ホスト・アクティビティの監視

パフォーマンス・ページの「ホスト」表に、データベースのホスト・システムの使用状況に関する情報が表示されます 。

ホスト・システムにデータベースを実行するために十分な使用可能なリソースがあるかどうかを確認するには、使用するCPU、メモリーおよびディスクのリソースの量に対する適切な要件を確立します。次に、データベースによりこれらのリソースが過剰に消費されていないかどうかを確認できます。

CPU、メモリーおよびディスク使用率の詳細を表示するには:

  1. 「ターゲット」メニューから「ホスト」を選択します。

    ホスト・ページが表示されます。

  2. ホストのリストで、データベースが存在するホストの名前をクリックします。

    ホスト名ページが表示されます。ホスト名とは、ホストの名前です。

  3. 十分なリソースが使用可能かどうか、またシステムにより過剰なリソースが使用されているかどうかを確認します。

    たとえば、次の場合にデータベースにより使用されるCPU、メモリーおよびディスクのリソースの量を確認します。

    • システムがアイドル状態(データベースのアクティビティがほとんど存在しないか、データベース以外のアクティビティが存在する)の場合

    • 平均ワークロード

    • ピーク・ワークロード

    システムのリソース使用率のレベルを評価する場合、ワークロードは重要なファクタです。ワークロードのピーク時に、CPUに10パーセントのアイドル時間および待機時間があり、リソースの使用率が90パーセントの場合、許容範囲内です。ただし、通常のワークロードにおいて、システムが高い使用率を表示するような場合は、追加のワークロードのための容量はありません。

    次のタスクを実行して、データベースのホスト・アクティビティを監視します。

  4. パフォーマンス・メトリックに対する適切なしきい値を設定すると、これらのしきい値を超えた場合、システムにより自動的にアラートが生成されます。

    メトリックのしきい値の設定については、パフォーマンス・アラートのメトリックしきい値の設定を参照してください。