データベースのチューニング準備

この項ではデータベースのチューニング前に行う必要のあるステップをリストして説明します。

チューニングのためにデータベースを準備するには:

  1. ユーザーからフィードバックを取得します。

    パフォーマンス・プロジェクトの有効範囲、最終的なパフォーマンスの目標、および将来のパフォーマンス目標を決定します。このプロセスは今後の容量計画にとって重要です。

  2. ユーザーのパフォーマンスに影響するすべてのシステムのオペレーティング・システムをチェックします。

    ハードウェアまたはオペレーティング・システム・リソースが完全に使用されていることを確認します。発生する可能性のある問題として超過したリソースをリストし、後で分析します。さらに、すべてのハードウェアが正常に機能していることを確認します。

  3. STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがTYPICAL(デフォルト)またはALLに設定されていることを確認し、AWRおよびADDMを含むOracle Databaseの自動パフォーマンス・チューニング機能を有効にします。

  4. CONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESS初期化パラメータをDIAGNOSTIC+TUNING(デフォルト)またはDIAGNOSTICに設定し、ADDMを有効にします。