが使用可能かどうか、またシステムにより過剰なリソースが使用されているかどうかを確認します。
たとえば、次の場合にデータベースにより使用されるCPU、メモリーおよびディスクのリソースの量を確認します。
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システムがアイドル状態(データベースのアクティビティがほとんど存在しないか、データベース以外のアクティビティが存在する)の場合
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平均ワークロード
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ピーク・ワークロード
システムのリソース使用率のレベルを評価する場合、ワークロードは重要なファクタです。ワークロードのピーク時に、CPUに10パーセントのアイドル時間および待機時間があり、リソースの使用率が90パーセントの場合、許容範囲内です。ただし、通常のワークロードにおいて、システムが高い使用率を表示するような場合は、追加のワークロードのための容量はありません。
次のタスクを実行して、データベースのホスト・アクティビティを監視します。
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パフォーマンス・メトリックに対する適切なしきい値を設定すると、これらのしきい値を超えた場合、システムにより自動的にアラートが生成されます。
メトリックのしきい値の設定については、「パフォーマンス・アラートのメトリックしきい値の設定」を参照してください。