5.13.3 /u01ファイル・システムのサイズの増加

この手順では、/u01ファイル・システムのサイズを増やす方法について説明します。

これはファイル・システムがオンラインの場合に実行できます。

ノート:

VGExaDbボリューム・グループ内に、少なくとも1GBの空き領域が必要です。空き領域は、ソフトウェア保守の際に、dbnodeupdate.shユーティリティで作成したLVMスナップショットで使用します。「Oracle Linuxデータベース・サーバーのスナップショット・ベースのバックアップの作成」の手順に従い、/ (root)および/u01ディレクトリのバックアップをスナップショット・ベースで作成する場合、VGExaDbボリューム・グループに少なくとも6GBの空き領域が必要です。

  1. 現在の環境に関する情報を収集します。
    1. dfコマンドを使用して、/u01パーティションの空き領域および使用済領域の容量を確認します。
      # df -h /u01
      

      次に、コマンドの出力例を示します。

      Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
      /dev/mapper/VGExaDb-LVDbOra1
                            9.9G  1.7G  7.8G  18% /u01
      
    2. lvsコマンドを使用して、/u01ファイル・システムで使用される現在の論理ボリューム構成を表示します。
      # lvs -o lv_name,lv_path,vg_name,lv_size /dev/VGExaDb/LVDbOra1
      

      次に、コマンドの出力例を示します。

      LV        Path                  VG       LSize 
      LVDbOra1 /dev/VGExaDb/LVDbOra1  VGExaDb 10.00g
      
  2. ボリューム・グループVGExaDbの使用可能な領域を確認するには、vgdisplayコマンドを使用します。
    # vgdisplay VGExaDb -s
    

    次に、コマンドの出力例を示します。

    "VGExaDb" 53.49 GiB [42.00 GiB used / 11.49 GiB free]
    

    コマンドの出力で空き領域が1GB未満と表示された場合は、論理ボリュームもファイル・システムも拡大できません。アップグレードの際にdbnodeupdate.shユーティリティで作成されるLVMスナップショットのために、VGExaDbボリューム・グループ内に、少なくとも1GBの空き領域が必要です。ボリューム・グループに十分な空き領域がない場合、新しいディスクをLVMに追加する必要があります。

  3. 論理ボリュームのサイズを変更するには、lvextendコマンドを使用します。
    # lvextend -L +sizeG /dev/VGExaDb/LVDbOra1
    

    前述のコマンドで、sizeは論理ボリュームに追加する領域の容量です。

    次の例では、拡大する論理ボリュームは10GBです。

    # lvextend -L +10G /dev/VGExaDb/LVDbOra1
    
  4. 論理ボリューム内のファイル・システムのサイズを変更するには、resize2fsコマンドを使用します。
    # resize2fs /dev/VGExaDb/LVDbOra1
    
  5. dfコマンドを使用して、領域が拡張されたことを確認します。
    # df -h /u01